【ポケモンボックス ルビー&サファイア】

ポケモンボックス ルビー&サファイア とは、【ニンテンドー ゲームキューブ】用のゲーム。

概要

ポケモンボックス ルビー&サファイア


他言語

Pokémon Box: Ruby & Sapphire (英語)

ふりがな

ぽけもんぼっくす るびーあんどさふぁいあ

ハード

【ニンテンドー ゲームキューブ】

メディア

8cm光ディスク

ジャンル

ユーティリティ(ツール)

発売元

ポケモン

開発元

任天堂
ゲームフリーク

プロデューサー

宮本茂
みき けんじ
つる ひろあき

ディレクター

ひしだ たつや
うすい けんた
増田順一

プレイ人数

1人

発売日

2003/05/30 (日本)

値段

通常版:2,000円(税別)
お買い得パック:2,800円(税別)

レーティング

CERO:全年齢対象

同梱物

オリジナルカラーのメモリーカード59
お買い得パック:GBAケーブル

対応機能

GBAケーブル

使用ブロック数

59
(メモリーカード59専用)

シリーズ

ポケットモンスターシリーズ

日本販売数

約23万本

【ニンテンドー ゲームキューブ】向けに発売されたポケットモンスターシリーズの1本。
そのタイトル通り、【ポケットモンスター ルビー・サファイア】に対応した、【ポケモン】の収納ボックスツール。GBAケーブルで【ゲームボーイアドバンス】と接続を行う。
合計で1,500匹のポケモンを出し入れする事ができる。

通常版は赤色と青色のツートンカラーの特別なメモリーカード59を同梱しており、価格は2,000円(税別)とかなり安価。これにGBAケーブルを付属したセット版の「お買い得GBAケーブルパック」は2,800円(税別)とこれまた安価で販売された。
メモリーカード59とGBAケーブルは各単体1,400円(税別)で販売されているため、連動用タイトルとしてみても、本作がいかに安いことがわかるだろう。
この安さはゲームキューブ全体としては【あつまれ!!メイド イン ワリオ】?の3,800円(税別)も凌ぐ、最も安い値段である。

仕様上、GBAケーブルとGBA本体、『ルビー・サファイア』のゲームソフトが無ければ、殆どの要素を遊べないという割り切った作品である。

本作よりも後に発売された【ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン】【ポケットモンスター エメラルド】でもポケモンの出し入れは対応しているが、「ぼうけんにでる」モードが使用できない。これはGBAのゲームソフトを直接起動しているのではなく、本作の中に『ルビー・サファイア』のROMイメージを内蔵して起動しているためである。

メモリーカード59にのみ対応しており、メモリーカード251にはセーブできないという珍しい作品。

ゲームシステム

  • ポケモンの出し入れ
    本作はメモリーカード59にGBAのポケットモンスターシリーズからポケモンを出し入れする事ができる。
    60匹入れられるボックスが全部で25個用意されており、合計で1,500匹のポケモンを預けられる。
    ただし、ポケモン図鑑に登録されたポケモンの種類が100匹以上でないと、他のソフトから預けたポケモンを引き出す事ができない。
    また、『ファイアレッド・リーフグリーン』はネットワークマシン完成、『エメラルド』はゲーム内で全国図鑑を手に入れてないと接続すらできない。
    本作を利用してポケモンに持ち物を持たせておくことで、道具のやり取りも可能。
    従来作品同様、ポケモンセンター内でレポートをしていないと利用することができない。
    『ルビー・サファイア』なら後述する「ぼうけんにでる」を利用すればいいが、それ以外はGBA側で起動させる必要がある。
  • メモリーボックス機能
    本作のボックス(メモリーボックス)はGBA(アドバンスボックス)で行える機能だけでなく、「いちらん」にしてポケモンをリスト形式で眺める事ができる。(構成は【ポケモンスタジアム金銀】に近い)
    わざやとくせいからポケモンを集めたり、名前・タイプ・レベルなどで検索も可能。
    ただし、「いちらん」ではポケモンの移動や道具を使うといった従来でできた要素が削られている。
  • ディスプレイ
    メモリーボックスに預けたポケモン達はコマにして飾る事ができる。
    ステージを作って編集して眺める事も可能。
  • レポート
    出し入れやディスプレイが一通り終わったら、「レポートをかく」を選べば状況がセーブされる。
    書かずに電源を消すと当然ながらセーブされない。
  • ご褒美のタマゴ
    一定数のポケモンを預けると、ご褒美として特別なポケモンのタマゴがメモリーボックスに送られる。GBAに運んで孵化すれば自分がおやの状態で手に入る。
    受け取りのフラグはGBA側に保存されるため、GBA側のセーブデータを消せば何度ももらえる。
    貰えるタマゴのポケモンは以下の通りである。
  • ぼうけんにでる
    『ルビー・サファイア』と接続している時のみ可能。『ルビー・サファイア』を遊ぶことができる。当然ながら接続しているバージョンしか遊べない。
    こちらはポケモンセンターでレポートしていなくても利用可能。ポケモンセンターでレポートしたいときにも利用できる。
    『ファイアレッド・リーフグリーン』と『エメラルド』では遊べない。これは概要欄にある通り、ROMイメージを起動しているため。
    そのため、【Wii】でもこの機能で『ルビー・サファイア』を遊ぶ事が可能。
    基本的なUI等は【ニンテンドー ゲームキューブ ゲームボーイプレーヤー】と同じだが、ゲーム画面を撮影してボックスの壁紙として使える機能がある。
    GBA側と接続することでセーブデータを読み書きを行うため、バトルタワーのレポートの書き込みをわざと失敗させてプレイするという抜け道に利用させることがある。

キャラクター

BGM

BGMの殆どが『ルビー・サファイア』からのアレンジのみでまとまっている。

関連作品

リンク

余談

  • 【ポケモンバトルカードe+】?によってデータが書き込まれていない「ナゾのみ」を入手するには本作が必要である。
    • 『ファイアレッド・リーフグリーン』『エメラルド』では本作を利用しないと入手することすら不可能である。
  • 本作を利用することで『ルビー・サファイア』にて【ミズゴロウ】だけを図鑑登録して殿堂入りすることが可能である。詳しくはミズゴロウの項目を参照。

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最終更新:2023年09月03日 13:38