漫画『NARUTO』の続編『BORUTO』の主人公。『NARUTO』本編にも最終回で登場している。
担当声優は
三瓶由布子
女史。『NARUTO』最終回からの続きの劇場作品『THE LAST』のみ
菊池こころ
女史が担当している。
余談だが菊池女史は『BORUTO』では
うちはサスケと春野サクラの娘であるうちはサラダを演じている。
うずまきナルトと
うずまきヒナタ(旧姓:日向)の間に生まれた息子。
第四次忍界大戦でナルトとヒナタを庇い戦死した日向ネジ(ヒナタの従兄)への敬意から、「螺子」を意味する「ボルト」の名前が与えられた。
口癖は祖母・父の流れを汲む「~だってばさ」。
見た目も性格も少年期のナルトとよく似ているが、
内心慕っている父親のナルトが火影故に多忙でほとんど構ってもらえないため、
父親とは逆に「火影」という役職そのものを毛嫌いしていた。
また、隔世遺伝で祖父に似たのか、父と異なり忍びとしての才能に恵まれており、
頭脳も明晰で本来は答えを盗み出す試験問題の内容を自力で解き100点を取る程であったが、
要領の良さ故に父と異なり挫折を知らないせいか、『BORUTO』初期には努力や根性論をダサイと軽視する傾向にあった。
しかし中忍試験の際に大きな挫折を経験して以降、精神的な未熟さと反抗期的な態度は鳴りを潜め、
以降は周囲からも年齢離れしていると驚かれる程に達観したメンタルの強さを獲得している。
また、それまで才能にかまけていたせいで自分の目標を定めて腐心する事は無かったが、
この事件を機に、自分に親身に接したうちはサスケのような、火影を支えられる忍になる事を夢として掲げるようになる。
しかしながら、その事件で戦った「モモシキ」の置き土産と、「カワキ」という少年との出会いをきっかけに、
ボルトは父に勝るとも劣らない波乱万丈な数々の戦いを余儀なくされる事になる……。
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第一部終盤及び第二部以降の展開(ネタバレ) |
モモシキ戦後、右の掌に刻まれた「楔」とは大筒木一族が自身のバックアップを作成する為に他者へと打ち込む圧縮データであり、
「楔」を打ち込まれた者はいずれ身体情報を上書きされ心身共に大筒木へと成り果てるという衝撃の事実が判明。
いずれモモシキに身体を乗っ取られる危険性が判明しただけでなく、
カワキを器として狙う「殻」の首領ジゲンこと大筒木イッシキも木ノ葉へと襲来する事態が起きる。
ナルトとサスケ、そしてボルトはイッシキと死闘を繰り広げ、カワキの「楔」は完全に消え大筒木の呪縛から解放されたが、
反面ボルトの「楔」は彼を蝕み続け、モモシキに肉体を乗っ取られる猶予は刻一刻と迫っていた。
やがて、イッシキ討伐に関与したナルトやカワキの命を狙うコードが木ノ葉を襲う中で、
ボルトはモモシキを滅ぼす最後の手段である「『楔』の解凍が完了する前に『器』である自分が死ぬ」という選択を決断。
父含む木ノ葉の人々は絶対それを望まないため、同じ宿業を背負い兄弟同然の存在となったカワキに前もってその役目を託し、
モモシキの意識を抑えながらカワキの右腕に胴体を貫かれたが、
モモシキが緊急手段として「楔」の未解凍分の情報を肉体の欠損に充てた事で致命傷だったはずの傷は消え失せ、
ボルトは自分自身を保ったまま大筒木の肉体を獲得する。
とはいえ、「乗っ取る」事こそ不可能になったが自発的にボルトが身体を明け渡せばモモシキは復活可能で、
その事をカワキは重く見ており、ボルトを抹殺する事を諦めてはいなかった。
しかし、敬愛するナルトとその妻ヒナタを自身固有の異空間に封印してまでボルトの抹殺を図るカワキは、里中の忍達から敵意を向けられてしまう。
そんな中でカワキに助力しようとしたエイダの神術「全能」の効果により、エイダも意図しない形で、
世界中の人々の記憶と認識が入れ替えられ、カワキとボルトの立場は逆転した。
……即ち「カワキはナルトの息子」「ボルトは庇護者であるナルトとヒナタを殺してカワキを殺そうとした大罪人」であると。
一日にして自分が築いてきた日常全てを奪われたボルトだが、何故か全能の影響を受けなかったサラダの嘆願で味方に付いてくれたサスケの助力で難を逃れ、
「全能」についてモモシキから聞かされて何が起こったのか把握した後も、カワキを憎まず全てを解決する事を決意し、サスケと共に木ノ葉から逃亡。
父と同じく爆弾のような存在をその身に宿し、師のように里から狙われる身になりながらも絶望しない強固なメンタルを見せた。
それから3年後の第2部では、年齢離れしたクールな青年に成長している。
サスケは爪垢に囚われたため別離を余儀なくされたが、それまで彼から受けた指導も相まって飛躍的に実力も上がっている。
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その才能は作中の同世代の登場人物の中でも突出しており、忍者学校在学時から複数の性質変化を会得しているだけでなく、
うちはサスケに弟子入りの条件として「螺旋丸の会得」を提示された際に、
上官である猿飛木ノ葉丸の指導の下で、無自覚に雷の性質変化を修行段階から螺旋丸に組み込み、
「放った瞬間に光学迷彩を纏う上に回転を保ちながら極限まで収束する現象を起こして見えなくなる螺旋丸」を開発している。
開発者の波風ミナトですら独力では叶わなかった螺旋丸に性質変化を組み込むという技術を、
父親のように影分身で分担するという工夫もせずに単独で実現している辺り、潜在能力だけならば間違いなく祖父も凌いでいる。
また、右目に日向の血継限界である白眼の亜種「浄眼」を備えている。
ただし、少年期はまだ任意でコントロールできていない。
MUGENにおけるうずまきボルト
なお、下記の大会に出場しているのは改変元の方である。
自立稼働する影分身や、コマンドに応じて攻撃する
設置系の影分身を出す技を持つ。
超必殺技「消える螺旋丸」は放った後に螺旋丸が消えて
攻撃判定だけが飛ぶという、原作同様の避けにくい技となっている。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2024年09月06日 02:03