空軍基地・第47格納庫には知られざる秘密があった。
今、それが明らかにされようとしている……
特撮『
ウルトラマンG』に登場する怪獣。読みは「ユーエフ・ゼロ」。
まず間違いなく「
UFO」のもじりからの命名であろう。
別名「円盤生物」。『
ウルトラマンレオ』に登場した
円盤生物との関連は不明。
少なくとも作中では関連性は明示されておらず、特徴が偶然一致していたため
同じ異名を付けられただけという可能性もある。
身長15~180m、体重1万2千~18万4千t。第11話「第47格納庫」に登場。
元々はオーストラリア軍が交戦した末に捕獲した未確認飛行物体として扱われており、第47格納庫に保管されていた。
UMAのアーサー・グラント隊長に恨みを持つエコテロリスト(
地球環境保全のためには殺人も辞さない)
のノルバーグ(日本語吹き替え:
永井一郎)が洗脳した兵士を使って格納庫を強襲した末に強奪され、
ノルバーグの部下に誘拐されたジーン・エコー隊員や、彼女を救出すべく潜入したジャック・シンドーの前にその姿を現す。
「我らが正義なのだ!!」
ノルバーグ達の目的は強奪したUF-0を自身らのアジトへと持ち返り、
解析して量産した円盤軍団で政府中枢と軍部を襲撃した後、国家転覆と乗っ取りを実現させるというものだったが、
ジャックとジーンには自力で脱出され、格納庫に突入した他のUMA隊員達による援護もあって失敗。
最後の手段としてノルバーグ自身が乗り込んだ事でUF-0は目覚め、格納庫を破壊しながら飛び去る。
そしてオーストラリア軍を圧倒する性能に気をよくしたのか、「かつて自身を逮捕したグラントへの復讐」という理由でUMA基地を襲撃。
「この円盤に比べれば、UMAなど時代遅れの代物だ!」
「では、なぜ基地を欲しがる?」
「君を跪かせたい!私はそれだけを願って生きてきたのだ!
わかるか!?グラント!!」
その後もUMA基地の破壊を続けるが、突如として内部のノルバーグに生体膜のような器官が覆いかぶさる。
そう、ノルバーグやUMAが兵器と考えていたUF-0は
実は生物だったのである。
かくして捕食したノルバーグの知識を吸収して、その性格まで吸収したのか凶暴化したUF-0は、
円盤形態から
カニのようなはさみや
ザリガニのような尾を生やした戦闘形態へと移行した。
カニが飛ぶなっ!!
上記のように『レオ』の円盤生物との関係については明かされてこそいないが、
海洋生物に似た外見や、巨大化・縮小と円盤・戦闘形態への変形能力など
ブラックスター産の円盤生物に共通する特徴は備えている。
怪獣の名前や
異名はあちらがそう名乗ってくれたわけでは無く地球側が勝手に付けているので、
UF-0の特徴を見た地球側が「あれ昔地球に来た円盤生物の新種じゃないか」と考えても不思議は無い。
最大サイズではグレート怪獣の中でもトップクラスの巨体になれる他、そのサイズでもハマーを凌ぐ飛行能力を実現できる。
目と触角から破壊光線を放てる他、鋭利な爪「ゼロカッター」からはリング状の金縛り光線を放つ。
この金縛り光線は相手を拘束できるだけでなく、時間が経つごとに拘束が強まりやがて対象を締め殺す代物である。
取り込んだノルバーグのグラント隊長への恨みまでトレースしたのか、彼の死後も基地への攻撃を止めず、
あわや
「UMA全滅! 円盤は生物だった!」になりかけるが、そこでグレートが登場。
地上から迎撃するグレートとの光弾の撃ち合いに発展するが、自身の攻撃はグレートに全て弾かれ、
逆にグレートにはUF-0のスピードを軽々と捕捉されてナックルシューターを受け続ける。
「なぜ一発で破壊しないんだ?」
「ウルトラマンは知ってるんです。あの円盤が1匹の生物であるって…」
「ノルバーグが操縦してたんじゃ…?」
「今はもう違います」
反撃とばかりに金縛り光線でグレートを拘束して身動きを封じるが、
UMA基地の機能を取り戻した他の隊員達がハマーで援護したことでUF-0の注意がハマーに向かっている間にグレートは拘束を脱出。
グレートのマグナムシュートの直撃で戦意喪失し、再び円盤形態に変化して一目散に宇宙へと去っていった。
UF-0が何のために
地球に近付いたかは定かではないが
(話の前にオーストラリア軍と交戦していた事から完全に無害で友好的な存在だったとは言い難いが、軍が捕獲できる程度だった)、
少なくともノルバーグが余計なことをしなければUMAやグレートと戦うことは無かったはずであり、
「地球人同士の争いに巻き込まれて利用されてしまった怪獣」という、ウルトラシリーズでは珍しい立ち位置で登場した敵となっている。
漫画版でもジャックとグレートの会話で「UF-0に暴れる気は無かった」と触れられている。
『レオ』の円盤生物の同種だとすれば、大したことは無いと見せかけて陰湿な浸透工作を企んでいた可能性が出てくるが
初期案では「ロボム」という名前で、2機のUFOが変形・合体して完成するロボット怪獣としてデザインされている。
シナリオも機能停止後、第47格納庫に保管されていたUFOがもう1機のUFOと合体し、ロボムとして再起動するが、
それ自体が強力な爆弾なのでUMAやグレートも迂闊に攻撃できないという内容だった。
第47格納庫の存在やUF-0を倒さずに終わった展開はその名残と思われる。
漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では、第3部で
ゴーデスが操る
乗り物として登場。
ゴーデスの一声でどこからともなく飛んで現れ、背に乗せて飛行する。
最後は
コダラーとウルトラ戦士達の戦いで巻き添えを食う前に撤退するが、
コダラーに引き寄せられる形で現れた
シラリーの絶命光線を浴びてしまい、ゴーデス共々即死した。
MUGENにおけるUF-0
カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
モーションは「OPTPiX SpriteStudio」で作られている。
浮遊しているため投げ無効だが自分はガード不可となっており、
「破壊光線」や「金縛り光線」などの飛び道具をメインに戦う性能をしている。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で、「必殺破壊光線」「必殺はさみ」の2つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
「私は選ばれたのだグラント。君も科学文明も滅び去るだろう」
「それは違うなノルバーグ。力だけでは決して生存できない。
お前は正義と一番遠い所にいたという事を忘れるな!」
「いくらでも言いたい事を言うがいい!」
「人間の知恵には限りがある。そのUFOの秘密だって解けちゃいないんだぞ?」
出場大会
プレイヤー操作
最終更新:2026年02月28日 10:36