アネット・メイヤー


「なぜ私達の邪魔をするの、アネット?
 同じハスター様の血を引く仲間でしょう?」

「……同じ人間だからよ!!」

日本テレネット発売の『アーネスト・エバンス』シリーズのヒロイン。
シリーズ1作目の『エル・ヴィエント』及び3作目『アネット再び』では主人公を務める。
2作目以降は 皆口裕子 女史がCVを担当している。
ぶっちゃけ3部作の2作目でしか主役を張ってないアーネストより主人公してるとの声も

+ アーネスト・エバンスシリーズとは
メガドライブ及びメガCDで展開された、クトゥルフ神話をモチーフにしたアクションゲームシリーズ。
『エル・ヴィエント』・『アーネスト・エバンス』・『アネット再び』の3作品が発売されており、
時系列は『アーネスト・エバンス』→『エル・ヴィエント』→『アネット再び』となっている。
開発は全てウルフチームが担当。
日本テレネットに存在した同名の開発チームが前身であり、有名どころでは初期のテイルズオブシリーズに関わっている。

1作目の『エル・ヴィエント』はかなり演出に力を入れており、
アネットの(当時としては)滑らかな動きを初め、一部の敵キャラをスプライトパターンの拡大により巨大キャラとして表示したり、
死亡時の爆発エフェクトを拡大表示したりと、ハードの性能を存分に活かした表現が用いられているのが特徴的。
2作目の『アーネスト・エバンス』以降はプラットフォームをメガCDへと移し、豪華声優陣によるフルボイスのビジュアルシーンや、
多関節を駆使した非常に滑らかなアクションそして最終作で突如ベルスクになるなど、数々の意欲的な試みが為されている。
肝心のゲームの出来はアレだったけどな!
参考動画。スゴいね人体

クトゥルフ神話を意識したストーリーや怪物、アネットの可愛さなどは評価が高いものの、
1作目2作目ともに優れたビジュアルシーンがありながら、ステージやストーリーの繋ぎ方が唐突で説明不足なのが否めず、
また、時系列的に最初の物語となる2作目は多関節キャラの動きが奇妙な点などから、
恐らくメガドライブ用で1作目として開発されていた『アーネスト・エバンス』を急遽メガCD用に作り変えたため、発売順が前後したものと思われる。

特に3作目はゲームバランスなどが未調整でデバッグ不足である点や、
1作目2作目にあったクトゥルフ要素が大幅に削られてしまっている点などが問題視され、
続編を意識したストーリーでありながらもシリーズ最終作となってしまった。
あと何故かアネットは15歳から20歳に成長してるのに、アーネストは29歳から30歳で歳を取ってないとか色々……

そのためゲーム的な評価や知名度は低い一方、そのストーリーやキャラクターなどについては未だに根強いファンのいる、コアなシリーズとなっている。
なお、ビジュアルシーンの製作はマッドハウスが担当しており、その素晴らしさも納得である。

余談だが、本シリーズのキャラクターデザインや原画を担当した漫画家の山根和俊氏は、
当時の『BEEP!メガドライブ』誌上にて『エル・ヴィエント』の漫画版を別名義で連載しており、これが商業デビュー作となったのだそうな。
バイク事故で長期休載したりして途中で打ち切られちゃったけどね

ペルー奥地の村出身の巫女で、邪神ハスターの血を引く少女。
1911年生まれで、15歳、17歳、20歳の時の活躍がそれぞれ描かれる。

1926年を舞台にした『アーネスト・エバンス』では、その出自故に邪神復活を目論む邪教集団「ハスター教団」に生贄にされそうになるが、
危うい所をクーリッジ大統領の依頼でネクロノミコンを狙う冒険家のアーネスト・エバンスに救われる。
アネットはネクロノミコンを巡ってハスター教団、アル・カポネらマフィアの三つ巴の戦いに巻き込まれるが、
アーネストと謎の青年ジークフリートの助力を受け、カポネの不正を告発することでマフィアに大打撃を与える。
そしてアネットは彼らでは触れることのできなかったエルダーサインと、ハスター召喚/送還の呪文を手に入れ、
復活した直後とはいえアーネストに鞭でしばき倒されたハスターを封印する事に成功する。

「オイエ・コモ・ワ・モ・ウィドゥマ・ベノ・パ・ゴ・ザ・ミドゥマ……
 ……いけ! 星のはざまへ還れ!!」

事件が終わった後はアーネストに養子として引き取られ、彼の助手として働く事になる。
大統領の手によりネクロノミコンは燃やされ、自らの手でエルダーサインを海に捨て、アネットは新たな人生を歩みだす。
しかし封印の際にハスターの力を浴びた事で、彼女は風や炎を操る力を始めとする、様々な魔法を行使出来る能力を身に付けていた。

そしてそれから2年後の1928年を舞台とした『エル・ヴィエント』では再びハスター教団に命を狙われ、
アネットは、自分と同じくハスターの血を引く巫女・レスティアーナと心ならずも敵対する(冒頭のセリフはOPデモでのもの)。
ハスター教団は前作から続けてアル・カポネを仲間に引き入れてマフィアにアネットを狙わせ、
その一方で建設途中のエンパイアステートビルを神殿に見立て、摩天楼で邪神召喚を目論んでいた。
アネットは全米各地のハスター寺院を破壊し、アル・カポネの信頼を勝ち取って手を引かせ、
さらにアーネストやジークフリートの協力を得て、教団を追い詰めていく。
アネットは、生贄にされるとは知らずハスターの力を得られると信じるレスティアーナを救おうとするが、
時既に遅くレスティアーナは生贄にされてしまい、ハスターの眷属に成り果ててしまう。
アネットはレスティアーナの魂と全人類を救うため、彼女を滅ぼすしかなかった。
そして悲しみから泣きじゃくるアネットは、まだ世界が恐慌に襲われ、戦乱と混沌に満たされる事を知らない。
ジークフリートはその構図をハスター如きに壊されてたまるかと言い捨て、その場を後にする。

3年後の1931年を舞台にしたシリーズ最終作『アネット再び』では、自身の持つ首飾りに隠された秘密に纏わる戦いに巻き込まれ、
これまでの全ての事件の陰で暗躍していたジークフリートと対峙する事になる。
ヨーロッパの小国レンヴルーラントには二面女神像が伝わっており、何故か軍事政党「ネグゼシス」が女神像を狙っていた。
実は二面女神像は生物細胞を自在に操るという魔力を秘めており、その起動キーこそがアネットの首飾りだったのだ。
協力を拒み幽閉されていた王女を救い、二面女神像を守るため、アネットは再び戦いを始める。
友人だと思っていたジークフリートがネグゼシスの幹部、そして総統として敵対する事に混乱するアネットだったが、
アーネストが傷付けられた事で、遂に意を決して対決、怪物へと変貌した彼を葬り去る。
平和になったレンヴルーラントで王女の即位式が執り行われ、アネットとアーネストは新たな冒険へと向かう。
一方ドイツでは、ジークフリート即ち邪神ナイアルラトホテプが、ヒトラーへとロケット推進器の情報を売り渡していた……。

その容姿はとても美しく、南米系人種らしい褐色の肌でありながら「フランス人形のよう」と形容された事も。
なお髪色は説明書や一部設定画では紫がかった黒髪、ゲーム内では緑に描かれている。
ハスターの儀式の影響かな???

なお、性格は「引っ込み思案でおっちょこちょい」との事だが、その割にかなり露出度が高い格好をしている(特に『エル・ヴィエント』)。
これについては漫画版において「巫女の装束」と設定されており、これを着用していないと魔法が扱えないのだとか。
ただ三作目『アネット再び』では多少落ち着いた装束になっているため、無くても使いこなせるようになったのかもしれない。

実際、心優しい少女であり『エル・ヴィエント』ではハスターの巫女であるレスティアーナをどうにか助けられないかと苦心したり、
『アネット再び』では王女の運命や悲恋に心動かされたり、ジークと敵対した際には戸惑い涙するなどの姿も見受けられた。
しかしそれでも立ち上がって走り出す芯の強さも兼ね備えているのがアネットの魅力で、
『アーネスト・エバンス』ではハスターの脅威に立ち向かって自身の過酷な運命を乗り越え、
またアル・カポネからは、自分を二度も出し抜いて説得を試みてくるアネットに対して、敵ながら一目置かれている。

アーネストとの関係も15歳-17歳の頃は「助けてくれた人、信頼できる大人」として父親代わりに見ている節があったのだが、
『アネット再び』では20歳に成長した事もあってか明確に彼を意識するような描写が見られた。
もっともアーネスト自身はアネットを義理の娘と見ているらしく、意図してなのかどうか、冒険バカとしての振る舞いではぐらかしている。

邪神の力を得ているだけあって戦闘能力は高く、上記の魔法に加えて『エル・ヴィエント』ではブーメランとしても使用可能な短剣を、
『アネット再び』では「サイコソード」という剣を武器に、武装したマフィアや戦車、果ては神話生物とも生身で渡り合っている。
おかげでシリーズのタイトルにもなっているアーネストの立場が無い
ちなみにコミカライズでは80のCと、別の意味でも高い戦闘力を持っている事が明かされている。

参考動画

コミカライズ版では『エル・ヴィエント』時点ではマイヤー神父という人物の養女となっており、
この格好で教会でキリストの神に祈りを捧げる敬虔で健気な少女として描かれている。
高名な考古学者でもあるマイヤー神父はたまたまハスターの封印石を発掘してしまい、さらに自身がハスター教団に狙われている事を察知。
アネットに危険が及ぶ事を悟り自責の念に駆られながらも、ハスター教団から封印石を守るため彼女にこれを託した。
しかしアネットがハスターの血を引く者である事を知っていた教団は、封印石ともども彼女を狙って刺客を送り込む。
まだ魔法の力には目覚めておらず、その類まれなる身体能力を用いて逃走を図っていたが、
たまたま封印石に血が滴り落ちた事で力が覚醒、教団に雇われた殺し屋を殺しかけてしまい、
それをとっさに庇ってしまった事で逆に囚われの身となって、ハスター復活の生贄に捧げられ──……。
という所で連載は途絶してしまった。

コミカライズでは魔法も使えずブーメランも投げず、基本的に悲鳴を上げて逃げ惑うだけで、戦うヒロインとしての面影は無いのだが、
屈強な男たちに追われながら軽々とニューヨークの街を走り回って独力で逃げ延び、
ビルの壁に飛び移ったり逆に飛び降りたり、石塊で刺客の頭を殴りつけるなど、ゲーム同様かなりアクティブである。

(一部ピクシブ百科事典より引用・改変)


MUGENにおけるアネット・メイヤー

セルザード『あすか120%』キャラのD4化及びアレンジでお馴染みのazu氏による、手描きD0ドットのアネットが公開されている。
2019年エイプリルフール公開だが、別にネタキャラという訳ではないのでご安心を。
操作方法はシンプルな弱・強P(K)+ダッシュ補助ボタンの5ボタン式で、他にはKOF風のハイジャンプも搭載している。
姿は『エル・ヴィエント』のものなので非常に露出度が高く、事あるごとにチラチラ見える。実にエロいけしからん。
搭載されている技も『エル・ヴィエント』を踏襲しており、ブーメランの投擲や風・火・水といった魔法が使用可能。
中でも2ゲージ技の「光の呪文」は高威力で持続も長い、とかなり強力。
飛び道具が豊富なキャラだが、突進技の「ウインドカッター(風の呪文)」が超必殺技へとキャンセル出来るため使い勝手が良く、接近戦もこなせる。
また、相手を後方へ投げる通常投げ(近距離4+Y)が追撃可能となっているので、壁際に追い詰められた時はこれで反撃に転じよう。
その反面、縦方向をカバーしてくれる技が殆ど無く(辛うじて近立ち強Kや上記の光の呪文くらい)、対空手段に乏しいのが難点と言える。

AIは未搭載だが、ホルン氏による外部AIが2019年6月24日に公開された。
恒例のコンボ・立ち回り・ガード・反応レベルが設定可能。
立ち回りは堅実で、ゲージが溜まっている時の爆発力はかなりの物。想定ランクは並~強との事。

この他に、Vorse Raidier氏がAIに加えて各部に調整を施した改変版も公開されている。
紹介動画


出場大会

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最終更新:2022年05月21日 23:57