デススター

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デススター - (2009/11/21 (土) 22:43:15) の編集履歴(バックアップ)


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惑星オルデランを破壊したスーパーレーザー砲


デススター

映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する敵軍「銀河帝国」の最終兵器、宇宙要塞デススター(Death Star)。
宇宙を独裁する銀河皇帝パルパティーンの右腕・ダース・ベイダーが指揮を執り*1、主人公ルーク・スカイウォーカーら抵抗する同盟軍を殲滅するため機動する。
惑星を跡形もなく破壊してしまうスーパーレーザー砲を持ち、レイア姫の育った惑星オルデランを消し去った後、
同盟軍の重要拠点であったヤヴィン第4衛星に侵攻。
同盟軍はレイア姫が入手した設計図を基に、デススターの動力炉に向けて排熱口からプロトン魚雷を撃ち込んで内部から破壊しようと試みる。
ダース・ベイダー率いる戦闘機部隊と各種の防御設備による激しい迎撃で同盟軍の攻撃部隊は壊滅的な損害を受ける。
しかし、攻撃部隊に参加していた主人公ルーク・スカイウォーカーは仲間の助けやフォースの導きによって動力炉にプロトン魚雷を直撃させ、
デススターは宇宙のチリとなったのだった。

MUGENでは版権付きオリジナルキャラとしてトロイ氏が製作し、現在は最終更新終了。
直径120kmの巨大さと、一撃で地球規模惑星を破壊するスーパーレーザー砲を搭載したこの死の惑星は、当然MUGENでも恐ろしい強さを誇る。
というか格闘家が体一つで地球を破壊せしめるデススターに挑む光景は、何か間違っている気がしないでもない。
しかしこれがMUGENの面白いところ。原作では直径120kmだが、MUGENでは普通のキャラの2/3程度の大きさとなっている。
また、原作通りではレーザー技しか使えないため、時よ止まれ、隕石、間欠泉、浄化の光などオリジナル技が多く搭載された。

大まかなシステム

攻撃面は射撃オンリーの弾幕キャラである。
本体では連射弾や波動弾など、また戦闘機や爆撃機、スターデストロイヤーを呼び出しこれらに攻撃を行わせ、
さらにはスーパーレーザー砲までがMUGEN上で使われている。
ちなみにスーパーレーザー砲で相手を倒した場合、上記画像のような地球破壊アニメが流れる。
メンズビームではない。

防御面の特徴として、シールドが搭載されており、シールド状態では攻撃を受けても、ライフが減らずにパワーゲージが減る仕様となっている。
このシールドはパワーゲージがゼロになると、ガラスが割れるエフェクトともに消滅するが、パワーゲージが再度MAXになると復活する。
転生状態と呼ばれる特殊なバリアも搭載されている。
このバリアは本体打撃以外のダメージを無効化する物で、本体打撃をProjectileに置き換えたキャラを無力化するという特徴を持つ。
7Pカラー以降はデフォルトで常時転生状態であり、6Pカラーまでとは大きく強さが異なる。
トーナメントなどでデススターを見かけた場合はカラーに注意すると良いかもしれない。


第2デススター

第2デス・スターは、初代デス・スターより大型で、攻撃力、防御力も上がっている。
しかし初代との大きな違いは、初代のように弱点が無いことであろう。
(Wikipediaより)。*2



ということで、MUGENの第2デススターは初代デススターを上回る神キャラとなっている。製作者は同じくトロイ氏。

変更点は
  • 固定10ダメージ
  • 待機ステート以外無敵
  • 待機ステート以外に攻撃されると必ず回復
  • こちらの攻撃が当たればいつでもゲージ回復
  • こちらの攻撃が当たればいつでもライフ回復
  • 打撃攻撃をしてきた相手を吹き飛ばす
  • 吹き飛ばした時相手のステート移動がなければ変化なし
  • ヘルパーの多段ヒット無効
  • 透明時間倍増
  • ノーリスクでタメが可能
  • 死の宣告(当身を取られるとKOしないと必ず死亡)
  • 死の宣告が発動するまでライフ・ゲージ満タン
  • ゲージ半分以上でリザレクション
となっており、特にMUGENのバグ仕様を活用した死の宣告は非常に強力で、神・論外レベルのキャラ含めて、
大抵のキャラは即座に地球ごと消されるか、時間切れと共にKOされてしまう。
後に弱体パッチ(吹き飛ばしオフパッチ)がリリースされた。

長らく理論上は撃破可能だが実質撃破不能なキャラとされ、作者トロイ氏自身が1P、2Pカラー以外の撃破を『未知の領域』『論外キャラ』と称していた。

しかし、遂に第二デススターの吹き飛ばしONの12Pカラーも撃破されてしまった。
そのキャラはハイパー扇奈11Pカラー、通称かみふうせん。(かみ(オロチ)ふうせん(な))
リードミーにそのような事が可能になったらしき文章を書いてある。


第3デススター

とうとう第3のデススターまでMUGEN界に光臨した。製作者は同じくトロイ氏。
AIも入っているが、現時点ではまだ神キャラの域には達していない(それでも狂キャラクラスだが)。
だがトロイ氏のブログではストライカーとして第1、第2デススターを呼び出している画像が張られている。
更新するかどうかは分からないが、1つでさえあの弾幕を張れるのに3つ同時に襲い掛かってくるとか悪夢過ぎる。
どうでもいい話だが、第3デススターは某ネズミの国にあるフライトシミュレータ型アトラクション「スター・ツアーズ」に登場していたりする。

+ 大会ネタバレ
  • 凶悪キャラグランプリ出場時には初代デススターは準決勝にてオニワルドの全画面攻撃に敗北
  • SMH+1クラストーナメントでは準決勝でADSに敗北。3位決定戦では神ミズチの脇連打に破れる
  • 凶悪&論外グランプリで準決勝で鬼巫女に撃破され、3位決定戦ではまたもやADSに敗れ
  • 取り敢えず気が向いたので開いてみたトーナメントでは準決勝でS-Tomyに撃破され、3位決定戦で神七夜に敗北
    尚、同じ3位決定戦ではSMH+1トナメで戦った殺神貴?は打倒している。
このように各種凶悪キャラトナメでは(死の星なだけに)4位にいつも位置している。堅実な強さとも見れるが。
と言うかSMH+1トナメと凶悪&論外GPでは相手が悪すぎた(ADS=Anti Death Starの意味も持つ)

あと、画像と音声をらき☆すたの柊つかさに差し替えた、通称「です☆すた」なる魔改造キャラが度々目撃され、その姿はレナゆっくりしていってね!?を彷彿させる。
キャラも一時期はアップローダーで公開されていたが現在は入手不可能。

動画に出てくる専用のステージは現在も公開中。

関連大会


出演ストーリー



*1とはいえ、この時期のベイダーは実際はともかく、軍の指令系統においては№1というわけではなく、
デススターにも形式上の指揮官としてターキン総督という人物がいた。
彼はデススターの強大な攻撃力を我が物とし、クーデターを起こすことを考えていたらしく、
ベイダーが彼と行動をともにしていたのはターキンを監視する役目もあってのことだそうだ。
言うまでもないが、ターキンはデススター破壊の際に要塞と運命を共にしている。

*2その弱点というのは初代が破壊される原因となった動力炉の排熱口と、
対艦隊戦を重視したあまり、戦闘機に対する防御力が不十分だったこととされる。
前者はプロトン魚雷などの兵器が通り抜けられないほど細い排熱口を多数配置することで克服し、
後者は対空レーザー砲と艦載機の収容数を大幅に増やすことで補ったという。
さらに小心者のためにターキンと違って謀反を起こす心配のないジャジャーロッド総督を指揮官に任命し、
ソフト的にもハード的にも弱点・欠点を克服した第2デススターは銀河最強の要塞になるはずだった…。

+ 何が起きたのかというと(EP6ネタバレ注意)
第2デススターの完成がまだまだ先のことと思われていたある日、
パルパティーン皇帝はわざと第2デススターの情報を漏らし、同盟軍の主力をおびき寄せて一網打尽にしようとした。
しかし、同盟軍はパルパティーンの予想をはるかに超える奮闘を見せ、
未完成の第2デススターを守っていた衛星エンドアのシールド発生基地を破壊、
さらには未完成ゆえに裸同然の状態だった動力炉にミサイルを撃ち込んだ。
一方、パルパティーンがどうなったかは彼の最後の弟子の項目を参照のこと。
いかに強大な力を持っていても、慢心すればあっという間に敗れ去るという一例である。

+ 余談
ちなみに、デススターはEP2の終盤で設計図が登場し、EP3のラストにも建設中と思しき場面がある。
シリーズの描写を見る限りでは初代デススターはEP4の少し前に完成したと推測されるが、
EP3終盤で産まれたルークたちの年齢を見る限りではそれまでに20年近くかかっていることがわかる。
しかし、EP4の4年後という設定のEP6ではスーパーレーザー砲を含めた第2デススターの機能は大部分が完成しており、
初代よりデカくて設備も多い二代目の工事が速いのはなぜかと言う疑問が生じてしまった。
ジョージ・ルーカス監督はこの建設期間の差についてEP3のDVDの解説音声で「最初のデス・スターは物資の調達に苦労したから」と語っていたが、
後に「当初の設計に欠陥が見つかり、再設計を余儀なくされたために建造が中断されていた」という後付けによる公式設定が発表された。
後に発表されたスピンオフ小説では、他の政治的な理由も絡んで初代のデス・スターの建造が何度も中断されていたとされている。