ラスカル

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ラスカル - (2012/02/15 (水) 23:04:19) の編集履歴(バックアップ)



フジテレビ系の世界名作劇場枠で放送されたテレビアニメ『あらいぐまラスカル』に登場するアライグマ。
アニメでの担当声優は野沢雅子氏。
なおラスカル(Rascal)という名前の日本語の意味は乱暴者・悪党。(「いたずらっ子」「やんちゃ」というようなニュアンスもある)
原作は、主人公でもあるスターリング・ノースが少年時代を振り返って書いた『はるかなるわがラスカル』であり
実体験をもとに書かれた小説である。
11歳の少年とラスカルとの出会いから別れまでの1年間を1910年代のアメリカ農村地域・ウィスコンシン州を背景に、
同時代の少年の日常を牧歌的に・または淡々と描写しつつ、同時に動物と人間との共存の難しさを、
成長したラスカルを通して描いている作品である。
因みにアニメのラスカルの配色はレッサーパンダに近い。

ストーリー

動物の大好きな11歳のスターリングはある日、友人のオスカーや飼い犬のハウザー(勿論コイツではない)と一緒に
森の奥へ釣りに出かけ、そこで猟師が母親のアライグマを仕留める場面に遭遇する。
そのアライグマには、まだ目も開かない幼い子供がおり、スターリングは猟師に頼んでこれを譲り受け、
家に連れ帰って「ラスカル」と名付けミルクを哺乳瓶で与えるなど、大切に育てる。
だがイタズラも程度が知れていたラスカルも、大きくなってくると次第にその行動がエスカレート、
近所の畑を荒らしたりするようになり、近所のサーマンさんに酷く憎まれ、射殺すると脅かされる。
スターリングは大きな檻を作ってラスカルをその中で飼うことにするが、その後もサーマンさんはラスカルを目の敵にする。
スターリングの身にも辛い出来事が訪れる。病弱だった母親を物語途中で亡くし、
またラスカルとの暮らしが1年になった時に父親の事業が失敗したため、進学の事もあってミルウォーキーの姉の家に行くことになる。
スターリングは寂しさをこらえてラスカルを森に返す決心をし、手作りのカヌーを使って、人里へ二度と戻って来られないよう、
また猟師に狙われなくて済むよう、森の奥深くにラスカルを連れて入っていった。
そして間もなく、スターリングも父親や友人達と別れ、ミルウォーキーへと旅立つ。

アライグマについて

北米の山林地域を原産とするアライグマという動物は、その丸々としてユーモラスな容姿からは想像もつかない程に気性の荒い動物である。
…『ぼのぼの』のアライグマくんや『UMVC3』にも登場したロケットラクーンを見てるとそれもうなづけそうな話である。
日本語名の由来でもある『餌を洗う』ように見える動作は、「視力が弱いために水中の餌を弄って探す」動作であるが、
毒のある蛙などの毒を土にこすりつけて「洗う」こともあるらしく、詳細は不明。
食性は雑食で、果物や虫、爬虫類、哺乳類などなんでも食べ、海岸付近に住むものに至ってはウミガメの卵や魚介類、も食べる。
人間の食べ物も食べ、スナック菓子なども好んで食う。
成獣となる頃には、同作品中でも触れられている通り、人間との共存は極めて困難であり、実際に飼育している愛好家によれば、
噛まれたり引っ掻かれたりといったケガは日常茶飯事(しかも猫よりはるかに力が強い)だという。まさに悪ガキ。
また頭が良く、閂程度の鍵なら簡単に開けてしまう。
元々日本にはいない動物だったがこのアニメの影響でペットとして持ち込まれあまりの凶暴さゆえに
捨てられ野良アライグマ化して問題にもなっている(ラスカルは上記のようにアライグマが元々生息する北米が舞台)。
因みに狂犬病や寄生虫などの人間にも害を及ぼす感染症を持っている可能性があり、凶暴な性格と合わせて危険な動物であったりもする。
動物を飼うときはその動物についてよく知り飼えなくなくなって捨てたりせずちゃんと責任を取りましょう。

(以上、一部Wikipediaより引用)


MUGENにおけるラスカル

UJI氏によってスーパーファミコンのバズルゲーム『あらいぐまラスカル』のドットを使用して作られている。
特徴としては見た目と違ってバリバリの投げキャラでちびキャラ。小さいキャラなのでライフも低く設定されているらしい。
投げキャラであるが、避けや前転といったものはなくそのかわり壁をつたって移動したりできる。
また元々がパズルゲームなので箱を持って相手を攻撃したりする。
そしてこのラスカルの一番の特徴は「野性の脅威」という2ゲージ技。
これが発動するとアニメシーンがはじまり相手をつかみ洗い、そして食らう(しかも頭から)。
かなり怖い技となっている。

恐怖の捕食シーンが見れる動画

出場大会