さくらみこ


「にゃっはろ~!
 ホロライブ所属のエリート巫女アイドル さくらみこだにぇ~!」

株式会社カバー運営のバーチャルアイドルグループ「ホロライブ」のバーチャルYouTuber静岡県清水市の小学生ではない
別のプロジェクトで配信者として活動を開始し、後からホロライブに加入した0期生所属。
ファンからの愛称は「みこち」、ファンネームは「35P」。
冒頭の挨拶は、渡航氏のライトノベル『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』のメインキャラ、由比ヶ浜結衣の挨拶が元ネタ
(同作のアニメ版に携わったアニメーターの田中雄一氏がみこのキャラデザを担当した事が由来。
 なお、原作絵師のぽんかん⑧氏もホロライブID所属、こぼ・かなえるのキャラデザを担当した)。

電脳桜神社の自称えりーと巫女アイドル。
真面目に神事をこなしてきたが、現代日本のアニメやゲームなどのサブカルチャーに触れたことで、
アイドルになることを夢見てVTuberとしての活動を始めた。
かつては手から電撃を放つ霊力があったが、(理由は不明ながら)ホロライブ加入辺りから失われている。

趣味はエロゲ
特にゆずソフトがお気に入りとされる他、Alcotの『Clover Day’s』はメインヒロインの鷹倉杏璃が初恋の相手とされる程。
二次元が初恋じゃダメですか!?
この縁からか、同ブランドから自身が主役の短編ADV『さくら色Dreamer』が発売され、『Clover Day’s』のライターがシナリオを担当。
他にも配信中にエロゲを誤起動してしまう事があり、先述のゆずソフトともそうした縁が出来た他、
(VTuberを介してだが)民安ともえ女史と成瀬未亜女史のコンビともコラボした。
ただし抜きゲーや寝取られ系は本気で嫌悪しており*1、『FINAL FANTASY X』劇中でのユウナとシーモア=グアドとのキスシーンに発狂。
以降、彼が出る度に憎悪を向けたりもした
(このシーンはみこのみならず、兎田ぺこらや後輩の大空スバル等といったVTuberの脳を破壊した)。
また、お紳士様向けの恋愛ADV『バニーガーデン』では推しのキャストとは別のキャストに浮気したのを棚に上げて
推しのキャストの誕生日イベントに招待されなかった事にブチ切れていた。
その反面、『School Days』はお気に入りの作品らしく、スバルにアニメ版の魅力と伊藤誠のクズっぷりを力説していた*2
ペルソナ4』の実況配信では女性陣に6股をかけた事から「伊藤みこお」呼ばわりされたり、
『Venus Vacation PRISM -DEAD OR ALIVE Xtreme-』ではダブルブッキングで修羅場になりかけた辺り、誠の事を笑えないが
調子に乗るなよ
トラウマ再び(15:30~15:50)
上記以外だと、『アンチャーデッド』シリーズにおいては主人公のネイサン・ドレイクの吹替を担当した東地宏樹氏のファンであり、
配信中にサプライズとして本人からのビデオレターが届いた時には限界化し、母も同氏のファンである事から一生モノの家宝とした。

ホロライブのムードメーカーにして顔役の配信者の1人であり、
黎明期から様々な苦難を乗り越えて活動を続けてカバーをVTuber業界有数の勢力にした立役者の一角でもある。
まず、ホロライブの配信者の中でも特にクリエイティブ・企画力に長けており、
「ホロライブマリオカート大会」「ホロライブマイクラ運動会」「新年みっころね24時」など、
複数のホロライブ配信者が参加する大型企画を立案・運営の進行管理を担い、度々参加者や視聴者を大いに盛り上げる中核となっている他、
プロレスゲーム『WWE2K22』(北米版。ニコニコ動画では「 エキプロ 」でお馴染み)で、
ホロライブメンバーを女子プロレスラーとしてキャラクリで見事に再現する(一部ネタ枠がいるが)など、
要所でエリートに違わないセンスの高さを見せている。
特に『キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS』にて作成した主人公の外見が中学生とは思えぬ屈強な体格にピンク色の角刈りだった事や、
(ゲーム中の選択肢の結果だが)メインキャラの日向小次郎相手はおろか、世界という大舞台を前にしても終始イキり散らした態度から、
みこ本人をして「エゴイストの怪物」と評する等と視聴者に絶大なインパクトを残した。
その結果として『モンスターハンターワイルズ』でも『キャプ翼』にて作成したキャラの再現を行い、
同じく『キャプ翼』配信時の主人公を再現した大空スバルと共に狩人生活をエンジョイしている。
他にも、同じく0期生の星街すいせいの「すいちゃんは~?」「今日もかわいい~!」というコール&レスポンスの後半部を、
胸が今日も小さ~い」とアレンジした挙句星詠み(星街ファン)に完全に定着させるなど他配信者に与える影響も大きい
(なお、現在はすいせいの項目でも触れている通り、コメントやファン達から「小さい」と呼ばれ続けている事に苦言を呈しているので注意)。
手描き再現

グランド・セフト・オートV』では金策の為にすいせいと共に「指定暴力団ホロライブ」を設立したり、
「不知火建設」としての活動では軍事基地への襲撃の為にヘリの速度を上げようとした際、「Fで加速」という助言を真に受け、
実際は脱出用のアクションとは知らずに放り出されてしまう等とネタに事欠かない
(同様のネタは他のホロメン達も騙された)。
また、嘗てのコロナ禍時の実況配信では、「このご時世は家で大人しくしていないと」と言う建前で「すていほーむ!」と叫びながら、
片っ端から通行人をライフルで撃ちまくる、通称「すていほーむ射殺事件」を起こし、
まだVtuberという概念の知名度が低かった当時の国外の視聴者達の間で「やべー配信者がいる」と話題になり、
国外でのホロライブ知名度を大きく上げたことでも知られる。
※御覧の所業はほんの一部です

しかし視聴者を何よりも惹き付けるのは、
他の配信者とは一線を画す自称えりーとの持つホロライブ上位のポンコツぶりとホロライブ最強の不運体質が悪魔融合した、
歩くハプニング大賞製造機とも言うべきミラクル不憫体質、そしてそれに伴う数々のリアクション芸である。
ホロライブは生配信メインのため、余程の事情がない限りハプニング大賞のような予期せぬ出来事もノーカットで放映されるのだが、
さくらみこは意図せず不憫な目に会う頻度がホロライブの中でもダントツで多く、
何も狙ってなくても彼女が動き、喋ればそれだけで本人にその気が無くとも2回に3回は必ず何かを起こしては、
キレ散らかしたり泣きべそをかくなど不憫面白い(「不憫かわいい」ではない)リアクションで視聴者を爆笑させている。
このトラブルのうち半分は当人のポンコツで起きているのだが、もう半分は本当に天運に見放されているか、
撮れ高の神様から投げキッスされてるとしか思えない「純粋な運の悪さ」で起きること、
何が起きるか分からず、何より事が起きた時のリアクションが見ていて元気が出るレベルで面白過ぎるため、国内外問わず彼女のファンは非常に多い。
……日本だと「自称アイドルのリアクション芸人」、海外だと「自称アイドルのコメディアン」と誰一人としてアイドル扱いしようとしないが、
本当のことだからしょうがな(この執筆者はすていほーむされました)。
特に『Minecraft』の焼死には定評があり、火災的な意味で炎上キャラ扱いされることも。
おかげで溶岩バケツがねんどろいどのアクセサリーとしてついてくる始末
他にも当人のポンコツぶりが窺えるエピソードとしては、加湿器を愛用していたものの長らく水を入れて使う事をしなかったとの事で、
その理由として、本人曰く「加湿器は空気中の水分を吸い上げて還元するもの」だと思っていたらしく、
家電メーカーのSHARPがTwitter上にてみこに直接「SHARPは魔法使いじゃないぞ」とツッコんだとか
(このくだりは「不知火建設」を題材とした公式コミカライズ『しらないこと研究会』でも取り上げられたり、
 後に外気の水分を室内に還元する加湿器を開発していてみこは反応していたり。
 この一件がきっかけか、後にSHARPとのコラボも決定しておりつくづく加湿器と相即不離な関係になった)。
また、漢字等にも非常に弱く、森林をもりりんと読んだり阿鼻叫喚を「あえんびえん」と読む等しており、
後者は上記の通り不憫な目に遭う度にネタにされているほか、6期生の鷹嶺ルイが『漢字でGO!』をプレイしたところ、
阿鼻叫喚と出題された際にあえんびえんと打ってしまった等、他配信者にも影響を与えている。
英語力も当然ながらえりーとであり、『Minecraft』ガチ勢であるカエラ・コヴァルスキアからエリトラを分けて貰った際、
「I am your boss」と発言してしまっている
(なお、カエラの推しの一人にはみこも含まれている事もあり、気を悪くするどころか「ok master!!」と返した)。

+ さくらみこリアクション伝説まとめ

また、ホロライブ配信者の中では珍しくリアル世界で活動する「みこだにぇー」という分身を持っている。
ただし、2022年4月辺りからエイプリルフールで一時的に公式Twitterを乗っ取るなど、
本体であるさくらみこにも制御不能の独立した存在と化している節が見られる。

ともあれ、これらの多岐に亘る魅力から多くのファンを獲得しており、某個人勢VTuber*3も彼女の配信の視聴者だと公言している他、
ソードアート・オンライン』の作者、川原礫氏は彼女のホロライブ加入前=知名度が上がる前から視聴勢だったことを明かすなど、
有名人にも彼女の配信を愛好する者は多く、2023年2月には東京都知事の小池百合子女史から東京観光大使に任命された。

ゲームのプレイスタイルは覚醒タイプ。
普段は上記の不憫トラブルメーカー体質によりすぐゲームオーバーになったり、
初見殺し系のギミックにはほぼ全て引っかかったり、ついでにドジを踏んだ時のリアクション付き切り抜き動画がやたら多いため、
ゲームの腕はホロライブの中では下位ととらえられることが多いが、これは半分間違い。
平時はそんな感じだが、さくらみこは時折「覚醒」と呼ばれる現象を起こすことがあり、
この状態の彼女はゲームの強さが激変してホロライブ最強クラスの一角と化す。
最初にこれが確認されたのは戌神ころねと共に配信を行った『A WAY OUT』で、
「周囲を10人以上の警官に包囲された状態で遠く離れた車に辿り着け」というイベントにおいて、
クロックアップ級のキャラコンで30発近く放たれた銃弾を躱し、1~2発しか被弾せずに車に到着するという離れ業を見せた。
その後も『マリオカート8』で最大出力のぶるぶるマシンの上で操作するというハンデを負いながら、
「みこちの不憫面白い場面を見るためなら手段を択ばず接待プレイを絶対にしない狂人(誉め言葉)」として定評のある、
35P達が跋扈する視聴者参加型レースで1位を取ったり、『世界のアソビ大全51』でゲストと競う企画「みこに勝たないと出られない部屋」では、
普段はプレイングミスに定評のあるしぐれうい以外の参加者に全戦負け越して、裏でいつでも出られる自動ドア企画と称されているのに、
ホロライブ最上位陣の筆頭である湊あくあの卒業直前での最後の戦いでこれまでにない程の覚醒状態と化して拮抗した戦いを見せるなど、
この状態の彼女は他のホロライブ配信者ができないことを平然とやってのける。
ただし覚醒モードになっても運の悪さだけは変わらず、好成績寸前で突拍子もない不幸に見舞われて痛い目を見てしまうことも。
その運の悪さは角巻わためとのじゃんけんにおいて、結託や工作をしている訳ではないにも拘らず、
あいこと白星の数を足しても及ばない数の黒星を重ねた通称「不勝伝説」を築く程。
他にも『Among Us』では同じく結託や工作されているわけでもないのになぜかやたら序盤でインポスターにキルされる確率が高く、
それで生きていたらいたで役割問わず「みこちが残っているのは怪しい」という理不尽な理由で毎度疑われる始末である。
ついでに計算が必要なゲームは覚醒の有無問わずに苦手なようで、『世界のアソビ大全51』でも、
五目並べで白上フブキに僅か25秒で敗北する通称「五目並べRTA」(負ける方)を達成し、
別の配信で行われたフブキとの対戦では、忖度ありで最終的に1勝32敗という冗談のような大敗を喫した。
一方で、『Among Us』でインポスターになった際に相方の星街すいせいが起こしたサボタージュ(妨害)をつい修理するミスを犯すも、
即座に行われた会議で修理したことをアピールして自分がクルーメイトかのようにカモフラージュして最終的に勝利したり、
ポケットモンスター』では自身が倒された時に敵もひんしにする「みちづれ」を覚えたフワライドを主力の1匹にして度々勝利するなど、
妙な形で機転を利かせて自分のポンコツや不運を武器に変える時もある。
覚醒の始まり(2:30~)
対人戦でロマン技を決める無駄に高度な覚醒

また、格闘ゲームは主に『ソウルキャリバーVI』の実況配信を行っている。
当初は格ゲーそのものの初心者ということで、状況確認しないガチャプレイ&ぶっぱ多用気味な戦い方が多かったのだが、
不定期に前述の覚醒を起こすのに加えて回数を重ねるごとに徐々に腕を上げていき、
常連参加者にしてクリエイト系の個人勢VTuberのつくものお壱氏をして「油断したら死ぬ」とまで言わしめる程に上達している。
しかし、企画の知名度が上がるにつれて廃人レベルのプレイヤーもさらに多数参加するようになったため、
腕を上げてからも総合的な勝率は高くなく、「〇連勝」目標企画実況も大抵リスナーに阻止されている。

むしろこの実況では擬態型ワッカやシーモアスパチャを始め他社所属を含む配信者達、アニメ&ゲームキャラ、特撮ヒーロー、時事ネタ、
果てはネタ枠(例「みこちの椅子」「五目並べRTA」)などを模した、35P達の秀逸すぎるキャラクタークリエイトのお披露目と、
それらを見たみこのリアクションが売りとなっているほか、勝敗よりも当該キャラや原作の特徴、配信内容の再現を重視した結果、
みこが勝ちを拾ったという事も少なくない。
その為、みこは『ソウルキャリバーVI』の対戦配信を「コスプレ会場」と称している。

その他、格ゲー関連では公式が投稿したショート動画「もしも格ゲーに出演した時のために必殺技を準備しておこう!」のホロウィッチ版にて、
天音かなたの超必殺技にて姫森ルーナと共に協力して攻撃する役として登場している。
そしてホロウィッチ版第2弾でも(やられ役として)登場した。
そしてやられ役が目立つマリン
今度はやられ役で目立つみこち

Idol Showdown』でもコラボ(アシスト)キャラとして登場。
スーパーチャットゲージ3本消費で、操作キャラの後方から現れ、躓いて転倒する「魔王みこち」。
STARゲージ2本消費で、溶岩バケツの中身をぶち撒いて自分に引火する「溶岩大惨事【ディザスター】」が使用可能になる。
……この扱いには本人も若干ながら苦言を呈していたが、溶岩の固め性能は高く、攻守共に優秀な技ではある。
参考動画

家族構成は父と母(おかあたん)、弟(おとち)と妹(いもち)。
実家での一人称は「ちゃっぴぃ」で、弟や妹からも呼ばれていたりチャンネル登録者数が200万人を突破した際には、
母が宛てた直筆の手紙にも書かれていたのだが、みこ本人としては35Pがその名で呼んだらブロックするとの事。
なお、2025年のゲーム『首都高バトル』にてハッピーチャッピーという名のライバルキャラが出た際は敵意を向けた
(ハッピーチャッピーの初出はドリームキャストでリリースされた『首都高バトル2』のほか、
 他作品でも『ピクミン』シリーズにはチャッピーという名の敵性生物が登場する)。


MUGENにおけるさくらみこ

キズナアイも手掛けたkano1氏(Adelina Cano氏)によるMUGEN1.0以降専用キャラが某所で公開されている。
死に設定となった電気を放つ攻撃やぽかぽか殴りをする技などがある。
超必殺技では神頼みで敵を攻撃する。

AIはデフォルトで搭載済み。
koyu@TWINT氏による性能改変パッチも公開されており、導入すると強中位~上位程度の強さに調整される。
詳しい改変箇所はReadmeに記載されているので確認しておこう。
紹介動画

なお、カバーはガイドラインに違反しない範囲で二次創作を許容しているが、
ルールとマナーを守って楽しくMUGENをプレイしよう。


「ふざけんじゃねええええええ!!(断末魔)」

出場大会



*1
というのも、みこ本人がエロゲを堪能する際のスタンスとしては「女の子の可愛さや当事者同士の関係の進展を堪能する」事であり、
エロシーンはその延長線上や結果でもあるとの事。
その為、そうした部分に焦点を当てる日常パートの重要性を説き続けていたのだが、尚もエロシーンを催促するリスナーに対し、
「ストーリーを楽しまなければ、そのシーンはただの抜きゲーなんだよ。AV見てろ!!」と一喝した。
ガチ名言炸裂

*2
その際「究極のヘタレという業を背負っている」「優しい一面もちゃんとある」と前置きをしつつ、
「すべてを台無しにする性欲の悲しき獣」と評した。
なお、悲しき獣とはスバル視点で「日頃の行いが報われない不遇キャラ」の事で、スバルの感性に刺さりがちなキャラでもあり
(誠の場合はほぼ自業自得ではあるが)、
2022年の悲しき獣・オブ・ザ・イヤーは『テイルズオブジアビス』の主人公、ルーク・フォン・ファブレとの事。

*3
元々推しのキャラであったため、みこもまたこの某個人勢VTuberこと桂言葉のデビュー配信を観ていたらしいが、
同じく彼女の配信を観ていた35Pに全肯定bot状態だったことを突っ込まれていた。
視聴の様子


最終更新:2025年04月20日 15:34