エウロ

「ボクとやろうっていうの?

                                             ……雑魚のくせに」

プロフィール

名前:エウロ
身長:未測定(130cmほどに見える)
体重:未測定
年齢:不明(10歳ほどに見える)
家族構成:不明(父と母が居るらしい)
趣味:わからない
職業:なし
流派:空間操作
異名:「幼き死神」
好きな事:晴天時の青空
嫌いな事:孤独
一人称:ボク


キャラ設定

自らを「魔人」と称する子供。
過去の記憶がほとんど無く、唯一持っている記憶は「魔界と呼ばれる場所には父と母がいる」という点だけ。
空間を操る術が使え、それを駆使すれば異なる次元へも行き来出来ると知りつつも、現状ではそこまでの高度な術の扱いが出来ずにいる。
なお、服装から誤解されがちだが性別は男である。

+ 正体
魔人を自称しているが、ゼファーと違い見ての通り肌は普通の人間と同じ。
その正体は魔人でも人間でもなく「異なる次元への扉を開き、自由に行き来する」ために造られた人造人間。

ゼファーが来た事により、異なる次元の存在が証明された。
そこで人間側からも魔人の世界(ここでは魔界と呼ぶ)を始めとした、
他の次元への転移・転送を可能にするための研究が始まった。
この世界の魔術は「魔力という媒体を用いて、〇〇をしたいという意思の元発動する」との事で、
単なる機械だけでは制御が難しく、研究は難航していた。
意志を持った人型の製造に切り替えるも、様々な事情により人造人間プランはお蔵入りになる直前だった。

そんな中、プロジェクトメンバーの中に
「魔術社会である魔界に赴き、上位魔術を体得する」という野心を持った男がいた。
次元転移・転送ですら中級以上クラスとされる中、上位魔術の存在とその内容を知ったその男は、
魔術の研究は人間の世界では困難だと判断、魔界への次元転移を目標とする。
そこで「余計な知識・記憶を与えず、ただ魔界への扉を開く」事を目的した人造人間の製造に着手。
自我を保つための理由付けとして「魔界には両親が居る」という仮の記憶を植え付け魔界への興味を促した。

人造人間の製造は成功するものの、上記の理由について疑問を持たないようギリギリまで精神年齢を下げたためか、
次元転移術の扱いについては不慣れな面が見られた。
結果として制御し切れなくなった力は研究所の半分近くを飲み込み、虚空の彼方へと消し飛ばすのであった。

(以上、付属テキストより引用・一部改変)


概要

グレルとほぼ同時に公開されたazu氏のオリジナルキャラクター第5弾。紛らわしいが ウロではない。
名前の由来は「東風のエウロス」から取ったものであり、「西風のゼピュロス」に当たるゼファーと対になるようにつけられたとの事。
ボイスは吉村真歩女史によるもの。
氏曰く「グレルのボイスを依頼し、そこからエウロの製作に取り掛かり、グレルのボイスが届く前に完成した」との事。
ちなみに雪絵の完成動画が2020年10月18日で、エウロの動画は2021年1月22日。その間手描きで4キャラ公開。
どういう事なの…

大型キャラ2連続に続いて公開されたキャラであるが、身長設定から分かる通りかなり小柄。
149cm設定であるセルザードですらかなり小さいというのに、更に小さい。
MUGENオリジナルキャラクターで比較するとこのキャラとほぼ同値となる。

azu氏のオリジナルキャラクターの設定紹介テキストには、毎回設定を3行でまとめた項があるのだが、
可哀想だが
どうしようもなく
救いようがない
と記されており、寿命も長くないことが明示されるなどかなり重い設定である
(とは言えセルザードの時点で「世界を一度滅ぼしたのが自分自身」という設定があるのだが…)。
詳細を知ってしまうと、KOボイスの切なさが倍増する事だろう。

ヒール寄りの雪絵に対して、明確にヴィラン(悪役)という設定で作られており、
更に自分を人間よりも上位種であると信じているためか、
人間を「自身が空間操作術に慣れるために用意されたサンドバッグ」程度にしか見ていない。
見た目は完全に子供だが、これでも世間を脅かす殺人鬼なのだ。
また、相手をいたぶる趣味は持っていないらしく、
もがき、あがき、苦しむ姿に一切の興味は無く、むしろ「死ぬならさっさとくたばれ」とさえ思っている。


性能

中ボスくらいのポジションのキャラ」として設計されたとの事だが、ライフは950とやや低め。
前2人が1100だったので余計に低く感じるが、極端に低いわけではない。
2段ジャンプを持ち、エリアル始動技もあるが、近接攻撃は体格から分かる通りリーチの短さに悩まされる。
必殺技は殆どが中~遠距離で振るう技となっているが、ダメージを稼ぐにはやはり近接攻撃も織り交ぜたい所。
だが、個々のダメージこそ他の氏のオリキャラと比べると低めなものの、中々優秀な技が揃っている。

+ 必殺技
  • 亜空斬
性質としてはビーム状の飛び道具
放ったビームが中央から裂けていくのが特徴。
ダウンを奪えず、当ててもそれなりの不利が付くが、発生13Fで端まで届く。
空中でも放てるので、ノーゲージでのエリアルの〆はこれになるだろう。
低空で放つと、地上版よりも不利を少なく出来る。

  • 虚空断
手を振り下ろすと目の前に空間の裂け目が出現し、触れるとダメージ。
コマンドを再入力すると元あった裂け目が消え、新たに設置する。
この裂け目はエウロの位置や相手の位置によって方向転換しないため、
逆側から相手にヒットさせると、手前にノックバックする。

  • 時空撃
拳を空間に叩き付けると、その場にヒビが入る。空中可。
虚空断同様、再設置すると元あったものが消える。
このヒビ自体には何の攻撃性能もないが、亜空斬や後述する超必殺技の飛び道具部分を当てると
攻撃判定を持った空間の亀裂へと変化する。

  • 次元孔
目の前に亜空間を展開し、手を突っ込むと離れた位置に手が出現する、某キモい人の「ディメンジョンクロー」を彷彿とさせる技。
この手に相手が触れると、そのまま亜空間に引きずり込み、エウロの反対側へと放り投げる。
ダメージは無いが、放り投げた相手に追撃可能。中距離版と遠距離版がある。
亜空斬や2種の設置を駆使して相手の行動を抑え込みやすいので、そこが狙い目か。

+ 特殊技
  • 空間移動
前方・真上・後方の3方向に任意でテレポートする。
2ボタン同時押しで発動し、空中でも発動可。
奇襲や退避に使ったり、飛び込みからおもむろに移動して相手の対空行動を躱したり、
端に追い込まれながら一瞬で裏に回り形勢を逆転させる等、用途は様々。
難しいコマンドを要求されないのも利点。
後方へのテレポートだけは注意が必要。
画面がスクロールしない為、発動位置によっては全く距離を取れない結果となる。
トリッキーな動きで翻弄しながら試合展開を支配していく戦い方となり、中ボスと言うだけはある。
ただしプレイヤーに求められる判断力もそれなりに必要。

+ 超必殺技
  • 空震蹴
パンチラキック。
1ゲージ払ってパンツを拝む技。

…だけでは説明にならないので解説すると、蹴り上げと共に地を這う衝撃波を放つ技。
前述の通り、飛び道具部分は時空撃を反応させる事が可能。
振り上げる蹴りの部分にもしっかり攻撃判定があり、これがヒットすると非常に嬉しそうに笑う。

そもそもazu氏の代表作である彼女は尋常じゃない程の鉄壁スカートであり、バスター技以外では見る事叶わない。
こっちはこっちで下着かどうかも怪しい。
エウロは操作プレイヤーの意思でパンチラを見れる初のキャラとなっているのだ。まぁこの子は男なんだけどな!
なお、何故男なのに女性用下着を履いているのかと言うと、これは彼女からの借り物であるため。
色々と理由を付けてインナーやズボンの類は貸してくれなかったらしい。

  • 多元殺
突進を繰り出し、ヒットすると演出に移行する空中専用ロック式乱舞技。1ゲージ消費。
テレポートを繰り返しながら四方から攻撃を繰り出し、亜空斬を斜めに放って〆る。
空中専用技なのでエリアルの最後に繰り出すのが主な使い道。
真横に突進するため、単発で地上の相手を狙うのは難しいだろう。

  • 五爪亜空斬
斜め上に手を突き出し攻撃する空中ガード不能技。2ゲージ消費。
攻撃判定もそこそこ大きめだが、あくまでエウロの体格に対しての話であって油断は禁物。
突き出した手がヒットすると相手を持ち上げて、その名の通り5本の指それぞれから亜空斬を放つ技。
5本の光が相手の体を突き破る演出、そのまま手を振り下ろした時に画面手前に残る爪痕、
そして「みっともない屍を晒すがいい」と言ういかにも悪役な台詞が、この技とエウロ自身の凶悪さを表現している。

azu氏のオリキャラの中では、セルザードの「鬼の角砕き」以来の、ちゃんと技の正式名称を叫ぶ超必殺技となっている。


AIは搭載されていないが、カサイ氏による外部AIが公開中。
付録として専用ステージ「裏世界」も付属している。
まさしく快進撃
プレイヤー操作
カサイ氏AI&ステージ



「もがくな。

   あがくな。

    そのまま朽ち果てろ…!」

出場大会

プレイヤー操作

MUGENキャラをさっくり触ろお!!(リハビリ操作キャラ、さまざま25対戦相手)
実況付きP操作 Tarie配信(49キャラ目操作キャラ)


最終更新:2023年04月22日 22:22