「仙気招来。天使招来。」
初出作品: アルカナハート
格闘スタイル: 総合中国拳法
出身地: 国籍:中国/現住所:神奈川県相模原市 旧ドレクスラー機関機甲聖霊研究所第一研究室
誕生日: 10月26日(原子力の日 さそり座、製造より三年経過)
身長: 171cm
体重: 96kg(素体62kg+兵装34kg)
スリーサイズ: B93 W54 H88
血液型: エーテル伝導液
好きなもの: 博士
趣味: 人工衛星を使っての地上観察
苦手なもの: 活動できない場所(噴火口など)
特技: 中国四千年のあらゆる料理
家族構成: 博士
得意な科目: 全て得意
苦手な科目: なし
所属(学年、部活): 都立御苑女学園中等部3年A組
キャッチコピー: 「中国四千年の歴史と聖霊科学の結晶」
関連キャラクター:
きら -
キャサリン
『
アルカナハート』に登場する中華娘。名前は
「メイファン」と読む。
あと、「美
凰」であって「美鳳」ではない。
「
鳳凰」の「鳳」はオス、「凰」はメスを表す文字と言えば覚えやすいだろうか。
声優は『
アイドルマスター』の
音無小鳥などでお馴染みの滝田樹里女史。
大きな2つのシニヨン(おだんご)を付けた黒髪の美女。
その正体は聖霊内熱機関によって動くヒューマノイド。簡単に言えばロボ。
体に密着した中華風の服装をしており、手足にはジェット仕込みのアーマーを付けている。
全キャラ中最も
戦闘力が高いが、
これは美凰自身の分析によれば「博士が機能美を追求した結果」らしい。
一体何の機能なんだ……
外見的には製作者の華 明芳(ファ・ミンファン)博士と
一部を除いて
瓜二つ。
まん丸とした豊かな膨らみの……え? やだなぁ、頭のお団子に決まってるじゃないですか。
博士は一つで、美凰は二つ。
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明芳博士について |
ちなみに、 戦闘力は全てにおいて美凰を下回っている。まぁ本人がそれでいいのならいいんだろう。
……アルカディアに掲載された『3』のサイドストーリーでは、たゆんとぺたんの差について
5歳児
に熱く語っているが。
やっぱり 駄目だこの人、早くなんとかしないと……
上記の画像ではそうは見えないが、実は年齢が判明しているキャラの中では最も年上である。
18歳
。
最年長とは言えまだギリギリ「少女」と言えなくもない数字なのだが、そこは アルカナなので仕方ない。
その若々しさを少しは この人(
17歳
)に分けてやってくれませんか。
……何? 年齢相応だから分ける程余ってはいない?
まぁ、そう言わんと
。
とはいえあちらの方も最近は年相応の見た目で描かれているわけだが。
というか こっちと比べても博士の方が年下にしか見えないのは筆者だけなのか。
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性格は、ヒューマノイドのため常に沈着冷静で生真面目。淡々した口調をしており、明芳いわく「笑顔が足りない」という。
博士の事を盲目的に敬愛しており、謎の失踪を遂げた彼女の捜索のため自ら研究所を抜け出すなど行動的な一面も見せる。
博士が日本にいるという情報を頼りに来日した後は
大道寺きらの世話になる。
きらには大きな恩を感じており、ストーリーモードできらを倒したあと美凰と戦うと、
「恩に報い、
義に殉ずる」という博士の言葉からプレイヤーキャラに仇討ちを行うと宣言する。
『2』からは、先の事変に責を感じ自身で始末を付けるために来日した博士と行動を共にする事になり、
イントロや勝利ポーズで二人揃った姿を見る事が出来る。
PS2版ではレーティング対応のため一部イラストの露出度が極端に抑えられている。
修正前をどうしても見たい人は初代のムックを買おう。
また、
2Pカラーが
某歌姫っぽい配色だった事から「
中国製」などのネタ的な意味で話題になった。
とはいえ、総合的に見ると彼女はこのゲームのキャラのなかでは大人しい部類に入る。
まず格闘スタイル。他のキャラは…
…といった感じで風変わりなものが多い(『3』では
ラクガキを具現化させるキャラまで現れた)のに対し、
彼女は至極真っ当な中国拳法…
というか正規の格闘技を使うキャラは彼女しかいない
。
一応ロボなのにそれらしい必殺技は極めて少なく超必で強化アーマーを出すくらいである。
そのため
ロケットパンチだの
おっぱいミサイルだのを付けろとも言われるが、
その一方で人間に近付く事を目的としたヒューマノイドにそんなもん付けたら台無しとの意見もあり、賛否両論。
作中随一の
戦闘力を誇り、上述の一枚絵やムック掲載の乳比べ等で遺憾なく発揮してはいるのだが、
漫画版第一巻のカバー裏のように巨乳つながりで対比される事の多い
Fカップ中二巫女の存在からインパクトで負ける面も。
というか設定上数値は勝っててもイラストでは甲乙つけ難い場合が多い辺りもなんとも…。
属性的にも
女性型ヒューマノイド(ロボ娘)、
中華風といずれとも昨今ではそう珍しくはないし…。
まあ上記のキャラや
きら様みたいなのばっかりでも困るし、その辺のバランスは彼女のおかげで上手く取れているのかもしれない。
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開発秘話。計画書などは初代ムック本より抜粋 |
実はアンドロイドとして見た美凰は、本来は軍用である。
中国軍が明芳博士にオーダーを出した事で開発が始まったのだ。
ちなみにその計画書の内容は…
あらゆる環境下における作戦行動を可能とする。そのために以下の性能を実現させる
- パンチ力15t、キック力30t
- ジャンプ力100m
- 100m走1.2秒
- 最大視力20km、最大聴力30km(恐らく対象をきちんと判別できる距離を指していると思われる)
- 1万気圧相当までいける耐水性
- 100tの衝撃に耐える堅牢性
- デフォルト装備状態で音速飛行可能。追加装備で光速飛行も可能に
- 地球上の全言語に対応
- 中国四千年の料理及び掃除・洗濯などの日常作業に対応
…はっきり言って無茶もいい所である。実際、「自分の計画書」を見た美凰も「まるで子供の発想」とぶった斬っている。
ただし明芳博士は軍需産業を嫌っていたため全部実現させる気はなく、作中で実現したのが確認できるのは最後の2つのみである上に、
漫画版であっさり破損するシーン(しかも内一回は「負荷をかけすぎて自損」)がある事から、少なくとも堅牢性については実現していない可能性が高い。
ちなみに博士曰く、
「物を壊したいなら戦車を用意すればいい。空を飛びたいなら飛行機を用意すればいい。
軍の出資で作った以上中国武術をインプットする事で戦闘能力は持たせたが、
自分が目指した『言語能力』『文化対応』が実現したので他はどうでもいい(意訳)」との事。
要は博士は 『超高性能メイドロボ』程度が出来れば万々歳だったのである。
…「2」以降も日本にいるのって、それもしかして軍のオーダーからかけ離れすぎて帰るに帰れないんじゃ
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「メンドクサイから、美凰ファイト?」
「博士、逃げないで下さい」
原作での性能
戦闘スタイルは
八極拳などのエッセンスが見られる「総合中国拳法」。
基本的には接近戦を得意とする、初級者から上級者までよく使われるキャラクター。
ただしどれも上記の通りジェットなどの科学武装で強化されており、
超必殺技(後にクリティカルハート)「麒麟靠撃」に至っては巨大な追加アーマーを身に着け鉄山靠を繰り出し、
さらに追加入力「大炮殲光」でその背中からビームを発射するという弾けっぷり。
『2』で追加されたもうひとつの追加入力「鳳凰崩戟」「鳳凰崩戟・噴破」は、どこか
○熱ゴッド○ィンガーを思わせる技になってしまった。
とはいえ超必殺技以外では機械的な技は殆どなく、基本的には体術に一貫している。
ちなみに『3』では突如目押しコンボキャラになり弱体化してしまった。
『3』のバージョンアップ版である『アルカナハート3LOVEMAX!!!!!』では、通常技の全体的な強化により立ち回りの性能が向上。
目の前にしか当たらず発生も遅めだった無敵技、麒麟靠撃の発生速度向上&前進距離増加(3~4キャラ分ほど踏み込むようになった)。
そして何より、威力こそ高かったものの発生が遅く、チェーンルートもなくリターンが低かった6Cに、
5B、5Cへのルートが追加されリターンが取れるようになった。
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…取れすぎるほどに。 |
6C>5Bのルートが追加された事により「適当~5C>エクステンドフォースキャンセル>(6C>5B>)*n>麒麟靠撃or2Cor白虎崩虔」
という目押し不要で5割強減るコンボが完成してしまった。ロケテの段階で。
ついでとばかりに3段技である玄武踏陣のダメージが調整ミスレベルに上がっており(同じぐらい補正が軽い5Aの3~4倍のダメージ)、
(玄武踏陣2段>地克転身)*nでループさせるコンボが発見され、
1コンボ5割強どころか1コンボ6割~7割強という恐ろしい火力を得てしまった(恐らく玄武がループする事を想定していなかったと思われる)。
この凄まじい火力により、ゲーセンには美凰が溢れかえる…事はなく、
むしろ更に扱いが簡単で強いゼニアやエルザ、ヴァイスが溢れかえっていた。特にゼニア。
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契約アルカナについて
契約アルカナは、火のアルカナ「ランゴン(狼公)」
桃源郷で気高く生きた狼が、長い年月の間に仙術を得て高次の存在となった聖霊である。
俗世から隔絶された秘境に長く居たため、絶えず変化を求めたランゴンが目を付けたのが、
人ならざる存在・美凰であった。
その行く末を見届けるまで無償で力を貸す。
攻撃特化型のアルカナで、攻撃力の補正が最も大きい代わりに防御力がやや落ちる。
最大溜めの打ち上げ・ふっ飛ばしにガード不可効果が付くのが特徴で、攻めを維持しやすい。
コンボに組み込みやすい各種必殺技、無敵時間のある超必殺技、
削りや上記のふっ飛ばしと併用したカード崩しに有用なアルカナブレイズと技も優秀。
長所が多く、非常に「素直でわかりやすい」性能なので初心者にもオススメのアルカナ。
なお、初代(『FULL!』含む)では、上記のガード不可効果が
AI殺しになっており、ふっとばし攻撃一つでCPU戦を処理出来る。
MUGENにおける美凰
以下のものが確認されている。
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Ina氏製作 |
アルカナキャラに定評のある氏によって2010年12月にクリスマスプレゼントとして公開された美凰。
一時公開停止されていたが現在は再公開されている他、蜂百合氏のOneDriveでも代理公開されている。
契約している火(ランゴン)の他、愛・雷・時・樹・風のアルカナを搭載。
2011年2月15日の更新でAIが追加された。
また、ちぃたま氏による外部AIも公開されている。
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大会ネタバレ |
英雄サバイバル【恋ドラ杯】ではTeaM“ロボ”の中堅として参加。
「超必殺技で勝利する」「パーフェクトで勝利する」といった特定行動で英雄値と呼ばれるポイントを稼ぐルールにおいて、
中堅組でも頭一つ抜けた強さと、まるでルールを理解しているかのような立ち回りを見せたことにより、
最終的に英雄値を一人で
76ポイント
稼いだ(個人では通常40ポイントも稼げば多い方というぐらい)。
大会全参加者の中でもトップの英雄値獲得数により、EDにて 英雄王の称号が与えられた。
TeaM“ボクシング”の中堅と並んで、「問題児」「お前らのような中堅がいるか」と言われた。
ちなみに直接対決では美凰が勝っている。
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DHQ氏製作 |
Ina氏の美凰を改変したもの。
最初はパッチ形式だったが、後に改変キャラとしての公開となった。
アルカナやホーミングといった『アルカナハート』固有のシステムが全て撤廃され、
火のアルカナ技の一部を必殺技として残すのみとなっている。
原作と比べシンプルな挙動なので、コンボゲーが苦手な人にはこちらの方が良いかもしれない。
ただ、地上でバック転する「地克転身」が他の必殺技に繋げられなくなっており、ほとんど 死に技と化している。
とはいえ想定済みという事か、コンフィグで発動の可否が設定可能。
AIはデフォルトで搭載済み。
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Ryo&Jo氏製作 |
海外製。ハブられがちなゲージやアルカナ選択も搭載されている。
デフォルトの契約アルカナ発動時のカットインが『2』の公式画になっているなど高い完成度を誇る。
AIはデフォルトで搭載済みだが、動きにムラがあり対AI戦には向かない。
現在は非公開(氏のサイトにスクショのみ残っている)。
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aokmaniac13氏製作 |
まだβ版らしくアルカナが搭載されていないが、美凰自身の技は基本的に揃っており十分戦うことができる。
AIは未搭載だが、おまけの人氏による外部AIが公開されている。
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りゅん氏製作 |
氏曰く、
「はじめは P4Uの里中千枝っぽいキャラを作ろうとして作り始めたが、
作ってるうちになんだかよく分からなくなったりして紆余曲折があった末に出来た良く分からないキャラ」。
隕石を降らせたり、死ぬほど減るロボット攻撃があったり、凄い性能の当身といったアレンジが施されている。
AIがデフォルトで搭載されており、3段階のAIレベル、10段階のガードレベルといった設定が可能。
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Felicity氏製作 ユン・ファン |
アルカナキャラに『 MVC3』システムを導入するという氏お得意のアレンジ。
今回のお題は『ストリートファイターIII』に登場する ユン。
カラーリングもそれっぽい配色になっており、ボイスも男性。
犬若あかねと 朱鷺宮神依をストライカーで呼ぶ。
前者は キム・カッファン風、後者は 高嶺響風に援護攻撃してくれる。
作者によるAIがデフォルトで搭載されており、中々強い。
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蜂百合氏製作 |
「アルカナハート3LMSSS」仕様っぽい美凰。
火のアルカナを搭載している。
WinMUGEN、MUGEN1.0、MUGEN1.1それぞれのdefファイルが用意されており、どのバージョンのMUGENでも使用できる。
おまけとして強化仕様が存在し、無敵時間増加、威力上昇などが付与される。
AIはデフォルトで搭載されており、AIレベルやガードレベルなど様々な項目が設定可能。
設定によっては狂最上位に達する。
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「負ける要素は一つもありませんでした」
出場大会
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最終更新:2022年07月23日 19:45