メガドライブ初の格ゲー『ファイティングマスターズ』の主人公。
コクッパ7人衆や『
グルーヴ・オン・ファイト』の
クリス・ウェインの相方では無い。
幼少の頃から格闘技の名門校「ヒューバート」で学んだ格闘技のエリート。
地球を代表する12惑星闘士の一人でもある。
レスリング関係の技を使う青パンツのマッチョで、その風貌は
ゴールデンアックスのアックス・バトラー系主人公
(このwikiにページがある者で言えば
カイン・ブレード)が武器を持たずにレスリングで戦うような感じの古式ゆかしいバーバリアン系列。
このゲームの舞台ははるかな未来で銀河を股にかける世界観なのだが、
ファンタジー世界風味のキャラクターも複数名存在する。
『ファイティングマスターズ』について
『
ストリートファイターII』が登場した1991年の12月に早くもメガドライブに登場した対戦格闘ゲームの初期作品の一つ。
ガードが存在せず、打撃技は大きなダメージにならず相手をひるませる効果があり、その隙に相手に投げ技をかけるのが主力となる。
『ストII』風の駆け引きよりもプロレスゲームのイメージに近い。
投げ技を画面端近くで仕掛けて、画面端の壁に叩き付ける事で複数回のダメージになる。
ストーリーはSF風で、12の惑星系をそれぞれ代表する惑星闘士逹のうちプレイヤー以外の11人を倒して洗脳した魔人ヴァルガスの打倒が目的。
同時期に出たSFCの格ゲー『
バトルブレイズ』とは開発中に企画が分かれた作品らしく、両作品には共通した部分がいくつかある
(主人公以外全員がラスボスに洗脳されて敵に回るというストーリーなど)。
ラリー、エレファ、フレイマー、
モーリン、ヴェオウルフ、ゴールドロック、トマホーク、ザリガンテ、メドゥサ、ドラサン、
ディオ、アイサイト、
ヴァルガス(ラスボス)
MUGENでは元町氏が全キャラを、Lord Sinistro氏がザリガンテを公開している。
MUGENにおけるラリー
元町氏が製作。
元のゲームはサイズが小さいので1.5倍に拡大されており、元の大きさで遊べるものもdefファイルの切り替えで選択可能。
原作再現系で、元ゲームに存在した技を搭載しており、原作の通りに
超必殺技や
必殺技は無い。
ゲームの基本仕様である「打撃技ではひるませるだけでダメージを与えない(ひるんでいるところを殴れば相手がダウンしてダメージ)」
「投げ技をかけた時に画面端に当たると複数回ダメージ」
「ジャンプして画面端にぶつかると自動的に跳ね返る」
等の仕様を再現している。
一応MUGENに来るにあたって基本仕様であるダッシュとガードを搭載。
これにより
ラリーは敵の攻撃をガードできるが、相手はラリーの攻撃をガードできないという酷い戦いになる。
しかしラリーの戦力がリーチが長くないキックと
通常投げしか存在しないので、
ハメ殺す以外に勝つ方法が無い。
LIFEが900しか無いのも、一度相手を捕らえたら決して逃がさずに殺しきる必要性を高めている。
AIは8段階に設定できるものが搭載されている。
改変や外部AI製作は自由とのこと。
出場大会
最終更新:2021年12月11日 13:18