―――――――――――――上空

ミーナ「あれね!!」

バルクホルン「だが・・・あの数と規模は・・・。」

エーリカ「こんな事、今まで無かったよね。」

そう今回現れたネウロイは小型ネウロイが40機、大型が3機という異状なものだった。
大型が3機。誰もが表情は険しかった。
だが、一人だけ・・・この状況を楽しんでいる。

私「ふふふっ・・・面白い状況になりましたね。」

私はまるで獲物を見つけた様な眼でネウロイを見る。

坂本「この状況でそんな事を言うとは随分と肝が据わっているな。」

私「戦いとなると心が躍りますからね。」

坂本「フッ・・・そうか。いくぞ皆!!」

『了解!!!!』

各機は散開して最初は小型ネウロイ達を殲滅に取り掛かる。
宮藤とペリーヌは小型ネウロイ達をよく狙って撃つ。
例え、逃げられたとしてもリーネがいる。

リーネ「行きます!!」

対戦車ライフルを連続で撃ち小型ネウロイを次々と狙い撃ち落とす。

バルクホルン「うおおおっ!!」

優れた飛行技術で旋回して二丁のMG42を撃ちまくり小型ネウロイたちを次々とハチの巣にしていく。

ミーナ「・・・そこね!!」

固有魔法の空間把握を使い、迫りくるネウロイたちを狙い撃ちする。
敵が背後にいても旋回して撃ち落とす。

私「銃では当てにくいですね・・・。」

私は銃をしまい一本の扶桑刀である魔天楼閣を抜いて小型ネウロイの群れに立ち向かう。
ストライカーユニットの出力を調整しつつすれ違う様に次々と切り捨てる。
まるで天女の様に舞い踊り、敵を斬る。

私「乱舞踏斬」

小型ネウロイは次々と散り全て白い粒子となり、空を舞う。
あっという間に小型ネウロイの群は片付き、残るは大型ネウロイ3機。

バルクホルン「後はあれだけか・・・」

エーリカ「どうやって、倒す?」

私「・・・ここからは私の番ですね。」

坂本「なに?」

私「大型ネウロイが三機相手となると流石に時間がかかります。
  一体に集中しても二体は逃げられます。分散してもネウロイの再生力が勝るのでダメ。」

ミーナ「では、どうするのですか?」

私「一体のネウロイを貴方達が倒し、残りの二体は私が倒す。」

シャーリー「一人でやるのか!?」

宮藤「そんな無茶ですよ!!私さん!!」

私「時間がない。行きます。」

そう言うと私は二機の大型ネウロイを仕留めに向かう。

バルクホルン「私!!」

ミーナ「仕方ないわ・・・私大尉の言うとおりにやりましょう。(撃墜数300機の実力も見れるかも知れない・・・)」

501のメンバーは大型ネウロイを撃ち落としに行く。


二機の大型ネウロイと距離を取り、構える。
凛とした表情で敵を見据えて目を細め魔天楼閣を敵に向けて唱える。

私「舞え―桜花蝶。」

魔天楼閣から桜の花弁が渦を巻く。
桜の花弁はまるで豪雨となり大型ネウロイAを包み込み切り刻む音が響く。

私「剣戟・百花繚乱」

ブンッと風を切る様に刀を振るうと大型ネウロイAは細かく切り刻まれて塵へと還る。
大型ネウロイBは私大尉に向けてビームを狙い放つがもう一本の扶桑刀の六道輪廻を抜きビームを真っ向から斬る。
ネウロイBまで近づき真上に上昇する。
桜花が六道輪廻の刀身に集まり大刀が具現化されてネウロイB、目掛けて縦に振り下ろし斬り裂く。

私「剣戟・轟刃(ごうじん)」

真っ二つに斬られたネウロイBは白い塵へとなった同時に桜の花弁が舞い散る。
誰もが目に入る様な風流にして優雅な光景だった。
501のメンバーも大型ネウロイを撃墜に成功したようだ。

エイラ「本当にたった一人で大型ネウロイを倒しタナ・・・。」

サーニャ「綺麗・・・。」

坂本「あれが、私大尉の実力か・・・。」

エーリカ「少佐と良い勝負になるかもね。」

ミーナ「作戦は終了します。全機、帰還します。」

―――――――――――――談話室

私「ふぁー・・・」

欠伸をかいている私。今日の戦闘で疲れたらしい。

ミーナ「お疲れ様、私大尉。」

私「どうも。ミーナ中佐。」

ミーナ「そうそう、私さん。あの時の件ですが・・・」

私「桜の樹を植えてもよろしいのですか?」

ミーナ「それは問題ないですが、肝心の苗木は・・・」

私「大丈夫。苗木はこちらで用意してありますから。」

ミーナ「そうなのですか?」

私「ええっ。桜が咲き誇るのを楽しみにしててください。」

―――――――――――――翌日の庭園

私「ランラン~♪♪」

日の辺りが良さそうな場所に桜の苗木を植えている私。
物凄くうれしい顔をして鼻歌を歌っている。
私の姿を見た宮藤と坂本は近づく。

宮藤「私さん。何をしているんですか?」

私「宮藤さん。坂本さん。今、桜の苗木を植えている所なんですよ。」

坂本「桜の苗木を?」

私「ええっ。ミーナ中佐から許可をいただいてね。この桜の苗木は私の家にある物ですよ。」

坂本「ほぉー、そうなのか。だが・・・今から植えても成長するまで時間がかかるぞ。」

私「・・・こうするんですよ。」

スッと両手を桜の苗木に向ける。
両手から淡い光が出て、
不思議な事に桜の苗木はグングンと成長し、立派な樹となり大輪の花が咲き誇る。

宮藤「わぁー!!凄いー!!」

坂本「おおっ・・・立派に咲いたな。」

私「やはり、桜の花は美しい。」

扇を広げて口元を隠しフフフッと笑っていた。
三人は立派な咲き誇る桜を眺めていた。

次回予告
シャーリーだ。
それにしても、私のユニット凄いなー。
あんなにビュンビュンと飛ぶなんて。
おっと、あたし達はロマーニャの街で買い物をしていたんだけど、私の親友と出会ったんだ。

最終更新:2013年02月02日 14:30