七海重里


「えーほぼ日に来てくれた皆さんありがとうございますあの~…」

MUGENキャラ製作者としても活動している音MAD製作者のmega(目が)氏による二次創作キャラ。
『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』の登場人物である七海千秋と、
実在するコピーライターの糸井重里氏を合体させた謎の存在。
+ 七海千秋について
スパイク・チュンソフトより発売されたゲーム『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』の登場人物であり、同作のメインヒロイン。
読みは「ななみ ちあき」。CVは 花澤香菜 女史。
超高校級の才能を持つ高校生が集う私立学園「希望ヶ峰学園」の生徒であり、「超高校級のゲーマー」の肩書きを持つ。

原作についてはモノクマの記事を参照。

+ 糸井重里氏について
実在する日本群馬県出身のコピーライター、エッセイスト、タレント、作詞家。「いとい しげさと」と読む。
1980年代からコピーライターとして脚光を浴び、後続に多大な影響を与えた。
ゲーム業界との関わりも深く、任天堂のRPG『MOTHER』シリーズの生みの親として知られる他、
HAL研究所のロゴマーク「犬たまご」や『大乱闘スマッシュブラザーズ』の設定(登場人物は全員人形またはフィギュア)の考案者でもある。
スタジオジブリのアニメとなりのトトロ』では声優として主人公サツキとメイの父親、外道戦鬼草壁タツオも務めた。
そして1990年には自ら隊長としてプロジェクトチームを結成し、徳川埋蔵金の発掘に4年間あたっていた。結局見つからなかったけど

当然の話だが、糸井重里氏は実在する人物である。
MUGENを含む二次創作を他所に持ち出し、当人やその関係各所に迷惑を掛ける事は絶対に許されない行為である事を忘れてはならない。
使用する場合はネタをネタとして楽しみつつ、失礼の無いよう節度を持った振る舞いを心がけよう。

全ての始まりは2019年6月21日、音MAD「糸井重里の憧憬 七海千秋バージョン」が投稿されたことによる。
同作者による糸井重里界隈関連のMAD「糸井重里の憧憬」のバージョン違いで、
糸井氏の頭を七海に挿げ替えるという謎の改変が行われた。
当時mega(目が)氏が七海千秋および糸井重里界隈に強い興味を持っていたことは確かではあるが、
なぜ何の接点もない二人を合体させたのかは全くの謎。
生みの親自身がブロマガで「その真相は僕にもわかりません。完全にその場のノリだったのだと思います」と説明しており、
これが誕生経緯の全てなのだろう。
全ての始まり

その後、mega(目が)氏は七海重里のMADを多数製作するようになり、
その中で七海以外の『ダンガンロンパ』シリーズのキャラも登場し始め、
「超高校級のほぼ日」(略して「超ほぼ」)という一つのジャンルとして発足するに至った。

これらのMADでは原作の設定は投げ捨てるものとばかりにカオスなやり取りが繰り広げられており、
さらに中の人関連のネタや全く関連の無いネタが多数入り混じった、MUGENの比ではない闇鍋状態となっている。
色々調べるよりは こちらのMAD一覧 から気になったものを観るのが一番である。


MUGENにおける七海重里

生みの親であるmega(目が)氏自身の手により、2021年3月22日にMUGEN入りを果たした。
最新版は2021年9月9日更新のVer2.5。
MUGEN1.0以降における操作を想定して作られているが、WinMUGENでも問題なく動作する。

超ほぼMADのネタが様々な箇所に取り入れられており、各種動作から技まで何もかもがフリーダム。
キャラファイルには各種動作がどの音MADを元としたかをまとめたテキストファイルが同梱されており、お気に入りのMADを探す際にも役立つ。
七海自身の技からして個性の塊であり、
  • 対戦相手の頭に取り憑いて体力を吸い取る
  • 七海頭の部分を唾を吐くように飛ばす
  • 実際にMAD作品に付けられたコメントを発射する
  • 『ダンガンロンパ』シリーズの生みの親である小高和剛氏が対戦相手をトイレに連れ込んでボコボコにする
など、文章だけでも分かるカオスぶり。
さらにイントロでお笑いコンビ「オードリー」の若林正恭氏がバイトとして登場することもありもう訳が分からない。
単なるネタキャラではなく、近接技は判定が強く飛び道具は隙がないなど性能も優秀で、距離を問わず攻めに行けるのが強み。

                         
超ほぼMADでメインキャラを務める「セレスティア・ルーデンベルク」「澪田唯吹」「小泉真昼」「東条斬美」の4人をアシストキャラとして召喚可能。
一人につき5種類の技が使用可能で、不意打ちにカウンターに回復など七海本人に負けじと多種多様な行動を持つ。
同じキャラを複数出せない、アシストキャラにも喰らい判定があり撃退されると一定時間召喚不可能となる点には注意。
また、澪田唯吹は5種類中4種類が自爆技かつ味方殺し技のため、下手すると七海自身が死ぬ危険もある。
Ver2.5からは各キャラの召喚を制限することも可能になった。

7P以降は強化カラーとなっており、ステータス強化、体力&ゲージ自動回復、アシストキャラの強化など様々な強化が行われる。
最強の12Pでは攻撃力&防御力2倍、体力&ゲージ自動回復、各種動作およびアシストキャラが無敵、各アシストキャラの最大召喚数が10体となる。
後述するデフォルトAIはこの仕様を活かして大量のアシストキャラを召喚するので、通常カラーから更にカオス度が高まること間違いなし。

AIはデフォルトで搭載されており、AIレベルを10段階で設定可能(デフォルトは5)。
性能をフルに生かしたガン攻め思考で、AIレベルを上げるほど隙が減り攻撃頻度が高まる。
ガードはほとんど行わないが、カウンターや回復技の存在、喰らい状態をキャンセルできる超必殺技「地面に響く!!」の存在から十分に強い。
通常カラーの場合、AIレベル5で強~凶下位、AIレベル10で凶中位~凶上位。
演出の派手さとカオスさゆえ普通に戦うだけでも非常に賑やかとなり、試合そのものが超ほぼMADと化すだろう。

音声や画像を多数使用しているためか容量が大きく、Ver2.5ではファイル全体で289MB(内sffが224MB、sndが51.5MB)もある。
sndは軽量化パッチを適用すると26.5MBに抑えられるが、音質が劣化するため動画使用時は強制ではないが元の音声ファイルを使用してほしいとのこと。
プレイヤー操作(7:05~)

また、製作者本人によって「超ほぼ」とMUGENを組み合わせたストーリー動画が製作されている。


「どや!」

出場大会

出演ストーリー

プレイヤー操作

ブリジットと遊撃の旅(part525)
R-9cで色々と戦う動画(part75、part76、part100、part104)


最終更新:2023年02月05日 12:37