デストロイア

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デストロイア - (2011/02/25 (金) 23:55:03) の編集履歴(バックアップ)



「ゴジラ死す」

完全体
全長:230メートル
全高:120メートル
翼長:210メートル
体重:8万トン

ゴジラシリーズの第22作であり、平成vsシリーズの完結編『ゴジラvsデストロイア』に登場する怪獣
初代ゴジラを葬った兵器「オキシジェン・デストロイヤー」によって誕生した。別名「完全生命体」。

元々は25億年前、地球上に酸素が殆ど無かった頃の先カンブリア時代に生きていたとされる、三葉虫に似た甲殻類の一種。
古代の地層で眠っていたが、1954年にゴジラに対して使用されたオキシジェン・デストロイヤーが無酸素状態を作った為に
現代に復活し、酸素を含む現代の大気に適応するため異常進化して怪獣「デストロイア」となる。
+ オキシジェン・デストロイヤーとは
上記のように初代ゴジラを葬った兵器で、別名「水中酸素破壊剤」。数あるゴジラ作品の中で、ゴジラを完全に殺すことができた唯一の兵器
発明者の芹沢大助博士が酸素の研究中に偶然発見したものであり、特殊な物質を電磁的に反応させることにより水中の酸素を破壊。
その場にいる生物を一瞬のうちに死に至らしめ、さらに完全に液化してしまうというかなりヤバい代物である。
これを大量殺戮兵器として悪用されることを恐れた芹沢はゴジラに対して使用する分だけを作り、
一切の資料を処分した上で自らもゴジラと運命を共にし、その存在と製法を闇に葬っている。

で、『ゴジラvsデストロイア』では酸素原子を微小化するという「ミクロオキシゲン」という物質が登場。
これはオキシジェン・デストロイヤーに必要な技術であり、伊集院研作博士の発明となっているが、おそらく芹沢もこの技術を発明していると思われる。
劇中で芹沢博士の家族が登場しミクロオキシゲンの性質に不安を抱くシーンが描かれたり、伊集院自身もオキシジェン・デストロイヤーを意識した発明であると明言している。
元々はオゾン層修復のために作られたという裏設定もあったが劇中では語られていない。

デストロイアの攻撃方法として様々な使われ方をし、紫色の光線も「オキシジェン・デストロイヤー・レイ」と呼ばれている。
ミクロオキシゲンの沸点は普通の酸素と同じ摂氏-183.2度であり、このことから伊集院はデストロイア対策として冷凍兵器の使用を提案。
この作品での自衛隊の兵器は全て冷凍兵器を搭載したものに改造され、実戦投入されている。

ヘドラのように微小体(クロール体)・幼体・集合体・飛行体・完全体へとどんどん見た目や大きさが変化する。
最初は大きさ2mm~30cm程度の微小体であったが、成長し2~18メートルの大きさの幼体へと進化、
そして自衛隊の攻撃を受け追い詰められた結果、幼体が合体し60メートルの集合体となった。更に集合体は空を飛ぶとき飛行体へと変化する。
そしてゴジラジュニアとの戦いで飛行体が火力発電所に落下し、爆発に巻き込まれた結果、完全体へと変化を遂げた。
微小体~集合体までは甲殻類のようであった見た目が、完全体になると直立二足歩行で背中に巨大な翼を持った姿になっている。
これはゴジラジュニアとの戦いでゴジラジュニアのDNAを吸収した事が原因とされる。
陸海空を活動することが可能となり、武器は頭部の角や先端が鋏状の尻尾、口から吐く「オキシジェン・デストロイヤー・レイ」、
角からはミクロオキシゲンを放出して敵を切り刻む「ヴァリアブル・スライサー」を用いる。
また、尻尾を獲物の身体に絡めて体内のエネルギーを吸収することもできる。
この完全体がデストロイアの一応の最終形態とされているが、映画パンフレットには「この状態で進化が止まる保証はない
と書かれている。

完全体になったデストロイアは羽田空港に飛来しゴジラジュニアを攫った後、有明上空で空中から落とし止めを刺し、
そのまま怒るゴジラと対峙する。肉弾戦でゴジラを圧倒し、尾で引きずりまわしたまま海に突き落とすなど
優位に戦いを進めたが、核エネルギーが暴走していたゴジラに対してはオキシジェン・デストロイヤーが効かず、
ゴジラの熱線の連射を浴びて一度は破砕される。
その直後、複数の集合体に分裂してゴジラを攻撃し、これが全滅させられた後も再生。ゴジラに対し、三度目の戦いを挑んだ。
しぶといにも程がある。しかしゴジラが熱線を発射しデストロイアは重傷を負い空中へ逃走しようとしたが、スーパーXIIIや冷凍メーサー戦車の
攻撃によって撃ち落とされ、地上で爆発し絶命した。ゴジラ映画で人類が止めを刺した数少ない怪獣の一体でもある。

+ 余談
尚「オキシジェン・デストロイヤー」の名の通り、本来ならば「デストロイヤー(Destroyer)」が正しいのだが、
どうも権利関係で揉めたか何かしたらしく、怪獣としての名前は「デストロイア(Destoroyah)」である。
海外でもこの名前で登場するのだが、我々日本人にとっては大差なくとも向こうの人には違和感バリバリのようで、
「デ ス ト ロ イ ア ッ ー !!!」と区切って呼ばざるを得ない綴りになっていたりする。

(以上、Wikipediaより一部改変を加え転載)

「今のゴジラには、オキシジェンデストロイヤーでさえ無力なのか……」



MUGENにおけるデストロイア

イリスレギオンスペースゴジラの製作者である特異点氏によって作成された完全体形態が存在する。
2010年1月20日β版公開。公開先はマイリストにあるホームページから。

劇中同様、尻尾で攻撃したり、口からオキシジェン・デストロイヤー・レイを放ったりする。
また『ゴジラ 怪獣大乱闘』にあったオリジナル技であるオキシジェン・デストロイヤー・ボムも使用可能。
また背の低い相手への攻撃手段として地響きで攻撃する技もある。

他にも劇中の技として、角を赤色に発光させて敵を切り裂く技、ヴァリアブル・スライサーもゲージ技として搭載されている。この技は必殺技にしては火力が低いように見えるかもしれないが、アーマー殺しの性質があり、アーマーを持った怪獣が相手なら大ダメージを与える事ができるだろう。
さらに劇中で印象的だった、相手を尻尾で捕まえそのまま引きずって攻撃する技も搭載されている。投げ技なので投げ無効のk氏改変版ゴジラやレギオンには効かないが、効く相手には大きなダメージを与えられる。

スーパーアーマーによって怯まず投げも無効で、カラーにより自然回復量と被ダメージ後の無敵時間が上昇する。
特異能力の「甲殻」はダメージ減少の効果があり、カラーが上位になるほど受けるダメージが減少する。
ただし大ダメージ無効化は搭載されていないので、高威力の攻撃は有効である。

このように様々な特性を持っているため、低位カラーは怪獣相手だと相性がかなり出やすい。まず、アーマー持ちなので、アーマー殺しとなる技を苦手としている。またサイズの小さい相手や背の低いキャラも苦手である。しかし自身もアーマー殺しの技、強力な投げ技、投げ無効を持っているので相手によっては封殺できる。

ライフとゲージの自動回復はオプションから調整できるので、強すぎると感じた時やライフが減らせない時にはライフ自動回復をオフにしてもいいかもしれない。逆に相手のアーマー殺しの技に苦戦する時には防御力を調整してもいいだろう。なおゲージ技は見栄えが良く、威力もアーマーが無ければ普通のダメージなので、ゲージの自動回復はオフにしない方がいいのかもしれない。

+ 上位カラーの性能について
カラーが上位になると、コンボ補正が無くなり技の威力が上がり、根性値や自然回復、無敵時間などの様々な能力が強化される。
前述のように「甲殻」も強化され、12Pカラーでは受けるダメージがなんと120も減少するようになる。そのため並みの攻撃だとこの能力と自然回復で無効化されてしまい、全くダメージを与えられないだろう。

とはいえ大ダメージ無効化などが無いなど、他の12P怪獣に比べるとまだまだ弱い目の性能で、弱点となる超高火力の攻撃を持っていれば上位カラーでもあっさり倒せる事が多い。そのせいか他の怪獣に比べると上位のカラーが狂上位大会に出てくる事はあまりない。
怪獣キャラならば初代ゼットンのファイナルビームや改変ゴジラ12Pの超高火力攻撃などが有効。
逆に連続攻撃や多段攻撃で大ダメージを与えている改変ギドラやスペースゴジラ、レギオンなどの攻撃には耐えきることも多い。

以前はAIが無い事やライフ自動回復により、勝負の見栄えがしにくく動画でなかなか使われず、使われてもなかなか活躍できなかった。
しかし2010年8月1日の更新でAIが搭載され、相手との距離によって攻撃を使い分けるようになりだいぶ立ち回りや動きが良くなった。また必殺技を使う頻度も上がり、見栄えもするようになったので今後の活躍に期待したい。

出場大会

12Pカラー

出演ストーリー