ニトクリス〔アサシン〕/性能 - Fate/Grand Order @wiki 【FGO】

2017年夏イベント「デッドヒート・サマーレース」で実装された期間限定の星4アサシン。

ステータスはバランス型。他の星4アサシンと比べてHPが高くATKが低めとなっている。
しかし、Q3枚構成が多いアサシンの中ではA2Q2B1とアーツ寄りの性能をしている上に、後述する第3スキルのおかげで素殴りの火力差は感じづらい。
Hit数はQ3/A2/B1/EX4/宝具3。N/Aは0.83→0.78と標準よりやや低め。
AのHit数がQ/EXより少ないため、素殴りで稼げるNPは多くはないが少なくもない。また宝具でのNP獲得量は標準よりも多くなっている。
Artsを主体に戦うサーヴァントなので星出しには期待せず、A始動ボーナスのためのカード供給やArtsチェインの確率を上げてパーティ全体の宝具回転を上げる役割を任せることができる。
キャスター時と秩序・善なのは共通だが、副属性は地→天に変化しており、〔夏モード〕特性が追加されている。

スキル

【スキル1】白き御衣 A CT:7-5
ナーサリー・ライムおよび刑部姫強化前の「変化 A+」とほぼ同様のもの。
スキル使用時、特に1ターン目は最大60％と非常に高い防御力を誇る。CTも短めで取り回しが良い。

【スキル2】ビーチパニック EX CT:9-7
ターゲット集中＆最大2000のダメージカット状態を自身に付与する。
第1スキルと合わせるとボスからのクリティカルすらかすり傷に抑えられるほどの耐久力を得られる。
ターゲット集中の持続は1TかつCTが7～9Tと長めのため、長期的なフォローは苦手なので使い所は吟味しよう。

【スキル3】熱砂の王道 A CT:8-6
自身の火力とNP効率を引き上げる優秀なバフスキル。
攻撃力の上昇値は、諸葛孔明の持つ「軍師の指揮 A＋」、NP獲得量は限凸した天の晩餐とそれぞれ同等と良好。
宝具威力アップも攻撃力上昇と乗算になるため実質1.56倍となり、数値だけを見れば「魔力放出 A」以上となる。

宝具「 穢れを漱げ、青く美しきナイル (スネフェル・イオテル・ナイル)」

全体攻撃Arts宝具。アサシンの全体宝具は貴重。
ダメージ前に即死＆ダメージ後に敵全体の防御ダウン。
Arts属性で全体に3hitずつするため、攻撃で敵の数×7～10％程度のNPを回収することができる。
しかし、即死した敵からは攻撃hitによるNP回収ができない仕様には注意。

2024/8/7実装の強化クエストクリア後は、ダメージ基礎倍率がアップし、即死判定より先にダメージ判定するようになり、即死率もアップ。敵全体へのスキル封印付与(1T)とフィールドを〔水辺〕状態に変更(5T)が追加された。
これによりArts宝具連射と即死狙いのどちらも狙いやすくなった。
ちなみに水辺化状態は自身ではなくフィールドに付与するため、ニトクリス自身が退場しても持続する。

総評

総じて、攻防共に優秀な自己バフとNP回収に優れた強化済宝具を備え、いざという時には盾役もこなせるシステムアタッカー。
直接的な支援性能は低くアタッカーを複数並べる運用には向かないが、ライダーの攻撃からの盾になれる点で有力サポーターが多いキャスターとの親和性が高いのは魅力的。~。

同じく天属性の星4アサシンで全体A宝具を有する水着ワルキューレがライバルとなる。
宝具レベル5が基本かつ地属性への特攻を有するワルキューレは副属性有利相手への初段火力や、NP20%チャージによるシステムの余裕で勝るが、こちらは強化済宝具による他の副属性への火力や、防御デバフの累積による長期戦性能で上回る。
育成状況に差がなければ、対地特化ならワルキューレを、汎用的な火力を求めるならこちらを起用するのが良いだろう。

相性の良いサーヴァント

自力での即時NP獲得ができないため、基本的にはArtsサポーターの定番であるアルトリア・キャスターと組ませて使うこととなる。

宝具でフィールドを〔水辺〕に変更できるので、スペース・エレシュキガル、ネロ・クラウディウス、、水着ジャンヌ、水着マルタ、水着虞美人、ネモなどとも組みやすくなった。
もっとも、ニトクリスはこれ以外に大した支援性能をもたないので、フィールド目当てであればひびき＆千鍵や張角の方が組ませやすいか。

相性の良い概念礼装

宝具のNP獲得量が多いため、対ライダー3体であればキャストリア込みで黒の聖杯を採用しても3連発が可能。
対狂や変則クエストなどNPの余裕がなければ笑顔のしるしなどのArts上昇系か、オーシャン・フライヤーなどのNP獲得系がおすすめ。