エレキング

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エレキング - (2011/08/27 (土) 10:11:36) のソース

#ref(ereking75409478.jpg,,width=250,title=着ぐるみ完成時は白かったが撮影中に黄色くなっちゃった………だがそれがいい)
1968年放映の特撮作品『[[ウルトラセブン]]』3話「湖のひみつ」に登場した[[怪獣]]。初登場時の別名は「宇宙怪獣」。
顔に目と呼べるようなものは無く、その代わりにくるくる回る角がレーダーになっており、
回転して周囲の敵を察知し、口から放つカッター状の放電光線で敵を攻撃する。
この他、長い尻尾を敵に巻きつけ放電する技(後にゲームで「エレクトリックテール」と呼称)もある。

独特のデザインから人気が高く、ウルトラセブン放送40周年記念で行われた「ウルトラセブン大賞」では最優秀怪獣賞を受賞している。
その人気の高さからか、『ウルトラマンメビウス』でマスコットキャラとして小型の「リムエレキング」が登場したり、
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』では[[ゴモラ]]、リトラと共に主人公、レイの使用怪獣として活躍するなど、
後のウルトラシリーズの様々な作品にも登場している。
&nicovideo(sm15363511)

#region(シリーズにおけるエレキングの経歴など)
『ウルトラセブン』第3話では木曽谷の吾妻湖でピット星人によって飼育されていた。
ピット星人にウルトラアイを奪われたセブンの代わりに繰り出されたカプセル怪獣[[ミクラス>カプセル怪獣]]と戦い、
尻尾を巻きつけての高圧電流でこれを倒した(後付け設定だがミクラスの弱点は電気)。
だがセブンにはこうした得意技も通じず、角のレーダーをエメリウム光線で破壊された挙句に
アイスラッガーでバラバラにされてしまった。

『ウルトラファイト』には黄ばみがより強くなった……というか、最初からほぼ真っ黄色な着ぐるみで登場。
特徴的なアンテナも、回転しないどころか[[ゼットン二代目>ゼットン]]のようにブラブラぶら下がっていた。
役どころはほぼ他の怪獣と変わらないが、無抵抗なところを一方的にボコったとはいえ
この番組最強の存在であるウルトラセブンに唯一黒星を付けた[[すごい怪獣>・・・・すごい漢だ。]]である。
砂浜でセブンと血みどろの死闘を繰り広げて倒れたり、イカルスに&b(){マシンガンで射殺}されたりしても
その後の回で普通に出てきていたが、まあウルトラファイトにはよくあることである。

『[[ウルトラマンタロウ]]』では『セブン』のエレキングが月の光のエネルギーによって復活したという設定で&b(){再生エレキング}が登場。
別名は「月光怪獣」。セブンの時とは違い尻尾の先から放つ火炎攻撃が主となっている。
タロウを苦しめたが、角に絡まっていた蔦をキングブレスレットでチェーンに変えられ、
それを角に絡められた挙句に引き抜かれて泡を吹き出し、絶命した。
ちなみに放送当時に雑誌に掲載された設定によると、エレキングを再生させたのは[[メフィラス星人]]や[[チブル星人>チブルくん]]を始めとする
怪獣軍団とされており、当初復活が検討された[[キングジョー]]の代打とされていた。
映画『ウルトラマン物語』でも、メフィラス星人に操られる怪獣として登場している(映像は『タロウ』の流用)。

平成ウルトラセブンシリーズの第1作『ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦』にも登場。
初代同様にピット星人に操られてセブンと戦ったが、アイスラッガーで尻尾を三枚おろしにされた上に
エメリウム光線を浴びて爆散した。

平成作品では『ウルトラマンマックス』の2話と27話の二度に亘って登場している。
こちらの別名は「放電竜」となっており、平成TVシリーズにおいて&b(){初めて再登場した昭和怪獣}である。
初代と比べるとややスマートで体色は薄く青色がかっており、手には爪が生えている。
第2話では一般人のOLに飼われていたが、陰では逆にOLを操っていた。
街の電気を吸い取り、さらにはDASH本部の電気まで吸い取った。直接戦闘においてもマックスを苦しめるが
マクシウムソードで角を切られて形勢逆転、最期はマクシウムカノンで倒された。
再登場時はピット星人によって複数の幼体が地球に持ち込まれた形で登場、電気ではなく人間の脳波を吸収して
幼生から成体へと成長を遂げ、その内2体が巨大化したが、1体はDASHに倒され、もう1体はマックスによって
宇宙へ投げ飛ばされ、分身マクシウムソードで八つ裂きにされて倒された。
余談だが、幼体のデザインは下記のEXエレキングを参考にしたとデザイン担当者が述べている。
&nicovideo(sm15425459)

『ウルトラマンメビウス』ではマケット怪獣として「リムエレキング」が登場。人間の赤ん坊ほどの大きさをしている。
マケット怪獣ミクラスに電撃能力を追加して強化する際に過去のアーカイブ・ドキュメントUGからデータを引き出したが、
運用実験の際、高エネルギー分子ミストを生成する粒子加速器の故障と、
ミクラスの記録にかつてエレキングと戦ったトラウマが残っておりエレキングのデータを拒絶した為に実体化して現れた。
その後補佐官の案でCREW GUYSのマスコットキャラクターとして採用された。
…モチーフはやはり[[某電気鼠>ピカチュウ]]なのだろうか。

『[[ウルトラギャラクシー大怪獣バトル>スペースペンドラゴン]]』では、新たに作られた初代に近い着ぐるみで登場。
惑星ボリスの湖をテリトリーとし、近づいた敵を長い尾で水中に引きずり込んで倒す「水中の王者」である。
水中戦ではレイの操るゴモラをも一度は退けるが陸上戦に持ち込まれてからは分が悪く終始圧倒され、
超振動波で倒されるがレイのバトルナイザーに取り込まれてリトラに続く3体目の仲間となった。
このエレキングは放電光線や電流攻撃以外にも水平チョップなどの格闘技で敵の怪獣と戦いを繰り広げ、
続編『NEVER ENDING ODYSSEY』でキール星人グランデの操る[[タイラント]]に倒されるまで活躍した。

映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ウルトラマンベリアルが怪獣墓場から復活させた
怪獣軍団の一体として登場。メトロン星人や[[ガッツ星人]]、[[キングジョーブラック>キングジョー]]、[[キングパンドン>パンドン]]らと共に
因縁ある[[ウルトラセブン]]を襲ったが、エメリウム光線を受けて速攻で片づけられてしまった。

ゲーム作品では『ウルトラマンFighting Evolution Rebirth』にて[[ゴモラ]]や[[レッドキング]]と同様、
[[バルタン星人]]に改造されたエレキングが登場する。手足がなくなり蛇のような体型となった。
発電能力がさらに強化され、自身を電気エネルギーに変えて突進する技を持っている。
カードゲーム『大怪獣バトル』シリーズでも進化態の「EXエレキング」として登場する…のだが
性能が使いにくい上、[[他の>ゴモラ]][[EX>レッドキング]][[怪獣>タイラント]]に比べてレア度が低かったり、ストーリーモードでは[[ザラブ星人>ニセウルトラマン]]の操る怪獣として登場するが
デモシーンの時点でライバルキャラのEXゴモラに一撃で倒されたりと何かと扱いが悪い。
…というかプレイヤーからの評判も散々なものである。&s(){気持ち悪いとか寧ろ退化してるだろとか}
なお『大怪獣バトル』においては[[ネロンガ]]と「サンダーコネクション」というタッグ技を持つ。
#endregion

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**MUGENにおけるエレキング
ウルトラ怪獣でおなじみの這い寄る混沌氏が製作したものが遂にMUGENに参戦。
人気怪獣ということで心待ちにしていた人も多いのではないだろうか。

SFC版『[[ウルトラセブン>ウルトラマン(ゲーム)]]』のドットを使用。口からの放電光線が得意技で、相手を遠くから攻撃する。
さらにこの放電光線は、地面に当たると同作者の[[ジャミラ]]や[[パンドン]]のように設置の炎を発生させられる。
だからといって接近戦が弱いかというとそういう訳でもなく、攻撃の高さは低いが横に長く、怪獣に当てやすい尻尾振り回しや、
[[ゴモラ]]の投げ技である尻尾締め付けのように、尻尾を巻きつけての電撃で攻撃してくる。
超必殺技のエレクトリックテールも同じく尻尾を巻きつけて放電する技だが威力はけた違いである。
ただし攻撃前に一瞬の隙があるので、直後に相手が空中にいたために当たらなかったりなどして不発に終わることもある。
また使用時にはOVA『ウルトラマングラフィティ おいでよ!ウルトラの国』の台詞がどこからともなく聞こえてくる。
他にも放電光線を三方向に連射する必殺技がある。相手に与えるダメージはエレクトリックテールに比べて低いが、
敵に反撃されにくく遠くの敵にも当たるのでこちらも強力。

//怪獣キャラの強さの指標を商業格ゲーキャラ準拠にしていきます
喰らい判定が薄かったり、尻尾攻撃や必殺技全般に全身無敵があるなど性能自体はかなり高く凶キャラクラスだが
現時点では搭載されている[[AI]]に無駄が多いためつけ込む隙も多く、普通のキャラでも戦えないことはない。
とはいえ広範囲をカバーする飛び道具、間合いの長い投げ技と[[AI殺し]]要素が大きいため、基本的には圧倒してしまいがちである。
強キャラ~凶キャラの境目にいるといったところだろうか。

怪獣の中での強さは相性が出やすいものの同作者の[[ベムラー]]やジロウガキ氏の[[ガイガン]]、muu氏アレンジ版[[ガボラ]]と同じ位。
興味のある人は使ってみよう。

ステージとしては『超ゴジラ』の芦ノ湖、ベイブリッジなどの足元が水になるステージや
SFC版『ウルトラマン』の竜ヶ森湖のステージがよく似合う。
またこぜに氏によってSFC版『セブン』の湖のステージも製作されている。

タッグとしては同じく電撃を使う[[ネロンガ]](上に書かれているようにゲームの『大怪獣バトル』では合体技もあるし)や
『ウルトラギャラクシー』繋がりで[[ゴモラ]]や[[スペースペンドラゴン]]と組ませてみると面白いはず。
//ニコMUGENでのタッグ自体が元ネタ有りや共通点やら優先で相性はほぼ度外視で組んでるものが多いので相性云々はいっそいらないんじゃないかと思って削除してみた。

***出場大会
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-[[MUGEN大怪獣バトル2010]](エキシビジョンマッチ第3弾)
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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//怪獣,宇宙,|円谷|,雷使い,角(頭部側面),尻尾攻撃
&hiduke(1967/10/15)