「気に入ったぞ…お前達……」
「俺と…戦えぇぇ！！」
『
ドラゴンボール』シリーズの登場人物。CVは
小山力也
氏。
アーケードカードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』に登場する悪のサイヤ人。
名前の由来は
キュウリの英語「キューカンバー」から。
初登場は第2シリーズ『ユニバースミッション』の監獄惑星編。
ダーブラの甥・フューが作り出した監獄惑星に囚われていた謎のサイヤ人で、
筋肉質の大柄な体躯を持ち、赤い瞳と
ラディッツを彷彿とさせる長髪、口元を覆うマスクが特徴的。
当初は「悪のサイヤ人」
*1名義で胴体が拘束具に包まれたまま戦っていたが、後に悟空達の実力を認め自ら破り捨てた。
超サイヤ人ブルー、超サイヤ人4をも凌ぐ戦闘力を持つ他、
ターレスのようにエネルギーボールを作り出しての
大猿化も可能。
しかもただの大猿ではなく、理性が残ったままで黄金大猿に変身できる。
なお本人は黄金大猿由来の超サイヤ人4にはなれないらしく超サイヤ人3の他、
ブロリーのように白目を向いた「超サイヤ人3フルパワー」にまで変身が可能。
ちなみに冒頭の画像である通常の超サイヤ人カンバーは
アニメ未登場。
また、全身に凄まじく邪悪な気を纏っており、彼に近付いただけでもその気に
影響されて凶暴化してしまう。
好き勝手に暴れていたものの、実際は「監獄惑星編」～「宇宙争乱編」の黒幕であるハーツの部下であり、
サイヤ人らしく強敵と戦わせろと文句こそ言うものの、基本的に彼に付き従っている。
ハーツの部下の中では彼の死後含めて出番がかなり多く、「新時空大戦編」では
ベジータ、ターレスと三つ巴の戦いの中で、
自分を見つめ直し、悪の気に飲まれる事無く制御に成功したベジータによって倒されてしまうが、
サイヤ人の誇りを見せ付けたベジータに対し、素顔を晒しながら満足げに彼を賞賛した。
「見事だ……同……胞……」
その後死者のまま現世に現れたハーツに回収され、彼が呉越同舟的に悟空に味方するようになったため、
結果的にカンバーも嬉々として強敵に挑む一昔前のベジータのようなムーブ形で、悟空の味方として行動している。
尤もハーツが何やら野心を秘めているため、そのうちまた敵になりそうではあるが……。
なお、初登場時はブルーと超サイヤ人4両方の
ベジットと連戦し、最終的に身勝手の極意まで使うなど、
『超』ラスボスのジレンにも匹敵する印象だったのだが、そのジレンには本気を出させるまでは至らず、
一度は一蹴した
クウラにもパワーアップされてリベンジを果たされてしまうなど、分かりやすいくらいにインフレに飲まれていった。
味方になってからも、挑む相手が超フルパワーサイヤ人4・限界突破ブロリーなど格上が多く、やはり苦戦描写も多いが、
基本的に黒幕ではない強敵に挑むため、悟空達が黒幕に集中できるようになっている。
MUGENにおけるカンバー
Knightmare氏が製作したものを、D2TD氏が改変したと思しき
MUGEN1.0以降専用のキャラが公開されている。
フォルダネームは「Cumber Oozaru」で、大猿状態で戦う。
『
JUS』風ドットの
ちびキャラから大猿に変身し、一般の格ゲーの範疇でも大型キャラと言えるサイズになる。
ちなみに登場イントロで変身せず、一度戦闘が始まってから変身を開始する。
常時
ハイパーアーマーで激しい攻撃を繰り出し、普通のキャラで挑むのは中々苦しい性能。
AIもデフォルトで搭載されており、ハイパーアーマーを活かしてひたすら攻め込んでくる。
出場大会
*1
ここで言う「悪のサイヤ人」は人物評ではなく強大な変身形態の名で、「新時空大戦編」でターレスも変身している。
カンバーは
超サイヤ人ゴッドの赤い髪を見て仇敵に再会したかのような反応をしており、
有史以前の善と悪のサイヤ人の戦いで超サイヤ人ゴッドが敗れたという「邪悪なサイヤ人」との関連も囁かれている。
最終更新：2023年06月17日 22:32
