ローズマリー

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ローズマリー - (2009/10/26 (月) 01:00:45) の編集履歴(バックアップ)



「悪く思わないでね?」



1.1998年に有限会社富貴商会より発売された格闘ゲーム『アシュラブレード ~ソード・オブ・ディスティニー~』
および続編の『アシュラバスター』のキャラクター。
キャッチフレーズは『魔剣令嬢』。

名門貴族の出身だったが、彼女が幼い頃、敵対していたアリスの父親こと大公の罠にはまり家は没落し、
その際父親は城内にて自殺。母親も数年前に病の為他界している。
結構ハードな生い立ちだが、『ブレード』においてASURAの剣捜索に参加した目的は家の再興を名目にした単なる暇潰し。
現在の境遇をあまり悲観してはいないようだ。
アリスとはお互い素性に気づいておらず、親の因縁についてどう思っているのかは不明。

悪魔召喚士(デビルサマナー)を生業としており、屋敷の押入れで見つけて強引に契約させた剣魔メルフィストを操る。
以上、格ゲー.comより抜粋、改変。

アシュラシリーズのお色気担当キャラ。
『バスター』では立ちポーズでも胸が激しく揺れるようになったが、
グラフィックと声は『ブレード』より劣化したとの声が多い。

オバサン」「嫁に行け」は禁句らしい。

+ 『アシュラバスター』 ローズマリー ストーリー
 退屈におぼれる日々を送っていたローズマリーにとって、一つの転機が訪れた。
 王国消失の知らせを聞き町にでた彼女は一人の少年と出会う。
 少年は昔自分がいた境遇や自分を助けてくれたゴーレムのこと、そして、今またゴーレムと離れ一人ぼっちになった事を淡々と話した。
 それを聞いていたローズマリーは一言、「探してあげようか?」
 すると死人のような顔の少年に血の気が戻り満面の笑みを浮かべた。
 その顔を見るなりローズマリーは男の子の手を取るなりなじみの店に向かい店の主人に「四、五日この子を頼むわ。報酬はこれね」と宝石を差し出す。
 こころよくうなずく主人。
 ローズマリーは、必ず連れてかえると少年と約束し、屋敷に戻り剣魔メルフィストをひっ捕まえ戸惑う執事に目もくれず旅に出た。
 ローズマリーは、ふとあの男の子の名前を聞くのを忘れていた事に気づく。
 「帰ったら一番に聞かなきゃ」と思うローズマリーだった。

どうやら年下のかわいい男の子が趣味のようである。
エンディングでローズマリーに保護された少年、アル君がその後どうなるのか、
いろんな意味で気になるところである。うらやましい…

GBAソフト『妖怪道』にアリスタロス、アル君などと共にゲスト出演している。


MUGENでは如月銃駆氏が『アシュラブレード』仕様のローズマリーを製作している。
氏曰く“AIっぽいもの”も搭載しており、恐ろしく隙の少ない飛び道具を駆使し、なかなかの強さを誇る。
また、ピータン氏によってAIパッチが公開されている。

「あなた おもしろいわ… さよならするのが惜しいくらい!」


出場大会



「あらまあ、珍しいお猿さんがいるわ」



2.アニメ『明日のナージャ』に登場するキャラクター。CVは宍戸留美。

ナージャと同じアップルフィールド孤児院育ちの電波少女。その不遇の生い立ちの反動か
(実際、この作品においては「貴族社会の生臭さ」「貧富の圧倒的格差」が割とリアルに描かれている)
幼い頃からプリンセスとなることを強く夢見ている。
スペインでヒロイン・ナージャと因縁のある人物の元でメイドとして働いていた。
序盤ではナージャと再会し喜ぶが、後にナージャがプリンセスである事を知ってからは、
激しい嫉妬と黒い欲望が轟くようになり、
そして願いを叶える為ならナージャを傷付ける事も陥れる事も厭わない性悪な女の子へと変貌する。
ナージャの祖父、プレミンジャー公爵の不良息子であるヘルマンと組み、
自身の容姿を生かしナージャになりすまして自身がプリンセスになろうとした。
だがそこには彼女が夢見てた生活は待っておらず、貴族社会が遠からず終焉を迎えること、
そして時代の流れに取り残されて衰退することを鋭く見抜き(作中の時代は第1次世界大戦直前)、
最後はナージャに自ら全てを返して去る。最後まで開き直った態度をとっていたため、
和解にはならなかったものの母親探しの妨害の件については謝罪している。
ド外道と言っていい悪役ぶりを見せつけながらも、
前述のように妄想がかったプリンセス願望とは正反対に
その欲しい物を手に入れるためなら手段を選ばない強い意志と具体的な行動力を有する現実的な思考様式、
そして周りの人間を騙し、利用し影で嘲笑う明晰且つ狡猾な頭脳で、
ある意味「奇麗事」しか言えない(主人公なのだから当然ではあるのだが)
ナージャよりも主に大きなお友達からの支持を集めた。
同時期の別番組?に居たな、そんな腹黒名脇役ライダー。

その最後もナージャに敗北したというよりも自ら貴族に見切りをつけて、
新しい時代を生きるために去っていったという勝ち逃げな形で(多少負け惜しみ臭くはあったが)、
当時は一部で物議を醸した。
いずれにせよ、『明日のナージャ』という作品を盛り上げるのに最も貢献したキャラクターと言えるだろう。

前番組の彼女に代表される、近年の多くの女の子向け作品のこういうスタンスのキャラクターは、
得てして最終的には改心するものであるが、彼女は最後まで「悪役」としての本分を貫いたという点において、
当時のスタッフの気骨が感じられるアンチテーゼ的なキャラクターであるといえる。

まあ、彼女のキャラクターも含めてその本来の視聴層には難しいアニメ内容が関連玩具等の在庫の山を築き上げ、
大人気だった前番組の後釜としては納得いかないほどつまらないというアンチからの批難もあったのか、
かつてない不人気女の子向けアニメとして後世に名を残すこととなってしまったのだが。
その後始まった新番組がこれまた大ヒットしてしまった辺り、不憫でならない作品である。

以上、フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)より抜粋・追加。

実は某同人格闘ゲームに主人公ナージャと共に出演しており、ナージャのストーリーモードではボスキャラとして立ちはだかる。
移動速度こそ遅いものの、常に銃器を携帯しており、遠距離戦に特化していると思いきや超必投げ?を持つ極悪仕様。
他にも某風の人の技のような必殺技「よのかぜ」や、某秘書の技のような必殺技「デスロウ」や、某雷姐さんの技のような超必殺技「ブラックアビス(暗黒雷光拳)」を使う。
どう考えてもオロチ一族です。本当にありがとうございました。
またイントロ時に1発発砲し、相手にダメージを負わせた状態で試合開始する特殊技がある。まさに外道。

同作のキャラの一部はMUGENへ移植され少数配布されたこともあり、彼女の本格的な参戦が強く望まれていたが、先日MUGEN移植β版がアップされた。
一部の技が未搭載だが、ピンチモードによる超火力やボスマリーの超必「クロックアップ」も装備された本格派。
(ごく一部の)大きなお友達の期待を一身に集め、彼女の正式公開が待たれるのであった。

「想像もしてなかったでしょう? このお人よしがッ!!」

参考動画