ロマーニャで買い物を頼まれた。
買出しメンバーはシャーリー、宮藤、リーネ、私である。
シャーリーの荒っぽい運転で宮藤、リーネ、目を回したものの目的の町へと到着。

――――――――――――――――――――――――ロマーニャ街

私「久々ですね。この街に来るのも・・・」

宮藤「えっ?そうなんですか?」

私「ええっ、501に配属される前は504に所属していた事もあって、非番の時はこの街に遊びに行った事はありますから。」

シャーリー「そういえば、転々と配属されていたんだっけ。」

私「ええっ、中でも面白かったのが二人のリべリオン出身の―」

???1「んっ。私か・・・?」

???2「あっ、本当です!!私さんです!!」

声の方を見ると、黒い髪に黒のジャケットを着た長身の女性と金色の短髪の女性の二人組である。
宮藤とリーネは解らなかったが、私は嬉しそうな顔をしていた。

私「ドミニカさん。ジェーンさん。お久しぶりですね。」

ドミニカ「相変わらず着物を着ているんだな。綺麗だからいいけど。」

私「ありがとうございます。」

ジェーン「それにしても本当にお久しぶりですね。いつ、こちらに?」

私「ええっ、こちらの501の部隊の皆さんの所でお世話になっています。」

ジェーンはシャーリーを見て驚きの声をあげた。

ジェーン「あっ、大将!!シャーリーさんですよ!!」

ドミニカ「・・・誰だっけ?」

ジェーン「ちゃんと覚えて下さいよ!!バイクレースで優勝した人ですよ!!」

ドミニカ「・・・あっ、そうだな。」

手をポンッと叩くドミニカ。私はやれやれとしていた。

私「相変わらずですね・・・。」

リーネ「えっと・・・私さん。このお二人は?」

私「このお二人は504部隊〈アルダーウィッチ〉所属のドミニカ・S・ジェンタイル大尉とジェーン・T・ゴッドフリー大尉です。」

ドミニカ「よろしく。」

ジェーン「よろしくね。」

ドミニカは気怠げるそうに挨拶しジェーンは可愛らしく挨拶する。

私「それにしても、お二人はなぜここに?」

ドミニカ「休暇を貰ったからジェーンとデートしている。」

ジェーン「な、な、何を言うのですか!?大将!!」

顔を紅くしてアタフタとしているジェーン。

宮藤(・・・シャーリーさんと同じくらい胸が大きいな。)

宮藤はドミニカとジェーンの胸をチェックしている。
宮藤の様子を見てリーネはなんだか知らないが黒いオーラが出ている。

リーネ「芳佳ちゃん・・・?」

宮藤「ふぇっ!?な、なんでもないよ!!」

私「竹井大尉や他の皆様はお元気ですか?」

ジェーン「ええっ。皆、元気ですよ。」

ドミニカ「で・・・ウチの部隊に戻って来ないのか?」

ジェーン「大将、そんな無理言ってはダメですよ。私さんは今、501にいますし。」

ドミニカ「ネウロイの大群を一気に倒す戦力だからな、こっちとしては楽だし。」

シャーリー「私って、そんなに強いのか?」

私「ドミニカさん・・・。」

私の顔が険しくなっており横に首を振る。どうやら話をして欲しくない事だ。
その時、警報が鳴り響いた。
空を見ると、ネウロイが攻めてきた。
中型タイプ一機であるがそれでも、ネウロイである。
街の人々は悲鳴をあげて避難する。

私「不味いですね・・・。宮藤さん達は街の人たちの避難をお願いします。」

リーネ「私さんはどうするんですか!?」

私「・・・ネウロイを倒す。」

トラックの荷台へと向かい、ストライカーユニット「月光」を履いて大空へと飛び立つ。
ネウロイがあと一歩で街へ侵入しようとしたその時、桜の渦によって押し返される。

私「残念ですが、街へと入れさせるわけにはいきません。」

私大尉が両手を翳して桜の花弁の渦を起こしてネウロイを押し返したのだ。
ネウロイは進行を邪魔された事を怒り、ビームを撃ってくる。
シールドを張って斜めに角度を変えるとネウロイビームは真上へといく。

私「銃は無いですが・・・私はこれで十分ですね。」

チャキンと二本の扶桑刀を取り出す。
すると中型ネウロイは小型ネウロイの群れを呼び寄せた

私「・・・・増援か。」

小型ネウロイはそれほど強くは無いが、あの数では捌き切れるかどうか・・・。
迷っている暇は無い。
二刀を構えて小型ネウロイたちを斬り捨てる。
だが、幾つかは通り抜けられてしまってた。

私「しまった・・・!!」

小型ネウロイがロマーニャの町へ侵入しようとした時、次々と撃ち落とされた。

ドミニカ「・・・手伝う。」

二挺SMGを持って小型ネウロイ達を撃ち落としたのはドミニカだった。
ストライカーを履いてバブルガムを膨らませる。
遅れて、ジェーンもやってくる。

私「ドミニカさん、ジェーンさん・・・助かります。」

ドミニカ「・・・久々に、お前と一緒に飛びたいしな。」

私「ジェーンさんの事はどうなるのですか?浮気になりますよ。」

イタズラっぽく笑みをする私。だが、ドミニカはニィと笑う。

ドミニカ「私はジェーン、一筋だからな。」

ジェーン「た、大将~!!」

私「そうですか。じゃあ行きましょう!!」

ドミニカが小型ネウロイの群れに突っ込み二挺のSMGを撃って弾幕を張って撃と落す。
そこからジェーンの援護射撃が入る。
これこそ、ドミニカとジェーンの得意とする連続波状攻撃「ワンツーパンチ」。
あっという間に小型ネウロイは全滅、残るは中型ネウロイのみ。
だが・・・この三人の敵ではない。
瞬く間に中型ネウロイを撃破するのだった。

――――――――――――――――――――――――ロマーニャ街

夕日が照らすロマーニャ街。
ドミニカとジェーンの二人と向き合う。

私「それでは、私は最善基地へ帰りますね。」

ドミニカ「・・・いつでも遊びに来いよ。」

ジェーン「その時はドーナツをご馳走しますね。」

私「ありがとうございます。そうだ・・・これを竹井大尉に。」

スッと渡されたのは黄色い大輪の花束である。

ジェーン「解りました。それではお元気で!!」

私「皆さまも。」

ドミニカとジェーンと握手を交わしてトラックの方へ歩き手を振る。
それぞれの帰る場所へともどるのだった。

――――――――――――――――――――――――504〈アルダ―ウィッチ基地〉

竹井「あら、お帰りなさい。二人とも。」

ドミニカ「・・・ただいま。」

ジェーン「ただいまです!!」

竹井「あらっ?それって・・・寒菊じゃない?どうしたの?」

ドミニカ「・・・私から貰った。」

ジェーン「ロマーニャの街で私大尉と501の隊員と出会ったんです。」

竹井「そうだったの。それにしても寒菊か。私さんらしいわね。」

フフッと笑う竹井。

ドミニカ「・・・私は花の言葉とかよく言ってたな。」

ジェーン「竹井さん。寒菊の花言葉はなんですか?」

竹井「・・・"変わらぬ友情"という意味よ。」

花瓶に寒菊の花を添えて眺める。

次回予告
竹井醇子よ。
私さんは相変わらずお花が大好きね
そうそう、今度現れたネウロイは超高度にいるわね。
一体どうやって倒すのかしら?

次回空に願いを込めてへ続く
最終更新:2013年02月02日 14:31