風間仁

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風間仁 - (2011/01/25 (火) 13:49:53) の編集履歴(バックアップ)


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年齢:19歳(『3』)21歳(『4』以降)
キャッチコピー:「運命の稲妻」(『3』時)
身長:180cm
体重:75kg
血液型:AB型
趣味:森林浴
格闘スタイル:風間流護身術(「4」以降は正統派空手)
好きなもの:母の教え(『3』)
嫌いなもの:人を騙す行為(『3』)

『鉄拳』シリーズの3から登場するキャラクター。実質的に3以降の主役。「かざま・じん」と読む。
担当声優はDIOジェダ鑑恭介などでおなじみの千葉一伸。
初登場時は父親の血が強く、イモっぽい男前だったが、シリーズを重ねるにつれて
母親似の超絶美形へと変貌していった。

三島一八と風間準の間に生まれ、屋久島にて育てられた青年。
当初は格闘は母である準から護身術程度にしか習っておらず、15歳の時「闘神」に襲われた際は母を守ることができなかった。
これをきっかけに自分の祖父に当たる三島平八に師事し、闘神を倒すべく鉄拳大会に参加。
格闘スタイルは「風間流古武術」ではなく「風間流護身術」であった(鉄拳3)。
大会決勝で現れた闘神を見事倒すものの、背後から平八による発砲を受ける。
信頼していた者から裏切られた仁は、突如デビル化すると平八をなぎ倒し、その後行方をくらます。

自らに眠るデビルの血も三島家の格闘スタイルも全てを憎悪する仁は、忌まわしい過去と決別するために三島の技を捨て去り、
オーストラリア・ブリスベンで正統派空手の修行を重ね、三島家の悪しき血を滅ぼす為に大会に参加(鉄拳4)。
大会後、デビル化して本丸を去ったが、もう正気でいられる時間は長くないと悟り全ての元凶を絶つため再び大会に参加した(鉄拳5)。
その第5回で曽祖父・三島仁八を倒し、三島頭首となる。その後、三島財閥の鉄拳衆を使い、世界中を混沌の渦に巻き込む。
だが、三島財閥に対抗する勢力が現れ、その先鋒が一八が操るG社であると情報を掴んだ仁は
自らの首に報奨金がかかるのを見計らったかのように第6回大会の開催を発表する(鉄拳6)。
それらの行動は全て邪神アザゼルを実体化させるためだった。アザゼルを倒すにはアザゼルを実体化させる必要があり、
そのために大量の負のエネルギーが必要と知った仁は世界中を混沌の渦に巻き込んだのだ。
やがて神殿での死闘の末にアザゼルは復活し、仁はアザゼルに特攻、爆発したが死んではおらず、
砂漠で気を失っているところを発見される。
仁は世界を救い自らの命を絶つために世界中で多くの犠牲を出した。悪に染まったとしか思えない言動は全てこのためだった。
本来の仁は純粋でやさしく物静かな好青年である。(鉄拳6シナリオキャンペーンモード)

…しかし、演技とは思えない悪人的な言動を何度かしており、相当デビルに無意識に浸食されているのではないかという意見あり。

(Wikipediaより加筆・修正)


原作での性能

上記のシナリオ通り『3』では三島流喧嘩空手と母親の風間流古武術のミックス、
喧嘩空手を捨て去った『4』以降は正統派空手で戦っている。
尤もこれは既存キャラの入れ替えを行った『3』以降に一八が参戦した際、仁がコンパチキャラになってしまうことを
考慮した結果だったりもする。

『4』以降の正統派空手においても三島家の風神ステップからの派生を軸にした戦法は踏襲されているが、
一八・平八とはまた違った立ち回りを要求される。

また『5』においてデビル化した仁が別に使用可能になった。こちらは『3』性能の仁に「デビルカズヤ」が使用した飛翔攻撃やビーム攻撃が加わっている。

■各シリーズにおける性能

+ 鉄拳3

鉄拳3

『鉄拳2』まで中段だった風神拳が上段に変更され、最速風神拳が搭載された。
現在の風神拳の基本形、三島の基本形がこの時定まったと言ってよい。
一八、平八と差別化するため、「追い突き」「羅刹門」「胴抜き」の優れた中段攻撃が多く追加されている。
しかし上段化した風神拳の影響は大きく、他に尖ったキャラが多数いた事から最強には至らない性能だった。
アーケード版限定だが、「鬼八門」をフロントステップでキャンセルする「鬼キャン」と言うテクニックも存在し、
これを使った高威力なコンボがある。

+ 鉄拳TAG

鉄拳TAG

TAGになり、ステステ、ステキャン、スカ風など三島系の技術が浸透・整理された。
また、韓国チャンプが来日した際、圧倒的な仁の強さを見せつけた事もあり評価が上がった。
チェンジを絡めたコンボ火力の増加、仁単体の火力の高さ、非常に高い確定反撃能力に加え、
長い早い隙がないと三拍子揃った「追い突き」を使った「置き追い突き」の守りの強さ、
「羅刹門」でのゴリ押し、「ステ追い突き」と「奈落払い」の2択の強さから最強ランクへと上り詰める。
最強ランクではあったが、必要とされる技術が多くお手軽度は若干低めとなっている。

+ 鉄拳4

鉄拳4

コスチュームと共に、スタイルを三島流喧嘩空手から正統派空手へとリニューアルした。
現在の鉄拳で、「ノーマル仁」「空手仁」と呼ばれる仁の原型がここで初登場する。
ディフェンシブな立ち回りと、コンスタントな火力の2大コンセプトはここで確立されている。
鉄拳4はシリーズ中最も異色な作品で、空中コンボが入り辛いよう浮きを抑えた調整に加え、
アンジュレーションの存在から、「浮かせ>叩き付け>ダウン追い討ち」のようなコンボが効率が良いコンボだった。
仁は「ワンツー踵」のダメージが高く、コンボの安定感、ダメージともに高レベル。
更に高ダメージの10F確反である「ツーハイ」から背面取りが狙える事もあり反撃能力も非常に高い。
前述の空中コンボのダメージ低下と合わせて考えた場合、この「ツーハイ」のダメージは異常とも言える威力だった。

しかし4の仁は今なお忌み嫌われる、『鉄拳4』における最大の悪夢、最狂キャラである。
「真羅刹」「仁奈落」「受け流し」この三本柱となる狂技の存在と基礎性能の高さから最狂に君臨した。

中段の三連撃である「羅刹門・改」の三段目を溜める事でガード不能にできるのだが、
あるタイミング(猶予2F)で溜めを解除する事で実質ガード不能の発生を17F早くできる。これを「真羅刹」と呼ぶ。
発生、リーチに優れ、横移動に強い中段攻撃から割り込めないガード不能、ヒット時は相手を浮かせ、
4割近いダメージを奪いつつ起き攻めが確定する。
ニ段目ガード後に横移動で避けれるが、その場合溜めなし版が刺さるため実質2択が成立。
横移動の性能が悪いクマ、ジュリア、クリスティなどは横移動で避ける事すらできなかったため、
中間距離から「羅刹門」をガードした時点で体力4割がほぼ確定する有様だった。

更に「奈落払い」からリニューアルされた「踏み込み右下段回し蹴り」、通称「仁奈落」の性能も狂っていた。
本家「奈落払い」はガード時によろけモーションになり、大きな隙を晒すのだが、仁奈落にはそれがない。
そのまま振り抜けるモーションのため硬化がわかり辛く、先行入力の短い鉄拳では反撃が難しい。
そもそも硬直が12Fしかなく、浮くような大きい確定反撃が入らないと言う高性能っぷり。
ヒット時は「ツーハイ」同様、背面取りを狙える強力な起き攻めへと発展する。

「受け流し」は発生2Fの当身技(当身避けに近い)で、「発生2F>当身判定>ガードポイント>硬化4F」と言う技。
成立時は13Fの避けが発生し、相手の技モーションの残りが隙になる寸法で、ほぼ浮かせ技か「ツーハイ」が確定する。
上記のフレームを見ただけで理解できると思うが打撃を刺す事はほぼ不可能に近い上に投げ抜けを仕込めるため、
対策としては読んで下段を刺す、しゃがみパンチのように反撃が確定しない技を振っておく程度しかない。

これ以外にもカウンターで最大ディレイでも派生が繋がる「左中段直突き」、
10FのRPからの中段派生でガードさせて1F有利、とりあえずこれで触れば問題なしの「逆ワンツー」、
リスクは高いが、1F空中判定になり暴れ技、確定反撃に優秀な「飛び二段蹴り」、
前作から継承され、衰えを見せない「追い突き」など全体的にハイスペックな技が多い。

文句無しに最強と言っていい、法外な強さのキャラだった。

+ 鉄拳5~DR

鉄拳5.0

流石にマズいと思ったのか、「羅刹門」が「羅喉」にリニューアルされた。
「改」のような浮かせ派生も溜めもなくなり、二段目が上段になるなど大幅に弱体化する。
「仁奈落」もガード時のよろけモーションが追加され、コンボの安定度が高く遅い劣化奈落になった。
「受け流し」も硬直が増え、とりあえず「受け流しコスっときゃOK」はなくなり、危なさは消える。

尖った部分が習性され、再びTAG以前に近いゲーム性に戻り、仁本来のコンセプトがやっと見えるようになる。
「左中段直突き」「逆ワンツー」「追い突き」「右中段前蹴り」など依然隙の少ない優秀な継承技が多く、
「置き追い突き」での待ちや、小技で細かく削るような堅実でディフェンシブな立ち回りが非常に強いキャラに。
じっくりとした牽制、細かい削りから、固まる相手に風神ステップからの2択を仕掛けるのが王道。

風神ステップからの浮かせ技「左突き上げ」が追加され、風神ステップから中下段2択も簡単になった。
「左突き上げ」は「風神拳」よりも発生・全体フレームともに大きいが、中段で比較的隙の少ない優秀な浮かせ技である。
「ステキャン追い突き」もリーチで隙を埋める事でリスクを抑える事ができるため優秀。
低位置の拾いに活躍するコンボ用新技「転掌絶刀」のおかげで様々な状況からコンスタントなダメージを出せ、
コンボの安定感とダメージのバランスは全キャラ中屈指のお手軽さと言ってよい。

新技として「残心・弐」と言う構えが追加され、壁際での中下段2択が強化された他、
「避け中段突き」と言う、避け性能を持った打撃も追加された事で、「防御」「壁」が大きくクローズアップされた。

欠点は硬直差に優れた下段がなく、削り下段をガードされた場合に浮かされるリスクが常につきまとい、
ヒットしていても仁側は不利フレームを背負わされる点。
5.0で流行した「受身確定」にも恵まれておらず、強キャラではあるが、尖り方が足りないと言う評価に留まる。
まぁ10F確反で4割減らす祖父とか他の強キャラが壊れすぎていたのでこの評価は仕方ないと言える。

また、タイムリリースでTAG以前の仁をベースにしたデビル仁が登場。
デビルカズヤのビーム攻撃などが追加された他、「奈落払い」からコンボが入る個性が付与された。
当初はコンボダメージやスカ確能力は高いが、ステータス技に乏しいため評価は低めだった。
しかし風神ステップに派生できる中段「破嘩打ち」の強さが明らかになるにつれて、評価を上げる。

「破嘩打ち」はリーチ長めの中段で、ヒット確認風神拳が連続ヒットするため、リターンは極上。
ガード時はジャンプステータス付き中段の「叫喚閃空」と「奈落払い」で図々しく2択を仕掛けたり、
ガードさせて有利で横移動に強い「スラッシュキック」を出して攻めのターンを維持する事もできる。
更に「奈落払い」は左に強く、「破嘩打ち」は右に強いと横移動対策まで兼ねる技だった。

鉄拳5.1

仁、デビルともに、8Fパンチャーの弱体化に伴い地位を上げ、最強の一角を担う。
2人とも弱体化点がほぼなく、純粋に強化面の方が多かったため当然の結果と言える。

鉄拳5DR

新技追加や大幅なフレーム調整が入り、仁とデビルの差が大きく開いた。

仁は「残心・弐」の派生が増えたり、ハイキックがリニューアルされるなど、割とどうでもいい追加、
「追い突き」のリーチ、硬直が弱体化したり、「仁奈落」からのコンボが不安定になるなど痛い調整がされる。
重めのローキック「右下段回し蹴り」がやっとヒット時有利にはなったが、依然ガードで浮くため、
下段の薄さ、リスクの高さに加えて、リターン不足が上乗せされてしまう事となる。
更に確定反撃に活躍した「飛び二段蹴り」からのコンボダメージが低下し、火力が全体的に落ちた。
結果、崩し不足、火力不足から中堅下位~弱キャラ層へと転落してしまう。

一方デビルは全体的なマイルド調整、ダウン中ダメージ補正変更に伴う起き攻め弱体化調整から、
スカ確重視のゲーム性に変化した事で一気に評価を上げる事になる。
「スカ風」の強さが最大限に発揮されるゲーム性となり、「風神拳」のある三島家が一気に評価を上げた。
三島の中でも「風神拳」「奈落払い」からのダメージが特に大きいデビルが最強ランクになるのは必然。
更に「風神拳」失敗時に暴発する技が変更され、プレイヤーの負荷が大幅に軽減された。
猛威を奮った「破嘩打ち」こそ弱体化したが、文句無しの最強ランクへと上り詰める。

+ NAMCOxCAPCOM
本作では、三島平八に裏切られて三島流を捨て去った『4』準拠の姿として登場する。
当初は三島平八を倒すために独自行動をするゲストキャラだったが、
第4話で六本木での時空転位に巻き込まれて幻想界へと飛ばされてしまい、移行は自軍と行動を共にすることになる。
基本的には冷静沈着な常識人だが、口数が少ないためあまりツッコミ役としては機能していない。
また、デビルカズヤと遭遇すると我を忘れて暴走する場面もあり、意外と根は熱いキャラである。
本作では中盤から宿敵の平八も自軍に加わるが、初遭遇特には特にいざこざは無かった。
(爆田博士のスポンサーで、立場的には敵のベラボーマンも同じく)
が、その後は結構頻繁に喧嘩し、EDでもかなり一瞬即発の雰囲気を作っていた。
まあ、戦闘では仲良く二人でMA攻撃(スパロボにおける合体攻撃)したりもしてるのだが。
同作でもデビル因子関係のイベントはあるのだが、最終的には因子を自ら抑え込み、人間のまま戦うことを決意する。
その他、ナムコの格闘家代表としてリュウと絡んだり、同じくナムコの顔キャラであるワルキューレ勢と絡む機会も多かった。

性能的には、とにかく圧倒的な手数で敵を粉砕するタイプのキャラ。また、スキル「特殊ステップ」のおかげで移動力も高い。
反面、割とという弱点がある。市長ほどではないが、出来れば装備で補いたい。
中盤からはスキル「胴抜き」(近接した敵の気絶値を50与える。100になると気絶)と組み合せる事で
近接する敵の動きを封じれば危険は減る。
技は全般的に引き付けて狙わないと繋がらない。特に「羅刹門・弐」はバウンド前に低い位置で当てないと初段か三段目がスカる。
さらに技属性がほぼ物理属性(後半はほとんどのボスが耐性を持つ)で占められているため(一応電撃属性の技もある)、
相手によっては攻撃が大して効かないこともあるが、元々後半のボス的は全ての属性に耐性を持つのが基本だったり
仁の場合は豊富な手数とスキルでカバー可能なので大して弱点では無いとも言える。
前述の通り、平八とMA攻撃「パチキ合戦」を持つが、大して攻撃力が高くないため使いどころは無い。


MUGENにおける風間仁

ファラン同様『鉄拳3』のポリゴンから加工した仁と、『NAMCOxCAPCOM』のスプライトを使用した仁の二種類が存在。
いずれもAIが搭載されていない為、動画で活躍する機会は無い。