中生代白亜紀後期(約6,800万年前~6,600万年前)の現北アメリカ大陸に生息した植物食恐竜の属の一つ。
鳥盤目・曲竜下目・アンキロサウルス科に属する。属名は
「連結したトカゲ」の意。
体長は約5.5~10.7m、体重は約4.5~7t。
戦車のように体を覆う装甲と先端に大きな骨塊の付いた尾を持つ。
装甲は楕円形の骨板と骨質のスパイクで構成されており、その装甲化はまぶたにも及ぶ。
最大の武器である尾は基部が水平方向への柔軟性を持ち、先端付近は骨質の腱で補強され、そのまま先端の骨塊に繋がっている。
これを左右に
ハンマーのように振り回すことにより、同時代の獣脚類のような天敵(主として
ティラノサウルス)から身を守っていたと推定される。
なお、装甲は皮膚(鱗)から発達したものであるが、骨質化していることから全体が化石となって残る。
ちなみにゴジラシリーズの
アンギラスはこれの怪獣という設定なのだが「背中側が硬質」「四足歩行」ぐらいしかデザイン的に共通項がなく、
技もアンキロサウルス最大の特徴である尻尾のハンマーが採用されていないなどあまりモチーフを生かしていない。
(以上、Wikipediaより一部引用・改変)
ゲーム作品におけるアンキロサウルス
データイーストから発売されたアクションゲーム『JOE&MAC 戦え原始人』においては、
ステージ9のボスとして登場。
攻撃手段は主に体を丸めての回転体当たりで、AC版とSFC版では攻撃パターンがかなり異なる。
前者では基本的に回転体当たり→尻尾での殴り付けと直線的な動きだが、時々小さなトゲ球(子供?)を放ってくる。
対して後者は画面中央の足場を回るように転がったり、急降下やバウンドするように跳ね回って押し潰しそうとしてきたりとかなりアグレッシブである。
プレイ動画 |
アーケード版(13:43~)
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SFC版(3:42~)
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MUGENにおけるアンキロサウルス
ティラノサウルスをはじめ『戦え原始人』キャラを数多く手掛けたDark Ruler氏による、原作
ドットを使用して作られたものが存在。
キャラ名は「The Mythical Dacentrurian」となっている。
AC版とSFC版の2種類が別途公開されており、後者は専用ステージも同梱されている。
攻撃手段や演出は基本的に原作ゲームをベースにしている。
一応普通に操作する事も可能だが、常時
ハイパーアーマーかつ通常のキャラでは回避困難な回転攻撃を仕掛けてくるというボス仕様なので、
基本的には
プレイヤー操作で挑戦するのが無難だろう。
出場大会
最終更新:2025年09月18日 00:17