──最凶の敵は、自分の中にいる。
- 本名:アヤ・ブレア
- 年齢:25歳(PE1)/ 27歳(PE2)/ 39歳(T3B)
- 身長:160cm
- 体重:48kg
- 血液型:ミトコンドリア型
- 職業:NY市警警察官(PE1)/ FBI超能力捜査官(PE2)/ C.T.I.オーバーダイブ適合者(T3B)
スクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売されたPS用アクションRPG『パラサイト・イヴ』シリーズの主人公。
鴉天狗ではない。綴りを入れ替えると『ファイナルファイト』の
5面ボスになるが関係無い。
『T3B』での担当声優は
エアリス・ゲインズブールや
天野美汐等で知られる
坂本真綾
女史。
『PE1』でも被ダメージの時のボイスが存在し、『PE2』では一新された上、大ダメージ時・死亡時・煙に当たった時などバリエーションも増加している。
ミトコンドリア遺伝子をテーマにした瀬名秀明の同名ホラー小説を原作としてゲーム化した作品……なのだが、
小説版の数年後がゲーム版という設定で、
舞台も原作の日本からアメリカへと変わっている為ほぼ別内容
(このため、主人公のAyaを始めとするゲーム版の登場人物達は原典には登場しないオリジナルキャラである)。
とはいえ別に
エヴォリューションした訳ではなく、原作と話を絡めつつ、RPGへと見事昇華させた名作である。
ニューヨーク市警十七分署所属の新人刑事で年齢は25歳(『PE1』時点)。Mayaという姉がいたが幼い頃に死別している。
クリスマスの夜に訪れたマンハッタンのオペラ会場「カーネギー・ホール」でAyaは謎の大量
人体発火事件に遭遇する。
事件の発端となった怪物「Eve」の口から、自分が普通の人間とは異なる身体であることを悟り、
相棒刑事のDanielと共に真実を追うこととなる。
その3年後の『PE2』では、警察を退職しFBIの対NMC(ネオ・ミトコンドリア・クリーチャー)専門機関「MIST」の捜査官となったAyaが、
アクロポリスタワーやモハーヴェ砂漠にあるドライフィールドなどで起こった新種のNMCによる事件を発端として、
人為的な進化という禁忌に触れる組織的な陰謀に巻き込まれていく。
『2』でのAyaは27歳なのだが、前作の事件で覚醒した特異体質のお陰で
老化が止まり若さを保っている。
未だに20歳前半くらいに見られることについて本人自身は内心複雑に思っている模様。
また、前作の「リバレート
(光り輝く天使のような姿に変身して超人的パワーで敵をボコボコにする最強技)」
ほどの超常的な能力こそ鳴りを潜めたが、NMCの代名詞的な自然発火以外にも多様な能力を身に付けられるようになっており、
上手く戦況に合わせて能力を取得することで、正面から当たると手強い相手も封殺できたりと、かなりクレバーな立ち回りが可能となっている。
ぱっと見地味にはなったが、ある意味力押し気味の前作よりも能力が進化していると言えるかも知れない。
隠し装備で『FF8』の
ガンブレードを使用したりしている。
ちなみに、アクロポリスタワーではお馴染みのジャケットとジーンズ姿、
ドライフィールドではアサルトジャンパーとタイトスカート姿という形でコスチュームが変化している。
10年以上の時を経た『The 3rd Birthday』では、タイトルから「パラサイト・イヴ」の文字が外され、アヤ自身を主眼に置いた物語に。
このためミトコンドリアの設定も登場せず、他人の意識を操る「オーバーダイブ」という新たな能力を獲得している。
本作のアヤは記憶を失っているという設定なので、前作までの凛々しい印象が薄れ、かなり弱気な性格になっている。
また、
メイド服や
チャイナドレスなど様々なコスプレを披露。
衣装ごとに
ボイスまで変化する他、
ダメージを負うごとにかなり際どいレベルまで服が破けたりする。
さらには『FF13』の
ライトニングさんと世界を超えてお互いに衣装を交換したりなど色々はっちゃけている
(『T3B』ではアヤが隠しコスでライトニングの衣装、『DDFF』ではライトニングが隠しコスでアヤの衣装にそれぞれ着替える)。
アヤとライトニングの声優が同じ坂本女史であることから実現したネタである。
+
|
衣装を交換したご両人 |
|
なお、設定では彼女は
1972年生まれなので、『T3B』では
年齢が39歳前後にまで達しているのだが、
なお、彼女は
バイセクシャルである。
本作の漫画化作品『PARASITE EVE DIVA』にてAyaに女性の恋人がいることが発覚し、
当時のファン達は歓喜する者、絶望する者、新たな
性癖に目覚める者など様々な波紋を呼んだ。
+
|
外部出演 |
『チョコボレーシング』にも スコールや クラウドと共に 隠しレーサーとして出演している……のだが、
オープンカーに乗っているスコールやバイクに乗っているクラウドとは違い、
常にパトカーに乗っているので Aya本人はゲーム中一瞬たりとも姿を見せない。
表彰台シーンでさえスコール以外の隠しキャラは 全身真っ黒な人間の顔面にハテナマークがあるだけという扱いのため、
これでAyaのゲスト出演と言われても…という所もあり、ファンは半ば無かったことにしがちである。
レーシングでのAya…というかパトカー(3:03~)
|
また、『T3B』の初回特典として『FINAL FANTASY TRADING CARD GAME』の発売前プロモカード「アヤ・ブレア」が付属していた。
そのせいで『FF』シリーズのカードゲームなのに最初にカード化されたのが無関係のアヤという事態に
(ただ、彼女自体は上記で挙げた通り『FF』シリーズとの縁はそこそこ深いのだが)。
|
MUGENにおけるAya Brea
2体が確認されているが、現在はいずれも入手不可。
+
|
VN Artist氏製作 |
現在は代理公開先であった「VFX MUGEN」の閉鎖により入手不可。
DOS時代のキャラだがWinMUGENでも動作する。
お馴染みのジャケットとジーンズ姿ではなく、『PE1』序盤シナリオのメリッサ戦で着ていた黒いドレス姿で戦う。
必殺技は 拳銃を発砲するものと、 ゲージ技のエナジーショットの2つを搭載。通常技は キック系の技が多くエロい。
またゲーム中のCGによるOP・EDも同梱されている。
しかしどうやら製作途中のようで、CNS内には未完成技の記述がある。
|
+
|
hanma氏製作 Eve Original |
当初は氏のサイトのキリ番配布キャラで、後にリメイクされ一般公開されたが、現在は諸事情により公開停止。
こちらは常にリバレート(覚醒)状態で戦う。
通常攻撃でビームや衝撃波を飛ばし、テレポートやバリアーなどを揃える、所謂凶キャラ。
4~6Pカラーでは更に ハイパーアーマーや自然発火( セルフバーニング)などの特殊能力を身に付ける。
|
出場大会
最終更新:2023年06月03日 09:26