ボルド


初代『R-TYPE』の雑魚キャラ……というか移動障害物。
ヘッド」は付かないし、ャリバーに出てくる変態軟体殺法の男はヴォルド。
ステージ7の「腐敗都市」に登場する。
耐久力は高いが攻撃能力は一切無く、画面内をゆっくりと横断するだけの存在。
設定資料には「廃棄物の塊」と記されていた。

戦略SLG『R-TYPE TACTICS』ではバイド軍の暴走巡航艦という設定に変更され、戦闘可能になった。
副砲のファットミサイル砲は長射程で使いやすく、艦首砲のカラドボルグ砲も威力、射程共に高水準であるため、
地球軍の初期巡航艦であるヴァナルガンド級よりも癖が無い、優れた戦闘能力を誇る。
加えてユニットの搭載による修理・補給が可能になり、艦隊指揮を担う旗艦として現れる事もあるので、
STG時代より遥かに重要な中核戦力になったと言える。
プレイヤーがバイド軍を操る「バイド編」でも序盤から使用可能であり、愛用したプレイヤーも多いと思われる。

しかし、バイド軍にはボルドの上位互換的な性能を持つ戦艦「コンバイラ」が存在する上、
ボルドには無い特性(副砲を多数持つ、武器が高性能など)を持った強力な艦船ユニットが複数存在する。
更に7HEXサイズの艦船でボルドだけが搭載数3機という欠点(他は搭載数5機)がある為、
バイド編におけるボルドは器用貧乏なユニットとして扱われてしまう。

また、ボルドの進化系である「ボルドガング」は、全武器の攻撃力、命中率がボルドと同じな上、
弱点が前方に露出、ミサイルへの補給が不可能になるなど弱体化し、存在意義が問われる事態に陥ってしまった。
ボルドガングの更なる進化系「ボルドボルドゲルド」に至っては、12HEX(ボルドの2倍)を要する超巨大ユニットでありながら、
強化点はカラドボルグ砲の射程が伸び、搭載可能数がたった一つ増えただけ。
ファットミサイルの射程は前方1HEXのみ、全武器の攻撃力、命中率がボルドと同じなど、
ありとあらゆる面で産廃化を遂げ、プレイヤーの失笑を買っている。

制作側も強力なユニットとしては認識していないらしく、
『TACTICS』でボルド6隻からなる艦隊と交戦するステージの難易度は★1(もっとも簡単)。
『TACTICS2』でボルドガング6隻がボスの前座扱いされるなど、どうにも不遇な艦と言える。

『R-TYPE FINAL2』では敵としては登場しないが、DLC機体「B-99 APOCALYPSE」の武器「ボルドレーザー」として登場。
18個のパーツで構成されたボルド型の大型レーザー弾を発射するもので、貫通性がない代わりにフォースで防御可能な敵弾を相殺できる。
威力も非常に高く、全パーツ着弾時のダメージ量は2ループチャージしたスタンダード波動砲2発分以上という規格外の瞬間火力を誇る。
ビットを装備した状態ならば支援射撃が発射される点も有利である。
ただし、弾速が遅い上に発射間隔が長く、画面上にパーツが一つでも残っていたら再発射できないのが難点。
使い勝手はとても悪いが、刺さる状況では極めて有効というピーキーな性能と言える。『TACTICS」での性能とは正反対である


MUGENにおけるボルド

スミス中尉氏が製作したボルドが公開中。
同氏製作のタブロック同様、STG版のドットを元に『TACTICS』風のアレンジを施されている。
所謂STGキャラであり、前方から発射するボルドビーム、誘導弾を発射するファットミサイル、
射出後一定時間で爆発する腐れPOWアーマーなど、全ての技が飛び道具である。
超必殺技はしばらく行動不能になる代わりに高威力の飛び道具を発射する「カラドボルグ砲」、
『R-TYPE III』に登場した中ボス「ガウパー2」が突進する「ガウパーアタック」の二つ。

出場大会

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最終更新:2024年07月28日 03:08
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