SANTACLAUS開発、サンソフト発売の対戦格闘ゲーム『アストラスーパースターズ』の登場キャラクター。
『ソニック』シリーズのキャラではない。
アストラワールドの小さなサンタクロース。
クリスマスに良い子へ手作りのプレゼントを配るのが彼女のお仕事。
といってもトナカイやソリは使わず、プレゼントを入れる
四次元袋がそのまま空飛ぶ
のりものになる。
北の国の象徴的存在である他、職業柄アストラワールドのほぼ全域で慕われているが、
数少ない例外は
サムライの住む東の国。文化が違うので住人に叩き出されてしまう。
ちなみに北の国には
カレーがないので食べたことが無い。カレー、それは南の国の伝説の食べ物である。
しっかり者と評判の彼女ではあるが、幼い故に知らないことも多く、割と悪気無くひどいことを言う。
ギャングを悪い人だと理解していないので、その筋の人にとってやりにくい相手だったり、
本気か冗談かはともかく、悪い子のプレゼントには爆弾を詰めると言い出したり。
クリスマス以外の日はプレゼント作成に勤しむか、西の都のココ王子の所へ遊びに行っている。
魔法使いインドア派の王子にとって、体力派のルージュとの遊びはイジメやシゴキと紙一重。
それでも彼女のため、
クリスマスにはサンタに扮してプレゼントをあげたりしており、普通に良い仲である。
開発メーカー名がSANTACLAUSなだけあって、同社の看板娘であり、
かつて公式ページには「人工無能ルージュちゃん」なる会話システムがあった。
後継ソフトの「るーじゅ・きっつ」は現在もなお公式からダウンロード可能である。
原作での性能
正直、最弱キャラと言われている。
理由はいくつかある。
まず単純に、攻撃力と
防御力が低いこと。殴り愛ゲーでこれは相当痛い。
そして攻撃が横方向へのものしかないこと。これがきつい。
- 『アストラ』には上下のラインがあり、下ラインをダッシュして上方向に強い技で固めにいく、という戦法がセオリー。
が、ルージュにはそれに向いた技が無い。
- 上下ぶっとばし攻撃を当てると中央ラインへ戻るまでガードできず、さらに上下ぶっとばしを絡めたコンボを狙える。
相手はスーパーモード発動以外に逃れる術がないので、発動をある程度制御できることになる。
が、これもルージュは持っていない。
- コンボにダメージを期待するなら遠強攻撃による壁ぶっとばしを〆に使いたいが、壁とばしは壁蹴りで反撃される危険性がある。
壁蹴りを確実に潰すにはゲージに頼る必要がある。
- 「プレゼント・フォー・ユー」はたくさんのプレゼントを噴火させるように発射する技。
カバーする範囲は広いが、安定して多段ヒットさせるのは難しい=ダメージが期待できない。
1 / 8 の確率でピヨり値の高いこんぺいとうが飛び出す。何故常時出さなかった。
- 「どっかんフロスト」は巨大な雪玉を三連射する飛び道具。最もダメージを期待できる技。
しかしレバガチャで喰らい時間を短縮できるゲームなので、当て方が悪いと途中から逃げられる恐れがある。
ゲージさえあれば
キャンセルダッシュで壁際まで追い込んで遠大→どっかんフロストでごっそり持っていけはするものの、
他キャラにはもっと簡単にダメージを奪う手段がある。
また有効な攻め手が少ないので、相手もいつスーパーモードで抜けるか、計算が立てやすい。
加えてこちらがスーパーモードを発動しても、これといって有効なコンボが無い。
体格の小ささなど有利な要素もあるにはあるのだが、理解者同士の対戦ともなると性能差を覆すのはあまりに辛いのである。
ただ、かつて公式サイトで行われたセガサターン版のCPU戦タイムアタックランキングでは、
Bコース(一本制攻撃力最大)で全キャラ通じて1位のタイムを叩き出している。
Bコースの設定なら1コンボで殺しきれるので可能となった数字だが、ここまで詰めるには相当な愛がなければ不可能。
愛され度ならルージュに勝るキャラはいないのである。最愛に比べたら最強なんてって言うしね。
やっぱり愛だよね!
MUGENにおけるルージュ
ニート運送氏によるルージュが存在する。
氏による
AIもデフォルトで搭載済み。
原作の仕様が可能な限り
再現されており、その結果大変なことになっている。
百聞は一見に如かず、まずはこの紹介動画をご覧いただきたい。
原作のシステムが一般的な格ゲーキャラとは噛み合わないため、凄まじい強さを誇る。
システムはコンフィグで色々設定可能であり、
をそれぞれOFFにできる。
ただ、元々投げも
中下段もないので、全部カットされるとルージュ側にやれることが無くなる。
調節が難しいので、ご利用は愛を持って計画的に。
「うふふ… ギタギタにするぞぉーつ!」
出場大会
プレイヤー操作
最終更新:2023年06月03日 21:52