あらすじ うわー足三本だ
俺「うえええええええええ!?足が三本!?本当だああああ!?」バサバサバササッッ
エーリカ「えっ!?義足じゃないの!?」ガタンッ
バルクホルン「ハルトマン・・・本気で思ってたのか?」
エーリカ「うん」
芳佳「えええええええええ!?3本ですか!?」アタフタ
俺「えっと、とりあえず、図書室に行ってきます」バサササササササッ
リーネ「あっ、行っちゃった」
芳佳「俺さんの分、どうしよう」
エーリカ「芋は私が!」ガタンッ
ルッキーニ「はいはーい!じゃータコは食べるー!」バタンッ
エイラ「野菜はいたたくぞ!」スタッ
坂本「米は貰ったあああああああああああああああああっ!」
俺「ふう、ここが図書室か」
図書室に着くまでに足を隠すことを試してみた。理由は簡単。三本足だと隠れている時にばれるからな。
実際何とかなった。これで安心してのぞk・・・おっと。ワタシワイッタイナニヲイッテイタノデスカ?
俺「さて、どれだ?」
世界のカラス分布、カラスの種類、世界の伝承・・・おっと、これかな
俺「あったあった。なになに?モリガン・・・いや、俺は扶桑人だからむしろこっちだろ。
なになに?ギリシア神話?ちがう、なら・・・、あったあった。ふむ、やっぱり八咫烏か」
俺「しかしなんで何で八咫烏に?まーいいか」
俺「どうも。お騒がせしました」
坂本「どうだ?何だったのか分かったか?」
俺「えっとですね。詳しくはわかりませんが、八咫烏の可能性が一番高いと思いますよ」
坂本「はっはっはっはっは!そうかそうか!それは珍しいな!頑張るがいい!はっはっはっはっは!」
俺「少佐、なんでそんなに機嫌がいいんですか?」
坂本「米をたくさん食べたからだ!はっはっは!」
俺「あああああっ!俺の昼飯がない!」
エーリカ「それはおいといて、それっていったいなんなのー?」
坂本「扶桑の伝説上の生き物だっ!はっはっは!」
バルクホルン「ほおぉ。それは強そうだな。どうだ俺、一戦交えてみないか」
俺「ええええええええええええええ!?」ガタンッ
エーリカ「面白そうだねー」クスクスッ
ミーナ「トゥルーデ、ほどほどにね」クスクスッ
俺「本当にやるのか・・・」
ミーナ「えーと、8日後ならネウロイも来る気配がなさそうだし、その日にやったら?」
バルクホルン「ほう、一週間の準備期間か。俺!心して待っていろよ」バン!
俺「」コクッガクガクブルブル
芳佳「俺さん、大丈夫ですかー?」
俺「」コクッガクガクブルブル
リーネ「紅茶、入れましょうか?」
俺「」コクッガクガクブルブル
エイラ「おーい生返事してるダロー」
俺「」コクッガクガクブルブル
サーニャ「頷いてる・・・」
俺「」コクッガクガクブルブル
エーリカ「とりあえず部屋に戻ったらー?」
俺「」コクッガクガクブルブル
ペリーヌ「ほ、本当に大丈夫ですの?」
俺「」コクッガクガクブルブル
ルッキーニ「俺ー俺ー聞いてるー?聞いてるなら頷かないでー」
俺「」コクッガクガクブルブル
シャーリー「こりゃもう完全に精神的に行っちゃったな・・・」
俺「」コクッガクガクブルブル
坂本「はっはっはっはっは!」
俺「」コクッガクガクブルブル
バルクホルン「ええい、いつまでうじうじしている!さっさと部屋に戻れ!」
俺「」コクッガクガクブルブル
芳佳「そうだ!坂本さん・・・」コショコショ
坂本「なるほど!そうだ、エイラ、バルクホルン」コショコショ
エイラ「おっ、面白そうだな。サーニャぁ」コショコショ
バルクホルン「馬鹿ものっ!カールスラント軍人たるもの・・・いや、いいか。ハルトマン!こっちだ!」コショコショ
坂本「たあっ」ポイッ
つ黒い元液体の固まった物体
エイラ「ほいっ」ポイッ
つ黒い飴のような物体
バルクホルン「だすっ」ポイッ
つ白い懐から取り出した謎の物体
芳佳「とうっ」ポイッ
つ茶色いねばねばした物体
サーニャ「えいっ」ポイッ
つ茶色い鍋についていた物体
エーリカ「とすっ」ポイッ
つ白いまるで料理に失敗したような物体
俺「ぎゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ガバッ゙
その時に何があったかを詳しく話そう。要は口の中に謎の物体を六個一気に投げいられたわけだ。
そうなったらどうなるか。少し考えてみても欲しい。あなたも寝ていたり落ち込んでいる時にやってみては
いかがだろうか。
口の中に広がるあの味は何とも言えなかった。絶対ネウロイも破壊できるよ。
俺「が・・・は゛っ゛」バタッ
ペリーヌ「あっ、俺さんっ!?」
ミーナ「大丈夫!?俺さん!俺さん!」
シャーリー「俺ー!聞こえるかー!」
ルッキーニ「脈ない!呼吸ない!瞳孔・・・開いてる・・・」
リーネ「えええええええええええええ!?」
俺「う・・・ん?なんだここは?体が軽いな」
自分の眼の前にはどこまでも続いているような川と同じくどこまでも続いているような花畑。
俺「あの花は・・・蓮かな?」
少し進んでいくと、橋が見えた
俺「橋があった。渡ってみようかな」
しかし橋の上には一つの黒い影。しかしなぜか全く警戒はしなかった。
俺「黒い・・・鳥、カラスか。足が三本もあるな。なんだろう」
カラス?「俺、貴様がいるべきはここではない」バサッバサッ
俺「なんで俺の名前を知ってるんだ?しかし、ここにいるべきではないとはどういう意味だ?」
不思議と言葉がため口になる。まるで昔から知っている友人と話しているようだ。
カラス?「貴様はまだ死ぬべきではないと言っている。何のために貴様を助けたと思っている」バサッバサッ
俺「どういう意味だ?俺を助けたって」
カラス?「ふん、まだ思いだせないか。まあいい、今は別に思い出すべき時ではないからな」バサッバサッ
俺「何の話をしているんだお前は?」
カラス?「思い出せたらわかるさ。しかし今はその時ではないと言っている」バサッバサッ
俺「なんだかよくわからんがとりあえず待てということか?」
カラス?「まぁそうだな、さあ、帰るぞ」バサッバサッ
俺「どこに帰るんだよ?帰り道は知らないぞ」
カラス?「心配するな。私が知っている。足をつかめ」バサッバサッ
俺「りょーかい」バシッ
カラス?「では行くぞ」バサッバサッ
俺「うおっ」ガバッ
芳佳「あっ、俺さん!」ホッ
エイラ「よかった。死んだかと思ったぞ?」
エーリカ「美少女を心配させるなんてなんて罪な男なんでしょう~」
ミーナ「あなたのせいでもあるでしょ?」
エーリカ「うぐっ」
俺(なんだったんだ?あれ・・・)
周りを見るとそこは食堂だった。
俺(ああそうか。あそこは三途の川か。じゃああのカラスは?ええいめんどい。もう無視しよう)
俺「あっ、質問があるんですけど。一つ、一番大きい塊を投げ込んだのは誰ですか?確か最後に入ったはずですが、あれでとどめを刺されました二つ、みなさん何を投げ入れたんですか?」
坂本「肝油ドロップだ。はっはっは!」
エイラ「サルミアッキだぞ」
バルクホルン「ちょ・・・調味料たくさんだ」
芳佳「納豆ですよ!」
サーニャ「鍋の焦げ・・・」
エーリカ「一番大きいの私かも」
バルクホルン「まさか、ハルトマンの手料理か?道理で昨日キッチンから異様な臭いがしていたのか」
エーリカ「てへっ」
ミーナ「料理禁止と言ったはずよ?エーリカ?」
エーリカ「ご・・・ごめん、賞味期限切れの食材があったからつい作ってみたくなっちゃった」
俺「だからあんなひどい味がしたのか」
エーリカ「ごめん、ついつい投げ入れちゃった」
俺「冗談じゃ済みませんよ・・・」
こうして
二日目が終わった。ちなみにこの後エーリカはたっぷりお仕置きされたらしい。
俺「いやー今日はいい朝だ。そうだ。バルクホルンさんと戦うんだった。ちょっとカタログ見てみよう」
俺「じゃあミーナさんの所に行かないとな。そのあとにストライカーでも見ていくかな」
コンコン
ミーナ「はい、どうぞ」
ガタッ
俺「俺伍長です。武器のカタログを見せていただきたいのですが」
ミーナ「ええ、いいわよ。トゥルーデと戦うの、頑張ってね」クスクス
俺「は・・・はい」ガクガクブルブル
俺「あったあった」
今は格納庫にいる。何をしているのかと言うと、ストライカーユニットを見ているのだ。あまりみてなかったからな。
シャーリー「おっ、俺じゃーん」
俺「あ、シャーリーさん。いったい何をしているんですか?」
シャーリー「ちょっとストライカーユニットを改造しているのさ。前音速を超えてね。ウンタラカンタラ・・・」
小30分経過
俺「へぁ・・・へぁ・・・」
ルッキーニ「ふぁ~あ、よく寝た。あ、シャーリーと俺だ!シャーリー!俺ー!」
シャーリー「おー!ルッキーニー!起きたかー!」
俺「おお・・・これが天からの助け船か」
ルッキーニ「とうっ」クルクル タスッ
俺「いや、ルッキーニさんはすごいですね。運動神経がよくて」
ルッキーニ「えへへー。それほどじゃないよー」
シャーリー「そうだ俺!お前のストライカー見てみていいか!あんなの見たことないんだ!」
俺「いいですよー」
ルッキーニ「うじゅー。私も見るー」
シャーリー「真っ黒だなー。まるで俺のために作られたみたいだ」
ルッキーニ「私もこんなの見たことないよー!」
シャーリー「おっ?なんだこれ?」
ルッキーニ「なんだなんだー?」
俺「えっ?なんですかなんですか?」
シャーリー「凄いぞこれ!武器を収納できる!」
ルッキーニ「一個だけじゃないよ!もっとある!えっと、八個ぐらい!」
俺「えええええ!?」
シャーリー「俺ーありがとうな。面白かったぞー」
ルッキーニ「ありがとうねー俺ー」
俺「面白い?なんで?」
シャーリー「ふんふんふーん」トテトテ
ルッキーニ「ふふふふふーん」トテトテトテ
俺「なんだったんだろう。しかし八個も武器を収納できるのか。どうしようかな」
俺「部屋は落ち着くなー。さて、どれにしよう。お金は給料がたくさん入るらしいし、たくさん買おうかな」
パラパラパラ・・・
俺「じゃぁ、これとこれとこれかな?これだけあれば多分医務室には送られないはず」
コンコン
芳佳「俺さーん。ご飯ですよー」
俺「あ、はい。わかりましたー」
俺「おー、納豆だ!」
シャーリー「・・・はぁ」
バルクホルン「・・・はぁ」
エーリカ「俺ー。昨日はごめんねー」
俺「いやいや、別にいいですよ」
エーリカ「ではこれから俺には試食を頼もうかな?」
俺「それはやめてください・・・」
ミーナ「だめよ、エーリカ。昨日だけで何個調理器具がなくなったと思ってるの五個よ。五個」
エーリカ「ごめーん」
俺「ははは・・・」ガクガクブルブル
エーリカ「ごめーん」
俺「ははは・・・」ガクガクブルブル
エイラ「俺ー、なんかごめんなー」
サーニャ「・・・ごめんなさい」
俺「いえいえ、いいですって」
俺「食った食ったー。ごちそうさまでした」
エイラ「何か俺が来てから凄い疲れるなー。また風呂にでも入るかなー」
エーリカ「私も入ろうかなー」
芳佳「あっ、私も入ろー」
バルクホルン「わ、私も入るか」
俺(昨日に続いて再びチャンス到来!)
以上で終わりです。支援してくださった皆様、ありがとうございました。長く続いてすみません。次の方、どうぞ。
最終更新:2013年02月02日 14:18