メギラ


米国のモンスターパニック映画『大怪獣出現 世界最強怪獣メギラ登場!!』(原題:The Monster That Challenged The World)に登場する怪獣
なお、メギラという名前は翻訳時に付けられたもので劇中に登場しないのであしからず。
日本語字幕では「クレイカ」と呼ばれる場面があるが*1、あちらの国ではメギラもクレイカの名も使われておらず、
正式名称は「Gornaxis」(ゴルナクシス)とされているが、当項目では邦題に準じて「メギラ」で記載する。

古代の軟体生物が原爆実験によって割れた海底の地殻から復活したもので、
平たく言えば海や湖に生息するカタツムリの化け物である。
ちなみに海水の中で活動していたため、カタツムリの近縁種の癖に塩分は平気らしい*2
肉食性で、人間を積極的に標的にする
(カタツムリの大半は草食性だが、肉食の種も実在する)。
ドアをぶち破る程のパワーを持つが、「世界最強怪獣」の肩書の割に耐久性は高くなく、
槍を喰らって手傷を負ったり消火剤を顔面に浴びせ続けられて絶命したりしている。
しかし、真に恐ろしいのはその繁殖力であり、単体生殖かつ1匹で数千個の卵を産むため、
1匹でも取り逃がせば大規模な生物災害が起きる危険性がある。

南カリフォルニアのソルトン湖で復活して人々を襲ったことで存在が発覚。
主人公のトゥリンガーが何とか回収した卵からその生態が解析され、
機雷攻撃により湖の卵は根こそぎ破壊されたが、何匹かの成虫が湖から外へ繋がる水路を通じて脱出。
地図にも無い古い時代の水路もあったため全ての水路を封鎖することは不可能であり、一部は取り逃がしてしまうが、
メギラが流す白い体液を手掛かりに何とか次の繁殖地を突き止めることに成功し、
爆薬により駆除に成功した……かと思われた。
ところが、トゥリンガーと交際している未亡人ゲイルの娘のサンディが、卵を低い温度で孵化しないように保管していた研究所で、
「ウサギさんが寒がってかわいそう」と勝手に暖房の温度を上げてしまい、卵から孵化したメギラが大暴れ。
しかし、この個体もトゥリンガーが何とか応戦して時間を稼いでいる間に駆け付けた兵士に射殺され、ようやく一件落着となった。


この項目が建てられた時点でニコニコにも関連動画が無く、Wikipediaにも個別項目が無いマイナーな作品だが、
演出面は当時の作品としては中々見応えがあり、特撮ファンからの評価は高めな作品となっている。


MUGENにおけるメギラ

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。ファイル名は「Gornaxis」となっている。
なお、スプライトの動きはSpriteStudioで製作されている。
近接技の「とびかかり」は追加入力で「のしかかり」に繋げられる。
また、相手のゲージを減らす「唾液」という技もある。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で「必殺噛みつき」「突撃」「世界最強怪獣」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
参考動画(3:36~)
プレイヤー操作(6:09~)

出場大会

  • 「[大会] [メギラ]」をタグに含むページは1つもありません。

プレイヤー操作

R-9cで色々と戦う動画(part99、part102)


*1
この項目建主の主観だが、翻訳で「クレイカ」の名が出る場面では「クリーチャー(生物)」と発音しているように聞こえる。

*2
まぁカタツムリも貝類の一種なので不思議ではない。…と言うかアメフラシ
と言っても、その場合は逆に地上(空気中)では生きられないはずだが、怪獣だからしょうがない。


最終更新:2023年03月13日 16:56