パラサイト

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パラサイト - (2018/11/23 (金) 23:55:33) の編集履歴(バックアップ)



アメリカのDCコミックスの人気シリーズ『スーパーマン』に登場するヴィラン(悪役)。NY市警の女刑事じゃないよ。
初登場は1966年とかなりの古株である。また、IGN社のヴィランランキングでも61位と高順位につけている。
一見大した事が無さそうだが、マーベルとDCが50年以上やっており、それに伴いヴィランの数も膨大な事を考えると
かなりの上位である。

アメコミではおなじみの代替わりが存在しており、2人確認されている。


1人目はレイモンド・マクスウェル・ジェンセン
研究所プラントの職員として働いていたが、バイオハザードによって体が変質してしまう。
その結果、触れた相手の生体エネルギーや能力を吸収する能力が身に付いてしまい、肌も紫色になった。
おまけにその後スーパーマンと接触したことで彼の超人的な力も吸収するに至った。
以降はスーパーマンを倒すことに執念を燃やすものの、もう家族を抱きしめられないことに涙する繊細な面も見られた。

2人目はルーディ・ジョーンズ
こちらは、レイモンドの事件を覚えていたダークサイドに精神を操られて放射性廃棄物のコンテナを開けてしまったせいで変異した。
能力もほぼ同種だが、こちらの肌の色はである。
収監された刑務所で医者に同情され、人間に戻す試みも行われたが、結果は、
肌が「もっと親しみやすい」紫色になり、更に「ついうっかり」吸収パワーが強化されただけだった。
……なんというか、泣いていいと思う。

また、DCコミックとマーベルコミックのクロスオーバーの一つ『スーパーマン&スパイダーマン』にも登場している。
こちらではDr.ドゥームと手を組み、強力なヒーローの力を次々と手に入れていった。
尤も、ドゥームとしては限界まで吸収させた後に能力の暴走で死んでから能力だけ回収する予定だったようである。
最終的には、スパイダーマンの能力を吸収したときに身につけたスパイダーセンスで思惑を読み取った彼が反旗を翻すことになった。

アニメ『スーパーマン』及び『ジャスティスリーグ』にも登場している。
2代目のルーディの方だが、パラサイトとなった経緯は初代のものに近く、色も最初から紫色。
また牙もなく全体的にのっぺりしたデザインになっている。
日本語版の声は『機動戦士Vガンダム』のオデロ・ヘンリーク、『グラップラー刃牙』の花山薫などを演じた中田雅之氏が担当していた。

また、ある作品では核エネルギーを持つヒーロー、キャプテンアトム(Dr.マンハッタンのモデル)の核エネルギーを吸い取り、その核エネルギーで反撃したところ、
なんとそのヒーローの体内で核融合が発生。その爆発と放射能によって100万人近くの死者を出した。(もちろんパラサイトもアトムも死亡)
なんというか、どっちもあらかじめ予想できなかったのかと言いたくなるような悲劇を引き起こした。


MUGENにおけるパラサイト

Buyog2099氏によるものが存在している。ほぼ完成に近いベータ版とのこと。
2人目のルーディのほうであり、肌色は紫色になっている。
基本的にはカプコンVSシリーズの動作に準拠して制作されている。

飛び道具を吸収する技などもあるが、何よりも特徴的なのは「ストールンパワーシステム」。
必殺技にスロットが空いており、対戦開始時にランダムに埋まっているが、対戦相手から新たに奪うことも出来る
コピーした相手によって必殺技が変更され、場合によっては特殊能力や弱点も身につけることになる。
その数、アメコミキャラクターばかりでなんとびっくりの 44種類 。今後の更新でさらに増やす予定だとか。

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