+ | ネタバレ注意 |
桜は、その昔とある家から養子として間桐家に来た娘で、本来間桐家の人間ではない。
で、養子に出される前の名前は遠坂桜。原作ヒロインの一人である遠坂凛の実妹である。
養子に出された理由は、遠坂家としては後継者争いを回避するため。
また間桐家としては断絶しかけていた魔術師としての家系を存続させるためである。 上記に「日常の象徴」とあるが、それは主人公である士郎の視点であって、 つまりは彼女も魔術師の系譜かつ間桐家の魔術師である。 髪や瞳の色も元々は凛と同じであったが、間桐の魔術に無理やり馴染まされたために変わってしまっている。
間桐の魔術の基礎は「水」属性であるため、元々「虚数」の属性であった桜には扱えないものであった。
そのため、現間桐頭首である間桐臓硯により、身体の内部から改造されてしまっている。 その方法は「臓硯の使い魔である蟲を直接体内に侵入させる」(性的な意味を含む)という陰鬱なもので、 彼女は幼少の頃からその改造を受け続けていた。
そのため、義理の祖父である臓硯には逆らう事が出来ず、内に篭もる陰気な性格になってしまっていた。
士郎に出会う事で少しずつ明るい面も見せるようになってきているが、自分の素性を隠している事もあり、 今でも表情に陰が残っている…というのが物語開始時点における彼女の境遇である。*1
ライダーの本来のマスターだが、セイバー・凛ルートでは、令呪(サーヴァントへの命令権みたいなもの)を、
義理の兄である慎二へ貸し与えているため、殆ど本編へは関わらずに終わる。
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+ | ファンや公式からの扱い |
メインヒロインの一人ではあるのだが、色々な事情で人気投票では他のヒロイン達に遅れを取っている。
それどころか彼はおろか彼女にすら負けたのは忘れたい過去。 商品化でも売れないと判断されスルーされる事もしばしば。 ![]()
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+ | 「大体な、何故ヒロイン枠で登場する間桐桜。君は『こちら側』だろう?」 |
本編の桜ルートでは上記の来歴が明かされ、
これまではただの一般の被害者であった桜がいきなり聖杯戦争の舞台へ上がる事になる。
そして間桐の実験の一環として桜に第四次聖杯戦争で使われていた小聖杯の欠片を埋め込む事で、
付け加えられた小聖杯としての機能が、桜の「どうしても士郎と離れたくない」という想いにより、 大聖杯内の復讐者(アヴェンジャー)のサーヴァント「アンリマユ」が成長する事で覚醒し、 アンリマユの力を受ける黒い聖杯として成長を遂げていく事になる (なお、上記の経緯は本ルート中盤で桜と士郎が結ばれた故で、他ルートの桜にとって士郎は、 「望んでも手に入らないモノ」という一種の諦めを持って見られているため、このような状態には至らない)。
通常の聖杯ならアンリマユが小聖杯から漏れ出す事はないが、
桜自身が実体のない虚無であり“影”であるアンリマユを実体化出来る「虚数」属性の魔術師であり、 また間桐の「水」属性の吸収魔術を使用可能な事もあって、 桜の無意識を侵食したアンリマユにより、桜の自意識が薄い睡眠時などにその無意識を乗っ取り、 魂・魔力・生命力を吸収する「黒い影」として街に現れ出すようになってしまう。 性質の悪い事に、サーヴァントでは「黒い影」に触れると汚染されるが、かと言って魔術師が消せる強さでもないため対抗しようがない。 桜ルートにおいて士郎や凛が苦戦し続ける最大の要因と言っていい。 ちなみに、この方だけは精神汚染に自力で耐えていた。 流石は大英雄である。激痛で大暴れはしたけど。
なお、金ぴかはそもそも黒化自体が不可能(本人曰く「この世全ての悪? 我を黒化させたきゃ3倍持って来い」)。
それどころか影の内側から食い破られそうになってしまい、取り込んだ後は大急ぎで分解・魔力変換している。 結果、消化不良を起こしてアンリマユが腹痛に悩まされる羽目になったとか。 しかし魂の比重もリスクに見合って圧倒的(一般人数十万人分)であったため、 本来7騎全てのサーヴァントを取り込まなければ満たされない筈の聖杯が、彼を含む3騎で満たされてしまった。
流石は英雄王である。「この前食べたサーヴァントさんなんですけど、まあ、名前なんていいですよね」とか言われてるけど。
アンリマユが英霊を取り込むごとに桜は小聖杯として成長するだけでなく、
アンリマユが生む60億の呪いによる負の感情の侵食と、英霊の魂を人の器に詰める事による膨大な負荷を受ける。 英霊5人分の魂を持つギルガメッシュを吸収した後は負荷が飛躍的に増し、身も心も崩壊していった。 桜はその状態でも死ぬか自分の心が崩壊する前に、黒幕である義祖父を刺し違えてでも倒そうとするのだが、 逆に策に嵌められ、自分を襲おうとした義兄を殺す事になってしまう。 その結果、桜の心をなんとか繋ぎ止めていた「自分の意志で人を殺したわけではない」という支えを失った事で、 桜の心は壊れてしまい(自暴自棄になったともいう)、 アンリマユの呪いと同調し、自分は人を殺す化物だと受け入れて適合した末の姿が上記の状態。 姿だけでなく人格も変貌し、主人公やその他に襲いかかる。
魂を永久機関とし、無尽蔵に魔力を生む第三魔法として受肉しつつあるアンリマユと契約で繋がっている事で、
魔力量、存在感共に純粋なる英霊、「抑止の守護者」と同格の位に達している。 その貯蔵魔力量は億どころか兆に届くという破格の物(並の魔術師が40ほどで、馬鹿みたいに魔力貯蔵が多いシエルでさえ4000程度)で、 サーヴァントの宝具域に増大した“吸収の魔術”を、桜の元々の魔術回路の性能が許す限りは無尽蔵に操る。 ちなみに冒頭のセリフだが、何を見てお腹が鳴ったのかといえば…。
このため、桜及び黒い影が原因のバッドエンドorデッドエンドは桜ルートにしか存在しないにも拘らず、
桜及び黒い影がトドメとなった数は本編で第一位という凄まじい戦果を誇る。 このように本編でも酷い有様だが『unlimited codes』では更に悪役っぷりを発揮しており、 リズストーリーのオープニングでは「ヒロ……イン……?」と思いたくなる事請け合い。
言峰「仮にFateが格闘ゲームなら最後の敵、RPGなら隠しダンジョンの隠しボス、
シミュレーションなら第三部辺りでやっぱりボスにされるお前が一ヒロインだと?」 アーチャー「やめろ、それ以上はいかん……!ヒロインとしての体裁が保てなくなるぞ!」
なお「RPGの隠しボス」枠は別の人に取られた。キャラが薄い事に悩む彼女的には、果して良かったのか悪かったのか。
逆にギャグに走った場合は普段は普通なのに、
怒ると自分の意思で黒に変化して相手を脅す(主に慎二や士郎及び士郎に近付く女)、というのが定番である(特に『タイガーころしあむ』が顕著)。 ちなみに『タイガーころしあむ アッパー』では、桜のそっくりさん(住んでる星が違うだけでキャラ的な違いはゼロ)は本物と違い地位を手に入れた事で、 士郎とアヴェンジャーをはべらせ、士郎が他の女(大河)に2分間近付いた事でキレてお仕置きをするなど、完全に女王様となっていた。 |
+ | 『unlimited codes』での性能 |
黒桜は世紀末聖杯戦争とまで言われた『unlimited codes』にもタイムリリースキャラとして登場しており、
原作に合わせてか、相当に癖のある性能になっている。
やや長めのリーチの通常技の他、地を這う衝撃波状の飛び道具や設置技などを備え、
地上中段など、中距離での制圧力は中々に高め。 しかしその代償かゲーム中1、2を争うレベルで機動力が低く、ワープする移動技で相手を幻惑しつつリーチ圏内に持ち込む事が重要になる。
ただこのキャラの問題は機動力でなく火力も耐久力も低いという事であり、
「低耐久・鈍足・低火力」の三重苦を抱える相当にきついキャラになっている。 一応、UCの仕様を利用した「補正切り」を利用すれば他のキャラ並みの高い火力は出せるのだが、 桜は要となる設置技がゲージを消費するので、火力を叩き出す機会に恵まれない事が多いのがキツい。 同じく低火力であるライダー・アサシンよりもその平均火力は一段低く、体力の最大値の低さと相まって、 桜使いにとって「苦労してフルコン入れたが、ワンチャンスで即座に体力差取り戻されるどころかリード広がった」 というのはよくある話らしい…。 同じ低火力仲間の先ほどの2名や、同じ鈍足系設置キャラのキャスターと違い、投げからコンボを始動する事もできないので、 崩しから強引に攻め入る事も難しい。 一応投げで確定ダウンを奪えるため、そこから後述する起き攻めでターンを取り返してハメ殺す事も可能ではあるが、 起き攻めは所詮起き攻めなので確実にダメージを奪えるわけではないし、そもそも投げられる距離まで近付かせてもらえない事が多い。
また、低機動力という欠点も無視出来ず、
飛び道具が優秀なキャラに後退しながら飛び道具を連発されるだけで詰み一歩手前という事が頻繁に起こるのも泣き所。 「ならワープ技で相手の飛び道具を避けつつ…」と思うかもしれないが、 ワープを最大限に駆使しても、アーチャーやギルガメッシュの場合間断なく連射してくるため、全てを避け切る事は不可能。 事故でも起こらなければタイムアップ削られ負けが関の山である。
一応強みとして起き攻めが強力という長所があり、
熟練のプレイヤーにさえ「やりこんだ桜の起き攻めは人間には回避不可能」とまで言わしめる鬼畜起き攻めは桜の代名詞となっている。 また通常技が優秀なのも評価されており、実際、大会などで結果を残している桜使いも希少ではあるが存在する。
ストーリーモードは
自身の行動の目的や大好きだった先輩が誰だったのかも忘れてしまうが、それすらも「どうでもいい事」と一蹴するなど、完全に自我が崩壊してしまう。 救いも何もあったものではないが、本編でも下手をしたらこうなっていた可能性はあった。 なお、ラスボスも桜自身であり、その光景はさながらオセロである(カラー的意味で)。
あれ、でも……先輩って、誰だっけ……?
おかしいなあ……わたし、誰を待って……何を……したかったんだっけ……?
ま、どうでもいい事ですよ、きっと」
余談だが、乳がよく揺れる。そこよりもっと力を入れる所があっただろうに…。
何、其処が最重要?ですよねー。 |
+ | 『Fate/EXTRA』での扱い |
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ぶっちゃけ、保健室の子いらなくない? by妹怖い
『Fate』のパラレルワールドである『Fate/EXTRA』にも
基本的なデザインは踏襲されているが、ライダー成分でも混ざったのか髪が異常なまでに伸びているのが特徴。 序盤では本編と同じく ムーンセルでの聖杯戦争の事が露見してからは、保健室に待機するNPCという本来の役割に戻る事に。 毒を受けた主人公の手当てをしたり、手作り弁当を支給したりとどことなく家庭的。 ……まぁ、それ以外の活躍が全くと言っていいほど無いんだけどね。 Fate本編にて、ヒロイン(?)として勤めたにも関わらず、扱いが物凄く軽い。 と言うか、下手をするとモブキャラより台詞パターンが少ない。というかボイスすらない。 『TypeMoonエース』の付録DVD「ブロッサム先生」シリーズではそんな彼女が 「弁当を渡すだけの簡単なお仕事はもうこりごりです!」とぶっちゃけ、主人公達を拉致して自分がプレイヤーになろうとした。
正確には本作の姉は姉に良く似た別人、義理の兄もよく似た別人。桜自身も桜という人格をベースにした聖杯戦争の運営プログラムと、
基本的に旧作とは事情も世界観も異なるのにこの扱い。 姉との差もそうだが、『EXTRA』に登場する意外と綺麗な言峰との差も中々悲しいものがある。 ちなみに、何故NPCである桜が聖杯戦争参加者であり本来赤の他人である慎二の妹になっていたのかというと、 これはたまたま慎二が兄役として参加者の中からランダムで選ばれたからなのだとか。 誰が選ばれるかによって名字は変動する事になるので、あるいは「遠坂桜」とか「桜・ハーウェイ」とか「殺生院桜」になっていた可能性もある。 ……かもしれない。
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+ | Fate/Zeroでは |
幼少期の姿で登場。
既に間桐に養子に出されており、日々蟲による陵辱を受けていた。*2 彼女の境遇そのものが義理の叔父である間桐雁夜が第四次聖杯戦争に参戦する最大の理由。 なお、アニメ版第一期では1話以降ほぼ全く出番がなく、再登場は第二期終盤になってからである。
PS vitaでリメイクされる『Fate/stay night』の特典である『とびたて!超時空トラぶる花札大作戦』では、
チビ桜が雁夜&四次バーサーカーとチームで登場する。 シナリオを担当するのも奈須きのこ氏と大判振る舞いである。
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+ | こんにちは、カルデアのマスターさん。 |
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「戦いの神ではないんですけれど……」
ソーシャルゲーム『Fate/Grand Order』にて、
「パールヴァティー」名義での参戦が劇場版『Fate/stay night[Heaven's Feel]」の第一部公開に合わせ行われた。 厳密には間桐桜当人そのものではなく、インド神話の破壊神シヴァの妻パールヴァティーと霊基が融合している状態。 人格としては桜よりだが、記憶や意識その他はパールヴァティーより。 その為、「間桐桜という人物の生涯の記憶」はパールヴァティー側がうっすらと感じ取っている程度であまり鮮明には分からない様子。 性格としては両者の明るい面が上手く混ざったとの事で、比較的明るく優しい良い子。 クラスはランサー。手に持つのは前述のシヴァから借りてきた神具トリシューラ(三つ又槍)。 FGO主人公とは微小な特異点が発見されその調査のために向かった先の「冬木市」で出会っている。 「この肉体に関する「大事なもの」がこの土地にある」気がしており、それを探していた所を手助けされる事となった。 問題解決がなされた後は、「縁があったらカルデアでお会いしましょう、私も、お邪魔してもいいかなと思います(意訳)」で主人公と別れるに至った。
なお、姉も既に別の女神と混ざった状態でカルデアに霊基が登録されているのだが、
(ユーザーが両キャラを所持している場合)そちらの彼女については、
「あの中東の女神……イシュタルさん、ですか?綺麗な方ですね。因果的にとても気になります。
でも、ちょっと派手すぎではないでしょうか……。自由すぎるのも時には困りものですよね。うふふ……」
…等とやや含みのある反応を見せる。
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+ | 本当はここにお邪魔する予定なんてなかったんですけど。 |
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同じく『Fate/Grand Order』に参戦したキャラ。
ヒンドゥー教における愛と欲望の神、カーマデーヴァが桜の黒い側面を依代にしている。本来男性神なのだが依代の影響で女性化している。通称は「カーマ」。 クラスはアサシン。宝具は刺さったものに恋慕の情を呼び起こす効果がある花の矢「愛もてかれるは恋無きなり」(カーマ・サンモーハナ)だが、 同時にカーマは「魔王マーラ」の側面も持っており、それ故に七席の『人類が滅ぼす悪』であるビーストの資質を備えていた。 そして、『FGO』のあるエピソードでビーストIIIの適性を持っていた人物が片割れの「R」として覚醒した事で、 釣り合いを取ろうとする揺り戻しの力により同じく適性を持っていたカーマの魔王の側面が表面化し、ビーストIIIの片割れ「L」として顕現する事になる。 ビースト化した過程で偶然目についた日本の大奥を拠点として。そこに当代の徳川を招き入れて吸収。 それを起点に過去や未来の徳川やそれと深い関わりのあるものを吸収し、 さらに、Rを打ち倒したカルデアのマスターとの間にビーストⅢという器を通して縁が生まれたのを利用して、辛くも難を逃れたシオン、マシュ、主人公、 そして殺生院キアラ以外のサーヴァントやスタッフを誘拐し、その肉体を材料に完全覚醒のためのテリトリー「大奥」を創り出した。 一度目の戦いでは主人公を堕落させて無力化寸前に追い込むも殺生院キアラの身を呈した犠牲によって取り逃がしてしまい、 二度目では宇宙と一体化した上に無限増殖という絶望を与えるも、ある人物の裏工作によって追い詰められた末、 最後の失策によってそのまま完膚無きまでに焼き尽くされ、宇宙へ放逐された。 イベントのプロローグでジョジョネタを使っていた事も相まってそのまま考えるのをやめると思われたが…。
この様に強大な敵として立ち塞がるものの、ぶっちゃけた話本人の意思とか割と関係なくビーストIII/Lの役割に押し込められたも同然なため、
本人的には嫌々やっているという部分もかなりある。 こうした経緯のため、言動もかなり捻くれて厭世的なものが多い。
前述のパールヴァティーは依代が同じ人物の光と闇という事に加え、神話における逸話もあって相性は最悪。
シヴァと共に夫婦そろって嫌いなものとして名指しで挙げている。 まあシヴァに体を灰にされてるから仕方ない。 しかも原因は要約すれば「シヴァがパールヴァティーと子作りしないから」である。 尤も、シヴァからすれば前妻を喪った悲しみから立ち直れていない状態で、 前妻の転生者とはいえ「他の女と子作りしろ」と言われても承服しかねるのは当然なのだが。
マーラの側面も持っていた事からヴィジュアル公開後も男の娘疑惑が持たれていたが、
設定上はマスターの好みに合わせて姿を切り替えられるため、性別が確定して以降も静画(春画)や薄い本といった18禁の二次創作においても都合が良く、 男にされるのはもちろん、第一形態の姿のまま胸だけ巨大化させたり、石化や凍結 未だにピリッピリだったりするが…。 そういったファンも居る事から、主人公とキアラ以外のカップリングでは士郎をベースとした千子村正との絡みが多く描かれている。 ちなみに、温泉旅館を舞台にしたあるイベントでは男湯/女湯両方のクエストに編成できたため、 ゲーム中で姿を見せないだけで男性への変化も普通にできる模様。
2021年夏イベント「カルデア・サマーアドベンチャー!~夢追う少年と夢見る少女~」では水着バージョンが実装。
「夏の雰囲気で浮ついたマスターを堕落させるという」目的の元でマーラ寄りの霊基で現界したとのことで、クラスはアヴェンジャーとなっている。 しかし、ビーストのマーラが持つ「全人類を堕落させる」権能を「マスター個人を堕落させる」という本来の仕様に無い使い方をしているため、 不具合を起こしている。 端的に言えば、通常時と比較して夏の霊基は攻撃力全振りのため防御ガタ落ち、つまり普段に輪をかけてチョロくなっており、 堕落対象であるはずのマスターの口説き文句や恋愛イベントっぽい出来事限定で、防御力/zeroのチョロインとなる。 事実、ビーストの持つ単独顕現がCからEにランクダウンしている他、属性も元の混沌・悪から中立・悪へと変化しており、 本人はビースト寄りだと自称しているが、通常時よりも無害だったりする。 |
+ | 何故そのような……面妖な…… |
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イベント「徳川廻天迷宮 大奥」に登場。真名は春日局(齋藤福)。
徳川三代将軍・徳川家光の乳母にして大奥を取り仕切っていた女性で、 消滅しかけていた彼女の魂をパールヴァティーが自分の霊基内に同化しため、パールヴァティとは身体を共有しており、 カーマのせいで異常事態に見舞われた江戸城を救うべく、主人公に協力する。 周囲からは基本的に春日局と呼ばれるが、生前から面識のあった柳生宗矩のみ「お福殿」と呼んでいる。
サーヴァントとして実装されてはいないが表情差分が豊富であり、イラストに力が入っている。
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+ | 私は神光融合型殲滅女神 |
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奏章Ⅰ「虚数羅針内界 ペーパームーン」にて登場したサーヴァントで、
インド神話最高神シヴァの伴侶の一人である女神「ドゥルガー」。 パールヴァティーの別霊基・別側面と言える存在であり、同じ桜を依り代にした疑似サーヴァントとして顕現したのもそのため。 十本の手に神々の武器を握り、世界に混乱を招くアスラや悪神を攻め滅ぼす役目を持った戦闘神で、 パッションリップを構成する女神の一柱でもある。 |
+ | 六雪氏製作 |
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手描きで製作されたもの。作成動画や登場大会が順次上がって来たので知っている人も多いと思われる。
何より特筆すべきはそのドットのクオリティ。 D4ならではのその美しさは、市販ゲーのものと並べてみても遜色ないほど。 勿論ブリスやレイの投げ、ジャギの「おい、そこに座れ」に謎ジャムなど色々対応されている。凄い製作者だ……。 さらにカットインまで手描きであり、必殺技によって個別のものが各種用意されている。 商業のそれと比べて遜色ないと言えるほど緻密な出来栄えであるので、ぜひ動かして確認してほしい。
性能面では、設置技や飛び道具メインの戦法を得意とする。
技の一つ一つがずば抜けたリーチ・効果範囲を誇り、特に空中Cはゲージ技と見紛わんばかり。 効果音の一部は『MELTY BLOOD』のものが使用されているが、彼女自身はむしろ地上戦メインに調整されており、 派手なエリアルが出来るわけでもなければ空中ダッシュの距離も短い。
画面下に表示される「聖杯ゲージ」は攻撃をヒット、またはガードさせる事で蓄積され、
100%毎に攻撃力に5%の補正がかかる。ゲージは最大700%まで溜まるため、最大で1.35倍の攻撃力となる。
更に相手の喰らい抜けやブロッキング、根性値に反応してヘイトが上がり桜が強化されていく「ジャプニカ暗殺帳」も搭載。
これは相手の特性によって自身の性能が変わるシステムで、 例えば体力が高かったり、回復をしたりしている場合は火力が上昇し、聖杯ゲージとパワーゲージが増加。 相手によっては物凄い勢いで溜まって封殺する事も。
もう一つの特色である「影の巨人」は、パワーゲージ5本と聖杯ゲージ全てを消費して、
「呪層界・悪心祝祭 アート・アンリマユ」を発動させる事で召喚される。 これは所謂人形系オプションで、攻撃に使うABCボタンとは別にZボタンを使ったコマンドで管理する。 召喚時に消費した聖杯ゲージ量に応じてダメージ量が変わるのが特徴。 動き自体はかなり鈍重だが、本体に劣らぬ画面制圧力を誇る。
なおこれらの要素はコンフィグや開幕時にON・OFFの選択が可能となっている。
性能的には凶~狂クラスとの事だが、
弱体化モードやボスモードなどを選択出来る親切設計のため、ある程度の並キャラと戦わせても無問題… …なのだが、成長系大会(特に凶未満)では特にステータス部分の暗殺帳を切っておく事を強くお勧めする。 また、タッグでは人数の都合上どうしても弾幕が濃くなるため、1Rで暗殺帳が5冊も6冊も溜まる事がある。
Ver0.95よりデフォルトAIが搭載された。
デフォルトAIが搭載されていなかった頃は、お家氏やライダー未満氏による外部AIが公開されていた。
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+ | humi氏製作 |
同人ゲーム『BattleMoonWars銀』のドット絵を使用したもの。
常時アーマーを展開した、所謂凶悪キャラ。プレイヤー操作は不可能で、画面全体を覆わんばかりの攻撃を常に出し続ける。 |
+ | 殺人七夜氏製作 |
他にも国内にもう一体、殺人七夜氏製作の黒桜が、オロチ改変キャラのガワ変えとして公開されている。
しかし、scaleが17%になっているのに判定の調整をしていないので、桜の足元にしか喰らい判定がない。 そして桜の絵はポートレイトを除くと2枚しかなく、一部の行動では17%に縮小された元キャラが出てくるなど、 御世辞にも完成度が高いとは言えないので、動画ではまず見ないだろう。
一応、AIは元キャラが出てくる行動は取らないようになっており、
常時アーマーを展開しているので、通常は攻撃を喰らっても元キャラが出てくる事はない。 更にニュートラル時に喰らい判定を完全に覆うバリアを展開しているので、殴ろうと近付くと返り討ちに遭う。 そしてある程度の即死耐性を持っており、これらの性能から狂キャラである。 |
参考動画 |