星のカービィ64』の黒幕にして、同作の真のラスボス。「ゼロツー」と読む。
無論、酸素(O²)やこの作品の第二期OPではない。
真っ白で巨大な球体に毛細血管のような赤黒い翼が左右に生えた姿をしており、頭上には天使のような輪、下部分には弱点であるサボテンのような尻尾を持つ。
正八面体の「ラミ」というザコ敵が登場する事を含め、どうも『新世紀エヴァンゲリオン』の影響が窺える
登場時は笑顔を浮かべた一見可愛らしい顔をしているが、実は口のように見える部分は瞼であり、
戦闘に突入すると真っ赤に染まった一つ目を見開いて襲い掛かってくる。

本編ではクリスタルを狙って黒い雲と共にリップルスターに襲来。
全てのクリスタルを収集した上で、部下である表向きのラスボス・ミラクルマターを撃破すると出現する「ファイナルスター」の奥で戦う事になる。
カービィはこの敵に対して集めたクリスタルを銃として装備し、
ヒロインの妖精リボンに背中を掴んで飛んでもらう特殊コピー能力「リボンクリスタル」で立ち向かう。
攻撃方法は目から発射する炸裂弾と、尻尾から発射するガス噴出のみだが、
不規則な攻撃判定かつ奥行きのあるシューティング方式であるため、初見では避けるのが難しい。
ぶっちゃけ攻撃方法が豊富なミラクルマターの方が強いのはまた別の話
目に30回攻撃した上で頭上の輪を破壊し、更に頭に貼られた絆創膏を攻撃する事で弱点となる尻尾が出現、ようやくダメージを与えられるようになる。
ただし、輪・絆創膏・尻尾を攻撃できる時間には限りがあるため、手間取っていると目に攻撃する所からやり直す羽目になってしまう。
ちなみに翼にも攻撃可能であり、破壊すると目を攻撃しやすくなる。

なお、戦闘突入後はポーズ画面が「つづける」「がんばる」となり、両方とも選んでも戦闘を続ける事になるため、
勝利するか、残機を全て失いゲームオーバーになるか、リセットボタンを押すまでは終了出来ないようになっている
(通常は「つづける」「でなおす」と表示され、後者を選ぶとステージから脱出できる)。

ダークマター族との関連性は不明。
また、名前や外見から『星のカービィ3』のラスボスであるゼロとも何か関連性がありそうだが、こちらも詳細不明である。

彼との戦闘BGMである「VS.ゼロ・ツー」は明るい雰囲気だったそれまでのボス戦BGMとは異質な雰囲気で、
シリアス感溢れる陰鬱な曲調ながら燃える曲として人気が高い。

(以上、カービィWikiより一部引用・改変)


MUGENにおける0²

axois氏による0²が存在する。
原作では攻撃手段が炸裂弾とガス噴出しかなかったため、ゼロが使っていた赤い弾や翼での攻撃の他、
『カービィ』シリーズではもはや恒例のブラックホールが追加されている。
AIがデフォルトで搭載されており、オプションで攻撃性能や耐性面の設定も可能。想定ランクは狂全般との事。
また、「ファイナルスター」の道中をモチーフにしたステージも同梱されている。

出場大会



最終更新:2023年04月15日 21:15
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