コウモリ人間


東宝の特撮映画『緯度0大作戦』に登場する怪獣
資料によっては「人間コウモリ」などと書かれている場合もある。
アメコミ蝙蝠男ショッカー怪人は無関係。
身長2m、翼長2.5m、体重200kg。

悪の科学者マリク(デュエリストではない)が「巨大化血清」で巨大化させたコウモリに人間の脳を移植させて造り上げた合成怪人。
少なくとも5体造られており、性格は凶暴だがマリクには忠実である。
大柄ながら長時間の飛行が可能で、知能も高くマリクの命令で女性を殺さず攫って人質としたり、改造手術の助手を担当する描写がある。
少なくとも女性や老人なら軽々と拘束できるパワーはあるようだが、耐久力はさほど高くはない。
劇中では人質の岡田親子を救出しに来たマッケンジー艦長らと交戦。
3体はコルベクソー強化服に搭載されたレーザー銃で撃ち落とされ、残る1体はナイフで滅多刺しにされて倒された。

撮影後、スーツの1体は改造されて『チビラくん』のメチャラに、
もう1体は『行け!ゴッドマン』のバットマンにそれぞれ流用された。

2017年に出版された『GODZILLA -怪獣黙示録-』とその続編『プロジェクト・メカゴジラ』では、
『緯度0大作戦』の怪獣であるグリホン大ネズミ(らしき「クソネズミ」と呼ばれる生物)の存在は語られているが、
コウモリ人間は改造生物という設定が祟ったのか出ることは無かった。
……グリホンも原作じゃ改造生物だけど同作では野生怪獣扱いになっているが、コウモリ人間はビジュアル的にそうもいかんだろうし。


MUGENにおけるコウモリ人間

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。ファイル名は「Bat_man(Toho)」。
同氏製作の『FW』版ラドンをベースに作られており、多数の技が共通しているが、
突き攻撃や噛みつきは削除され、代わりにジャンプキックやドロップキックなどの蹴り技に差し替えられている。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で、飛び上がって体当たりする「急降下」、全画面攻撃の「衝撃波」、
相手を空中に持ち上げて落下させるコマンド投げ「拉致」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
参考動画

出場大会

  • 「[大会] [コウモリ人間]」をタグに含むページは1つもありません。


最終更新:2024年12月07日 18:48