デュークモン



ベルゼブモン! 悪魔に魂を売り、自ら悪魔となった者…
 絶対に許すわけにはいかない!」

 世代:究極体
 タイプ:聖騎士型デジモン
 属性:ウイルス種
 必殺技:ファイナル・エリシオン
 通常技:ロイヤルセーバー、スクリューセーバー、セーバーショット
 所属:ロイヤルナイツ

ゲーム『デジタルモンスター』シリーズに登場する、架空の電子生命体デジタルモンスターの一種。
初出は携帯ゲーム機「ディーアーク」。
ウイルス種でありながらも聖騎士軍団「ロイヤルナイツ」に所属する究極体デジモンで、
ウイルス種の持つ破壊の力を、秩序の維持へと使用する異端な存在である。
ただしバランスが崩れれば、一転して世界をも揺るがす混沌の存在へと変貌する危険性を併せ持ち、
鎧には危険の象徴「デジタルハザード」のマークが刻まれている。
進化ルートはギルモン→グラウモン→メガログラウモン→デュークモン。

右手に「聖槍・グラム」、左手に「聖盾・イージス」を構える他、
人工デジタル生命体「ZERO-ARMS:グラニ」に搭乗することもある。

ヒーロー然とした外見もさることながら、後述のように各作品で敵としても味方としても印象深い活躍をしており、
オメガモンと並んで高い人気を誇っている。

強化体・亜種・派生種

  • デュークモン クリムゾンモード
紅蓮色に輝く鎧に身を包んだ、デュークモンの隠された姿。
媒体によってはグラニとデュークモンの融合した姿ともされる。

  • X抗体版
デュークモンがX抗体を取り込んだX-進化を遂げた姿。
外見はやや刺々しくなり、鎧から「デジタルハザード」のマークが消え、聖槍グラムはエネルギー状へと変化している。
媒体によってはワクチン種に変化したともされる。

  • カオスデュークモン
心がダークサイドに染まり、ウィルス種の本能に目覚めたデュークモン。
マントなど赤い部分が青くなっている。

  • メディーバルデュークモン
別次元のデジタルワールドで、ウィザーモン等の故郷として知られる「ウィッチェルニー」において、
伝説の英雄と崇められてる謎の戦士型デジモン。

  • メギドラモン
チンロンモン、ゴッドドラモン、ホーリードラモンに並ぶ四大竜デジモンの一体で凶悪な外見が特徴。
前述のカオスデュークモンとは同一の存在という説がある。
(人によってカオスデュークモンに見えるかメギドラモンに見えるかが違うらしい)
「デジタルハザード」の要素は関連種族の中ではこちらが一番強いが、
それでもまだ何かしらの封印が施されており、覚醒するとデジタル世界に多大な被害を及ぼすらしい。

アニメ『テイマーズ』ではメガログラウモンからこちらになるのは「異常進化」という扱いで
歴代の「暗黒進化」の系譜の一つだったが、他媒体では通常進化でもこちらになれる。
そうなるとギルモンから一貫して竜型である事、そして『テイマーズ』でのデュークモンの進化方法・演出などから
ユーザー間では「メギドラモンがギルモンの正規進化ルートにおける究極体でデュークモンはイレギュラーなルートなのでは?」との考察もある。

メディアミックスにおける活躍

アニメ作品ではいずれも 野沢雅子 氏が声を担当している。

  • デジモンテイマーズ
主人公である松田啓人(タカト)のパートナーデジモンであるギルモンの真なる究極進化体として登場。
異常進化でメギドラモンの姿を見せた後に
改めてタカトとの融合進化「マトリックスエヴォリューション」によりこちらの姿となり、
グラニとの融合でクリムゾンモードの姿も披露した。
人間とデジモンとの融合というまさかの要素はもちろん、融合後はタカトが全裸で描写されるなど何かとインパクトの強い個体。
メインキャラのウイルス種のパートナーデジモンは初であり、『デジモンゴーストゲーム』でガンマモン系統が登場するまで唯一であった。

ギルモンの形態では子供のような話し方だが、
デュークモンになると別人のように荘厳な話し方に変化する。
ちなみに野沢氏は本作のナレーションも兼任している。
また、この作品により勘違いされがちだがデュークモンへの進化には必ずしもタカトの様なパートナーは必要ではなく、
同様にクリムゾンモードにグラニと融合する必要もなくデジモン単体で進化することは可能である。


17話にてアキバマーケットの武器屋の店主としてワンシーンのみ登場。セリフは無し。

イグドラシル傘下のロイヤルナイツとして登場。
だが、X進化したデジモンどころか既存デジモンまで抹殺対象とした命令に疑問を感じてイグドラシルから離反し、
イグドラシルの命を守ろうとする盟友のオメガモンと対立した。
彼の行動はドルモンとウォーグレイモンXに大きな影響を与えることになる。

イグドラシルの命令により、人間界を滅ぼしに来たロイヤルナイツの一員として登場。
当初は明確な敵サイドとしての登場で、人間界で大規模な破壊活動を展開した。
その後同じくロイヤルナイツの一員でありながら人間側についたスレイプモン(クダモンの進化態)と対決し、自分の身体ごと凍り付かせられ相打ちとなった。
だが、この際スレイプモンの「イグドラシルは絶対では無い」という言葉と、
人間とパートナーデジモンの絆の力を目の当たりにした事で、イグドラシルのやり方に疑問を抱き離反した。

  • デジモンストーリーサイバースルゥース
本作はゲーム作品なので織田優成氏が声を担当している。
デジタルワールドを侵食するイーターを滅ぼすべく、ロードナイトモン、ドゥフトモンがその発生の元凶と目される人間界を滅ぼそうとするのに対し、
オメガモンと同じく人間界を守る事を選択した。
ただし信頼のおける人間はともかく、危険と見なした人間は躊躇いなく始末しようとする非情な一面もある(ウイルス種故の獰猛さは設定通りとも言えるが)。


MUGENにおけるデュークモン

ビリビリ動画で活動しているBlackCat氏の製作したキャラが公開中。
所々で孫悟空っぽいボイスが使われているが、中の人が同じだからしょうがない。
通常攻撃は突進技や強制ダウンなどの近接攻撃が中心でコンボ性能も高いが、
ゲージ技が連続切りの他は「ファイナル・エリシオン」「ロイヤルセーバー」などの飛び道具が中心となっており、
接近戦でゲージを蓄えた後、遠距離から畳みかけるように超必殺技を使用する戦術が基本となる。
これらの飛び道具はかなりゲージ回収率が高く、クリーンヒットさせれば連射も可能。
また、ライフが一定以下でクリムゾンモードとなって攻撃する3ゲージ超必殺技が解禁される。
AIは未搭載。
旧バージョン
最新版(DLは下記の動画から)

出場大会

  • 「[大会] [デュークモン]」をタグに含むページは1つもありません。


最終更新:2024年03月12日 13:45
添付ファイル