イタチの陳

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イタチの陳 - (2019/10/24 (木) 03:29:42) の編集履歴(バックアップ)


「跳弾が・・・当ったらチョーダンじゃねぇよなぁ~!?ん!?」

漫画及びアニメ『蒼天の拳』に登場するキャラ。
担当声優は二又一成氏。
「イタチの陳」はあだ名なのだが、本名は原作33話では「陳永祥」、78話では「陳狷民」と一定でないため、
ここではあだ名の方で記述することにする。

プロフィール

上海を牛耳るヤクザ組織、「紅華会」の八番頭(その後七番頭→二番頭に昇格)。
あだ名の「イタチ」の由来は屁と商売が臭いから。「サスケェ!」とか言わない。

本人によると昔は貧乏漁師だったらしい。
右腕のハサミ型の義手が特徴的だが、これは主人公の霞拳志郎にやられたため。付け替え可能であり、作中では百連弾サブマシンガンを装備したこともある。
頭のネジが外れた紅華会幹部の中では比較的まともな思考の持ち主であり、他の幹部達に振り回されてぼやく姿もたびたび見られた。
しかし用が無いと判断した相手は即座に撃ち殺そうとするなど冷酷な一面を覗かせる。
また追い詰められると銃を室内で乱射して部下を死なすなどぶっ飛んだ行動に出るあたり、やっぱりこいつも同類である。

原作での初登場は8話で拳志郎達の回想に登場。
身代金目的で北大路財閥の総帥を誘拐しようとするが、たまたまその場に居合わせた拳志郎に阻まれてしまいラーメンの器を顔面に叩きつけられる。
この時点では右腕はまだあり、破壊もされてないため、何度か同じような事があったと思われる。

その後、本編にて再び拳志郎が上海に舞い戻って来る事を知り、仲間たちと共に報復を誓うも、拳志郎の活躍と敵対組織・青幇の復活によって紅華会は壊滅。
万策尽きた陳達は二番頭の張大炎の下に逃れるが、そこでも襲撃に遭う。
改心した張大炎に証文を返され、代わりに紅華会二番頭に昇格するも時すでに遅し、
沈没船の上では何の意味もなさず、拳志郎にサブマシンガンを沈没船からの脱出の為に利用されてしまい、敢え無く溺れ死んでしまった。
(意図的に殺されたわけではなく、一応張大炎達と一緒に脱出させてもらえるのだが、
 その途中で「10分ほど水中で息を止める」という必要が生じ、鍛えていた拳志郎と大炎は耐えれたが陳は無理であった)

アニメ版ではしぶとく生き残り、紅華会を復活させようとするが結局拳志郎に殺された。

...とまあ概要だけ見ればまごうことなきザコキャラであり、当然知名度も低いのだが、
前作に比べリアル寄りの作風が強くなっている本作の中ではネタ的な意味で目立った方であり、ニッチながらも人気はあると思われる
まあ紅華会の幹部は全員ネタ方面に吹っ切れているが


MUGENにおけるイタチの陳


レイ氏による豪血寺一族シリーズのオロフ改変キャラとして作られている。
システムはGG風で、原作で使ったマシンガンの他、中の人ネタで爆弾を設置したりと様々な武器を駆使して闘う。
ゲージ技(超必殺技)ではアニメ版のものがカットインとして使用されており、派手な演出になっている。
リーチ・発生に優れ、高性能ではあるものの、挙動が独特な上級者向けのキャラとなっている。
ゲージ技がいずれも法外な無敵時間を誇るため、ゲージさえ溜まっていれば後出しぶっぱで余裕。
直前ガードを使うことでノーリスクでゲージ溜めができるため、ガンガードで待ち隙を見て超必殺技をぶっぱなすのが基本戦法。
特殊やられにも多数対応している。
AIは未搭載だが、ホルン氏のAIが公開されている。
cmdファイルをいじる事で性能の調整が可能。
氏によると想定ランクは強~凶下位。最大設定にするとエルクゥ(デフォAI)相手に結構粘るため、狂下位付近はあると思われる。


出場大会