昨日 - 今日 - 合計 -
登場 |
9巻8話(86話)「退治屋」 |
退場 |
23巻7話(225話)「城跡の化け物」 |
分類 |
原作/アニメ |
【概要】
- 奈落の城とは、奈落の持ち城の一つである。本来は武蔵の国の人見家の城だが、奈落が謀略によって城と城主としての地位を奪い取った。国境が近いとされているため、武蔵の国のはずれに位置している。物語開始時、奈落は人間として人見家の若殿人見 蔭刀に側近として仕えていた。当時の奈落は妖怪の知識に秀でた人間として活動しており、蔭刀からは便利な男として重用されていた。しかし、奈落の目的は蔭刀の姿に変化する事で、人見家の地位と城を奪い取る事にあった。奈落は蔭刀を謀殺するとその姿を奪い取り、自らが人見家の城主に成り代わったのである。作者は、奈落は蔭刀の容姿だけでなく、人見家の城も気に入って乗っ取りを画策したとコメントしている。
- 以降、人見家の城は奈落の城と呼ばれ奈落一派の拠点として長く活用された。奈落は城を乗っ取った当初は表向きには人間として活動しており、城の人間を配下として動かす事もあった。しかし、21巻の時点で奈落の結界が強力な瘴気を帯びた事で、城の人間は全滅したと神楽が述べている。その時点で奈落は表向きにも人見家の城主蔭刀としてではなく、奈落として活動するようになった。奈落は城をまるごと移動させたり、強力な結界で覆うなど人見家の城を拠点として長らく使っていたが、23巻において犬夜叉と殺生丸が攻め込んできたのを機に、白心上人が守護する霊峰・白霊山に拠点を移した。奈落が城に戻る事はなかったが、奈落が城に捨てた肉体が妖怪として城から蘇るなど、物語には影響を及ぼしている。
最終更新:2025年02月13日 15:08