454 :パラレルワールド[]:2010/11/30(火) 17:58:26.59 ID:pHpgjnYB0
あらすじ
突然、2010年の東京に飛ばされてしまった宮藤。
そこで俺と出会い短い時間だが、一緒に過ごすことになる。
2人は打ち解け、その生活を楽しんだがついに帰る方法が見つかった。
俺は隠そうとしていたが、宮藤にはバレていて涙の別れとなったはずだが…
第3話「再会?」
――その頃、ストライクウィッチーズの世界では
ミーナ「まだ見つからないのね…」
坂本「その時の状況はどんな感じだったんだ?」
ゲルト「何回も言ったが、ストライカーを撃墜されて海に落ちた。その後すぐに応援が来てネウロイを撃破。
そして、宮藤を探したが…」
457 :パラレルワールド[]:2010/11/30(火) 18:03:20.17 ID:pHpgjnYB0
坂本「負傷していたわけではないのだろう?」
ゲルト「あぁ、だから泳いででも生きてると思ったんだが」
ゲルト「どうすればいいんだああああああああああああ」
ミーナ「落ち着きなさいトゥルーデ、どこか岸に辿り着いているのかもしれないわ」
シャーリー「そうだ、不謹慎な話だが死んだなら付近で見つかるはずだ」
ゲルト「だったら何故帰ってこない!あれからもうかなり経つぞ!」
ゲルト「はっ!もしや良からぬ輩に…」
その時、海岸の辺りで謎の発光があった。
シャーリー「ん?何か海岸の方が光ってないか?」
坂本「本当だな、何かあるのか?」
ミーナ「これは…宮藤さんだわ!」
ミーナがその能力で確認する。
しかし、反応は1つではなかった。
460 :パラレルワールド[]:2010/11/30(火) 18:08:34.66 ID:pHpgjnYB0
ゲルト「なんだと!?すぐに…」
ミーナ「待って!もう1つ反応があるわ。誰かはわからないけど…」
ゲルト「そいつが犯人だな!取り押さえにいくぞ!」
坂本「私達も行こう!」
―――――――――――――――――――――――
宮藤「ん…ここは…」
宮藤「海岸…基地の近くの…ってことは」
そう、宮藤は無事に帰ってくることができた。
しかし、たった今まで一緒に居た人が思い浮かび少し寂しくなる。
宮藤「俺さーん!ありがとーございましたー!」
これだけ大きな声で叫べば、きっと俺さんにも届くだろう。
そう思った矢先。
俺「呼んだ?」
宮藤「へ?」
振り返るとなんと俺がいた。
宮藤は、帰ってきたのだ…
おまけ付きで。
461 :パラレルワールド[]:2010/11/30(火) 18:13:29.52 ID:pHpgjnYB0
あの瞬間、本来なら宮藤だけ飛ばすはずだったのに
何故か俺まで一緒にこちらに飛ばされてしまった。
気付いたら海岸にいて、宮藤も倒れていたが目を覚まさないようなので
1人で付近を探索していた。
俺「しかし俺まで来てしまうとは…」
宮藤「予想外でしたね…」
俺「とりあえずどうしようか?」
宮藤「一旦基地に戻りましょう、事情を説明すれば俺さんも置いてもらえるはずです」
何事も起きなければいいが…
というか、何て説明すればいいんだ?
「違う世界から来ました!」とか言って信用してもらえるだろうか?
まあその辺は宮藤が証人になってくれるはずだ。
俺「あ、髪に砂がついてるぞ。払ってやるよ」
宮藤「ありがとうございます」
俺が手を出して、砂を払おうとした瞬間
右前方から何かが砂煙を上げて近づいてきた。
463 :パラレルワールド[]:2010/11/30(火) 18:18:15.47 ID:pHpgjnYB0
ゲルト「宮藤から離れろおおおおおおおおお」バキッ
俺はバルクホルンの全力で放った一撃に吹っ飛ばされた。
数回転したあと、状況を把握しようと周りを見渡す
俺「いってえ…一体なにが」
ミーナ「早く取り押さえて!」
弁論の余地もなく一瞬で縛り上げられ宮藤とも引き離された。
そして、尋問が始まった。
ミーナ「あなたは何者ですか?どうして宮藤さんと?」
俺「だから、何回も言った通りだって」
ミーナ「違う世界から来た…こんなのを信じろと?」
エイラ「雰囲気からして怪しい奴ダナ」
ゲルト「さっさと自白したらどうだ」
リーネ「この人が芳佳ちゃんを…発砲許可を…」ジャキン
ミーナ「待ちなさいリーネさん、とりあえず話を聞きだしましょう」
465 :パラレルワールド[]:2010/11/30(火) 18:23:23.28 ID:pHpgjnYB0
こんなやりとりを何回か
繰り返した後、宮藤が向こうからやってきた。
これでようやく解放されるのか…
宮藤「待ってください、その人は悪い人じゃないんです!」
―――――――――――――――――――――――
こうして俺の疑惑は晴れ、宮藤と共に何があったかを説明した。
皆半信半疑という感じだったが、何とか納得してくれた。
で、俺の処遇に関する話になった。
ミーナ「どうしようかしら…一般人を置いておくというのもねぇ」
ゲルト「私は、こんなどこの馬の骨ともしれん奴を認める気はない」
坂本「一応だが、何かの役に立つか調べてみたらどうだ?魔力はそこそこあるみたいだぞ」
すると、どこからともなく鳥が現れて喋り始めた。
鳥、正確には鷹だがかなり大きい。
鷹「さよう、こやつはウィッチとしての適正が高い。十分な戦力になり得るであろう」
俺「あ、さっきの鷹じゃん」
ゲルト「な、なんだこいつは!」
466 :パラレルワールド[]:2010/11/30(火) 18:28:27.39 ID:pHpgjnYB0
ルッキーニ「とりー!」
シャーリー「鳥…というか鷹だな」
エーリカ「こやつって…俺のこと?」
鷹「うむ。我は俺の使い魔である。」
全員「「「「ええええええええええ!?」」」」
俺まで絶叫してしまった。
なんせいきなり使い魔宣言されたんだから。
ミーナ「どうやら落ち着いたようね…」
エイラ「で、お前はいつ契約したンダ?」
俺「多分こっちの世界に来てすぐのアレかな…森を探索してる時に」
あの時、1人で探索していた俺は森でこの鷹と出会った。
いきなり喋るもんだから、こっちもかなり驚いた。
で、いきなりケツをつつかれたかと思ったら消えるし…
今思えば、あれは契約ということだったのか。
468 :パラレルワールド[]:2010/11/30(火) 18:33:18.90 ID:pHpgjnYB0
坂本「知性があり、話す使い魔というのは聞いたことあるが…」
シャーリー「ここまでペラペラ喋るやつは見たことないな」
ペリーヌ「しかし大きいですわね…」
リーネ「芳佳ちゃんぐらいあるんじゃ…」
ミーナ「話を戻します、俺さんは男性ですがウィッチとして飛べるということなの?」
鷹「あぁ、試してみるといい。」
そういうと、俺の使い魔はすうっと消えていった。
あいつがよく喋るせいで何か置いてきぼりを食らってしまった。
ミーナ「それならあの使い魔の言う通り、明日飛行テストをしてみましょう」
ミーナ「その結果で俺さんの処分を決めます」
坂本「今日はもう解散だ、各自好きにしてくれ」
坂本「部屋は…宮藤、案内してやれ」
宮藤「わかりました。俺さん、部屋に案内しますね」
俺は宮藤に連れられ、宛がわれた部屋に向かった。
469 :パラレルワールド[]:2010/11/30(火) 18:38:35.75 ID:pHpgjnYB0
宮藤「ここが俺さんの部屋です」
俺「ただいまー」ガチャ
宮藤「おかえりなさい…って、随分昔のことみたいですね」
俺「それにしても広い部屋だな」
宮藤「確かに俺さんの部屋に比べれば…」
俺「それは俺が甲斐性なしということか!」
宮藤「冗談ですよ」クスクス
こうして、何とか無事に1日を終えた。
一時はどうなるかと思ったが…
とりあえず明日だな、頑張ってテストを成功させよう。
そして迎えた翌日。
ハンガーには、ストライクウィッチーズ全員が集合していた。
みんな”パラレルワールドから来た俺”というのに、興味があるのだろう。
坂本「今回は飛行テストを行う。ストライカーはこれを使え」
俺「了解」
ミーナ「シャーリーさん、先導をお願い」
シャーリー「あいよー」
471 :パラレルワールド[]:2010/11/30(火) 18:43:08.12 ID:pHpgjnYB0
ミーナ「それでは飛行テスト始め!」
ウィッチーズが見守る中、飛行テストが始まった。
ブロロロロロロロロロ
シャーリー「ほー、一応ちゃんと飛べるみたいだな。ついてこれるか?」
そう言って、シャーリーは少しスピードをあげた。
俺は今のスピードが精一杯だったのに、もう上げれる余裕はない。
そんな時、頭の中に声が響いた。
鷹(力を抜け、体を楽にしろ。ストライカーと自分を完全に一体化させろ。
そしてイメージするのだ。自分が飛んでる姿や描く軌道を。)
言われたとおり、リラックスする。
すると、不思議なほどに楽になり、体に魔力が浸透するような感覚がした。
途端、スピードも簡単に上げられた。
まったく、使い魔ってのはすごいんだな…
シャーリー「驚いた、なかなかやるじゃないか」
そうして、少しの間飛んだ後坂本少佐から声が掛かった。
坂本「そこまでだ!2人とも降りて来い!」
472 :パラレルワールド[]:2010/11/30(火) 18:48:19.92 ID:pHpgjnYB0
ミーナ「変則的な軌道はまだまだだけど、ちゃんと飛べるわね」
坂本「はっはっは、しっかり鍛えてやるからな」
エーリカ「そういえば俺の固有魔法って何なの?」
俺「一言で言うなら…物に魔力を込めることができる。こんな感じだ」
ペリーヌ「それが何の役に立つんですの?」
俺「そうだな…坂本少佐、弓とかありませんか?」
坂本「それなら鍛錬用のが部屋にあるはずだが…」
俺「貸してもらえませんか?」
坂本「いいぞ、取ってこよう」
俺は、昨晩に固有魔法のこともある程度聞いていた。
使い魔によると、物に魔力を込められるらしい。
色々と条件はあるらしいが、とりあえず弓がいいと言われたのでそれを選択した。
―――――――――――――――――――――――
俺「では、撃ちます」
俺は矢を番え、弓を引き絞る。
そして矢に魔力を込めていく。
473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/11/30(火) 18:48:59.32 ID:lmHKC7tpP
リンク「同類か」
474 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/11/30(火) 18:49:46.61 ID:AdyPKIhY0
ハイラルの勇者自重www
確かに魔法の矢使うけどwww
479 :パラレルワールド さるでした[]:2010/11/30(火) 19:00:08.30 ID:pHpgjnYB0
――魔力充填完了、発射!
ヒュン ドッパァァァァァァァン
坂本「海が…」
宮藤「割れましたね…」
エイラ「おい見てミロサーニャ海が」
サーニャ「見てるわエイラ」
シャーリー「すげーな…」
ゲルト「しかし、発射に10秒もかかっていたら戦場では蜂の巣だろう」
ペリーヌ「その間動けない、シールドも張れないとなると役立たずですわね」
そこまで言わなくても、と思うが大方事実であり
この能力は実戦ではほとんど使えないだろう。
ミーナ「だったら誰かに守ってもらえばいいんじゃないかしら?」
坂本「そうだな。まあその辺は追々考えていこう。」
こうして、戦力として認められた俺は正式にストライクウィッチーズに入隊となった。
俺自身もどう使うか考えないとなぁ…
ま、あの使い魔もいるし大丈夫か。
480 :パラレルワールド[]:2010/11/30(火) 19:02:55.73 ID:pHpgjnYB0
その夜、珍しく食堂でシャーリーと2人になった。
シャーリー「で、結局宮藤とはどこまでいったんだ?あっちじゃ同棲してたんだろ?」
シャーリーが肩を組んで聞いてくる。
…柔らかいものが腕に当たっている。
狙ってるのかそうじゃないのかしらんが、こっちはドキドキしっぱなしだ。
なるべく平静を装って、質問に答える。
俺「だから何も無かったって何度も言っただろ?」
シャーリー「そう隠さずに、ほらほら」ニヤニヤ
シャーリー「宮藤もけっこう懐いてるみたいだしな」
どうにか答えをはぐらかしていると、噂をすれば何とやらで
宮藤が来てしまった。
これはマズい気が…
宮藤「ちょっとシャーリーさん、何してるんですか!」
シャーリー「ん?俺と親睦を深めようと思って」
宮藤「だ、だったら肩を組む必要は…」
シャーリー「別にいいだろ?」
481 :パラレルワールド[]:2010/11/30(火) 19:04:30.24 ID:pHpgjnYB0
そう言いながら、さらに強く組んできた。
当たってます!当たってますよシャーリーさん!
なんていうかもう俺の頭の中は、真っ白だった。
宮藤「だめです!俺さんも嫌がってるじゃないですか!」グッ
シャーリー「別に嫌じゃないよな、俺?」
宮藤「だーめーでーすー」グイグイ
引き剥がそうとする宮藤と、離すまいとするシャーリー。
シャーリーはわかっててからかってるよな、絶対。
そうこうしてるうちに、夜は更けていった。
俺はこれからどうなるのだろうか…
次回予告
一人前に戦えるように、訓練する俺。
そんな中、ネウロイがやってきていよいよ俺の初陣となる。
果たして俺は無事に戦場から帰れるのだろうか…
最終更新:2013年02月02日 13:16