クレイヴン・ザ・ハンター


+ 日本語吹替声優
手塚秀彰
『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』『スパイダーマン(1994年アニメ版)』
渡部猛
Xbox『スパイダーマン』
天田益男
『スパイダーマン 新アニメシリーズ』
廣田行生
『スペクタキュラー・スパイダーマン』
江川央生
『アルティメット・スパイダーマン』シリーズ
岩崎ひろし
『Marvel's Spider-Man 2』

マーベルコミックの代表作『スパイダーマン』シリーズに登場するヴィラン。初出は1964年の『The Amazing Spider-Man #15』。
邦訳によっては「クレイン」とも表記される。
初代シニスター・シックスの一員でもある。

本名はセルゲイ・ニコラエヴィッチ・クラビノフ。身長183cm。体重107kg。
ロシアの貴族出身。両親が他界した後、アフリカの狩猟隊に参加し、狩りの技術を身に着けた。
同時に神秘的な血清を接種した事で超人的な身体能力を得た事で、世界一の狩人となった。
後に義弟カメレオンに誘われてキノコスパイダーマン狩りに挑むが、敗北が続く。
やがてスパイダーマンを麻酔銃で昏睡状態に陥らせた後、スパイダーマンのコスチュームを盗み、スパイダーマンとして活動する。
こうして名誉挽回出来たと感じたクレイヴンは、銃で自殺する。

息子のウラジミールはグリムハンターと名乗って活動していたが、ジャッカルが作り出したピーターのクローン、ケインに殺害された。
もう一人の息子アリョーシャは2代目クレイヴンを自称し、末娘アナ・タチアナは3代目を名乗った。
やがてセルゲイの妻サシャは家族を集め、カメレオンと手を組んでマダム・ウェブを誘拐し、
彼女の力で次々とヴィラン達を復活させてスパイダーマンに差し向ける。
こうして弱らせたスパイダーマンを捕獲し、生贄にして夫を蘇生しようとしたが、
ケインがスパイダーマンの身代わりとなって儀式を不完全にし、生き返ったクレイヴンはサシャとライオン男になって復活したウラジミールを殺害した。

他の超人達に比べてスーパーパワーは控えめだが、狩人としての技能がそれを補っている。

(参考資料:『マーベル・エンサイクロペディア』)

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』では、別アースのクレイヴンがスパイダーソサエティにいる囚人として登場している。

実写映画には未登場だが、『マーベル・シネマティック・ユニバース』において、
ブラックパンサー』や『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に登場する案があった事を、両作品の監督が言及している。

ゲーム情報サイト「IGN」が開催したコミックヴィランランキング「Top 100 Comic Book Villains」においては、
アボミネーションスケアクロウを抑えて53位にランクインしている。


MUGENにおけるクレイヴン・ザ・ハンター

長らくWIPは存在していたが、2022年6月にcandido159氏とdeanjo2000氏の手で遂に完成版が公開された。
現在は下記の動画の他、海外サイト「The Mugen Multiverse」で代理公開されている。
MUGEN1.0以降専用で、ドット絵サンダー・ホーク等がベースになっている。
なお、コマンド表の類は付属していないため、各種コマンドはcmdファイルを開いて確認する必要がある。

操作方法は『MVC』風の6ボタン方式で、チェーンコンボやエリアルレイヴが可能。
当たると相手を拘束するトラバサミの設置や、クロスボウで矢を発射する必殺技を持つ。
超必殺技では血清を飲んでライオン獣人に変身して飛び掛かる技の他、毒ガスで麻痺させた相手をトラップに叩き込んだり、
投げ槍で縫い止めた相手に吹き矢で追撃して気絶させる等、ハンターの名に恥じぬ技を見せてくれる。
簡易的なAIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画(DLリンク有り)

クレイヴンの公開によって、初代シニスター・シックスの面子がMUGENに揃う事となった。

出場大会

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最終更新:2024年01月14日 13:17