―――――――――――――ロマーニャ基地・食堂
私「美味しいですね。おかわり~♪」
宮藤「えっ!?またですか!?」
リーネ「も、もう・・・ご飯がありませんよ~」
桶に入っているご飯がスッカラカンと無くなっていた。私は残念という顔をしていた。
一方、一同は仰天していた。
無理も無い私大尉がおかわりした回数は5杯なのだ。
ちなみに私が乗っていた輸送機の補給物質を受け取ったのだが、
そのうち米俵を6つの内、1つ分は2日で食ってしまったのだ。
シャーリー「でも、幾らなんでも食べすぎじゃないのか?」
私「四体分を造り出す上、動かすとなると消費が激しくて腹が減ってしまいますからね。」
エーリカ「はぁー、なるほどねー。不便と言えば不便だね」
バルクホルン「呆れる奴だな。そんなにガツガツ食うとは。(だが・・・大食いな弟も在りかもな。)」
ミーナ「こうなるとエンゲル係数が上がりそうね・・・」
私「その点は大丈夫です。固有魔法を使いすぎなければ問題はありません。」
ミーナはよかったという表情をしていた。
本当にエンゲル係数が跳ね上がったら大変な事になる・・・
―――――――――――――訓練場
宮藤「ハァ・・・ハァ・・・」
リーネ「ハァ・・・ハァ・・・」
タッタッタッタッとひたすら走って疲れの表情が見える宮藤とリーネ。
私大尉はというと・・・。
私「・・・・・・良い天気ですね。」
呑気にお茶を啜っていた。
坂本「こらっ!!私も訓練せんか!!」
私「えー。面倒ですよ。」
坂本「つべこべ言わずに早く訓練しろ!!」
坂本は私のコメカミ部分をグリグリッとする。
私「あ゛あ゛あ゛あ゛~。わ゛か゛り゛ま゛し゛た゛~。」
少しだけ涙目になってコメカミの部分をおさえながら走る準備をする
坂本「ちょっと、待て。和服のまま走るつもりか?」
私「そのつもりですが?」
坂本「流石に和服で走るのは困難だろう。着替えてきたらどうなんだ。」
私「御心配はいりません。これは特別製ですから。」
その言葉通り縺れることなく、走っている。
しかも、疲れた表情もしていない。
あっという間に指定された数を走り終えた。
私「これで、いいですかな。」
坂本「・・・その和服は一体どうなっているんだ?」
私「一言で言えば戦闘にも訓練にも適している和服と言えば良いですかね。」
宮藤「で、でも・・・全然、疲れていないのも凄すぎます。」
リーネ「う、うん・・・」
ゼーゼーッと疲れている宮藤とリーネ。
私は扇を広げて宮藤とリーネに向けて扇ぎソヨソヨと風を送る
―――――――――――――庭園
庭園を歩いている私。
なにやらキョロキョロと探している。
私「・・・無いですね。」
フゥとため息をついている。
ペリーヌ「あら、私大尉。何をお探ししているのかしら?」
私「ああっ、クロステルマン中尉。桜の樹を捜しているのですが・・・ご存じないでしょうか?」
ペリーヌ「桜とはなんですの・・・?」
私「扶桑国にある春に咲く花の樹。風流があって綺麗ですよ。」
ペリーヌ「あら、そうなんですの。でも・・・見た事はありませんわね。」
私「そうですか・・・残念。」
ペリーヌ「お花が好きなんですの?」
私「特に桜の花がね。
春にだけしか咲かなく役目が終われば散る。
四季の移り変わりを告げるものですね。」
ペリーヌ「そうなんですの。」
私「ミーナ中佐に頼んで桜の樹を埋めてみようかな・・・」
そう言いながらスタスタッと歩き去る。
ペリーヌ「・・・やっぱり、あれが男だなんて信じられませんわね。」
―――――――――――――ハンガー
いつもどおり自分のストライカーを整備しているシャーリー。
滑走路の方を見ると・・・
シャーリー「おっ?あれは・・・」
噂の和服少年の私大尉だ。
桜の花びらで蝶を造り出して遊んでいる。
そして、クルクルと回り踊る。
シャーリー「・・・本当は女だと思うような・・・。」
あんな乙女みたいな事をしていると思いたくなる。
トイレは男子用の方を使っているし、風呂だって一人で入っているし。
そんな事を考えていると私が気が付いて、こっちにくる
私「シャーリーさん。こんな所で何をしているんですか?」
シャーリー「ストライカーの整備だよ。私は何をしているんだ?」
私「そうですね。桜の蝶と戯れていますね。」
シャーリー「だろう、な。しかも、クルクルと回っていたし。」
私「あっ。見ていたのですか。」
ルッキーニ「わーたーしー!!」
声がする方を見ると、ルッキーニがダイナミックに飛び降りてきた。
しかし、私は桜の花弁を呼び寄せて花弁のクッションでルッキーニをキャッチする。
ルッキーニ「おおおおおっー♪」
私「悪戯好きな猫ですね。」
シャーリー「所で、私のストライカーってあれか?」
私「ええっ。J1N1-R〈月光〉というストライカーユニットです。」
シャーリー「へぇー、これか。・・・ちょっと見ても良いか?」
シャーリーが子供の様に爛々と目を輝かせていた。
私「ダメ♪(^-^)」
シャーリー「えー・・・」
人差し指を立てて笑顔で断られた。
その時、警報が鳴り響いた。
ネウロイが襲来してきたのだ。
【
次回予告】
坂本だ。
我々が急行した場所にはネウロイの軍勢が待っていた。
二刀の扶桑刀を構える私大尉。
彼の実力はどれほどのモノかお手並み拝見だな。
最終更新:2013年02月02日 14:30