ムーン=ミレニアモン

  • 世代:究極体
  • タイプ:邪神型デジモン
  • 属性:ウィルス
  • 必殺技:デス・クリスタル

ゲーム『デジタルモンスター』シリーズに登場する、架空の電子生命体デジタルモンスターの一種。
名前に「=」が入る珍しいデジモンだが、媒体によっては省略される場合も多い。
ワンダースワン版のゲーム『テイマー』シリーズにおける宿敵・ミレニアモンの内面世界に存在する精神体デジモン。
「双頭のドラゴンのような影が潜むクリスタル」とでも言うべき姿を取っている事が多いが、敵に対する憎しみや怒りで、その形は変わるらしい。
また、精神体であるが故に実体を持たず、あらゆる物理的な攻撃を受け付けない。
ムーン=ミレニアモンを倒すには、本体であるミレニアモンを倒す事がまず必要となるが、それを行えるデジモンは限られる。
その上ミレニアモンを倒したとしても、ムーン=ミレニアモンが健在であれば、
倒れた本体から分離し、時間と空間を超えて復活すると言われている。
このため、完全に倒し切るにはミレニアモンとムーン=ミレニアモンを両方撃破しなければならないが、
厄介な事に倒したら倒したで超究極体に暗黒進化する可能性も持っている。

+ メディアミックスにおける活躍
ゲーム作品における黒幕ポジションの変身形態でありながら、
長らくミレニアモン共々アニメとは縁が無かったが、『デジモンアドベンチャー:』において、
デビモンが、ムーン=ミレニアモンと同じ形状の結晶体を進化に用いたことで存在が示唆された。
ケルビモンの記憶を取り戻したロップモンによれば、大昔の光と闇の戦いで闇の軍勢サイドがミレニアモンを生み出すも、
彼らの制御から離れた挙句、光の軍勢のデジモン達により全てを引き換えの相打ち同然の形で倒されたことが語られた。
それでも完全に消滅させる事ができず、各地に散らばったミレニアモンの破片が闇のエネルギー源となっているという。
そして49話でセフィロトモンがキメラモンらしき姿に変化し、ミレニアモンの魂(ムーン=ミレニアモン)が取り込むことで復活を遂げた。
なお、形態変化の流れとしては正規の系譜を逆転する形となっている。

『デジモンゴーストゲーム』では第61話に登場。
大ボス級のムーン=ミレニアモンが何の前触れも伏線も無く登場したことに視聴者を驚愕させた。
パソコンに開いたデジタルゲートを通って出現するが、その際に神野愛美という女性を死亡させる事故を起こしてしまい、
自身が復活するための仮初の肉体として彼女の亡骸と一体化し、
本人を装いながら彼女の婚約者である井頭透の精神力を吸収し続けて力を蓄えていた。
透の妹の琴葉や清司郎との精神力も吸収して愛美の肉体を媒介にズィードミレニアモンとして復活するが、
その影響で本来の愛美の精神も一時的に蘇り宙達に弱点を伝えたことで倒され、
蓄えていたエネルギーを失いムーン=ミレニアモンに戻った末に休眠状態となる。
その後はデリートされずに保管されることになった。
いかにも次に出番がありますと言わんばかりに休眠状態になったことや、
最終話でグルスガンマモンの故郷を滅ぼした宇宙からの侵略種「スベテヲ喰ラウモノ」の存在が明かされる等、
後々ミレニアモンが味方サイドのリーサルウェポンになりそうな伏線らしき描写は散見されたが、
結局回収されることなく本編は完結した。


MUGENにおけるムーン=ミレニアモン

BoyBoyz氏の製作したMUGEN1.0以降専用のキャラが存在。
氷のようなクリスタルを発生させる範囲の広い通常攻撃を使う他、見かけによらずワープで移動が可能で機動性はそれなりに優秀。
「物理的な攻撃は効かない」という設定の反映か、半透明になり食らい判定を一時的に消す事もできる。
超必殺技ではクリスタルからビームを放ったり、全画面攻撃を行う。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会

  • 「[大会] [ムーン=ミレニアモン]」をタグに含むページは1つもありません。


最終更新:2023年05月29日 17:14