宝仙鬼(先代)

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作中で死亡 四魂のかけらの所有者 圧倒的強者 大妖怪 妖怪 妖怪の墓場 無窮の生命力 犬夜叉の父の関係者 登場人物 絶大な妖力 至高の知力 西国 金剛槍破

登場 32巻10話「血の河」
退場 33巻8話「帰還」
所属 犬夜叉の父の関係者
種族 妖怪
性別
年齢 不明
出身 西国
血縁者 宝仙鬼
職業 宝石育成
想い人 なし
CV 大友 龍三郎
分類 原作/アニメ

【概要】

  • 宝仙鬼(ほうせんき)先代(せんだい))は、西国にある沼を拠点にしていた宝石の妖怪である。大妖怪の一人に数えられる。犬夜叉の父の友人。年齢は不明だが、数少ない冥加よりも目上の妖怪。-普段は仙人のような姿をしているが、変化を解いた真の姿は巨大な金剛石(ダイヤモンド)で構成された肉体を持つ怪物。

  • 宝仙鬼は冥加からも悪い妖怪ではないと評されているように、自分が認めた相手に対しては一定の敬意を払った。しかし、宝仙鬼は息子のように誰に対しても穏やかに接するわけではなかった。彼は大妖怪としての高い気位と厳格な性格を兼ね備えており、初対面の相手には極めて威圧的な態度を取った。生半可な事では宝仙鬼の信頼を勝ち得るのは難しく、時には自分に近づく者に容赦なく攻撃を加えた。弥勒は「乱暴でとりつく島もない」と宝仙鬼の激しい敵意に驚いた。宝仙鬼は完全な妖怪としての矜持から半妖という存在を見下していたが、同時に自分には理解できない人の心を持つ半妖という存在に、ある種の憧憬を抱いていた。彼は犬夜叉に金剛槍破を授けたが、その際に重要視したのは半妖として、そして人の心を持って刀を振るう事だった。その場には同じ犬夜叉の父の息子であり完全な妖怪でもある殺生丸も駆けつけていたが、彼は殺生丸に対しては一切の関心を示さず、殺生丸が奈落の結界を破れるとも考えてはいなかった。

  • 宝仙鬼はこの世と異世界をつなぐ宝石を育てる妖怪であり、育てた宝石ひとつひとつがあらゆる異世界への入り口になっていた。そのうちの一つが妖怪の墓場へとつながる黒真珠である。友人である犬夜叉の父が竜骨精によって重傷を負った時、彼は妖怪の墓場へつながる黒真珠を作って犬夜叉の父に譲り渡した。

【来歴】

  • 初登場時点では既に故人であり、息子が宝仙鬼の名を継いでいるが、作中で単に宝仙鬼と呼ばれた場合は犬夜叉と関わりの深い先代となる。初登場時点では故人だが、少なくとも2巻において犬夜叉たちが一度目に妖怪の墓場に辿り着いた時点ではまだ存命だった。しかし、29巻における白霊山崩落よりも前には亡くなっている。死亡してからも自我を保った状態のまま、妖怪の墓場で犬夜叉の父の体内に巣くっており、奈落による四魂の玉の完成を防ぐ為に自分が死ぬ際に四魂のかけらを妖怪の墓場に持ち込み守護していた。しかし、犬夜叉との戦いで弱体化したところを奈落によって攻撃され、所持する四魂のかけらを奪われてしまった。敗北した宝仙鬼だったが、犬夜叉の仲間を守る姿に強い関心を抱き、自らの妖術・金剛槍破を犬夜叉に授けた。


【能力】

  • 宝仙鬼は齢を重ねた大妖怪であり、数多の妖怪の中でも特に強力な戦闘力を持つ事で知られていた。殺生丸を相手取る事も躊躇しない奈落ですら、宝仙鬼とは真っ向から戦おうとはしなかった。金剛石で構成された彼の肉体は、最強と言われる冥王獣の鎧甲に次ぐ防御力を誇っている。物理的な防御力に加え、彼の妖力はかごめの霊力を上回っていたため、破魔の矢にも強い耐性を持っていた。彼の妖力は金剛槍破と呼ばれており、槍型の金剛石を自由に操るものだった。金剛槍破は殺生丸でも傷一つ付けられない新生奈落の結界をも容易に打ち破る事ができた。

  • 金剛槍破は後に犬夜叉にも授けられ、犬夜叉にとって最も強力な技の一つとなった。しかし、犬夜叉を経由して魍魎丸奈落も宝仙鬼の金剛槍破を強力な武器として利用するようになり、彼の妖力は終盤まで犬夜叉たちにとっても大きな障害となった。
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 【犬夜叉や奈落も宝仙鬼の実力を認めている】

【戦闘録】

33巻1話~3話 犬夜叉 敗北(奈落の介入による)

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最終更新:2024年03月25日 21:37