//MVC3での表記に倣い、ドーマムゥ名義で作成 #image(dormammu_UMVC3.jpg,width=400,,title=闇黒次元の王) #region(ちょっと昔の御姿) #image(dormammu_1.png,width=300,,title=ダサいとか言った奴、ダークディメンション送りの刑な) #endregion &font(28,b,i,blue){"Who dares defy the Dread Lord."} &font(25,b,i){&color(blue){(恐怖の王に挑もうとするのは誰だい?)}} **原作でのキャラクター アメリカ・マーベル社のコミック『[[ドクター・ストレンジ>Dr.ストレンジ]] 』等の作品に登場するヴィラン(悪役)。 アニメ『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』などでは「&b(){ドルマムゥ}」と表記される。 ファンからの愛称は「ドマム」、「ドマム様」、「マムゥ」など。 Dr.ストレンジの宿敵。現実世界への進出をもくろみ地球上のヒーロー達と戦いを繰り広げている。 神秘次元・ダークディメンションに君臨する王であり、「混沌の帝王」「暗黒の支配者」などの二つ名を持つ。 元はカオスディメンションに住むエネルギー型生命体「ファルティナ」だったが、機械の肉体を得て生まれ変わった事から同族に危険視され、同次元の神である[[シュマゴラス]]によってダークディメンションに追放されてしまう。 その後、マインドレス・ワンの大量発生に乗じて当時のダークディメンションの統治者とその部下を粛清し、現在の境遇に落ち着いた。 魔術で自由自在に変化できるためその姿形は一定ではなく、作品の媒体や年代により異なる。 初期のコミックやカプコンのゲーム作では[[燃え盛る頭部>ゴーストライダー]]に機械の体を持つ姿で描かれているが、 近年では[[全身が炎に包まれた>パイロン]]巨大生命体としての姿が主流。 妹にウマール、姪にクレアがいる。どちらも人間体で美人。 なお姪の方はDr.ストレンジの弟子兼恋人だったりする。一度は結婚もしていたが、2013年に離婚している。 &s(){ドーマムゥ叔父さん「[[おのれストレンジ>エンヤ婆]]」} #region(似てない兄妹達) #image(dormammu_2.png,width=300,,title=マムゥ様とウマールさん) #endregion #image(dormammu_3.jpg ,width=300,title=真正面からでは最強クラスのヒーローでもこのザマ) ヴィランとしての実力は設定のみの存在を除けば破格。 無尽蔵の魔力を駆使して、マインドコントロールや、物質転移、時空間移動、巨大化など数えきれない能力を扱うことができ、単純なスペックではストレンジとは比べ物にならない。 また、ダークディメンション内では宇宙改変も可能とほぼ全能の存在に等しくなっている。 本来通常のキャラクターでは逆立ちしても勝てないはずの[[ギャラクタス]]を始めとするコズミック・ビーイング相手に互角に渡り合うことが出来ると言えばその凄さが伝わるだろうか。 交際関係も幅広くヴィランとして登場する際はその都度色々なヴィランと手を組んでヒーローたちの前に立ちふさがる。 [[ブラックハート]]や彼の父メフィスト等の魔王とも知り合いらしく、魔界で会議を行ったエピソードもある。 #region(マムゥと愉快な仲間達) #image(dormammu&hell lords.png,width=450,,title=左からドーマムゥ、死の女王ヘラ、メフィスト、ブラックハート、ドーマムゥの弟子サタニッシュ) #endregion 映画「ドクター・ストレンジ」においては黒幕として登場。 此方ではダークディメンジョンの化身の如き巨大な顔の姿である。 カエシリウスという魔術師と契約し、力を与える代わりに地球とダークディメンジョンを隔てる防壁の破壊を行わせていた。 目論見は成功し、地球とダークディメンジョンは繋がってしまうものの、ドクター・ストレンジが「取引がある」と直接ダークディメンジョンに乗り込んでくる。 一瞬で惨殺するものの、ストレンジがインフィニティ・ジェムの一つタイム・ストーンの力を用いて自分とドーマムゥを時間のループの中に閉じ込めた為、何度殺してもストレンジが眼前に出現してしまう。 幾度目かのループでいい加減に鬱陶しくなったドーマムゥはストレンジとの取引に応じ、ループからの解放の代わりに地球から撤退していった。 ---- **格闘ゲームにおけるドーマムゥ(ドルマムゥ) &font(25,b,i,blue){「ええと、キミの名前は何といったか……。&br()&space(4)まあいい。下等なゴミ虫くん、でいいかな?」} &nicovideo(nm13591805) 『[[MARVEL VS. CAPCOM 3>MARVEL VS. CAPCOM]] 』にDr.ストレンジ共々プレイアブルキャラとして登場。日本国内で作られた作品に登場するのはこれが初。 それまで全くの無名と言っても過言ではなかったが、いざ参戦してみるとそのキャラデザの格好良さや容赦のない悪役ぶりで瞬く間に人気キャラに上り詰めた。 「&b(){パワーオブザパワーオブザパワーオブザ}」&link_anchor(*1){*1}は代表的なネタ台詞になっている。 キャラクター同士の会話では上辺は紳士的な口調で接してくるが勝利メッセージでは残忍かつ尊大な本性を露わにする。 それ故か大半のキャラクターからは嫌われており、基本的に飄々としている[[ダンテ]]すら勝利メッセージでは不快感を滲ませる。 敗者にはゴミ虫くん(汎用)、凡人([[ドゥ―ム>Dr.ドゥーム]])と歯に衣着せぬが、[[バージル]]には目を掛けている。また、[[シュマゴラス]]は勝利メッセージで&b(){「カオスディメンション良いとこ。一度はおいでデシュ」}と発言するなど余裕綽々であり、少なくとも設定上は同格以上の存在であるようだ。&s(){社員に名前も覚えてもらえないのに...} 戦いを通じてマーベルユニバース以外にも様々な世界が存在する事を知り、EDではギャラクタスによる騒動にヒーローたちの目が向いてる隙を衝き、カプコン世界に侵攻している。 #region(キャラ性能) 空間を制圧することに長けた設置系キャラ。 地上ダッシュは壊滅的だが、空中はダッシュ、飛行、珍しく空中でも使用可能なワープありとよく動ける。 高性能な設置技で相手を拘束しつつ、ワープなどで刺しに行く戦い方を取ることになる。 特殊技フレイムカーペットは火の絨毯を設置する技で、持続も長く地上戦主体キャラはこれを置かれるだけで厳しい。ガードさせれば5F有利なのでチェーンや固めで出し切るのもよしという万能技のため抑止力として猛威を振るった。 同じく特殊技ダークマターは前方に飛び道具を一つ飛ばす技。弾の速度は並で、強度も最低なのだが、代わりにヒットすると壁バウンドを誘発するので追撃が簡単という中々優秀な技。 必殺技については、ダークスペルは右手と左手に異なるスペルを溜めることができ(左右合計3回まで)、チャージ開放技のリベレーションを使う事で攻撃する。ダークスペルの組み合わせで全く違う技になるのが特徴。創造の力(青色の方)はそれだけだと死に技に近いのでとりあえず破壊の力(赤色の方)を溜めておけば大丈夫。 ダークホールとピュリフィケイションは指定位置に小型のワームホールや大きな光柱を発生させる技で、立ち回りやコンボに非常に重要である。 ハイパーコンボはどれも優秀。最低保証ダメージの高い「カオティックフレイム」や、ガードさせるか20ヒットするまで消えずに相手を追跡する火の玉を生み出す「ストークフレア」、ほぼ全地上判定でダウン拾いや追撃も可能なレベル3HC「ダークディメンション」の3つ。 コンボも簡単で火力も高いのだが、動作がすべて大きいという弱点がある。 通常技は軒並み発生が遅めで、必殺技もその制圧力の代償かモーションが大振り。 ゆえに技を振り違えるとあっという間に近づかれたり弾幕に飲まれてしまったりする。 技の遅さ、アドバ漏れのリスクなどからあまり先鋒向きではないが、アシストもどれも優秀とまでは言えない性能なのでチーム構成には癖がある。 だが立ち回りやコンボの伸びしろは大きく、プレイヤーの持つ力に確実に応えてくれるキャラである。 バージョンアップ版の『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』(通称UMVC3)では、 フレイムカーペットが本体がダメージを受けると消えるようになり安易なぶっぱが出来なくなったものの、 飛行の硬直減少、ダークスペルとリベレーションが空中発動可能、地上投げのダウン時間増加、 弱攻撃ののけぞりが増えチェーンコンボ増加、ダークマターがキャンセル可能になるなど大幅に強化され固定砲台から移動要塞になった。 特にダークマターの強化が凄まじく、ワープで攻め込んだりアドバ対策に置いたり簡単かつリターンの大きい択を迫れるので、かなりの重要技に大化けした。 %%あとネタ要素も増えた。具体的には戦闘開始時・勝利時の台詞にUMVC3で追加された日本語字幕が妙な事になっている(「おまえはたおされた。さらばだ。」など)。%% |参考動画&br()&nicovideo(sm16650172)| #endregion 続編『MARVEL VS.CAPCOM:INFINITE』にも引き続き参戦。こちらでは「ドルマムゥ」名義に変わった。 キャラ性能は基本的にUMVC3準拠だが、攻撃ボタンが弱中強エリアルから弱強PKに変わったため、 ダークホールとピュリフィケイションがPKどちらでも出せるようになり、発動後自動でダークスペルを使うようになった(Pで赤、Kで青)。 明確な強化点としては青3リベレーションがUMVC3までの「ジャンプ封印を付けるがダメージ0の上相手次第で反確」という死に技から、 「引き寄せが付いた発生保障付き全地上フレイムカーペット」性能の茨を出す技に変わり、比較にならないレベルで超強化された。 また新たに強判定の空中特殊技カオスリッパー、ダメージ無しの衝撃波を放った後空間を引き裂く必殺技ディメンションファングを習得した。 ディメンションファングはバウンド・壁バウンド・強制ダウンの3種あり、それぞれDS赤・DS青・リベレーションに自動派生する(キャンセル可)。 ---- **MUGENにおけるドーマムゥ #image(dm.gif) Gladiacloud氏, Delusiontrim氏& Shinzankuro氏によるものが公開中。MUGEN1.0以降専用。 非常に高クオリティの手描きドットが使用されており、MVC3で見せた技の数々が再現されているなど、その完成度は高い。 また青3リベレーションはMVCI仕様になっている。 が、「カオティックフレイム」など一部の技のヒットスパークが強く、目に大変よろしくないため注意。 多種多様なキャラが参戦しているmugenにおいて、機動力は決して低い方でなく、攻撃範囲も広いが、動きが大振りで隙が多いのは変わらない。 基本的には原作と同じ立ち回りが求められると言って良いだろう。 デフォルト[[AI]]は搭載されていない。 |DLはこちらの紹介動画から&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=LS3N7_UKHPM&t=59s){320,240}| また、Dictator氏製作の専用ステージも存在。 こちらも上記の動画から入手可能で、WinMUGENでも使用出来る。 同じくDr.ストレンジの宿敵である「バロン・モルド」や、ドーマムゥの尖兵である「マインドレス・ワン」が背景にいる賑やかなステージである。 &s(){[[どっかで見た様な悪魔>ダルシム]]も混じっているが} youtubeで確認する限りでは、これ以前から後述のDルガールをベースにUMVC3の3Dドットを切り抜いて製作したものが公開されていたようだ。 こちらはWinMUGENでも使用可能。 //DルガールのガワだけをUMVC3のものに置き換えただけっぽい? #region(DLはこちらの紹介動画から) &youtube(https://www.youtube.com/watch?v=HP_Yk3JTFGg){320,240} #endregion この他にも[[ゴッドルガール]]改変としてアフロン氏のDルガール、ヅァギ氏のドーマムゥルガールのような&b(){ルガールの皮を被ったドーマムゥ}も制作されている。 ニコニコではむしろこちらの方が有名か。 &font(25,b,i,blue){「ほらほら、どうした。もっと頑張りたまえよ。&br()&space(4)地球が私のものになってもいいのかね?」} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ドーマムゥ],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ドーマムゥ],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ドーマムゥ],sort=hiduke,100) } ***出演ストーリー [[失楽園]] ---- &color(red){*1} [[必殺技]]のダークスペルをダークスペルでキャンセルすると聞ける。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //アメコミ,魔王