「この……分からず屋ああぁーーー!」
- 型式番号:RX-0
- 全高:19.7m(ユニコーンモード)→21.7m(デストロイモード)
- 本体重量:23.7t
- 全備重量:不明
- ジェネレーター出力:3,480kw→不明(デストロイモード)
- 装甲材質:ガンダリウム合金
(HGUC 1/144 ユニコーンガンダム(ユニコーンモード)及び(デストロイモード) 説明書より引用)
アニメ『
機動戦士ガンダム』の後年の世界を舞台とした小説作品およびアニメ作品、『機動戦士ガンダムUC』に登場するMS(モビルスーツ)。
デストロイモードへの変型機構を持つが、外装のみの変型であり骨格自体は変わらないため、設計構想自体はMk-IIや
νガンダム等と同じ第2世代のMSである。
+
|
『ガンダムUC』という作品について、ざっくり説明 |
福井晴敏氏が小説版を執筆し、ガンダムエース誌上で連載された。
『 逆襲のシャア』から3年後の宇宙世紀0096年を舞台に、それ以前とそれ以後、
『 ガンダムF91』の時代で情勢がガラリと変わった背景にある事件を描いている。
福井氏は『亡国のイージス』等で知られる小説家であるが、その実熱心な富野フォロワーであり、
これ以前にも『 ∀ガンダム』のノベライズも手がけている。
その小説版を原作にOVAが製作され、2016年にはOVAを再編集した『RE:0096』がテレビ朝日でも放送された。
テレ朝でのガンダムシリーズの放送は『 機動新世紀ガンダムX』以来だが、その時間は 日曜朝7時となっていたため、
その期間のニチアサは スーパー戦隊・ ライダー・ プリキュアにガンダムが加わるという豪勢なラインナップであった。
大きなお友達はともかく、戦隊等のメインターゲットであるお子様に分かる話かって問題はある気もするが、それは戦隊やライダーも通った道なので問題ない
TV放送では副音声で主演声優に加えて小説版著者の福井氏を迎えたオーディオコメンタリーも行われ、ちょっとした裏話もここで明かされている。
|
宇宙世紀100年の節目に地球連邦が推し進める宇宙軍再編計画の一環である"UC計画"のもと、
アナハイム・エレクトロニクス社および"ビスト財団"において極秘裏に開発されていた試作モビルスーツである。
正式名称は「RX-0 ユニコーン」であり、
ガンダム顔だが正式名称にガンダムと付かない。
もっとも、その本来の開発目的を抜きにしても設計にあたって歴代ガンダムを意識しているのは確実であろう。
ガンダムの名を冠していないのは、普段の姿がガンダムはおろかジムにすら似つかぬ異形であるが故かもしれない。
νガンダム製作中に導入され急遽コックピット周辺に組み込まれたサイコフレームの試験機で、最初から機体フレーム自体をサイコフレームで構成しており、
デフォルトの状態では、幻獣のユニコーンを見立てたユニコーンモードと呼ばれる形態であるが、
戦闘相手がニュータイプである事をシステムが認識すると「
NT-Dシステム」が発動、
サイコフレームで構成された内部フレームが姿を現し、デストロイモードと呼ばれるガンダム形態に
変身を遂げる。
この機構のおかげもあって非常に線が多く作画マン泣かせのデザインである。さしずめ作画マンデストロイヤーと言った所か
設計上はもう一段階、デストロイ・アンチェインドなる形態もあった(初出はガンプラのパーフェクトグレード)ともされるが原作未登場。
デストロイモード時は機動性と反応速度が飛躍的に向上し、なおかつファンネルを始めとするサイコミュ兵器を無効化し、
そのコントロールを乗っ取るなど、正にニュータイプ殺しの性能を発揮する。
更にパイロットの精神状態次第では機体周囲にサイコ・フィールドと呼ばれる現象を発生させ、敵機を吹き飛ばすなどの超絶的な能力を発現する事も可能。
ただし、搭乗者の心身に著しい負担を強いるデストロイモードの性能を発揮できる
活動限界時間は5分間に限られる。
*1
ちなみに露出したサイコフレームが赤く輝くのがユニコーンガンダムの特徴だが、実際の所作った側からしても
なんで光ってるのかわからんのだそうな。
理屈はわからんが高い性能は発揮しているので置いといているらしい。
物語終盤ではバナージの想いに応えるかのようにサイコフレームの発光色が緑色(虹色と表現される事も)に変化し、
サイコジャマーの無効化や下記のシールドファンネル、ビスト神拳(後述)など、さらなる能力を発揮した。
+
|
そして最後には… |
物語最後においては人々の想いを受け止め力に変える事で、コロニーレーザーを防御する事すらやってのけた。
だが、かつて同じように 超常現象を引き起こした機体がその代償として失われたように本機もただでは済まず、
限界を超えた結果として人とMSの垣根を失った「ユニコーンガンダム」という存在となってしまう。
これは人の肉体から解き放たれた「真のニュータイプ」というべきものであり、
サイコフィールドを自在に操れるのか、手をかざすだけでミサイルを防いだりMSを行動不能にするなどの力を示した。
小説版では地の文でこの状態がどういう事であるのかを描写していたのだが、アニメ版ではもっと視覚的に変化が分かるようにするためか、
「全身のサイコフレームが増殖して、装甲を突き破って露出した姿」として描かれた。
だが、ラストにてバナージの帰りを望む想いに触れた事でユニコーンガンダムは再び人とMSに還り、この状態は永遠に失われる事となった。
|
+
|
ユニコーンガンダムの武装一覧 |
以下のように、シンプルかつ強力な装備が揃っている。
連邦系MSの標準的な頭部バルカン。
なお、小説版の時点のデザインでは描かれておらず(バルカンの設定はあったがどこに装備されていたかは不明だった)、
アニメ化の際に頭部に追加された。
バックパックと前腕部に計四本が装備されている。
前腕部のものはデストロイモード時には装甲の展開により腕に装備したまま前に向けられるようになり、ビームトンファーとしても使用できるようになる。
作中では、パイロットの感情が高ぶった場面において、 出力の限界値を超えてビーム刃部分が膨脹・巨大化する現象が見られた。
対大型兵器を想定しており通常のMSなら掠っただけで致命傷になる程の過剰な火力を誇るビームライフル。 *2
その威力故に1発でEパックを1本消費してしまい、Eパック5本をまとめたものをマガジンとしている。
リアスカートに同様の予備マガジンを2基装着可能だが、それでも携行弾数は限られている。
ビームマグナム自体は腕部かバックパックにマウント可能。
なお、設定時点では通常の威力との使い分けができる案もあったが、それでは便利になりすぎるために現在の設定になったという経緯がある。
ただし、アニメの中では ラスボス補正込みとはいえ仮想敵ど真ん中である筈のネオ・ジオング相手にはさっぱり通じず、
主に撃ちたくなかった相手を撃ってしまい、撃った後で己の行いに後悔するというような悲劇の小道具として活躍した。 銃を撃てば人は死ぬのだ。
小説版では巨大MAを撃破したり(有名な「撃てませぇぇぇん」はアニメ版独自の展開)ラスボスに致命傷を与えたりと真っ当に活躍していたのだが…。
本武装は映画の演出や時代的に第4世代までのMSで最高火力のビームライフルのように勘違いされがちだが、
実はZZのダブルビームライフルよりも出力は劣っており、Sガンダムのビームスマートガンの1/3程である。
しかし本体ジェネレータからエネルギーを受けているそれらと違い、
Eパックのエネルギーを使用するためZZの半分も無い出力の本機が破格の威力を出せるどころか、
故障する事を気にしなければ、本編でのデルタプラスはおろか極論旧ザクですら撃つことが出来るのが本武装の強みである。
『NT』でもある機体が使っているが、使う度に腕を交換するという 変態仕様にして わざわざ使っていた。
大型のバズーカ砲。ビームマグナムと同じくリアスカートに予備マガジンを装着可能。
ハイパー・バズーカ自体は砲身を短縮し、バックパックにマウント可能。
後述のフルアーマーではバックパックに増設したフレームを介して2挺を装着しており、追加武装を装着するマウントフレームの役割も兼ねている。
Iフィールド発生用ジェネレータ内蔵で強力なビームも弾き返す堅牢なシールド。
シールド自体にもサイコフレームが搭載されており、デストロイモード時には本体装甲同様にシールドも展開する。
腕部の他、バックパックにもマウント可能。
推進機の類は搭載されていないが、搭載されたサイコフレームのためか緑発光状態では機体から離れて飛び回るという挙動を見せた。
更にアニメ版では下記のビームガトリングガンを装着したまま射撃も行った事から、この状態はシールド ファンネルと呼ばれる。
また、シールドに取り付ける追加装備として「アームドアーマーDE」が存在するが、設定のみ(初出はプラモ用の追加装備)であり、
本編でのユニコーンは使用していない(漫画版『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』では使用している)。
アニメ版においてバンシィ・ノルンの装備として登場しており、詳細はバンシィの項を参照。
サイコフレームを内蔵した武装であり、柄の両端に槍、斧状のビーム刃を発振する。
槍部は取り外し可能であり、斧部と合わせる事でハルバート状の武器とできる他、ビームマグナムの銃身下部に装着可能。
また、柄を折り畳む事でシールドの裏にマウント可能であり、その状態でもビーム刃を発振できる。
初出はフルアーマーのプラモで設定された追加装備であるが、あくまでもユニコーン用の武装でありフルアーマー専用という訳ではない。
本編では登場していないが、アニメ版においては クシャトリヤの失った左腕の代わりに直付けされて登場している
(本来はフルアーマーに装備予定だったものを補修パーツとして流用したという設定)。
また、UC.0090年代当時のほぼ全てのMSと同様にアナハイム社のユニバーサル規格を採用しているため、
携行武装に関しては連邦・ジオンの区別なくほぼ全ての装備が運用可能。劇中では以下の装備も使用している。
ネオ・ジオンのNT用MS クシャトリヤ用に開発されていたものであり、ユニコーンは敵基地からの脱出時に奪って使用した。
本来の装備ではないものの、ビームマグナムと比べ過剰威力という事がない上に、弾数もあってある程度乱射が利くため使い勝手が良く、
なんやかんやで最終決戦まで使用している。
ユニコーン用の装備として採用してからは、前腕部を挟み込む形で2門をマウントしその上にシールドを装着するようになった。
シールドファンネル時にはシールドに装着されたまま飛び回り、オールレンジ攻撃も行った。
ちなみに規格が共通とはいえポン付けしてすぐ撃てる訳ではないらしく、
奪って装備した際にはガトリングガン側からデバイスドライバをインストールするシーンがあった。
リゼル( 地球連邦軍側の量産機。 Ζガンダムの系譜に位置するMSで、いわば変形可能なジェガン)に貸してもらって発砲した。
この時は所謂照射ビームとして表現されているが、これはギロチン・バーストと呼ばれる高出力モードで使用したため。
リゼルやジェガン等でもギロチン・バーストは問題なく使用できる他、銃口部からビームを発振してロング・ビームサーベルとしても使用できる。
この他にも、敵機からビームサーベルを奪取して一時的に使用した事もあった。
劇中では連邦軍の他の機体がビームマグナムを発砲したり、ネオジオンの機体が連邦軍の武装を使用したりする場面も描かれているが、
前者に関しては発砲後に腕部が不調を起こす事でユニコーンとの性能差が暗に示されており、
後者に関しても共通規格があるとはいえ、
「(整備兵が事前に調整を施さなければ)ユニコーンみたいになんでも装備できる訳ではない」という外伝漫画の描写があるため、
手にとってさえしまえば短時間のインストールのみで両軍のいかなる武装でも運用可能なユニコーンの高性能・特別性が強調されている。
最終決戦においてはこの無節操な武装選択が可能である点を活用して、ネェル・アーガマ艦内のありったけの武装ストックを、
バナージの友人タクヤ・イレイ主導で限界まで積み込んだ「フルアーマーユニコーンガンダム」の姿で出撃した。
ハイパーバズーカ×2、シールド×3、ビームガトリング×6、三連ミサイルランチャー×2(スタークジェガンの武装)、
三連ハンドグレネード(ジェガンの武装)×8、グレネードランチャー×2(ジェスタの武装)を機体各所にマウントし
増加した重量を取り回すためにベースジャバー用の大型ブースターまで増設したハリネズミのような威容は、
五条大橋の上で義経を待ち構えた弁慶もかくやというものである。
フルアーマーなのに増加装甲が無い?連戦に次ぐ連戦の最中でそんなもん準備する余裕があるか!
実際の所、この事は小説内の地の文でも指摘されているのだが、
この形態を立案したMSマニアのタクヤが ガンダムの強化形態はフルアーマーだからという理由で命名した。
後にアニメ版においてはフル「アーマメント(武装)」の略だと設定されている。
なお、両腕に装備されたシールド、肩に担いだバズーカ、ハルバード状のハイパービームジャベリンなど、
これらの武装構成はクローバーから発売されたファーストガンダムの超合金玩具がオマージュされている。
ちなみに初出の設定画ではサイコフレームの色が緑色になっており、その後販売されたプラモ等でもそれに倣っている事が多いが、
本編中でのフルアーマーユニコーンガンダムのサイコフレームの発光色は赤色であり、
緑発光になったのはシールドとそこにマウントしたビームガトリングガン以外の武装を破棄した後である。
スマホアプリ『U.C.ENGAGE』では新たにカトキ氏がデザインしたハイパー・メガ・ランチャーが登場。
射撃だけではなくビーム刃を展開して格闘戦も可能となっている。
シナリオ「クロスオーバーUCE」では『UC』『NT』『F91』『V』の戦乱が間を置かずに発生している設定となっており、
リガ・ミリティアが装備を取り付けている。そのためユニコーン関連の追加装備案では珍しくタクヤが関わっていない。
……しかし、ユニコーンにはまだ秘められた「武器」が存在する。
+
|
それが… |
美須斗神拳……ビスト財団創主である歳編・美須斗によって生み出されたとされる拳法。
宇宙世紀の幕開けから永きに渡って秘匿されてきたが、ラプラス事件を境にその実態を現す。
習得すれば少年であっても大の大人を圧倒する程の力を得られるが、
その真価は生身ではなくMSに搭乗した際に発揮され、巨大MAの装甲すら蹂躙し得るものとなる。
その余りにも並外れた強さは「 既にこの世の者が持てる力ではない」と言い表される事さえあり、
故にその修得者は畏怖を以って『 武彼岸』とも称された。
現代においてもこの言葉は形を変えて残されており、MS同士の激しい戦いを表現する際に用いられている。
尚、この存在が後の 未来世紀におけるモビルトレースシステムの開発、並びにガンダムファイト設立に繋がったことは言うまでもない。
民明書房刊 『スパロボでは教えてくれない黒歴史』より
(以上、ニコニコ大百科の同名記事より引用)
* * * + うそです n ∧_∧ n + (ヨ(* ´∀`)E) Y Y *
いくらなんでもムチャクチャすぎると思われるだろうが、
著者の福井晴敏氏によるとユニコーンの機体各所に内蔵されたサイコフレームは
「 物理法則が通用しないオリハルコンであり、覚醒状態となれば どんな物質よりも硬くなる」
とされており、それゆえ徒手空拳がいかなる武装にも劣らぬ武器足り得るのである。
福井氏が熱烈な富野フォロワーである事は先述した通りだが、
『Ζガンダム』以降のニュータイプ描写に『 伝説巨神イデオン』の影響が色濃く残り続けた事を逆手に取り、
「サイコフレーム≒イデオナイト」「ニュータイプの行きつく先は無限力である」という、
トンデモ仮説を念頭に置いて執筆すれば こうもなろうというものである *3
(イデオンは惑星を両断したイデオンソードや雲霞の如き敵艦隊を薙ぎ倒す無数のミサイルに波導ガン等の過剰な火力に目を奪われがちだが、
長い逃避行の中で多くの艦艇や重機動メカを徒手による打撃で仕留めてきた実績がある)。
実際、デストロイモードにおいて操縦者の思考を機体の挙動にダイレクトに反映させる「インテンション・オートマチック・システム」という用語は、
イデオンに搭載されていた操縦インターフェースと同名であり、小説版でのシナンジュとの最終決戦では、
「両腕のビームトンファーの刃がイデオンソードの如く長大に伸びる」という言い訳する気ゼロの描写をしている訳で。
……イデの発現ならしょうがないな!
とまあ、こんな感じで結構なトンデモやらかしている訳なのだが、
実はこの手のオーバーテクノロジーやオーパーツは福井氏が執筆する作品には付き物なのである。
なんせ福井氏は自身の作品で「本来は新型の航空機燃料として開発された超強力な毒ガス」
(現在ロケット燃料に使用されているヒドラジンも大概猛毒だが、
それとは比較にならぬ 四日以上に及ぶ効果持続時間とVXガスの50倍という激烈な毒性を併せ持つ)とか出しており、
その後も結構な代物を次々と世に送り出してしまっているのだ。
なお、この毒ガス燃料は数千年後に ギンガナム艦隊が持ち出すという自作品間 クロスオーバーも果たしている。
|
|
また、BB戦士のみのギミックとして四足歩行の
「ビーストモード」にも変形可能。
ビストとビーストを掛けたのかは不明
ガンプラアニメ『ガンダムビルドファイターズトライ』のレース回にて、モブ扱いではあるがまさかの登場を果たしている。
なお本機体のシステムには本来の仕様には無い筈のLa+(ラプラス)プログラムと呼ばれるものが、
ビスト財団の当主カーディアス・ビストの手により組み込まれており、
それを開放すると地球連邦政府の権力をも覆すと言われる「ラプラスの箱」の元へと導く座標が開示される。
シャアの反乱から3年後、カーディアス・ビストはネオ・ジオンの残党軍こと「袖付き」へラプラスの箱と、
それへと導く鍵たるユニコーンガンダムを譲渡しようと試みるが、それを事前に察知していた連邦軍が、
取引が進んでいたビスト財団の本拠地のある工業コロニー「インダストリアル7」において袖付きへと武力行使を行った事により、
地球圏は新たな紛争へと突入していくのであった。
本機体に搭乗するパイロットは
バナージ・リンクス。担当声優は
内山昂輝
氏。
工業コロニー「インダストリアル7」の工業高校、アナハイム工専に通う学生であったが、実はビスト財団の当主カーディアス・ビストの
隠し子である。
当初本人はその事を知らず暮らしていたが、ある日オードリー・バーンと名乗る少女を偶然から救助。
彼女の正体はラプラスの箱のジオンへの譲渡を阻止するためにインダストリアル7へと訪れたザビ家の遺児ミネバ・ラオ・ザビであり、
戦争を阻止するためにビスト財団へ赴こうとする彼女を財団の本拠へと導くが、奔走もむなしく連邦軍と袖付きの戦闘が勃発。
インダストリアル7は戦火に包まれ、バナージの級友も2人を除いて全員が死亡してしまう。
オードリーを案じてコロニーを彷徨う内にユニコーンの格納庫へたどり着いたバナージは、そこでカーディアス・ビストと再会。
戦争を止めようと奔走するオードリーことミネバ・ザビに必要とされたいというバナージの思いを聞き入れたカーディアスは
バナージをユニコーンの生体認証に登録し、ユニコーンガンダムはバナージへと託される事となる。
この際にようやくカーディアスが自分の父である事を察するが、彼はコクピットを閉じると共に爆発に巻き込まれ、今生の別れとなってしまった。
なお、この時の登録によってユニコーンガンダムはバナージ以外には起動させる事ができなくなっており、完全な専用機となっている
(2号機(バンシィ)、3号機(フェネクス)、および登録前の試験時点のユニコーンは(性能を発揮できるかは別として)誰でも搭乗可能である。
ただし下手をすれば暴走してパイロットが死ぬ事もあるが)。
なお、本機の開発に
白いユニコーンをトレードマークとするあのエースは特に関わっていない。
というか、福井氏はアムロがユニコーンをエンブレムに使っている事を知らず、書いた後にツッコまれて初めて知ったらしい。
なんという偶然(ただし、アムロのエンブレムの設定自体が後年の後付けであるため、福井氏が知らなくとも無理はないが)。
当然ながら同じくユニコーン(こちらは黄色)をトレードマークにしているジョニー・ライデンとも関係はない。
当機をもってニュータイプ専用機の開発はその到達点を迎えたが、それと同時に、
人が制御できない超常的な力を発揮するまでになってしまったため、以後のMSには当機の技術は具体的な継承はなされていない。
また、極めて特殊な事情を持つ当機の開発プロジェクトは、最高レベルの厳重な情報統制がなされており、
たとえ開発メンバーであっても同等の機体を完全に再現する事は出来ないとされている。
ユニコーンガンダム2号機「バンシィ」
「みんな、消えてしまえぇぇぇっ!」
- 型式番号:RX-0
- 全高:19.7m(ユニコーンモード)→21.7m(デストロイモード)
- 本体重量:24t
- 全備重量:46.7t
- ジェネレーター出力:3,480kw→計測不能(デストロイモード)
- 装甲材質:ガンダリウム合金
(HGUC 1/144 ユニコーンガンダム2号機 バンシィ(ユニコーンモード)及び(デストロイモード) 説明書より引用)
もう一体の黒いユニコーン。
その名はアイルランドの民話の泣き女に由来する。
こちらは王権を象徴する紋章「獅子と一角獣」に見立てられており、トサカのようになっている角がデストロイモードになると獅子の鬣状に展開する。
1号機の運用データを反映した事で、大気圏内での機動性が向上している。
これ以外の1号機との差異は小説版では角の形状および配色のみであったが、アニメ版では襟元の形状も変わった他、
1号機にはない特徴としてサイコフレームを内蔵した追加兵装ユニット「アームド・アーマー」があり、
アームドアーマーBS、アームドアーマーVNを腕に装備している(上の画像参照)。
+
|
バンシィの武装一覧 |
全形態で装備、ユニコーンと共通。
全形態で装備、ユニコーンと共通。
小説版およびアニメ版のバンシィ・ノルンが装備。ユニコーンと共通だが、バンシィ・ノルンのものにはリボルビングランチャーが追加されている。
バンシィ・ノルンのビームマグナム銃身下部に装着する追加武装。各種弾頭やビームジュッテを搭載しており状況により使い分けが可能。
リアスカートに予備を装着可能。
デザインモチーフは初代ガンダムのスーパーナパームである。
小説版およびアニメ版のバンシィ・ノルンが装備。ユニコーンと共通だが、バンシィ・ノルンのものにはアームドアーマーDEが追加されている。
アニメ版のバンシィが左腕に装備。使用時に展開する超振動クロー。
バンシィ・ノルンがシールドに装備。装甲の強化および推進システム、ビーム砲を内蔵した追加兵装ユニット。
バンシィ・ノルンがバックパックに装備。
ジェネレーター出力の強化に加え、非NTであろうとサイコミュシステムを使用可能とするインターフェース、
「n_i_t_r_o(ナイトロ。 こいつではない)」の応用技術であり、パイロットとサイコミュの親和性を高める機能がある。
デストロイモード時には獅子の鬣のような形に展開する。
|
パイロットは「袖付き」の兵士であった
マリーダ・クルス(CV:
甲斐田裕子
)。
彼女は実は
第一次ネオ・ジオン時代のニュータイプ少女、エルピー・プルの
クローンの一人
プルトゥエルブであるという過去を持ち、
MSクシャトリヤに搭乗してユニコーンとも交戦したが敗残して連邦軍の捕虜とされ、
その後ビスト財団のマーサ・ビスト・カーバイン(バナージの叔母にあたる)により、
オーガスタ研究所(
グリプス戦役の頃に強化人間を供出していた施設)へと連れて行かれ、再調整を施されて財団の傀儡となっている。
しかし、バナージと彼女の上官で親代わりであるスベロア・ジンネマンの命懸けの説得により、
最終的にマリーダとしての自己を取り戻し機体は放棄された。
その後はアームド・アーマーを換装し1号機と近しい装備になった
「バンシィ・ノルン」へと改修され、
マーサの甥のアルベルト(バナージの異母兄)により、ロンド・ベル所属の少尉
リディ・マーセナス(CV:
浪川大輔
)に引き渡される。
ユニコーンガンダム3号機「フェネクス」
「次に生まれ変わるとしたら、あたし鳥になりたいな」
- 型式番号:RX-0
- 全高:19.7m(ユニコーンモード)→21.7m(デストロイモード)
- 本体重量:24t
- 全備重量:23.8t
- ジェネレーター出力:3,890kw→計測不能(デストロイモード)
- 装甲材質:ガンダリウム合金
(HGUC 1/144 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(ユニコーンモード)及び(デストロイモード) 説明書より引用)
もう一体の金色のユニコーン。
本機体の通称である“フェネクス”とは、所謂炎の不死鳥
フェニックス、そのソロモン七十二柱の悪魔に貶められた名称であり、
輝く鳥をイメージした頭部アンテナの形状や装甲全面の黄金のカラーリングは、
白い1号機や黒い2号機と同様に「貴婦人と一角獣」のタペストリに描かれた動物からコンセプトを得ており、その絵に描かれた鳥をモチーフとしている。
「UC計画」にビスト財団が関わる事を良しとしない、ある地球連邦軍高官の指示で、納入前の未完成状態であった試験用のフル・サイコフレームの素体を用いて、
1号機と2号機の建造データを反映させて連邦軍が独自に組み上げた機体。
いわばビスト財団の思惑を排除した純粋な連邦軍版のユニコーンガンダムであり、残りのユニコーンガンダムを排除するための存在。
しかし、使用されたサイコフレームは1号機、2号機と比べて純度が低く、完成度と言う点では劣っている。
だが、こちらは条件付きとはいえNT-Dのリミッターを解除でき、暴走した時には同じデストロイモード状態のバンシィの胸部装甲を破壊するなど、
高い攻撃性能を示した。
特徴的な金色の装甲は耐ビームコーティング用のエマルジョン塗装によるものだが効果のほどは気休め程度らしい。
ただし光の反射率のためか意外と宇宙でのステルス性は高いんだとか。
主な武装は1号機の基本装備に追加して、背部にアームド・アーマーDEを二枚一対の大きな翼のように装備している。
それらをそれぞれ左右の腕部に装着も可能。
+
|
フェネクスの武装一覧 |
全形態で装備、1号機、2号機と共通。
全形態で装備、1号機、2号機と共通。
全形態で装備、1号機、2号機と共通。
- アームド・アーマーDE(ディフェンス・エクステンション)
推進装置とメガ・キャノンから成る増加ユニットを装着したシールド。
『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』で1号機、OVA版でバンシィ・ノルンにそれぞれ装備されたものと同型。
先端部にメガ・キャノンを内蔵し、主に腕部装着状態での射撃武器としての使用を想定している。
なお、このビーム・キャノンは威力調節の自由度や継戦能力に欠けるビーム・マグナムの補助火器としての側面も有する。
他の兄弟機と違い二基一対での装備が基本とされているため、バックパックには左右にシールド接続用のアームが追加されている。
デストロイモード時には機体と共に変形し、名前の示すように翼を広げた猛禽類を思わせる姿に変化する。
『NT』では下端部に鳥の飾り尾羽を思わせる多節型テールスタビライザーが追加されており、その関係で装着位置が上にズレている。
|
なお、後のリギルド・センチュリー(
宇宙世紀の遥か未来だという『ガンダム Gのレコンギスタ』の時代)において、
本機のデータを元に
G-フェネクスとして復元されたという話もある。
パイロットは地球連邦軍少尉にして強化人間である
リタ・ベルナル(CV:
松浦愛弓
)。
時の経過と共に、
肉体・脳組織レベルの強化施術を受けたリタは、
宇宙世紀0095年12月4日にユニコーンガンダム3号機フェネクス機動試験のパイロットとして選抜されたが、
当該試験においてNT-Dを暴走させ、連邦軍高官を乗せたアイリッシュ級「エシャロット」を撃沈した後、
戦闘空域を離脱。そのままフェネクスと共に消息不明の身となる(エシャロット事件)。
一年半が経過した宇宙世紀0097年、「ラプラス宣言」が発されたサイド4に、フェネクスは再び舞い降りる。
しかしリタの肉体はこの時既に消滅しており、魂だけをフェネクスのサイコフレームに宿していた(よってフェネクスのコックピット内は空)。
外部出演
相当久しぶりの宇宙世紀ガンダムという事もあって人気が高まり、ガンダムシリーズの共演するゲームにも次々と参戦。
+
|
『スーパーロボット大戦』 |
『スーパーロボット大戦』シリーズでは『第3次Z時獄篇』より初参戦。
……が、一緒に参戦するのではないかと見られていた『 機動戦士ガンダムΖΖ』が参戦を逃してしまっており、
おかげでマリーダの出自等については多少こじつけをする事になってしまった *4。
なお、乗り換えの幅広さに定評のある宇宙世紀ガンダムではあるが、
上述した通りパイロット認証がロックされているのでユニコーンはバナージ専用である。
…と同時に バナージも他のMSに乗り換えできない。オードリー助けた時にプチモビ乗ってたし普通に乗れてもいい気がするが…。
第3次Zのユニコーン
|
第3次ZのNT-D
|
ビスト神拳緑のNT-D
|
|
3DSの『BX』では参戦した宇宙世紀ガンダムは『UC』のみであるものの、 過去作品の全ての出来事が( これすら含めて)あった事になっているため、
設定については問題なく再現されている。 その分序盤のシナリオ再現は駆け足になったが
ユニコーンは ビスト神拳のせいか格闘ボーナスが付いているなどやけに格闘機化(もっとも『BX』だと 主役機は格闘機ばっかだが)。
フルサイコ・フレームの攻撃力ボーナス上乗せも相まって火力は申し分なく高く、移動力も屈指のレベルで伸びるが、
加入が中盤頃まで待たされるのがネック。一時的にとはいえリディに先を越されるし。
また、上述した通りの線の多いデザインが災いし、 フリーズを起こしやすいのが難点(特に旧3DSだとよく起こる)。
ちなみに、『BX』はバンシィ・ノルンの瞬光弾の元ネタである『 機甲界ガリアン』や、
ジンネマンのモデルになった人物がいる『巨神ゴーグ』も参戦しており、
特に後者は意外な所で クロスオーバーを見せてくる(同作出典の傭兵達の一部が 島田兵元ジオン兵であったなど)。
+
|
一方バンシィは… |
一方で『BX』のバンシィ・ノルンは、 敵対時のグラフィックが左右反転(バンシィだとちゃんと反転してないのに)
…というだけなら『第3次Z』でもそうだったのでまだしも、
グラフィックはおろか 戦闘デモまでほぼ全部ユニコーンからのコピペという残念な扱いを受けている。
特に加速ユニットのはずのアームドアーマーDEを投げ捨ててビームサーベルで切りかかりに行く様は苦笑を禁じえない
作画マンデストロイヤーなのがいけなかったんや…。
性能面でもユニコーンの最強技・NT-D連続攻撃に当たるアームドアーマーDEがなく(『第3次Z』にあった合体攻撃もない)、
リディの精神コマンドとは相性が良くないため、使うにしても好相性なコマンド持ちのマリーダさんを乗せるプレイヤーも続出したとか。
リディが扱いやすいように調整された機体のはずなのに、前任者の方が扱いやすいとはどういう事か
一応、マリーダが加入=クシャトリヤも入手しているので、クシャトリヤに乗った彼女とユニットを組んで恩恵に預かる、
という選択も可能ではあるが、デルタプラスが『第3次Z』から比べてもかなり優秀になっているのも向かい風。
また両者の生存・再入手が隠し要素なため、
リディがノルンに乗っている=両者のフラグを取り損ねたという事になってしまいかねないのがまたなんとも…。
一応、ユニットを組んだ相方ごと射程を延ばせるボーナスが付いたりなど利点もあるので、 サブ要員としては悪くない。
NT-Dを発動するとビームマグナム等の武器の弾数が全回復するという嬉しいバグもあり、それなりに撃ちまくれる。
ちなみにリディが敵対して来る時に、復活してくるバンシィ相手に倒しすぎるとこんなバグが発生する…。
……『スパロボ』はそれなりにバグの多いゲームとはいえ、妙にバグに好かれたもんである。
なお、『V』では『第3次Z』の仕様をほぼ引き継いでるので、アームドアーマーDEも合体攻撃も使えるのだが、
リディのエースボーナスが「加速(移動力プラスの精神コマンド)を使うと突撃(移動後に全武器使用可能になる)もかかる」
という、明らかに 『BX』の時に欲しかった効果になっている。
またリディは本作では「 勇気」を覚えるのだが、この「勇気」も今回「突撃」込みになっていたりする。
ただ、アームドアーマーDEも合体攻撃も普通に移動後OKであり、
更にリディの格闘は低いのに単体最強技のアームドアーマーDEが格闘になる等、リディとの相性は悪くはないがチグハグ気味。
そのため格闘が優秀なパン屋に機体を取られてしまう事も……。お互いの中の人ネタでユーザーから「いい機体だなアル」と言われたり
|
『30』ではようやくバナージが普通に乗り換え可能になった…と言えば聞こえはいいが、
そもそも 『UC』が参戦していないためユニコーンは一切登場しない(公式に言い切られてしまっている)し、
バナージ自身も続編の『NT』出典での登場であり同作で顔は出していなかったので、
ゲーム中も (非戦闘時の会話中ですら)ヘルメットを脱がずに被りっぱなしになっている。 これでよかったのか…?
その様な扱いとユニコーンに代わる機体の性能が微妙すぎたためか、 ユーザーの間では「バナーシじゃなくてイアゴ隊長が仲間になってくれた方が良かった」という意見もあったりする
|
+
|
『ガンダム無双』シリーズ |
『 ガンダム無双3』にもフル・フロンタルのシナンジュ共々参戦。 リディ?知らない子ですね
OVAがまだ序盤の頃の参戦という事で覚醒やフルアーマー化はしないが、オードリー=ミネバと再会した事で、
彼女を引き入れようと画策する ハマーンと真っ向からぶつかり合うイベントや、
出会う女性パイロットに片っ端から粉をかけるシロッコに冷たい目を向けるオードリーなど、見所は多い。
ユニコーン自体は初期から可能なビームマグナムコンボの火力が高く、
いざとなれば無双奥義のデストロイモード発動でゴリ押しが利くので一騎打ちに向く。
|
+
|
『ガンダムVS.』シリーズ |
ガンダムの対戦ゲームである『VS.』シリーズでは『ガンダムVS.ガンダムNEXT』からユニコーンガンダムが参戦している。コストはシリーズ通して3000。
同作の最後の解禁機体であり、原作同様のユニコーンモードとデストロイモードが存在する。
ユニコーンモードでは任意リロード可能であるビームマグナムを主体に立ち回る万能機であり、
時限変身のデストロイモードになると多くの派生技を持つ近接機体となる。
ユニコーンモードではダメージソースに乏しいため、デストロイモードの時にどれだけダメージを稼げるかが鍵になる。
ボスラッシュではガンダム、νガンダムとの連戦後に出現する大トリとして登場。
ちなみにアーケードに登場した時はアニメ版の製作が途中だったためパイロットのグラフィックと声が無く、
家庭用版でバナージのグラフィックと声が追加された。
続編である『EXTREME VS』にも続投。
前作同様にユニコーンモードへの時限強化ギミックを持つ。
性能的に大きな変化はなかったが、デストロイモードの武装などが一部変更になった。
覚醒技は後述するフルアーマーユニコーンガンダムの武装を全部撃つというもの。
ちなみにデストロイモードではないと出せないという特性があったため、使うには使う事を見越した戦術が必要であった。
『EXTREME VS FULL BOOST』でも登場。
覚醒技の コマンドで強制的にデストロイモードになって攻撃し、その後はしばらくデストロイモードになって戦えるなどの強化を受けた。
同作ではバンシィもアップデートで参戦。パイロットはマリーダ。
コストは2500…なのだが、コスト3000を超える射撃能力&格闘能力を持ち合わせていた上、さらにユニコーンと異なり、
体力が一定値以下になると時間無制限でデストロイモードになれるなどの超性能から環境トップとして君臨し、ゲーム世界を荒らし回った。
このせいでユニコーンが白いバンシィと言われる事もあったが、
アップデートである程度追いつくどころかウイングゼロやリボーンズガンダムに迫るコスト3000三強の一角にまで上り詰めその汚名は返上した。
このバンシィは一部のゲームセンターで使用禁止の張り紙がされ話題となった。
そのためフルブースト解禁時のバンシィが『EXVS.』シリーズ最強とされる事もあるが、
同作品内ですら後出のガンダムXDVの方が文字通り技術力のいらないお手軽壊れだったり、中期のキュベレイやガンダムMk-2等バンシィ並みの壊れは存在し、
シリーズを通しての場合、
相手がカード持ちかつ先行解禁の条件を達していなければ対面に出す事すら不可能だった『マキシブースト』のガンダムサバーニャ等、
バンシィと比較にならない理不尽な機体がいる。
『EXTREME VS マキシブースト』及び『FULL BOOST』家庭用版では、
原作最終エピソードに登場したフルアーマーユニコーンガンダムとしても時限解禁で参戦(フルブーストではDLC)。
コストは3000.ユニコーンモードがなくなり、武装を3段階にパージしていく一方通行換装機体となった。
最初は砲撃機でパージするにつれ万能機→近接機と変わっていく珍しい特性がある。
第3形態ではネオ・ジオングにかましたビスト神拳も使用可能。
3体分の操作を覚えなくてはならないため使用難易度は高いが、各形態での武装性能は良いために、
(相手や僚機との 相性もあるが)上位機体として君臨している。
同じくバンシィの最終仕様であるバンシィ・ノルンも時限解禁で参戦(こっちもフルブーストではDLC)。コストは3000。
弾切れした後即座に再リロードできるビームマグナムに加え、
高誘導する弾を3発撃てるMGaAP弾 *5、誘導性はないが、4発が拡散して飛んでいく対空ミサイル、
一定時間後に爆発する(無論敵が突っ込んでも爆発する)機雷を設置するマイクロ・ハイドボンブといった、
3種のサブ射撃を使い分ける万能機。
ところがこのMGaAPが恐ろしい追尾性を誇り、さらにサブ射撃であるため、
「これをなんとか全部かわしきった隙にメイン射撃のビームマグナムを当てる」などの連携が可能。
これ以外にも全体的に性能が高かったため射撃機体としては最強クラスの性能を誇り、またもやゲーム世界を荒らし回る事となった。
ちなみにこいつら以外にも マスターガンダム、ダブルオークアンタ、 ナイチンゲール、
ガンダムサバーニャ、G-セルフ(『Gのレコンギスタ』主役機)等、
『VS.』シリーズは基本何かしらのバランスブレイカーが存在するので、別にバンシィだけが悪い訳ではない。
家庭用『FULLBOOST』はフルアーマーユニコーンとバンシィノルンの追加により、
シナンジュ以外のUC枠が最上位~上位の高性能集団となり作品優遇の噂も立った。
『マキシブーストON』では流石に見直しが入り、各機体の主力武装の性能が大きく下げられ上位からは転落した。
それでも中堅を張れる性能を維持している辺りマキシブーストまでの性能の高さが窺える。
『EXVS2クロスブースト』では稼動開始時にフェネクス、タイムリリースでRX-零丸が参戦。どちらもコスト2500。
零丸は時限強化機というコンセプトとコストがバンシィと似通っており、そこまで弱体されずにいるため、バンシィにとっては結構な逆風になっている。
|
+
|
『ガンダムトライエイジ』 |
トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』では0弾「進化への序章」からの参戦。
稼働当時の最新機体という事もありユニコーンガンダム(デストロイモード)がパーフェクトレアの一枚として登場。
HPが高くアタック・スピード共に平均以上、地形適性も宇宙◎、地上○と宇宙戦が得意なバランス型、
アビリティは敵の攻撃から味方をかばう「鉄壁」、と初心者にも扱いやすい一枚。
必殺技は「NT・デストロイ」。
ビームマグナムを連射して敵を貫く。
「ジオンの興亡 1弾」でユニコーンガンダム(覚醒)が参戦。こちらもパーフェクトレア。
サイコフレームが緑色に発光しているのが通常版との大きな違い。
HPが高いバランス型と地形適正は共通。
アビリティは通常攻撃後クリティカル確定の追撃を加える「双撃」。
必殺技は「NT・ラウズドライブ」。
右腕のビーム・トンファーで斬りつけながら敵の背後に回り、左腕のビーム・トンファーで斬り上げ、
最後は両腕のビームトンファーを交差させて振り下ろす。
「ジオンの興亡 4弾」でフルアーマーユニコーンガンダム(ユニコーンモード)が参戦。またもやパーフェクトレア。
重武装形態だからかアタックが桁違いに高い代わりにHPは控えめ。
また、地形適正も宇宙◎、地上○は変わらないが他全部△と少々扱い辛い物に。
アビリティは必殺技使用時に発動し、追加入力に成功すると強力な必殺技を放つ「変身」。
必殺技は「ユニコーン・フルアームド」。
ハイパー・バズーカと対艦ミサイルを撃ち込みスラスターで加速し、ビーム・ガトリングガンで敵をハチの巣にする。
「変身」成功時はビーム・ガトリングガンを発射後武装をパージしてNT-Dを発動、
敵に接近してビーム・トンファーでVの字に切り裂く。
「ビルドMS 7弾」でフルアーマーユニコーンガンダム(デストロイモード)が参戦。例によってパーフェクトレア。
アタックが高いのは共通だが今回はHPも高く、スピードも平均以上。
地形適正は宇宙★、地上○、水中△、他全部×と更に極端になった。
アビリティはバースト大成功時スピードアップし敵の反撃アビリティを封印できる「共鳴(スピードバースト)」。
必殺技は「NT・ファイナルシューティング」。
対艦ミサイルで攻撃を加えた後全武装を勢いよくパージしながらサイコ・フィールドを形成、
サイコ・フィールドを拡大させつつ敵に突撃しビーム・マグナムを発射する。
同弾ではオリジナルMSとしてフルアーマーユニコーンガンダム・プランBが参戦。
ビルドミッションの隠しボスとして登場。撃破時に特定の条件を満たしていればビルドモビルスーツとして使用可能になる。
+
|
機体設定 |
「バンシィ・ノルンには、アームド・アーマーってイカした追加装備が付いてるんだって?
なんでもっと早くそれを教えてくれなかったのさ~!
バナージのユニコーンに全部くっつけたら、すっごく強くなるじゃないか!!
アーロンさん、アーロンさん!! 今からでも入手して、付けられないかな?」
「……タクヤ君、寛大な私でも流石に怒りますよ?」
という経緯があったらしいフルアーマーユニコーンガンダムのプランB。
Bにはブルーの意味も込められているそうだ。
「やっぱりフルアーマーガンダムは、青色だよね!!」「いったい何の話ですか……?」
(『ガンダムトライエイジ』公式HPより引用)
|
アームド・アーマーを全て装備した本来のFAユニコーンとは違った形の「てんこ盛り」機体になっており、
“B”を冠するだけあってサイコフレームが青くなっている。
アビリティはバースト大成功時ダメージアップし敵の復活アビリティを封印できる「共鳴(アタックバースト)」。
チューンアップを重ねる事でラウンド開始前に攻撃しダメージを与えると同時にスピードを減少させる「超電刃」、
先攻時に防御効果を無視した攻撃を行い、さらに1対1だとダメージが増加する「闘気」も選択可能。
必殺技は「ユニコーン・ヒートインヒューズ」。
ハイパー・ビーム・ジャベリンを頭上に投擲後、アームド・アーマーDEのメガキャノンを発射して牽制。
サイコ・フィールドの力を収束してジャベリンを投擲後自身も突撃し、そのまま敵を貫く。
後に「ビルドG 1弾」でカード化され、パーフェクトレアで収録されている。
このプランBのアームド・アーマーDEを『NT』版フェネクスのものに変更したものが「ペルフェクティビリティ」と呼ばれ、
更にはフルアーマーユニコーン用の一部武装をペルフェクティビリティに積んだ、
「ペルフェクティビリティ・ディバイン」も存在する。
「鉄血の5弾」ではユニコーンガンダム(シールドファンネル装備)が参戦。もちろんパーフェクトレア。
HPとアタックが高くスピードが最低という極端なステータス。
地形適正は宇宙★、地上と森林が○、水中と砂漠▲と宇宙が得意だが他もそれなり。
アビリティは発動すると先手扱いになり強力な攻撃を行う「ファンネル」。
必殺技は「ソフト・チェスト・タッチ」。
シールドファンネルで相手を攻撃し、相手の反撃を防御した後、素手で左ストレートを放ち、両手で抜き手を決める。
アニメ版Ep7で使用した徒手空拳(通称「ビスト神拳」)の再現。
ユニコーンだけでも多くの形態がある上、バンシィやフェネクスなども含めるとユニコーンガンダムは10種類が参戦しており、
公式サイトの4コマ漫画でもネタにされていた。
でも「ユニコーンガンダム(ユニコーンモード)」と「バンシィ(ユニコーンモード)」は未参戦。
パイロットのバナージ・リンクスも0弾で同時参戦。レアカードとして登場。
HP上昇値が高く中レベルアタックバーストで攻撃力もあるが、スピードがやや遅いのが難点。
パイロットスキルはラウンド2突入時Gパワーを+2する効果。
Gパワーは何かと入用になるので、増加スキルはありがたい。
その後、4弾で初の高レアとなるマスターレアで排出され、
ジオンの興亡4弾・ビルド MS7弾・鉄血の5弾と3度パーフェクトレアで排出されている。
アムロがファースト版と逆襲のシャア版を併せて3度Pレアになっていたが、バージョン違いを含まずに3度Pレアになったのはバナージが初。
|
+
|
『Gジェネレーション』 |
『GジェネレーションWORLD』より登場。
非情に気合の入ったアニメーションが用意されており、新規参加組として演出面では優遇されている。
性能も高く、Gジェネではお馴染みのテンションMAXでのデストロイモードも持っているのだが……。
実を言うと、原作パイロットのバナージとは物凄く相性が悪い。
前述の通り、テンション=MPゲージを最大にしないとデストロイモードが使えないのだが、バナージのMP最大値が430とかなり高い。
主人公勢としては特別に高い、という訳ではないのだが、
シーブックやシン等のテンションによって性能が変わる機体のパイロットがMP増加を助けるアビリティを持っているのに
何故かバナージにはそのようなアビリティが無く、最大値にもっていくまでかなり大変なのである。
その上、バナージには覚醒武器の威力を底上げする「覚醒」のアビリティがあるのに
ユニコーンには覚醒武器が無い、とパイロットも機体もお互いの長所を殺してしまっている。
ニュータイプ系のキャラは概ねMPの最大値が高い傾向があるため、
WORLDでのユニコーンは頼にもよってノーマルタイプの更にMPが低いキャラが向くというなんとも言えない状況になっていた。
『OVERWORLD』以降では覚醒武器が搭載され、さらに対覚醒武器のアビリティ「サイコミュ・ジャック」も登場。
これにより、覚醒武器に対する回避能力が飛躍的に上昇するため、
ニュータイプ専用機系に大して強力なアドバンテージを得る事ができ、正にニュータイプを抹殺する機体となっている。
しかし特殊覚醒武器である月光蝶の前にはサイコミュ・ジャックは無力というとんでもない穴がある。
「サイコミュ・ジャックになぁ!月光蝶を止めるなど、出来るわきゃねえだろぉぉ!!」
なお、バナージを乗せた際の通常形態時のビームサーベルの演出でバナージがしつこいくらい喋る。
|
+
|
『U.C. ENGAGE』 |
本作では上記の武装欄にあったハイメガランチャー(以下HML)装備を筆頭にURで複数参戦しており、
HML装備は自身の火力を開始時から大幅に上昇させ、青以外には強力な耐久を盾に圧殺する性能となっている。
その強力な火力はレイドバトルにおいて非常に強力であり、本作の中でも最上位争いをするほど。
PF(NTD)の方は相手の回復を妨害する強力なデバフ機体に仕上がっており、最強争いからは落ちるものの非常に強力。
そして、本作一番の見所はHML装備実装に伴って追加されたエンジェルハイロゥ編のムービーであろう。
F91ツインヴェスバータイプと V2アサルトバスターキャノンガンダムのトリオで戦うというもので、
コラボ時空の恩恵を最大限に受けた結果、設定上のスペックが遥かに上の二機に勝るとも劣らぬ大活躍を見せた。
|
『スーパーヒーロージェネレーション』や『ロストヒーローズ2』といったコンパチヒーローシリーズにも出演しており、
特に『ロストヒーローズ2』では
ライダーBLACKとの
クロスオーバーイベントも存在する。
+
|
SDガンダムでは |
『 SDガンダム外伝』シリーズでは、騎士ユニコーンガンダムとして登場。
『鎧闘神戦記』で崩壊した世界が超未来の同一世界と融合させるという荒業で修復された際、
それによって生じた時空の歪みを修復するため スペリオルドラゴンによって幻獣のタペストリーから創り出された。
同じ使命を持った同僚に黒騎士バンシィがいる。
様々な世界や様々な時代への移動および、カードを使った召喚魔法「コール」を使える。
一本角のマスクドモードの召喚では装備やパーツだけだが、二本角のガンダム顔になったビーストモードの召喚では 人物を呼び出して使役できる。
また世を忍ぶ身分としてブリティス王国に円卓の騎士として所属しており、キングガンダムIII世と、III世の息子のIV世と、IV世の弟のV世に仕えた。
『SD三国伝』シリーズでは、劉備ガンダムが魂を受け継いでいる三璃紗の神、伝説の三侯の1柱「龍帝」の演者にユニコーンガンダムが採用されている。
神であるため『SD戦国伝』の神々と同様に巨大なリアルタイプボディの真の姿がある。
『SDガンダムワールド』シリーズでは、劉備ユニコーンガンダムが登場している。
キングダムワールドの城塞都市「ショク・エリア」の自警団「ドラゴンズ・ウォッチ」の若きリーダー。
1作目『SDガンダムワールド 三国創傑伝』では主人公。
2作目『SDガンダムワールド ヒーローズ』でも主人公である悟空インパルスガンダムと共に旅する準主人公ポジションになっている。
この他、『ガンダムビルドダイバーズ』ではSD体型のユニコーンガンダムの改造機「RX-零丸」が登場している。
|
また、ダイバーシティ東京には実物大のユニコーンガンダムの立像が展示されており、
時間帯によってサイコ・フレームの発光やユニコーンモードからデストロイモードへの変身が行われている。
ただし法律上はビルや家と同じ建築物扱いであるため、ユニコーンモードの全高が変化するギミックは意図的に省略されている。
この立像は『ガンダムビルドダイバーズ』や『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』にカメオ出演している。
『シティーハンター 天使の涙』ではバナージの音声も流れ、なんとクレジットに名前が出てくる。
この他、『
アズールレーン』に登場するKAN-SEN、ユニコーンに対しては、
指揮官が名前繋がりで角が割れたりしないか、ニュータイプの存在を信じているのかと問いかけて彼女を困惑させており、
この場面は公式はおろかテレビCM上でもバッチリ流れている。
MUGENにおけるユニコーンガンダム
zektard氏による、手描きのユニコーンガンダムと2号機のバンシィが存在する。
+
|
ユニコーンガンダム |
基本的には格闘攻撃がメインであるが、劇中でも多用していたメイン武器「ビームマグナム」も搭載されている。
超必殺技においてはユニコーンガンダム3号機フェネクスに変身しビームトンファーで突撃する。
なお、更新版においてはdefファイルの変更によって、この技のグラフィックを騎士ユニコーンガンダムの物と変更できるようになった。
更に、最高威力の 必殺技「RXコンビネーション」では 仮面ライダーシャドーRXを呼び出し、共にキックを放つ。
AIは搭載されていない。
|
+
|
ユニコーンガンダム2号機 バンシィ |
ユニコーンガンダムと同時リリースされた2号機。
操縦しているのはマリーダ・クルスの方であり、武器は主にアームド・アーマーである。
基本的な性能的にはユニコーンガンダムと同一であるものの、技もモーションもほぼ別物である。
超必殺技ではバンシィ・ノルンにパワーアップし、フルパワーのビームマグナムを放つ。
「RXコンビネーション」も搭載されており、 仮面ライダーBLACK RXを呼び出し、共にキック攻撃を放つ。
こちらもAIは未搭載。
|
なお、両者はいずれも『ロストヒーローズ』が演出のベース(RXが援護してくれるのもそれがネタ元)となっているようで、
ほぼ
「原作パイロットの言動を取るモビルスーツ」となっていて、パイロットの姿が見られるのは
大ポトレに留まっている。
出場大会
+
|
「NT-D」の真意(ネタバレ注意) |
表向きは「ニュータイプ・ドライブ」とされているNT-Dだが、その真の意味は「ニュータイプ・デストロイヤー」。
戦闘面でニュータイプ対策を徹底するという意味以上に「ラプラスの箱」が開かれる事が意味するものを──
地球連邦軍がジオンの思想を滅ぼすため、かつてジオン・ダイクンが唱えたニュータイプ論を否定する──
――文字通りニュータイプという存在を抹殺するために作られたシステムである。
無論、最初から「ニュータイプ・デストロイヤー」の略称だと正直に言ったら世間から大顰蹙を買うのは目に見えており
(捨て身で地球をアクシズ落としから救った白い流星の自己犠牲を嘲笑するのに等しい行いであるため)、
そのための「ニュータイプ・ドライブ」という偽称なのだろう。
似たようなシステムとしてEXAMがあるが、あちらが誰彼構わず種としてのニュータイプを察知してその抹殺を行うシステムなのに対し
こちらは敵、すなわちジオンのニュータイプ、象徴としてのニュータイプを抹殺するという点で大きく異なる。
その性質上、当機にはニュータイプに類する特性を持ちながら決して本物のニュータイプではない、
即ち肉体面を含めて後天的に強化された強化人間がパイロットとして搭乗するのが最も望ましい、とされていた。
ただし1号機とアニメ版のバンシィ・ノルンはプログラム改変により、搭乗者自身がニュータイプであればそれを感知して発動可能であるため、
ニュータイプ・ドライブとしても間違いではなくなっている。
|
*2
ファーストガンダムのビームライフルは一年戦争当時においては「戦艦の主砲並の威力」と言われていたので、
その設定のオマージュという見方もできる。
*3
別作品の話なので大雑把な説明にとどめるが、イデオナイトとは太古の昔異星人が作った「人間の精神力を動力にする機構」、
無限力とはそのシステムが想定外の出力を発して「作成した種族全ての精神を変換してしまった力」であり、
文字通り無限の力の他、電波干渉やビームやバリア、テレパシーの媒介など設定面での役割において、
ガンダムシリーズにおけるニュータイプと等価の存在でもある。
イデオンとその母艦ソロシップの全身はサイコフレームと酷似した性質の金属材で構成されていると書けば、
両作品の密接な関係性を感じ取って貰えるだろうか。
まあ『UC』よりかなり前からイデオンが木星に埋まってるガンダムの漫画もあるくらいだし
イデオンのドッキング時などの身を守る時には赤く光るバリアが発生し、イデゲージ自体は緑色に光っていた事も関連性を感じさせる。
*4
クローンによるニュータイプの試作品の12番目の個体・「プロト・プル・トゥエルブ」という事になっている。
それだとプルもクローンの一人という事に…いやよそう、俺の勝手な想像でみんなを混乱させたくない…
ちなみにミネバに関してだが、彼女は『スパロボ』であまり活かされなかったミネバの影武者設定が使われ、
子供のミネバは偽物だと劇中で仄めかされているため、『Z』に出てきたミネバとは別人という事になっている。
*5
瞬光式徹甲榴弾。ビームマグナムのオプション装備であるリボルビングランチャーから発射される。
映像版作中や客演作品では「装甲に突き刺さってから爆発する、特殊な徹甲弾」というような表現をされているが、
これは『機甲界ガリアン』に登場するモノコットという機体等が使用する武装がモチーフであるそうな。
最終更新:2025年04月08日 01:08