「…わしの姿を見ても生き残っておる奴がおったとは…
ふふ……おまえ…運の良い奴よの。
…だがその運もここまでよ この姿を見せた以上…
おまえの魂・喰らわずに帰すわけにはいかん」
漫画『
BLEACH』の登場キャラクターで、
虚と呼ばれる悪霊の一体。
アニメの担当声優は
茶風林
氏。
高度な知能と実力に加え、高い再生能力をも兼ね備える虚の上位個体で、54年間も
死神達を退けてきた猛者。
尸魂界でもその名はデータベースに登録されており、知名度は中の上程度。
チョウチンアンコウの如く人間の姿をした疑似餌を頭からぶら下げており、
疑似餌が見えるだけの霊的濃度の高い人間を襲い、その魂を喰らうことでその力を増してきた。
過去に当時9歳だった
黒崎一護とその母・黒崎真咲に遭遇し、この際に疑似餌に引っかかった一護を庇った真咲を殺害している
(一護は疑似餌を追って以降意識を失ったために真咲が殺されていたことは知らなかった)。
一護の記憶を基に疑似餌で真咲の姿を象り動揺を誘うなど卑劣な手を平然と使い、
彼をして
「テメーは俺が出会った中で、一番年喰ってて、一番汚くて、そして一番カンに障る虚だったぜ」
と吐き捨てるほどにその性格は悪質。
奇しくも6年後の真咲の命日に遊子と夏梨を殺害・捕食しようとした所を死神化した一護に邪魔され、
当時の時点で一護が戦ったどの虚よりも高い戦闘能力と上述した卑劣な手段で圧倒するが、
一護を倒したと慢心した所でカウンターのような形で逆に一撃で斬られ重傷を負い、相打ちに近い形で決着。
結果的に「移胴」を用いて一護から逃げおおせ、本拠地の虚圏で仮面を割られる施術らしきものを施されるが、この一件で一護を大きく恨むようになる。
なお、相打ちと言っても最後に一護に斬られたのは完全な慢心であり、実際には終始本気すら出していなかったという。
その後程なくして一護が現世を離れたため長らく出番が無かったが……。
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ネタバレ注意 |
破面篇にて再登場。
実は大虚だったようだが、上記の戦闘後に破面もどきに進化していた。
このため、体も巨大化し、巨大な斬魄刀を使えるようになった。
一護に復讐するために現世に再び出現し、一護の身体に入っていた コンを一護本人と勘違いして襲撃。
しかし、死神の力を取り戻した 黒崎一心が立ちはだかる。
グランドフィッシャーは一心の刀を指して斬魄刀の巨大さは即ち霊力の巨大さで、一心のその小枝のような斬魄刀では、
自分の身の丈程もある斬魄刀に勝てぬのは自明の理だと言って切りかかったが、あっさり一心にその巨体を一刀両断されて倒された。
死に際に一心から、隊長クラスの死神は全員斬魄刀のサイズをコントロールして意図的に縮小化させており、
でないとどいつもこいつもビルみてーな刀振り回す事になってしまうため、死神は斬魄刀のデカさで強さは計れない、
と思い違いをばっさり指摘されたのであった。
……一護の斬月?限界まで縮小してあのサイズなんです
かくして真咲の仇討ちは一護の知らない所で一心によって果たされたのだが、
当の一心に言わせれば本当に恨んでいたのはあの日真咲を救えなかった無力な自分の方であり、
グランドフィッシャーに対してはそこまで大きな恨みは抱いていなかったとのこと。
加えて、破面化していたといってもそれまで自然発生していた個体よりは遥かに完成度が高いが、
グランドフィッシャーのそれはまだまだ半端だったとされており、
藍染惣右介がもどきでどこまで戦えるか捨て駒として送り込んだのだろうと推察されるなど、
序盤の難敵扱いからは打って変わって完全に噛ませ犬として出番を終えた。
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真咲の死に関する余談 |
前述した通り、一心は真咲の死亡時は死神の力を失っており助けたくてもできなかった身の上にいたのは事実だが、
最終章・千年血戦篇において一心が語った所によれば彼は助けに「行けなかった」のではなく「行かなかった」というのが真相であった。
一護も一心から教えられるまで知らなかったのだが、真咲は実は強力な 滅却師であり、
以前もグランドフィッシャーなんぞより遥かに強力かつ隊長格も圧倒できる虚である「ホワイト」を倒せた程であった。
つまり万全の状態であればグランドフィッシャーを余裕で倒せていたはずであった。
だが、グランドフィッシャーに襲撃された日に、滅却師の始祖・ ユーハバッハによる"聖別"が行われ、
かつての出来事で不浄と見なされていた真咲は滅却師の力を全て奪われ戦う術を失い、一護は守れたが自身は命を落としたというのが実際の出来事であった。
つまるところ、実際に真咲を殺害したのはグランドフィッシャーだが、真の仇と言えるのは最悪のタイミングで余計なことをしたユーハバッハであった。
さらに言えば一護は家族に対して何で誰も自分を責めないんだと問い詰めるなど真咲の死は守れなかった自分の責任だと考え、
上記の通り一心もまた真咲の死で恨んでいるのは自分の方だと公言するなど、両名共にもはやグランドフィッシャーの事は、
運悪く不調な家族が毛躓いてたまたま死因となってしまった石ころ程度の認識で憎しみすら向けておらず、作劇的に母の仇どころか空気扱いになってしまった。
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MUGENにおけるグランドフィッシャー
「終わりだ小僧!そして敬意を表しよう!!
お前はわしが出会った中で最も若く最も短慮で そして!最も弱い死神だった!!」
出場大会
最終更新:2026年03月07日 22:19