「覚悟してね!そぉお……れっ!
やぁぁああああああっ!」
双葉ほたるが使用する
超必殺技(潜在能力)。
前方に宙返りしつつ蹴りを繰り出し急降下膝蹴りに繋げ、ヒットすると相手に馬乗りし、
闘気を注ぎ込んで攻撃する。
少女が馬乗りというだけでアレなのに、仕舞いには馬乗りの姿勢のままぐったりとする。
潜在版に至ってはぐったりしながら「ふぅ…」というアレな声まで漏らす始末。正に天翔ける乱れ姫。
通称は当然の如く
「騎乗位」「房中術」。
ほたるの外見や設定との相乗効果で、『
餓狼伝説』の硬派なイメージを見事に打ち砕き、
多くの餓狼っ子をその道へと誘った罪深い技である。
ニコニコに生息する紳士の間でも高い評価を得ており、アレな
字幕が貼られることもある。
『
餓狼MOW』特有の発生0F技の一つで、出掛かり無敵で上方向に強く、小ジャンプへの対空や割り込みに適している。
通常技のヒット確認から繋げるにはリーチが短いが、連続技で使うには小ジャンプ強Kの
中段崩しや、
「虎尾脚」からの追い打ちで使うことが多いのであまり問題無し(通常のコンボは「双掌天蓮華」が繋ぎやすい)。
欠点は、宙返り蹴りが当たっても相手を
ロックしないので、間合が遠いと
カス当たりになって急降下部分が連続ヒットにならず、膨大な隙を晒してしまうこと。
確実にヒットする間合や高さを覚えることもほたる使いには必要である。
ただし、PS2版以降の家庭用(XBLA版を含む)では何故か
無敵が完全に消えているため対空に使えなくなり、
大幅弱体化してしまったため注意が必要である
(他にも
超爆炎苦無、
潜在版レイジングストームも無敵が削除されている。が、前者は無敵を当てにした使い方をせず、
後者は
使ってはいけない技なので、影響を受けたのは実質ほたるだけである。なんでほたるだけ…)。
続編『
City of the Wolves』では一応技の形態は変わっていないものの、
気をぶっこむ際に
上を仰いだり等しなくなったため、どちらかと言うと心臓マッサージみたいに見えるようになってしまった。
やはり
近年のコンプライアンス的にアウトだったのだろう。
またヒドゥンギアの「
零牙・双掌地緋桐」でもフィニッシュが天翔乱姫同様ダウンした相手に気をぶっこむのだが、
潜在零牙の要領でうつ伏せに倒しているので今度は指圧みたいになってしまうのだった。
でもほたるにだったら指圧されたいかも
MUGENにおける天翔乱姫
MUGENでもきっちり再現されており、改変キャラであるマスターほたるは馬乗り時に
ズボンが脱げ、
さらにゼロほたるは
上下に動くというソレっぽい動作まで加えられている。
この他、
アテナ=ハイデルンにも騎乗位技が搭載されている。
あと、
ナコルルや
ナコ月ルル娘、
Mr師範・改や
HIGE、
Kyo-666も使用するのだが、
前者2人の場合はむしろ
殺人現場で、後者3人は完全に誰得(後者2人のは
味方殺し搭載で、後者3人目に至ってはフィニッシュ時のセリフが
アッー)である。
性能自体が高いためAIも多用し、
ゲジマユだととんでもない事態を招くこともある。
最終更新:2025年05月23日 23:16