三島一八


「俺は死んだはずの人間だ…
 貴様からは…全てを取り戻す!!!」

3D格闘ゲーム『鉄拳』シリーズに初期から登場する(『3』では欠席)キャラクターで、初代『鉄拳』における主人公。
体内に悪魔を模した姿へ変化できるようになる「デビル因子」を持っており、
彼(と息子である仁)のデビル因子を巡って大会中に様々な事件が過去に起こっている。

担当声優は『鉄拳TT』までは教授などでお馴染みの 中田譲治 氏だったが、
『鉄拳4』以降は「ザ・ベストハウス123」のナレーターを務めた事もある 篠原まさのり 氏が演じている。
『TT』以前は掛け声ぐらいしか音声がなく、声付きの台詞が増加した事もあって『4』以降の篠原氏のイメージの方が強いだろう。
なお、OVAでは『仮面ライダー剣』のプラズマチョチョン烏丸所長や、
映画版『ウォッチメン』の主人公ロールシャッハの吹き替えなどで有名な 山路和弘 氏が演じた。

+ 『鉄拳』シリーズ概要
『鉄拳』シリーズは1994年(『バーチャファイター』稼働の翌年)に第一作の稼働を開始した3D格闘ゲームである。
開発段階でのタイトルは『神威』(タイトルがどれも二文字の漢字なのはインパクト重視のため)。
キャラクターの四肢に対応した4ボタン、10連コンボにスティック入力で防御する2D格ゲーのガードシステム、
そして有名人のパロディ動物ロボットといった斬新な要素が詰め込まれていた。

当初の開発コンセプトは「表通りのゲームセンターの正面には高価な『バーチャファイター2』を、裏通りの店の奥には廉価な『鉄拳』を」であり、
実際、開発にあたってはコスト削減を基本としていたのと、『バーチャ』が人気を博していた事もあり、当時は注目度は低かった。
しかし、この時の『バーチャ』シリーズがセガ系ハードにしか移植されなかったのに対し、
プレイステーションとの互換基板で製作された『鉄拳』はプレステに移植・発売されると大ヒットを記録(特に『2』は100万本のメガヒットを達成)し、
その後の3D格闘ゲームとしての地位を徐々に確立。
『4』の失敗で人気を落とした事もあったが、現在ではバーチャを抑え名実共に3D対戦格闘ゲームを代表する存在となっている。

意外な所では『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に影響を与えており、
同作のシステム「Z注目」は『鉄拳』シリーズのカメラワークを参考に作られている。

プロフィール

名前 三島一八(みしま かずや)
キャッチコピー 冷血御曹司(『鉄拳1』)
冷血頭首(『鉄拳2』『TAG』)
国籍 無し(日本国籍は捨てたどうやって捨てたのだろう
格闘スタイル 三島流喧嘩空手
年齢 49(『5』時点)
身長 181cm(『2』時点)
体重 76kg(『2』時点)
血液型 AB
流派 三島流喧嘩空手
好きなもの 親父の嫌がる顔(『鉄拳1』)
混沌とした世界(『鉄拳2』)
仕事 親父の邪魔(御曹司なので金には困らない)どこが仕事だ(『鉄拳1』)
三島家の当主(『鉄拳2』)
G社幹部(『鉄拳4』以降。G社は実質的には一八の独裁状態)
趣味 スニーカーの収集


設定

初代主人公の彼を始め、三島一族はそれまでの格ゲーの主人公の固定概念をぶち壊すキャラであった
持ち・強さより権力・ほぼ全てのキャラと敵対している、など)。
というか、かなりの頻度で三島家の誰かがボスと主人公を務めている。正に悪役主役
性格や考え方は三島由紀夫及び土方歳三の影響を受けているらしい。また、名前の由来は俳優の木村一八から来ているとも言われている
(作中の設定上は母・一美と父・平八から一文字ずつ取ったようで、「八」は彼の祖父である仁八から続いている)。

特徴的なのは後ろに向けて尖った髪型。平八も息子のもみんな尖った髪型なので、三島家の遺伝子だろうか。
胸には大きな傷を負っているが、これは幼少期に平八に崖から突き落とされた事でできたもの。
『4』以降は顔を含め全身の各所に大小様々な傷が増え、さらに左目が赤く光るようになった。
常に鋲入りのグローブをしているが、元ネタは『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するスタープラチナ
実際『初代』に登場したデビル(デビル化した一八)は紫の体色で半裸という事もあり、どう見てもスタープラチナである。
しかし、以降のシリーズでは悪魔そのものな姿になったので、ピンと来ない人も少なくないと思われる。

+ 三島一八の半生(ネタバレ)
幼少期より財閥の後継ぎとなるべく、平八から厳しく育てられる。
母・一美の優しさを精神面の拠り所としていたが、世界征服を目指す平八への心労から病に倒れたために、
平八への憎しみが芽生える事に
(『7』では一美は平八抹殺を目的に送り込まれており、平八を愛しながらも使命に目覚めた一美がデビル化して平八と一八殺害を狙ったため、
 返り討ちに遭って死亡したと説明された。なお、この時一美は豪鬼に二人の殺害を依頼している)。
そして厳しい修行の末、「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」という格言の実践として平八によって崖から投げ落とされる
(これについても『7』で、一美の血を引く一八も人外ではないかと疑った平八により、それを確かめるためだったとされた)。
これによって胸に深い傷を負った一八は、譲られるのではなく自らの手で平八から全てを奪うと誓う。

鉄拳

平八が保有する武装集団・鉄拳衆の強化を目的として開催した「The King of iron fist tournament」に、主催財閥の御曹司ながら参加。
見事優勝を果たし、平八と対決するが、平八の力には及ばなかった。
しかし、そこで体内のデビルが覚醒、その力を顕現した事で逆に打ちのめし、平八を谷底に捨てて復讐を果たす。

鉄拳2

財閥頭首となった彼は自分が理想とする新国家建国を目指し、その過程で北海道を掌握。
さらなる準備のため第2回大会を開催するが、超人的生命力で生き延びた平八が大会に参加。
大会中、一八を希少動物の密輸犯として逮捕するべく現れた風間準は、一八に巣食うデビルの存在を知り彼を解放しようとするが、
彼が持つその神秘的な力に吸い込まれるようにして彼の子供を身籠ってしまう。

大会を制した平八と一八の再度の親子対決の結果、平八が勝利を収め、一八は今度は火山の火口に捨てられる。
しかし、この死闘の際に一八のデビルは分離し、準の胎内にいる子供に宿るのであった…。

なお、一八のエンディングでは彼が分離したデビルと戦うのだが…
(0:29~)
これである。

鉄拳3

AC版のデモに顔だけ見せるが、プレイヤーキャラとしては登場しない。
家庭用ではエディ・ゴルドのEDにて彼の父の仇である事が判明し、この時点で生存は仄めかされていた。

鉄拳4

『2』で火山に落とされた彼は、デビルの力で傷だらけになりながらも生き延び、新興企業の「G社」に拾われる。
自らの肉体を実験材料として提供する事で幹部の地位を得、新たな野望を燃やしていた。
その折にオーガの血とデビル因子を利用しようと企む平八がG社に鉄拳衆を送り込み、一八の生存を確認。
開催される第4回大会を罠と知りつつも、参加する。

決勝まで進むが、主催者の平八に敗北(このため、公式設定上第4回大会は優勝者無しとなっている)。
その後平八に連れられ、財閥本丸御殿で捕らえられていた息子・風間仁と出会うが、デビルがそこで覚醒。
仁から半身を取り戻そうとするデビルだが、風間の血によって阻まれ、その隙を突いた一八は逆にデビルを乗っ取り返す。
そしてデビルの半身さえも我が物にしようと仁に戦いを挑んだが、返り討ちに遭う。

鉄拳5

本丸でG社が送り込んだジャック-4軍団に襲われ、平八と共闘。
…すると見せかけて平八を囮に一人だけ逃走。
プレイアブルとして登場はするが、『6』以降の設定では平八同様、第5回大会に参加せず、裏で自分を裏切ったG社幹部を抹殺していた。
『2』時代からの仲間であるブルース・アーヴィンも交えて、G社を牛耳る。

なお、本作のラスボスである一八の祖父・三島仁八の事は『2』時代より「心から尊敬している」という設定で、
彼に対し敬語で話すという珍しい姿が見られる。
幼少期には彼に武術の稽古を付けてもらった事もあったようだ。
そもそも『2』では「面識ない」設定だった?それ言ったら死んでる設定だったんだし…

鉄拳6

三島財閥の手で世界中で戦争が勃発する中、自分以外の存在が支配する世界を認めるはずもなく、G社を率いて交戦。
結果、三島財閥に対抗する勢力かつ人類の救世主として、多くの人々の指示を得る。
その声が強まった所で仁に懸賞金をかけ、仁はそれを見計らったように第6回大会を開催。

仁がアザゼルを相手に捨て身の攻撃を行った後失踪したため、大会はうやむやで終了。
頭首を失い力が弱まる三島財閥を相手に勝利を続け、この期に乗じて世界をG社の支配下に置こうとするが…。

鉄拳7

財閥頭首に平八が帰還した事で、戦況は膠着状態に。その中で、豪鬼が一美の依頼で自分を殺そうとしていると知る。
平八の策略で豪鬼と戦わされ、その力の前にデビル化せざるを得なくなるが、その姿が全世界に公開されてG社の信用が大きく失墜。
しかし一八も負けじと、三島財閥が人工衛星を墜落させるというリーク情報を流し、地上からデビルブラスターで衛星を撃墜。
甚大な被害を出して三島の信用をG社以上に貶めた。

後が無くなった平八は火山の火口で一八と一騎打ちを挑む。
今まで以上にデビルの力を発揮し、幼き頃からの父への怒りと恨みをぶつけた死闘の末、遂に平八を撃破。
火口に投げ捨てて完全に殺害する。
平八亡き後、もはや対抗勢力の無い世界で着実にG社の世界征服を推し進めていくが、目覚めた仁はそれを見て一八の抹殺を誓う…。

なお2020年放送のスーパー戦隊シリーズ第44作『魔進戦隊キラメイジャー』では、
eスポーツプレイヤーという設定のキラメイイエロー・射水為朝の持ちキャラとして、作中に『鉄拳』のゲームごと登場している。
もちろん同じバンダイナムコグループのよしみでゲームがそのまま登場できているのであるが、
過去作品 では軒並み 一八よりもまともな主人公っぽいラースが主要人物の持ちキャラとされていた中州光が持ちキャラの人もいたが
一八が持ちキャラとして選ばれているのは特筆すべき事と言えるだろう。
ちなみに同作のラスボスの声があろう事かOVA版の一八だったりする。だが私は謝らない


ゲーム中の性能など

ポール・フェニックスの「崩拳ステップ」と並んでシリーズを代表する特殊ステップ、通称「風神ステップ」を『初代』から所持している。
特にステップ派生の技は決まればそれだけで有利な試合に持ち込める他、どの距離でも使いやすい技の揃った万人向けのキャラ。
しかし『4』以降の作品では発生の早い技は軒並み行動リスクが伴う上、固め技は発生がやや遅め。
手数で押すタイプでもなくガン攻めだけでは守勢に回ってしまうため、
「風神拳」を筆頭に強烈な破壊力を持つ打撃技を軸に、それを如何にして叩き込んでいくかをテーマに立ち回る、
守り重視・パワータイプのキャラの傾向が強くなっている。
デビル仁や平八と並び『鉄拳』シリーズでのキャラランク上位に必ず顔を並べている強キャラ。

+ 外部出演
+ NAMCOxCAPCOM
NAMCOxCAPCOM』では一貫してデビルカズヤの姿で敵として現れる。
そのデビル因子はどちらかと言えば幻想界のファンタジー的な物に属するらしく、
ドルアーガによって幻想界へと転送されるがあっさりと脱走されて以降は幻想界を彷徨う事になった。
作中では一八の人格とデビル因子が入れ替わり出てくる様子が描かれているが、両方アレな性格なので大して違いは無かった。
また、せっかく黄金の種を手に入れたのにあっさりと自軍に奪われ、
しかも次に会う時までそれに気が付かなかったというマヌケな面もあったりする。まあ『ナムカプ』だからしょうがないんだけどね。
最後は戦艦バルログの戦いでに敗北して逃亡し、出番が無くなった。恐らくは生存しているはずだが…。

性能は近距離と遠距離の両方の武器を持つバランス型。
なおかつ移動力が飛行タイプで、攻撃範囲も非常に広いので、序盤から苦戦する事になる。
しかし他のボスが持っている「スキル耐性」「毒・気絶耐性」を持っていない上に気属性に弱いため、
中盤からはスキルで封殺される事も…。
ちなみに声は『4』と同じ篠原まさのり氏だが、篠原氏は一人二役の多いこのゲームでは珍しくデビルカズヤしか演じていない。

実質的な続編『プロジェクトクロスゾーン』では「魔界で行方知れずになった馬鹿息子」という伏線は用意されたものの、
本人の出番は一切無かったため、プレイヤーからはあのまま魔界に馴染んでしまったのだろうかと危惧されたりもしたが、
2015年発売の続編『プロジェクトクロスゾーン2 ブレイブニューワールド』に参戦。
実に10年越しの再登場である。キャストは引き続き篠原氏が担当。
本作ではデビルの力を制御できるようになったとの事。
そしてまさかの息子の仁とのペアユニットでの登場で、ファンを驚かせた。
一族郎党の仲が悪いのは周知の事実変な所で息を合わせてるけどだが、あろう事か複数攻撃技で息子ごと敵を薙ぎ払うという光景が見られる。
その名も「裏切りのデビルブラスター」
もっとも、仁の方も必殺技で一八を巻き込んで攻撃してるのだが。
掛け合いでは吉光の話題が出たときに「切腹でもしてろ」と発言したり、
キャプテンコマンドー「エクセレント」という発言(中の人ネタ)に閉口したり、
『初代』時代のキャッチコピーである「冷血御曹司」と言った人に対して「いつの情報だ」とツッコミを入れている。
やはり『ナムカプ』後の時間軸らしく、黄金の種関連の話になるとだんまりを決め込む姿が見られる。

……大型車両で移動中に卓球に興じたり、息子が絡まない場面だと無駄話を打ち切らせる形で話を進めたりと、
若干丸くなっている気がしないでもない。

+ ストリートファイター X 鉄拳

「ここが行き止まりだ」

2012年3月にはまさかのクロスオーバータイトルとなる、
ストリートファイター X 鉄拳』が家庭用専用タイトルでPS3とXBOX360で発売された。
本作は『ストリートファイターIV』のエンジンを使用した作品で、『鉄拳』キャラクターもそれに合わせて『ストIV』ライクにアレンジされている。
波動拳を風神ステップで躱したり、鉄拳TTのタッグコンビネーションのような技でニーナも呼び出したりしながらも、
原作とは打って変わって2D格闘ゲームのノリで攻めていく一八を始めとした鉄拳勢が見られる。

+ 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL


大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にDLCとして参戦。
本名の三島一八では無く、カタカナの「カズヤ」名義となっている(スピリットでは本名が表記されている)。
そのせいで別のカズヤを連想した人もいたとかいなかったとか
参戦記念映像は原作のパロディで任天堂のを溶岩に投げ落とすと言う物で、
その中にはかつて共闘した人物先祖もいるという冷血ぶりを見せた。
しかしピンクの"悪魔"は得意のホバリングでこっそり復帰した
かつて『スマブラ』のディレクターの桜井政博氏は「『鉄拳』のシステムを『スマブラ』に落とし込むのは難しい」として、
前作の『for』で父親の三島平八の参戦を断念した過去があり、ここに来て『鉄拳』から参戦することを予想した人は少なかった
(三島平八のMiiコスチュームも既に配信済みであったため、当時バンダイナムコからの参戦枠はテイルズオブシリーズが有力視されていたが、
 結果的にはそちらもMiiコスチュームでの参戦となった。
 また、『鉄拳』から来るにしても一八より客演の多い息子の風間仁も挙げられていた)。
平八や仁ではなく一八が選ばれたのは、
彼が持つデビル因子に桜井氏が「デビル化で『スマブラ』らしさを表現できないか」と目を付けたからとの事
(実際、平八はデビル因子を持っておらず、仁はデビル化が制御できない。
 また、過去に通常の仁が技の演出でデビル化して技を放ったことに対して不評があったともされている)。
復帰が必要不可欠な『スマブラ』において、デビル化で翼を生やして飛べる事も一因と考えられる。
その点では飛行可能なジャック吉光、アリサが選ばれる可能性もあったのだろうか…

コンセプトとしては「逆転性の多い」ファイター。
原作の技の多さを踏襲したことで、通常ワザの種類がスマブラ史上最も多いファイターとなっている。
コマンド入力も採用されているが、四肢に対応したボタン入力やニュートラル入力が無くなり、
最速風神拳も入力フレーム猶予があるなど原作よりかはマイルドになっている。
また、レイジシステムも「1ストックに一回、蓄積%が100%以上で発動、一定条件を満たされるまで持続」という形で搭載され、
原作と同様にレイジ中はワザのダメージ倍率が強化される他、レイジドライブが使用可能になる。
更に横アピール(魔神烈衝拳)で攻撃が可能(技の出が遅いなど完全なロマン技ではあるが)。
特筆すべきはその火力。単発火力とコンボ力の双方が高く、上手く完走すれば相手を即死させることすら可能。
まさしく早期撃墜が狙えるパワー型ファイターだが、機動力に乏しく、技の発生が遅めなのが欠点となっている。
レイジシステムとの兼ね合いか、体重は上から8番目に重く、人型キャラではガノンドロフに次ぐ重さになっている。
ちなみに原作設定ではテリー・ボガードや『ストV』のリュウの方が重いのは秘密
加えて空中ジャンプがかなり高く、上必殺技で大きく上昇できることから、意外と復帰力も弱くない。
衣装は上半身裸の道着姿だけではなく、『7』のコート姿も採用されている。

余談だが、一八のCPUレベル9は同作のCPUの中で最強と呼ばれ話題になった。
多くのコマンド技をCPU特有の超反応で放ってくるのに加え、踏み台ジャンプやコンボを華麗に決めて来るので、
「CPUを参考に一八の開拓をした方が良い」と言う意見が出る程だった。
更に国外の大会で試しにCPU一八を参加させたら、何と一回戦を突破してしまったという逸話まである。
レベル9CPUの脅威(音量注意)

+ 各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
各種必殺ワザ(以降「B」と表記、コマンドは右向き時のもの)
  • デビルブラスター(NB)
額の目から一直線にビームを放つ。
打点が高いため普通に撃っても判定が小さいファイターにはまず当たらないが、上下シフトである程度対応可能。
空中の場合はシフトしなくても少しだけ斜め下に撃つ(上シフトで一直線に)。
なお、上シフトなら威力が若干高く、下シフトだと威力が下がる。
さすがに原作のガード不能までは再現されてはいないが、
貫通して3人まで当てることが出来る(命中する度に威力は減衰する)。
全体フレームの長さから乱用はしづらいが、立ち回りのスパイスや復帰阻止として強力である。

  • デビルウィング(上B)
デビルの翼で真上に飛ぶ。他の重量級ファイターに比べると上昇量が高く、出始めに強力なふっとばし力を持つ。
技発動後もしりもち落下にはならないが、後述のデビルフィスト含めてダメージを受けるか崖に捕まるか着地するまでは再度使用不可。
発生の速さとふっ飛ばし力から、撃墜技としても有用。後述の最速風神拳から安定して繋がるため、
高パーセントまでに撃墜し損ねた相手をしっかり狩れる。

  • ヘブンズドア(下B)
目の前のファイターを掴んで床に叩き付ける掴み技。某漫画家が使うスタンドではない。
スーパーアーマー付きで、叩き付ける動作で別のファイターも巻き添えを食らう事もある。
性質としてはクッパの横Bにも似ており、道連れを狙うことも可能。
ただし先に自分の撃墜判定が出ることとダメージが少ない方のレバー入力の方が影響が大きいため、
崖に落ちなかったり復帰されて道連れし損ねることもある。

  • デビルフィスト(横B)
拳を突き出しながら前方に突進する技。相手が遠かったり、空中だと弱く弾き飛ばす程度だが、
密着だと相手を殴り抜けつつその場で崩れダウンさせる事が出来るため、色んな技へと繋げる事が可能になる。
ただしガードされると抜けられず、隙だらけになってしまうので乱用は禁物。
空中だと横への復帰に役立つが、前述の通りダメージを受けるか崖に捕まるか着地するまでは再度使用不可。
地上で使った時は出始めに一瞬だけ無敵になる。
ちなみにこの必殺ワザ、当初は対カービィピカチュウピチューミュウツー、ロゼッタ&チコ、インクリング限定で
密着横B>(踏み台ジャンプ>最速前方空中ジャンプ>最速反転密着横B)×n
というコンボが可能だった。
入力難度は高いのでおいそれと安定はできないが、崩れダウンの都合上、
恐ろしい事に蓄積%関係無くハメ続けられる…つまり永久である。
そして頃合いを見てふっとばしの強いワザを叩き込んで撃墜という、
「当たったら終了の理不尽ワザ」として以上6キャラの使い手達から恐れられた。
+ 実戦で決まった例
サイコ・ソルジャーのテーマBGMに合わせてご覧ください
(11:14~)
Ver.13.0.0からはこのワザで崩れダウン状態になったキャラを踏み台にできないよう調整されたため、上記の永久は不可能となった。

  • レイジドライブ(レイジ中に通常つかみ/下B/→↓↘+ボタン長押し)
上述のレイジ状態で上記いずれかを入力すると「レイジドライブ」に変化。
威力はコマンド入力版が最も大きい。
更に強力なダメージを文字通り叩き付ける事が出来るが、1度発動したり、何度か外してしまうと解除されるので注意。

  • 左踵落とし(→→+A)
コマンド専用ワザ。垂直に上げた左脚を振り下ろし、相手を真上に吹っ飛ばす。
なんと飛び道具反射可能(反射倍率2.4倍)。
相手がデビルブラスターを嫌がり射撃戦に持ち込んで来た際には、これで跳ね返すのも良い。
ただしコマンドの関係で咄嗟に出しづらく、ダッシュ攻撃や横スマッシュの暴発にも注意。

  • 魔神拳(しゃがみから立ち上がる最中にA)
コマンド専用ワザ。電撃をまとった右フックで崩れダウンさせる。
独特なコマンドのため咄嗟に出すのが難しいが、コンボ中に読み合いで当てることができる。
また、狭い足場で相手をダウンさせてから使えばどちらに回避起き上がりしても自動振り向きでクリーンヒット…なんてことも可能。
うまく命中させればリターンは大きいがタイミングがズレると別の攻撃に化ける可能性もある。

  • 風神ステップ(→↓↘)
コマンド専用ワザ。おなじみのステップ移動。
原作と違い下入力の前にニュートラル戻しが不要の、所謂昇龍拳コマンドになっている。
ここから様々な技に派生する。
    • 風神拳(→↓↘+A)
お馴染みのショートアッパー。
    • 最速風神拳(→↓↘+A同時押し)
命中した相手をしびれさせた後、軽く上に吹っ飛ばす。
シールドされた場合は相手のシールドを強制解除させた上にのけ反らせる。
原作と同様、スマブラでも一八を象徴する技。
これを組み込んだコンボは非常に強力であり、上手く当て続ければ即死コンボすら可能。
しかし問題は入力の難易度。原作より緩いとはいえ、それでもかなりシビア。
一八の真価を発揮するならば練習あるのみ。
なお、通常の風神拳共々、撃墜性能は無い。ただしこちらは当てれば撃墜ワザに繋がる。
    • 雷神拳(→↓↘+A長押し)
電撃をまとったジャンピングアッパーカットで相手を吹っ飛ばす。
発生は遅いが吹っ飛ばし力は高く、出始めがほぼ無敵状態になる。
レイジ中はレイジドライブになる。これはレイジドライブの元になったヘブンズドアが原作では雷神拳からの派生技であるため。
発生の遅さから、コンボで狙うことはなかなか難しい。デビルフィストや魔神拳から狙おう。
ちなみに攻撃判定がかなり広く設定されており、姿勢を低くした足元の相手にも当たる。
    • 奈落旋風(→↓↘+B)
右脚の回し蹴りからそのままの勢いで左アッパーを放つ。出始めに全身無敵がある。

  • 地獄門(↘↓↘+つかみ)
全キャラ唯一のコマンド投げ。背中に膝蹴りを入れた後、後方向に後頭部を蹴り飛ばす。
通常の後ろ投げの鐘楼落としと比べると吹っ飛ばしの方向がほぼ真横で、吹っ飛ばし力自体も高いため、
復帰が弱いキャラは蓄積%が低くても復帰できないこともある。
崖を背にした状態で使うのが最適だが、コマンドの関係で旋蹴り(前投げ)や超ぱちき(下投げ)に化けることもあるため注意。


『7』で平八との最終決戦で見せたデビル一八に変身し、特大のビームを放って周囲のファイターを巻き込みつつ攻撃する。
ただし最初のビームが当たらないと不発に終わってしまう。
『SP』のDLCキャラとしてはパックンフラワーと並んで数少ない、ビジュアル攻撃ではない切りふだ。
実は上述の横アピール命中から確定するが、フレンド戦でないオン対戦ではアピールが出来ないこともあるため完全に趣味の領域である。

また、バンダイのトレーディングカードアーケードゲーム『百獣大戦グレートアニマルカイザー』には、
「一八(読みはカズハチ)」という名のカンガルーが登場している。
名前や胸の傷こそ一八のパロディだが、その風貌や性格は「格闘ゲームにおける一般的な主人公」のパロディになっており、
Vジャンプに掲載された紹介記事にはリュウ的な、アキラ的な、鉄拳昇龍バーチャカンガルー」と書かれている。
公式からもプッシュされており、本来の主人公を差し置いて関連雑誌の表紙を飾った事もある。


MUGENにおける三島一八

CVS』風アレンジやD4サイズなど、手描きや改変ドットで製作されたものが複数存在。

+ Sdot_Thadon氏製作
  • Sdot_Thadon氏製作
『CVS』風という事で、
といった要素とスーパーキャンセルに加え、『鉄拳』側の「ダウン追撃がほぼ無制限」
「レバーを前後に入れているだけで移動起き上がり可」といった要素も持ち合わせている。
ゼクルス氏によるAIも2010年1月1日に公開された。

また、登場イントロの内の一つに『バーチャファイター』の主人公、結城晶バイトに用いているものがある。
3D派ならずとも格ゲーマーであれば思わずニヤリとさせられる演出だが、商業では絶対に不可能だろう。
こういうのもまたMUGENの魅力の一つである。

+ 技性能
+ 必殺技

必殺技

  • 風神拳(→↓↘+P)
前進しながら強烈なアッパーを放ち、被弾した相手は宙に浮き空中コンボを叩き込む事が可能。
押したパンチの強さで移動距離と技後の硬直が変わる。
EX版は最も移動距離が長い上に硬直が小さい。
原作においては三島家の軸になる技で且つ、ガードされても反撃を受けない事から三島家の波動拳とも言える存在。
とはいえ読まれてしゃがまれると空振りし、相手に多大な隙を晒す事になる。

  • 雷神拳(→↓↘+K)
飛び上がりながら強烈なアッパーを放つ、判定が強く見た目通り対空に使えそうだが空中ガード可能。
その代わりというわけでもないだろうが着地後の隙はかなり小さい。
威力は風神拳と同じでボタンの強弱によってのみ変わる、判定の強さを生かした切り返し用か。
EX版は3Hitし威力が高い。
風神が波動拳ならこちらは三島家の昇龍拳
相手によってはガードされた後でも悪あがきの蹴りが出せるが、「蹴りが出る前に反撃余裕でした」のため、
初段がガードされた時点で諦めて体勢を整えた方がいい。

  • 奈落払い(↓↙←+K)
回転する足払いを3連続で繰り出す技。
強弱で移動距離が違い、強版のみ雷神拳や魔神拳でキャンセル可能。
この技にはEX版は存在しない。
波動、昇竜と来ればこれは勿論竜巻…と言いたい所だが、
対になる中段の選択肢が存在していたり連続技の始点になったりするので、
本家よりもリターンが大きい(その代わりガードされると酷い目に遭う)。

  • 魔神閃焦拳(↓↙←+P)
少し踏み込みながら放つ直突き。このキャラの技の中ではリーチが長めだが、それ以外の利点は無さそう?

  • 魔神拳(←↙↓↘→+P)
少し身を屈めながら放つボディフック。強がHitすると相手をスタン状態にし追撃が叩き込める。
…だが未完成のため、これを使う事で簡単に永久が組めてしまう。
EX版だと一見ワイヤーダメージを与えているように見えるが追撃は不可能。これも未完成故だろうか?

  • 迅烈脚(←↙↓↘→+K)
高速で真横に突進する跳び蹴り。足元無敵の奇襲技だがガードされても隙が小さめと高性能。
EX版は存在せず。
性能的に竜巻旋風脚に近いのはこちらの方か。

  • 風神ステップ(↓↘→+S)
まるで瞬間移動のような速さ+上半身無敵で画面の半分ほども移動する高性能ステップ。
しかし終了時に隙がある上、上半身が無敵になるまで、わずかだが時間を要するので、
飛び道具を読んで潜り、後述の派生を叩き込むといった風に使い道を考える必要がある。

  • 風神ステップの派生技
    • 弱P:雷神拳
    • 中P:風神拳
    • 弱K:迅烈脚
    • 中K:奈落払い

+ 超必殺技

超必殺技

  • 超風神拳(仮称)(↓↘→↓↘→+P)
ヒットした相手を思い切り高く打ち上げる風神拳。
落下時にもダメージがあるが当然空中コンボに繋ぐ事もできる(KFMは浮いたが芥川氏のカイは浮かず、要検証)。
落下スピードがかなり速いので練習が必要だが、暗転からフォロースルーに入るまで全身無敵なので、切り返しの手段としては強力。

  • 四連風神拳(仮称)(↓↙←↓↙←+P)
前進しながら風神拳を4連続で叩き込む技。
こちらは暗転から2発目が出るまで無敵なので切り返しに向く他、
移動が速く長いので、距離が離れた際のコンボ〆などにも適しているだろう。
なお、鉄拳3以降(一八は4以降)では風神ステップの最後のレバー入力とボタンを1Fの誤差もなく
完全に同時押し(ジャスト入力)する事で、稲妻のエフェクトを伴う、最速風神拳(通称。以下、最風)に変化し、
主に発生や硬直差(-10→+5)の面で性能が向上する。
これを4連続でヒットさせる四風と呼ばれるコンボ(ジャスト入力x4…)があり、これが元ネタと思われる。

  • 鬼神滅裂(↓↘→↓↘→+K)
その場で回転し蓄えた力を全て乗せて打ち上げるジャンピングアッパー。
1ゲージ技なのにガード不能で威力も高いという破格の性能を持つ。
ちなみに、鉄拳には各キャラ最低一つはガード不能技があり、これは一八のガード不能技の一つ。
原作では回転中は前進するが、2D格闘に落とし込まれる際にリーチを伸ばすのは不味いと思ったのかこちらは前進しない。
なお、一八のガード不能技のもう一方は真・鬼神滅裂と言い、一回転ではなく二回転する。
威力とリーチは鬼神滅裂より高いが、ただでさえ遅い発生が余計遅くなっているため、通常よりさらに使えない。

  • インフェルノ(↓↙←↓↙←+K)
デビルに変身してビームを放つ。
割と発生の早いガード不能飛び道具だが、「暗転見てからしゃがみ余裕でした」なんて事も稀にある。
MUGENだとしゃがんでも当たりそうなキャラも多いが…。

  • 瞬獄殺(弱P・弱P・→・弱K・強P)
何故か使える。なんで使えるかは考えてはいけない。MUGENだし。
これで相手をKOすると背景に「鉄拳」の文字が現れる。

+ チェーンコンボルート

チェーンコンボルート

  • 弱P→強P除く全ての立ち通常技及び特殊技
    • 強Pに繋いだ場合モーションが変わりダウンを奪うパンチになる(原作の閃光烈拳を再現するため)
  • 中P(終点、もう一度中Pを押す事でダブルアッパーになるがそれ以降は必殺技以上でしかキャンセルできない)
  • 強P→弱P、中P
  • 弱K→中K、強K、強P
  • 中K→弱P、中P
  • 強K→無し

+ コンボ例

コンボ例

  • 風神拳→強雷神拳:風神で浮かせた後は強雷神に直接繋ぐのがダメージ安定性共に優秀、密着状態なら弱P→強Kのガトリングを雷神前に挟む事も可能
  • 風神→鬼神滅裂:スーパーキャンセルを用いたコンボ、雷神に繋ぐより100ほどダメージが高いがダウン追い討ちになってしまうと雷神より安くなる
  • P投げ→強奈落払い→雷神拳:ダウン追い討ちコンボ、始動は投げに限らない
  • 弱K→強魔神拳→弱K→強魔神拳…:三島流最終奥義、相手は死ぬ

+ ZaBujCaMILAN氏製作
  • ZaBujCaMILAN氏製作
MUGEN1.0以降専用。
chuchoryu氏製作のドットを使用している。
火力や防御力は高めに設定されており、相手のダウン時からも技を繋げるなどコンボ性能がかなり高い。
また、ガード不能技を複数持っている他、相手の体力を削れるバースト技も搭載されており、通常のキャラでは太刀打ち出来ない。
特に目からビームを放つ必殺技はガード不能の上、一撃で体力を8割持っていく事が出来る。

AIもデフォルトで搭載されており、溜め技からの強烈なコンボを叩き込んでくる。
ランクは狂下位~狂中位相当か。
DLは下記の動画から
+ Reddbrink氏&RagingRowen氏製作
  • Reddbrink氏&RagingRowen氏製作
MUGEN1.0以降専用。
こちらは『CVS』に『ストリートファイター』など、複数の格ゲーシステムをミックスしている。
コンボによる火力が高めに設定されている代わりに、キャンセル関連はかなり抑え目になっているのが特徴。
飛び道具は存在せず、徹底したインファイターとなっている。
AIは対人用の簡易なものが搭載済み。

その後、RagingRowen氏によって PotS風の格ゲーシステムに改造されたバージョンも公開された。
こちらもMUGEN1.0以降専用。
エフェクトやモーションの描き足しなども行われており、超必ではデビル状態になってビームで攻撃するなど原作再現度が高い。
AIはごく簡単な動きをするものが搭載されている。
紹介動画


この他、MUGENキャラではないが、MMDミクの「みしまけ」モードでは技が一八らのものになる。

出場大会



最終更新:2022年05月18日 19:57