御剣平四郎



「地獄へ行くのは、お前が先だ!」

プロフィール

キャッチコピー:「孤狼剣士」(SE)、「戦国の用心棒」(I、VI)
                             「剛剣無頼」(III~IV)、「死闘を追い求める者」(V)
使用武器:日本刀
武器名:是藤(SE1P時)、榊(SE2P時)
               獅子王(I~IV、VI)、無一文字(V)
流派:天賦古砕流(SE)、天賦古砕流・改(I~IV、VI)、真・天賦古砕流(V)
年齢:22歳(SE)、25歳(I)、29歳(II~IV)、46歳(V)
生年月日:6月8日
家族構成:両親兄弟いずれも病死(SE、I~IV、VI)
                  両親兄弟いずれも病死 八番目の弟を名乗る武芸者がいるらしい(V)
出身地:日本/備前
身長:5尺6寸(168cm)(SE)、171cm(I~IV)、173cm(V、VI)
体重:16貫目(59kg)(SE)、65kg(I~IV)、74kg(V)、71kg(VI)
血液型:AB型
担当声優: 高木渉 (PS版SE)、 森川智之

『ソウルエッジ』から『ソウルキャリバー』シリーズに続く、3D対戦型格闘ゲーム『ソウルシリーズ』の登場人物。
シリーズ皆勤賞の一人。名前の読みは「みつるぎ へいしろう」。

元々は戦国時代の農家に生まれ育った身であったが、耕した畑が連日騎馬隊に荒らされていく有様を見て、
自分の営みに嫌気が差し、両親の他界を機に農具を捨てて武士の道を選ぶ。
農耕の中で鍛え上げた肉体を武器に戦国の世で傭兵として名を上げたが、ある時火縄銃「種子島」が西洋より伝来。
織田徳川連合軍が実戦で大きな成果を上げたことを知ったが故に、その威力に脅威を感じた御剣は、
種子島を凌駕することができるという唯一の剣「ソウルエッジ」の存在を知り、剣を手にするべく活動を開始する(第1作『ソウルエッジ』)。

以降はソウルエッジを探し求める中で、鉄砲相手の御前試合に敗北するなどの経験を経て、
自分で編み出した剣術にさらなる改良を加えつつ、ソウルエッジの入手に一層の執念を燃やしていた。
ソウルエッジの本質を知っているタキからの妨害に時折遭いつつも、日本のみならず海外にも足を踏み入れて、傭兵稼業を続けながら剣を探し求めていたが、
結果、彼自身が鉄砲すらものともしない実力を身に付けてしまう。
そのため、ソウルエッジへの執念も薄れることとなり、以降は単純に自身の心を満たし得る戦場を求めて流離うようになる。
『ソウルキャリバーII』でふとしたきっかけからソウルエッジの欠片を入手し、『IV』にて失うまでこれを求める強者と戦う餌として利用している。
祖国で関ヶ原の戦いが終結して太平の世が訪れた後は、異国へ渡るための銭が尽きていたこともあり、
農作業で食い扶持を稼ぐ生活に一旦戻った。

厳密に主役であったのは『ソウルエッジ』時代だけだが、『ソウルキャリバー』以降においてもその溢れんばかりの存在感は主役並み。
しかも話の本筋に絡むことがほとんど無いにも拘わらずである。
設定上の実力もソウルシリーズの登場人物の中では屈指であり、傲岸不遜な英雄王アルゴルが認めるほどの強者。
アルゴルの他の連中への評価は大抵雑魚・ゴミ扱い(ゲームの都合上、なじった後に負けるのでかなり滑稽だが)。
結局『IV』では決着が付かず、17年後の時代である『V』へと持ち越しとなった。
超人的存在が多い『ソウルシリーズ』の中にあって、普通の人間でありながらそれらと全く引けを取らない強さを有する、一般人の代表格であり、
シリーズを通して影の主役と言える、看板的な位置付けの人物となっている。

性格は求道者そのもの。剣を持って強くなること、そしてそれにより強者を倒すことしか考えていない。
ただその死生観からか、覇王丸リュウよりはむしろ壬無月斬紅郎豪鬼に近い性分。
まぁ戦乱の世に生まれ、生き抜くために傭兵として常に命懸けの仕事をこなし続けているため、ある意味当然かもしれないが。
一方、異国人の名前を正確に覚えるのはかなり苦手で、ソウルエッジの持ち主であるナイトメアを「内藤」、
ナイトメアと一時期協力関係にあったアスタロスを「明日太郎」といった和名に脳内変換している。

また、各作品のエンディングで 迷惑剣邪剣ソウルエッジを手にした場合に不幸になったことがない。
他の面子がほぼ碌でもない目にしか合わない中、御剣は普通の剣としてぶん回した挙句、所詮剣は剣でしかないと悟るレベル。
かつてのソウルエッジ使用者であり、霊剣ソウルキャリバーの作り手でもあるアルゴルを除けば、ソウルエッジに精神干渉されていない数少ない人物でもある。

使用する武器は全作品を通して日本刀。『ソウルエッジ』で使っていた刀の銘は「是藤」だが、
対種子島を想定した戦術を模索する中で居合などの新しい剣術を知り、それらを見様見真似で自分の流派に取り入れて改良を重ねていた最中、
それまで使ってきた刀に不足を感じたため、『ソウルキャリバー』では是藤よりも刀身と刀幅が大きい「獅子王」に変えた。*1
『IV』でアルゴルとの勝負がお預けになった後、自分が居合を会得するきっかけを作った神伝対馬流抜刀術の使い手、九重舟元の弟子の雪華と刃を交え、
その神速の技によって獅子王を破壊されるも、雪華が勝利を確信して油断した隙に腹に拳を叩き込んで意識を奪い、辛くも勝利を収めた。
かつて御剣との果し合いで負った傷が原因で命を落とした師匠の仇を討つべく極限まで磨き上げられた雪華の技を見たことで、
他人の技を真似ることの限界を知り、帰国するまで武器を選ぶことなく様々な戦場で戦い続けた彼は、
「武器の強さなどは飾りに過ぎず、自分自身が持つものこそ真の強さ」という結論を得るに至る。
帰国後、故郷の備前で名刀「一文字」の銘を冠した似ても似つかぬ無骨な刀が売られているのを見つけた御剣は、
その様子にかつての自分の生き方と似たものを感じ取り、タダ同然に値切って「無一文字」と名付け、『V』での愛刀とするようになった。

ゲーム上でもその実力をいかんなく発揮しており、シリーズを通して常に上位陣に入る強さを持っている。
リーチが中々長い上に発生が早く、下段の二択が優秀。
システム上、発生が全般的に遅めな縦斬りの早さがトップクラスのラファエル・ソレルに次ぐレベルでありながら、
横斬りの発生もそこそこ早く、機先を制するのにもってこいな性能。
さらに特殊な構えによるテクニカルな攻めも可能と、初心者から上級者まで幅広く楽しめるようになっている。

+余談
実は、韓国版の『ソウルエッジ』および一部海外版の『ソウルキャリバー』では御剣は参戦しておらず、
代わりに同性能でモデリングを変えたキャラとして前者は朝鮮出身の黄星京(ファン・ソンギョン)
後者ではイギリス生まれ日本育ちのアーサーこの人ではない)が参戦している。
要するにこいつと同じ現象である(3D故に外見を完全に別キャラにできた点が相違しているが)。

ファンは、日本でもバージョンアップ版の『Ver.2』で、御剣との性能の差別化が為された上で使用可能になり、
『キャリバー』『III』は御剣ではなく、柴香華(チャイ・シャンファ)と成美那(ソン・ミナ)のニコイチのようなキャラクターに変更されている。
結局コンパチかよとは言ってはいけない
アーサーは、初登場時は御剣と全く同じ性能だったが、下記の『III』では独自の流派で参戦。
片手で刀を斜めに、前方に揚げた特異な構えをニュートラルポーズとしている。

後に2名共々『III』ではボーナスキャラクターとして登場。
ボーナスキャラクターとは、キャラクタークリエーション(自分でキャラクターを作成できるモード)において、
レギュラーキャラやリリースキャラが持つ既存の流派とは別に用意された「ボーナス流派」を使うキャラクター。
ボイスもクリエイションのものが使われており、
要するにこの作品における2人はクリエイションキャラなのである(『エッジ』で登場した元祖ヌンチャク使いリ・ロンも同様)。
なお、アスタロスのコンパチ元であるロック、ソフィーティアのコンパチであったリザードマンはリリースキャラクターとして参戦している。
この扱いの差は何だ?
ファン(とリ・ロン)はアーケード版にも続投したが、アーサーは参加していない。

『IV』以降はアーサーは登場していないが、
ファンは『IV』におけるミナとユンスンのストーリーに名前だけ登場し、『VI』におけるミナのストーリーにも登場。
そして『VI』シーズンパス2のDLCとして久々にプレイアブルとして参戦した。
性能も過去作からかなりコンパチ元との差別化が進んでいる。

+NAMCOxCAPCOM
外部出演としては『NAMCOxCAPCOM』において、タキ共々『ソウルキャリバー』勢として参戦。
出展作品の要素であるソウルエッジが事実上、同作におけるシナリオ進行の要となっているため、彼自身もそれなりに話に絡む機会は多い。
原作に比べると割とお茶目な性格になっている……まぁ御剣に限った話ではないが。
ゲーム上の強さとしては、そこそこ以上の強さを持ち、戦闘力という点で見れば申し分ないレベル。
単発火力としてはデミトリを超える最高クラスである上に、さらに自身の攻撃力アップ&敵の防御力ダウンのスキルがあるのも大きい。
ただし、HIT数が物を言うゲームでありながら、御剣の攻撃はHIT数があまり稼げず、総合的な火力では最上位からは劣ってしまう。
また、御剣は全ユニット中最低の移動力で、近距離攻撃しかできない上に移動アップのスキルを持たないため、
全ユニット中、最も攻撃範囲の狭いユニットになっている。
ましてや、『ナムカプ』は拠点防衛系統のMAPがほとんど存在せず、自分から攻め込むMAPの方が多いので、
主戦場に辿り着く頃には既に戦闘は終わっていた…などということもよくあるこれが護身か


MUGENにおける御剣平四郎

CVS Artist氏(現:Nexus Games氏)による手描きキャラが存在。
現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている
MUGEN1.0専用だが、動作自体はWinMUGENでも問題なく行える模様。
システム・操作性はPot'sスタイルを主なベースとしており、ブロッキングZEROカウンターなどのシステムを搭載している。


「武器なんざ飾りよ。強さってのは俺自身が持つものだ」

出場大会

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*1
平安時代の武将、源頼政(1104 - 80年)が所持したと伝えられる同名の実在の刀とは別物とされている。


最終更新:2021年03月07日 02:26