戦士でありながら魔法も操る異能力者で、魔族の中でも一握りと言われる稀有な存在。
その瞳には「ゾーン」と呼ばれる未来を見通す神秘の力が宿っている。
悪魔でありながら義侠心に厚く忠を重んじ、「剣の誓い」と呼ばれる戒律に背く事は死を意味する。
宇宙真理の探求者として剣と魔法の修行を生涯続けるという。(シリーズの解説文より)
日本一ソフトウェアから発売の『
魔界戦記ディスガイア』シリーズに登場する汎用キャラクター。
その名通り魔法と剣両方を得意とするユニットである。
悪魔の中では忠節を重んじる性格のようで、他の汎用キャラクターと比べて穏やかで丁寧な性格をしている。
特に、拠点で会話が出来る『3』や『4』ではそれが際立っている
(反対に1では「邪魔だよ!」と言ったりドスの効いた掛け声を出したりと攻撃的な口調だった)。
シリーズ各作品では、剣と杖の習熟度を上げるか、戦士と魔法使いのレベルを上げることで作成が可能になる。
体型の豊満さ(特に胸)は汎用キャラの中でもトッププラスであり、
貧乳・ロリの多いシリーズの中では特に目立つ存在となっている。
初代『ディスガイア』ではまだ大人しめだったが、『2』以降のデザインでは思い切り強調されるようになった。
初出である『魔界戦記ディスガイア』においては通常攻撃時に追加で魔法による追撃が発生する特殊能力を持っていたが、
上級職ユニットであるにも拘らず、あらゆる能力・適正が非常に低い。
その適正の低さたるや、戦士系のキャラとしては初期から作成可能な戦士に劣り、防御力は後衛系ユニットである僧侶以下。更に移動力も低く、反撃回数も少ない。
魔法使い系のキャラとしてみると得意武器のはずの杖は前衛系キャラ並みの適正で、魔法の習得スピードは魔法使いの半分、
おまけに習得する魔法の属性は選択不可のランダム。
そのため、武器で攻撃してもろくにダメージを与えられず、追撃で発動する魔法攻撃も魔法使いと比べると圧倒的に威力不足という、
器用貧乏を通り越してかなり使いづらいキャラクターだった。しかも声がおっさんのようなボイス
『
2』においては全体的にステータスの見直しが入り、低ランクの内は器用貧乏感があるものの、
高ランクになると万能と言っても差し支えない能力値を持つようになった。
また、『2』より追加されたユニットごとの特性で属性攻撃の威力が上昇するという特技(後の魔ビリティ「精霊の祝福」)とチャージ系魔法により、
魔法攻撃で大ダメージを叩き出せるようになり、最強ユニットの一角に食い込んでいる。
その後、『3』『4』においても登場。
『3』以降では魔ビリティに「自身の属性耐性値ぶん属性攻撃を強化する」という効果のものが追加され、
これにより前述の固有魔ビリティと併せて最大で+120%の威力で魔法攻撃が使えるようになるなど、魔法攻撃を使用する面でかなり優遇されている。
『3』以降で選べるようになった
ボイスタイプは「穏やかな魔法剣士」「血の気が多い魔法剣士」「冷静な魔法剣士」という3タイプ。
また『
プリニー◆~オレが主人公でイイんスか?~◆』においてはボスとして双子の「ナツ」「メグ」が登場している。
ナツは緑系のコスチュームで、活発な性格をしており、サンダー系の魔法を扱う。
メグは赤系のコスチュームで、口数が少なく感情表現に乏しいタイプで、ファイア系の魔法を得意とする。
ちなみに、一見するとナツが姉に見えるが、メグの方が姉。
メグは妹のナツの方が微妙に発育がいいことを気にしている。
MUGENにおける魔法剣士(ディスガイア)
月読きなこ等を手掛けたkagetsu yuki氏によるものが存在。
『プリニー◆~オレが主人公でイイんスか?~◆ 』にボスとして登場した際の
ドットを使用しているが、
忍者と違い通常の格闘ゲーム風仕様となっている。また音声は原作のものではない。
2013年6月3日の更新で
AIがデフォルトで搭載された。
レベル設定などは無いが、以前とは見違えるほど強くなっている。
かつてはムック氏により外部AIも存在していたのだが、現在は公開先の無限ロダの閉鎖に伴い入手不可。
出場大会
最終更新:2025年02月08日 16:05