ミント・アドネード

「ミント・アドネード」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ミント・アドネード - (2010/09/17 (金) 04:59:26) の編集履歴(バックアップ)


「うらまないで下さいね?」

声:岩男潤子 (PS、GBA、OVA、PSP) /こおろぎさとみ (SFC)
18歳、身長162cm、体重42kg。

ナムコのRPG「テイルズオブファンタジア」のヒロイン。法術師。
エンジェル隊ストライカーのことではない。

かつてダオスをその時代から追放した法術師の家系の出で、近代に出現したダオスも封印したメリル・アドネードの娘。
ダオス復活を企むマルスに親子ともども捕らわれていた所をクレス・アルベインに救われる。

彼女の一族は代々ダオスの封印を守るための神官の家系であったが、当初、彼女自身はその事を全く知らなかった。
物静かでおっとりとした性格で、聖獣ユニコーンに出会える清らかな乙女とされている。
術はすべて補助・回復技であり、攻撃手段は杖で殴るのみであるが、回復役として重宝する。
さりげに同作の中衛弓使いであるチェスターの打撃より地味に強かったりするのだが…まぁ杖も鈍器のようなものだし。

同作の主人公クレスと同様、テイルズオブシリーズ初代ヒロインというだけあって、実に正統派ヒロインである。
(後年は守銭奴(事情有り)だの熊を蹴り飛ばす格闘家だの転んで壁をぶち破るドジッ娘など、
 どこかしら強烈な色が付いている事が多い)
料理の腕も作中で一、ニを争うほど上手く、世話好き、奥ゆかしい振る舞いと、まさに古風で理想的なお嫁さんになれる子である。
もし作中の隠しエリア「ジャポン」に生まれていたら「大和撫子」の称号も得ていただろう。

公式で戦闘力を明言されてこそいないが、ゲーム中の温泉イベントで、
アーチェ・クライン「ボインちゃん」の称号を与えられる辺り、かなりのものの様子。
この「ボインちゃん」とアーチェ自身が自虐を込めて発した「ぺったんこ」は、
のちのテイルズオブシリーズそれぞれで「一番の巨乳」と「一番の貧乳」に送られる伝統の称号となった。
後者に関しては本人が言ってないしあまつさえ貧乳をコンプレックスにしてなくても強制で付く事もあるがな!

森の奥で母の手一人で育ち、あまつさえダオス封印の祈りの儀とその修練の為法術に打ち込んできた為、
趣味は家の書斎に会った本を読書する事位。
特に恋愛小説に関してはかなりのマニアであり、アーチェにマイナーなシリーズを熱弁で語ったために引かれ、
加えてクラース「要するに、マニアだな」とツッコまれ、恥ずかしがった。
その影響かどうか知らないが、人の恋愛沙汰には敏感である。
作中でとあるカップルが家の事情で引き離されそうになるイベントの際、
それを全力で応援しあまつさえ成功させれば正式結婚にとりつけさせてしまう
(この際「キューピッド」の称号とその花嫁のウエディングドレスの手袋(最高の手防具)を貰う)。
しかし、肝心の自分の恋には想い人たるクレス同様超が付く奥手であり、
パーティーメンバーに「まどろっこしいなあ、早くくっついちゃいなよ」と急かされている。
一応、作品の後日譚を描いた外伝作品等ではめでたく結ばれているのだが。

+ 本編以外の活躍
『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー2』では一名を除きファンタジアパーティー全員で参戦。原作通り回復・補助特化の性能。
オールスターだけあって回復・攻撃を両立しているキャラもおり、彼らと比較すると融通が利かず使いづらい面がある。
その分AI操作でも余計な攻撃をあまりせずに回復に専念できるので、被ダメージの大きい高難易度では利点となり得る。
タイムストップは実装されず。残念。

『テイルズオブバーサス』にもクレス・アルベインと共に出場。
原作が後衛職のステレオタイプながらそれが逆に功を成し、作中でも独自の立ち位置で戦っている。
世界樹の神子であり、物語の前大会にあたるユグドラシルバトルに、クレスのパートナーとして出場していたが……。
タイムストップ」を秘奥義として使用できる。

『テイルズオブファンタジア なりきりダンジョンX』では『ファンタジア』の現代の2年後。クレス・チェスターと共にトーティス村を復興させ、そこに住んでいる。
パーティに入れておくと回復を一手に担ってくれるため、回復持ちが少ない(持っていても使い勝手が良くない)キャラが多い今作では非常に頼もしい。
SFC版ファンタジア以来、全てのテイルズ作品で登場することの無かった補助技「ヘイスト」と、これまた珍しい「ディレイ」が復活している。
前者は味方の敏捷(移動速度)を上げ、後者は敵の敏捷を下げる。特に「ディレイ」は動き回るボスに非常に効果が高い。

余談だが、ドット絵が一新された『なりきりダンジョンX』の戦闘中はたびたび長い法衣の裾からチラッと生脚が見えることがある。
これまでの絵や3Dモデルではまず見えなかった分、ほんのちょっとエロスを感じる紳士が居たり居なかったり。

MUGENにおけるミント・アドネード

ゼクルス氏製作のものが公開されている。
なりダンのドットを拡大しているが、それでもちびキャラの分類に入る程度には背が低い。
必殺技も基本的に支援のための技が多目のようだ。回復は封印中とのこと。
現在は公開されていない模様。

「それは・・・人の闇の所業としか」