シーハルク

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#image(She-hulk.png,width=300,title=脚がグンバツの女)
[[マーベルコミックス>アメコミ]]に登場する女性ヒーロー。女性なので「ヒロイン」と呼ぶべきかもしれないが、活動内容は「ヒーロー」である。
「She-hulk」と書く。直訳すれば「女ハルク」という意味で、''「海(Sea)ハルク」''ではない。
愛称は名前をもじって「シャルキー」(Shulky)。

本名ジェニファー・スー・ウォルターズ。後にジョン・ジェームソン([[デイリービューグル>スパイダーマン]]編集長の息子)と結婚しジェームソン姓となる。
[[ハルク]]ことブルース・バナー教授のいとこで、ある時重傷を負った際にブルースから輸血を受けたことで、ハルク同様の緑色の肌と超怪力を手に入れた。
ハルクほど極端ではないが大柄な体に変身しており、戦闘時は[[身長約2m>ブラック・ウィドー]]、体重&b(){約300kg}という人間離れしたスペックになる。
ちなみにこれがどれくらいヘビーかというと、日本人女性で探せばいる&b(){160cm程度に相似縮小しても約154㎏}。
彼女は四肢が長く日本人女性とは体形がだいぶ違うことを差し引いても、体の密度が常人のおよそ3倍ある(岩石並み)ということである。
こうした設定は[[アスガー>サーター]][[ド神族>ロキ]]も共通しており、彼らはおおむね人類の3倍の体の密度を持つため強靭な筋力と生命力を持つ
(その中でも[[ソー]]は飛び抜けて強靭である)。
……そのため、北欧神話の見目麗しい女神様が&b(){体重150kg}ということになったりしている。&s(){人間の夢を打ち砕かないで下さい}

変身後に知性を保っていられるかどうか&s(){ストーリー展開の都合で頻繁に設定変更される}不安定なところのあるハルクと違い常に知的で、
その知力も[[弁護士>デアデビル]][[業務>成歩堂龍一]]でヒーローたちを法的な側面からサポートするほどの敏腕、もちろん美女でお色気満点、
私生活に難があり性格的にも他人と打ち解けられないハルクと違い、職業は安定し、性格は快活かつ社交的で仲間も多く、
それでいて奔放で&s(){エロ}セクシーシーンもお約束&link_anchor(*1){*1}、パワーはハルク譲りなので全マーベルヒーローの中でも上位クラス、
さらには[[第四の壁を突破している>デッドプール]]という究極超人。&s(){設定だけ並べるとラノベのテンプレ最強ヒロインみたいである。}
「アベンジャーズ」や「FF(ファンタスティック・フォー)」といった、名だたるヒーローチームへの参加経験もある。
ちなみにハルクと同じく「レッドシーハルク」というよく似た別人(正体は身内だったが)がいたりする。

**格闘ゲームにおけるシーハルク
カプコンの格闘ゲーム『MARVEL SUPER HEROES』では、プレイヤーキャラクターではないが、
[[サノス]]ステージの背景で[[石化>ライダー]]している大勢のヒーロー達の中におり、エンディングで救出される。
#region(当時コミックゲーメストに載っていた紹介漫画)
#image(シーハルクさん 1.jpg,,width=500,title=同じくゲーム本編に出られなかった中のスカーレットウィッチ。一方ここで話しかけてきたノヴァはしれっとUMVC3に…)
#image(シーハルクさん 2.jpg,,width=500,title=スカーレットウィッチの杖破壊魔法を食らって無傷。つええ)
#image(シーハルクさん 3.jpg,,width=500,title=「異議あり裁判長!」まさか本当になってしまうとは…自分の技じゃないけど。)

このように、マーベルユニバースでは長年「会社を代表する女性キャラ」(特にDCユニバースの[[ワンダーウーマン]]と張り合えるスペック・ポジションの女性キャラ)が存在しなかったのだが、現在では社名を背負った[[キャプテンマーベル>キャプテンマーベル(マーベル)]]に[[女性キャラ>ミズ・マーベル]]を配置してさかんに推し出している。
[[ソー]]がいない時なんかは[[キャプテンアメリカ]]・[[アイアンマン]]・キャプテンマーベルでBIG3扱いみたいな事にも。
#endregion

その後しばらく出番が無かったが、『[[MVC3>MARVEL VS. CAPCOM]]』にプレイヤーキャラとして登場した。

***『UMVC3』での性能
ここでは主にバージョンアップ版であるUMVC3での性能を記載する。
ハルクと同種の力を持つだけあって体力の高いパワーキャラであるが、彼女は投げの多いややテクニカルなキャラになっている。
ハルクとの違いは[[アーマー>スーパーアーマー]]を持つ技があまりないことや遠距離用の技や飛び道具を一切持たないこと。
そのため考えなしに遠くの相手に触りに行くことはハルク以上に難しい。
通常技のリーチは長いが、UMVC3で小足が連打キャンセル不能になったりしゃがみ強の移動距離が短くなったりしたので、密着戦はやや弱くなった。
特徴的なのは22Sのクラウチングという技で、クラウチングスタートの構えを取りそこから様々な派生技を繰り出す。
この技からの派生はダウン拾い、技の隙の[[キャンセル]]、移動技からの立ち回りなどいろんな場面で使うことになる。
慣れは必要だが、うまく使えれば独特な緩急をつけた攻めが可能になる。
他には236攻で出る[[コマンド投げ]]のヘヴィストライクも決まれば長い拘束時間から様々なコンボにつないで行ったり、[[補正]]切りにも用いられる。

HCは3種どれも優秀。コンボに用いられる「エメラルドキャノン」(さらに派生で「エメラルドインパルス」→「エメラルドディザスター」となる)、
対空投げの「クリミナルランドリー」(通称ハイヤフー)、そしてLv3HCでコマンド投げの「テリブルアクシデント」。
特にテリブルアクシデントは少し出は遅いが無敵も長く、さらに決まれば相手が画面端付近で吹き飛ぶので追撃でコンボも入れられる。
この技の演出は「暴走運転する車から守るために相手を突き飛ばし、暴走車を生身で受け止め上にブン投げるが、
投げた車が相手の上から降ってきて大爆発を起こす」というもの。
投げが成立すれば上記の演出に入るが、投げが成立しなくても[[暴走車が画面を横切る>ホル・ホース]]のが大きな特徴。
この車は耐久力が高く発生保障もあるので、投げが成立しなくてもシーハルク側にリスクがない。それどころか車を盾に中下段の択を仕掛けたりもできる。
ラス1の状態からガード硬直をXファクターでキャンセルしこの技を決めれば、追撃も含めて簡単に火力が出るので逆転力はかなり高い。

しかし、アシスト性能はそこまで強くはないこと、画面中央でのダウン拾いが難しいこと、基本的にDHCがエメラルドキャノンしかない上に、
壁バウンドを使う(壁バウンドや床バウンドはコンボ中各一度しか使えず、二度めは相手が即復帰してしまう)などの癖もあり、
チームメイトはよくよく吟味する必要がある。
また、このゲームは投げ技の後の追撃には大きな補正がかかるので、投げの多い彼女は場面によってはそこまで火力の出ないことも多い
(このゲームでは通常投げ後の追撃は0.5倍、コマンド投げの場合0.7倍のダメージ補正がかかってしまう。
 この補正は投げたキャラにしか適用されない為、DHCや生交代でキャラを交代すれば投げ補正のないダメージを与えられる。
 ちなみに交代後に投げたキャラがアシストで追撃する場合、そのアシスト攻撃には投げ補正が乗っている)。
体力の高さやアシストによるエリアル拾い直しを利用した高火力を生かした先鋒、
ディレイドクリミナルランドリーによる補正切りや生交代コンボのいかせる中堅、高い逆転力を持つ大将など、
それぞれどのポジションでも強みはあるので、うまく使っていこう。

#region(他のゲームにおけるシーハルク)
前述の漫画にもあるように、SFC版『MARVEL SUPER HEROES』(格ゲーではない横スクロールアクション)に登場。''……敵としてだけど。''
しかも''雑魚敵''なので同時に''複数体湧いてくる''というあんまりな扱いであった。&s(){おまけに似てないし}
なんでこんなことになったかと言うと、このゲームの敵は[[サノス]]や[[Dr.ドゥーム]]などの一部を除き、「ヒーロー達の悪のドッペルゲンガー」という設定だから。
彼女だけではなく[[アイアンマン]]や[[ウルヴァリン]]に[[ハルク]]、[[デアデビル]]や[[ホークアイ]]といった人達も同様の被害に遭っているのだ。
……問題は種類が少なくてボスも雑魚も殆ど同じ奴らしかいないってことなんだけど。
&s(){特にホークアイとデアデビルはやたら雑魚としての出番が多い気がする}

また、プレイステーションで発売されたベルトスクロールアクション『ファンタスティック・フォー』にも、
[[シング>ザ・シング ]]不在時に代理で「FF(ファンタスティック・フォー)」に所属していた設定を踏まえてプレイヤーキャラとして登場。
……が、マニュアルやゲーム中にもそんな説明は一切無い上に、&b(){そもそもシングがプレイヤーキャラにいる}ので存在意義がよく分かんないことに…。
当時の国内での知名度を考えると%%原作知らない人がそもそもこのゲーム買うのかというのはこの際置いといて%%、
何で彼女が紛れ込んでるのか分からないであろう人が恐らく殆どであり、ハッキリ言って&b(){この緑のお姉さんの存在は思いっきり浮いていた。}
つうか5人いたら&b(){「ファンタスティック・ファイブ」}になっちゃうだろ!
おまけにオープニングやエンディングのムービー、果てはゲームオーバー画面でも&b(){物の見事に1人だけハブられている}始末。彼女が一体何をしたというのか。
%%本来出す予定が無かったのに急遽ねじ込まれたんだろうか%%
#endregion

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**MUGENにおけるシーハルク
[[ワンダーウーマン]]の&b(){カラーパレットを変えただけ}というのが以前存在したらしいが、
後にきちんとしたシーハルクが作られている。
2体ほど確認されており、いずれも[[新MUGEN>新バージョンmugenについて]]専用。海外サイト「mugen multiverse」にて代理公開されている。

#region(thepaniqd氏 & silentripper氏製作)
-thepaniqd氏 & silentripper氏製作
#image(She-hulk2.gif,title=こう見えてKFMより頭一つでかいんです)
スポーティーなコスチュームのシーハルク。
silentripper氏の[[イライザ]]のスプライトをベースに製作されており、パッと見は&b(){緑色のイライザ}。
だがサイズはイライザよりも遥かにデカく、繰り出す必殺技も別物である。&s(){[[羅生門>真空投げ]]や[[烈風拳>ギース・ハワード]]も使わないし。}しっかり差別化されているので安心されたし。
マヴカプ形式の6ボタン操作でエリアルレイブなども搭載。
震脚で地面をぶち抜いたり、まんま昇竜拳な技(その名も「''GShoryuken''」)を繰り出したりと、豪快な打撃技主体で戦う。
[[運送技>ゴッドプレス]]や、唯一の飛び道具として上記の震脚の強化版である「[[ガンマツナミ>ハルク]]」の様なゲージ技も所持。何気に[[瞬獄殺]]の様な技もあったりする。
[[AI]]も簡易的なものが搭載されている。

ベースとなっているイライザがグラマーなだけに実に[[よく揺れる>不知火舞]]。
だが揺れるのはそれだけではなく、前述の&s(){女性キャラとは思えない}体重を表現しているのか、歩くだけでどすんどすんと凄い音が…
というか、&b(){ダウンする度に地面が陥没する}。
また、カラーパレットの中には肌が肌色になるものがあり、
こうなると&b(){シーハルクに見えなくなってしまって誰だか分からない}という恐れが……。
|コンボムービー&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=tyC4YuL5Q9Q){320,240}|

#endregion
#region(Cravd氏 & Arkady氏 & Mistah Jorge氏 & Shining氏 & volzzilla氏製作)
-Cravd氏 & Arkady氏 & Mistah Jorge氏 & Shining氏 & volzzilla氏製作
#image(She-hulk3.gif,title=色んな意味でデカい)
Cravd氏をはじめとする多数の製作者によって作られた、MVC3準拠のセクシーなコスチュームのシーハルク。
ニュートラルポーズもMVC3でのものに倣っているが、&b(){デカい}。大体[[こいつ>ヒューゴー]]と同じくらいのサイズである。&s(){揺れないけど。}
thepaniqd氏らのものと同じくマヴカプ形式の6ボタン操作だが、クラウチングからの派生などは再現されておらず、必殺技もオリジナルのものが殆ど。
一応MVC3と同じく[[サマソ>サマーソルトキック]]やドロップキックを持つものの、他の技は[[ジャーマンスープレックス>右代宮縁寿]]なコマ投げや、[[いとこ>ハルク]]を彷彿とさせるタックル等である。
カラーパレットには[[ファン>Mr.ファンタスティック]][[タス>インヴィジブル・ウーマン]][[ティック>ザ・シング]][[フォー>ヒューマン・トーチ]]所属時代のコスチュームや、レッドシーハルクそっくりになるカラーもある。
ただ、コンボでダメージを稼げということなのか、全体的に火力が低い。パワーキャラなんだからもう少し攻撃力があってもよさそうなのに…。
[[AI]]はそこそこ動くものがデフォルトで搭載されている。
|紹介動画(公開先のURLは古いものなので注意)&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=RY8bj_WQNEY){320,240}|アーケードモードプレイ動画&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=845p2cIUB9I){320,240}|
#endregion

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[シーハルク],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[シーハルク],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[シーハルク],sort=hiduke,100)
}

//***出演ストーリー
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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
例えば&b(){「善玉の時期の[[ジャガーノート]]と恋人になり早速一夜を共にし、その翌朝の『ベッドの足はヘシ折れ、&br()部屋中のものも壊れてメッチャクチャ』という壮絶な光景が見開き一杯使って描かれた」}
(この時ベッドインしたのは厳密には本人ではなく、善悪に分かれたシーハルクの悪の方だったそうだが)だとか、
//「虹裏アメコミWIKI」より。別サイトでは偽者という情報あり
彼女の%%エロ系エピソード%%奔放さを物語るエピソードは多い。
ちなみにさらに有名なネタとして、&b(){『表紙でコミックスコードで身体を隠した姿で縄を渡され、[[尺稼ぎ>ジュラル星人]]のために冒頭4ページ丸々強制全裸縄跳び』}
という伝説的な回が1992年にあったのだが、これに関しては一つ誤解が広まっているらしい。
#image(e3f38a40.jpg,,width=500,title=コミックコード通ってるから隠さず堂々と貼れるね!)
こちらがその問題のヌード表紙およびヌード縄跳び画像なのだが、実はこの縄跳びシーンの方は
[[「着ているものを隠す事で逆に着てないように見える」>ユリ・サカザキ]]という手法によるもので、
この少し後のページに「ちゃんと白ビキニ着てました~」というオチがあるのである。
かなり後になって日本人絵師が「もしこの時、転んで縄が絡まってしまっていたら」という場面を公式イラストで描いた際、
実際のこの回の内容に即した白ビキニ姿で描いたら大不評をこうむったという逸話もあったりするのだが、
元が20年以上前の事であるため今では本国ですら誤解している人が多いのかもしれない。

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//アメコミ,ヒーロー,ヒロイン,パワーキャラ,弁護士,緑色,変身

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