朝日奈夕子


「電車がモロ混みで遅刻しちゃった」

1994年にコナミから発売された恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル』に登場するヒロインの一人。
担当声優は 鉄炮塚葉子 女史。

遊び好きで流行に敏感な女の子。勉強は不得意な上に遅刻の常習犯。部活には入っていない。
きらめき高校入学時に主人公の親友となった早乙女好雄とは中学時代からの遊び友達。
両親が共働きで子供時代からあまり構ってもらえなかった所謂「鍵っ子」であったことから自由奔放な性格になったと本人は語っている。

雑学パラメータを上げる事で、放課後に(遊びに行こうと)急ぐ彼女と廊下でぶつかるイベントが3度発生し、
その後好雄を介した4度目のイベントで主人公と正式に知り合う事になる。
喜怒哀楽がすぐ顔に出る自由人で、色んな意味で猪突猛進タイプである。
運動能力は人並みだが、学力は好雄、清川望や鏡魅羅と共に劇中最下位を争っている。
清川さんは超高校級の水泳選手という事でスポーツ特待生の可能性があり、
鏡さんは鏡さんで「高校入学以後に勉強する時間的余裕がなくなった」と解釈する事ができるのだが、
この3人が本作の舞台である「きらめき高校」にどうやって入学したのかは割と謎である
それなりに歴史のある私立校という事で、学力を考慮しない一芸入試等の制度やコネを使った可能性はある
(まあこの辺り言ったらスタート時点で学力ステータスがどん底な主人公も似たようなもんだが)。

なお、主人公の学力が低いと彼女と一緒に期末テストのカンニングペーパーを作るイベントが発生する場合があるのだが、
もしかしたら入試時にも……と言われることもある。
実際、このイベント直後のテストで朝日奈さんはかなりの好成績を出す辺りしっかり「活用」はしたようだ

彼女のみのイベントとして誕生日プレゼントの選択肢に翌年と同じ物が出てくるというものがある。
流行り廃りに敏感なため、例えば一年目にプレゼントして大喜びされた「ヨーグルトきのこ」も翌年には低評価を喰らう
(PCE版ではPS版以降の作品とプレゼントが異なるが、同じ物が翌年低評価になる点は変わらない)。
その他、1人1種類しかない水着グラフィックも(メインヒロインである藤崎詩織を差し置いて)毎年違う水着を着てくる
(例外的に清川さんと詩織にはデート用の他に部活用の競泳水着が用意されている。
 ただし詩織の競泳水着を見ようとすると清川さんが消えちゃったりするけど*1)。
なお本作にスク水水泳の授業は存在しない。
一方で『2』では水泳の授業がランダムイベントで発生する事があり、室内プールや海水浴デートに行くと好感度に応じた水着に変化するのだが、
特定の水着(一定の好感度)でないと見る事が出来ないイベントもある。イベントCG(一枚絵)に水着差分が存在しないと言うだけの話だが

(以上、Wikipedia及びピクシブ百科事典より一部引用・改変)

この他、サークル駄猫による同人格闘ゲーム『セカンドクロス(2nd Cross)』にも参戦している。
性能としては、防御性能は低いがラッシュが強い短期決戦向きのキャラ。
見た目は赤髪以外に朝日奈さん要素が無い
参考動画


MUGENにおける朝日奈夕子

Borewood氏による『セカンドクロス』のドットを用いたMUGEN1.0以降専用キャラが存在。
フォルダ名は「Custom_2DFM95_SNSFW_Asahina_Yuko」。
基本的には原作再現仕様だが、一部アレンジが施されている模様。
闇払い」っぽい地を這う飛び道具「グランドスイーパー」など、原作の技も一通り搭載している。
AIもデフォルトで搭載されており、持ち前の高いラッシュ力を活かして攻めてくる。
紹介動画(公開先へのリンクは古いものなので注意)

出場大会



*1
詩織の部活はプレイヤーが設定した「詩織の誕生日」で決まるのだが、
その際、部活の被るヒロインが登場しなくなる仕様になっている。
部活候補が2種類あるヒロインはもう片方の部活に逃げられるが、清川さんは水泳部一筋なので……。
まぁ爆弾対策として(清川さんに限らず)誰か一人を態と消すプレイヤーは少なくなかったが
超高校級の水泳選手という設定が仇となった形である。てか第二候補は陸上部で良かったんじゃ?
(毎日ロードワーク50kmだとか。多分5kmの間違い。なお本作には陸上部が存在しない)

もう一人登場しなくなる可能性があるのがテニス部の古式ゆかり
(余談だが、朝日奈さんと古式さんはゲーム本編では特に接点が無い(というか容量問題から主人公以外との絡みは用意されていない)が、
 ラジオドラマで親友同士という設定になって以降は多くの作品で親友設定になっている)。

SFC版では容量問題から電脳部が消滅した事で、紐緒結奈も詩織が科学部に入部してしまうと登場しなくなる。

一方で朝日奈さんを始めとした「帰宅部」は当然と言って良いのかこの仕様の影響を受けない。
例外的に優美ちゃんは「好雄の妹だから」と言う理由で詩織がバスケ部に入っても問題なく登場する
(本編登場前から好雄の家に電話を掛けると偶に出てくる(携帯電話普及前の作品なので全員家電(いえでん:固定電話)である)。
が、前述の通り同じ部活の先輩後輩であっても詩織と優美ちゃんの絡みは無い。


最終更新:2024年02月14日 22:53