――――――――――――――――――――――――ミーティングルーム

オベリスクもどきのネウロイを倒して数日。
今日はまた、新たなウィッチが配属されるので集められた

ミーナ「今日は新しい人が入ってきます。」

宮藤「どんな人なんだろう?」

リーネ「怖い人じゃないといいけど・・・」

バルクホルン「それで、ミーナ。配属されるのはどんな人なんだ?」

ミーナ「カールスラントのナイトウィッチよ。どうぞ。」

ドアが勢いよく開かれた。

ハインリーケ「わらわはハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタイン大尉。
       連合軍第501統合戦闘航空団に参上つかまった!!」

凛とした表情、威風堂々の紹介。
金色の長髪に黒を基調した軍服に黒のニーソとブーツを履いている。
これにはカールスラント組みのエーリカとバルクホルンは驚いた。

エーリカ「うえっ!?」

バルクホルン「ハインリーケだと・・・。」

ハインリーケ「そなた達がエーリカ・ハルトマンとゲルトルート・バルクホルンだな。
       我が親友のハイデマリーが世話になった。・・・ややっ!?」

私「・・・やぁ。」

ハインリーケ「私大尉ではないか!!そなたもこの部隊に配属されていたのか。」

嬉しいそうに握手をするハインリーケ、私も喜んで握手をする。

私「お久しぶりですね。」

ハインリーケ「うむ。そなたは相変わらず優雅さがあるな。」

私「褒めても何も出ませんよ。」

ミーナ「あらあら、二人とも知り合いなのね。」

ハインリーケ「うむ、わらわが誇れる騎士だからな。」

私「私は騎士では無いのですが・・・。」

ミーナ「では、これで解散します。
    それから、私とハインリーケさんは共同訓練や作戦を行ってもらいますので、同じ部屋ね。」

私「・・・えっ?」

――――――――――――――――――――――――私&ハインリーケの部屋

ハインリーケ「それにしても、本当に久しぶりだな。」

私「そうですね・・・。去年の秋頃でしたね。貴女とハイデマリーさんと出会った時期は。」

ハインリーケ「うむ、配属初日。そなたがその格好で男性というのが信じられなかったな。」

私「ハイデマリーさんは、あんまり気にしていませんでしたけどね。」

ハインリーケ「そうだな。思えば、そなたとケンカをした日々もあったな。」

私「あの時は、ハイデマリーさんとイチャイチャし過ぎだとか、男なのに無礼ものとか言ってましたね。」

ハインリーケ「ああっ。それでハイデマリーに怒られたからな。」

私「その時に、本音で"友達になりたいんだ"っと言ったんですよね。不器用ですからね貴女は・・・。」

ハインリーケ「そなたが諭してくれたからな。あの時は感謝している。」

私「お礼は要りませんよ。・・・私はそんな事を言われる人間ではないから・・・。」

後半の所は小声で言っている様だが聞こえなかった。
その時、基地中に警報が鳴り響く、ネウロイが出現したのだ。

――――――――――――――――――――――――アドリア海・上空

今回は全員出撃となった。
そう、今回出現したネウロイの軍勢は半端では無かったからだ・・・。
中型が30機、大型が4機という恐ろしい数であるからだ。

ミーナ「この前よりも、数が多い・・・!!」

坂本「しかも、構成されているネウロイだって異状すぎる!!」

バルクホルン「いよいよ、本腰に叩き潰す様になったか!!」

エーリカ「うぇー・・・勘弁してほしいな」

この数に臆している表情をしていないのは二人がいる。
MG151/20を構えるハインリーケと二本の刀を構える私である。

ハインリーケ「臆するな!!ここを護ればよいのであろ?」

私「数は多いですが、如何なる敵であろうとも斬り捨てるのみです。」

その言葉で激励されたのか皆は決意をする。

坂本「よし、何としてでも死守するぞ!!」

一同『了解ッ!!!!』

ウィッチ達は黒き軍勢に立ち向かう。
カールスラントのWエースは中型ネウロイに弾幕をお見舞いし破壊する。
時間はかかったがなんとか撃墜する事は出来た。

坂本「烈・風・斬ッ!!!!」

白刃が中型ネウロイを切り裂くが、二機撃墜しただけである。
サーニャはフリーガ―ハマーを撃つ、爆炎は中型ネウロイを飲み込み撃墜する
ハインリーケはMG151/20の引き金を引いて無数の弾丸が放たれネウロイの装甲を削り撃ち落とす。

ハインリーケ「今だ!!撃て!!」

リーネ「はいっ!!」

リーネの対戦車ライフルから強烈な弾丸の一撃が放たれ、中型ネウロイは撃沈する。

ハインリーケ「中々の射撃だったぞ。」

リーネ「あっ、ありがとうございます。」

勇猛果敢にネウロイを次々と撃ち落とすのだが、数が多すぎる。
当然ながら、弾薬も魔力も残り少ない。

サーニャ「残りは・・・25機」

エイラ「まだ・・・そんなにいるのかよ。」

宮藤「このまま、退いたら・・・ロマーニャが・・・」

ペリーヌ「確実にやられてしまいますわ・・・。」

ルッキーニ「そんなの、そんなのやだ!やだよ!!」

シャーリー「ああっ・・・それだけは絶対にさせない!!」

ルッキーニの故郷であるロマーニャが破壊されてしまう。
そんな事は絶対にさせたくない。
だが・・・現実は非常である。
中型ネウロイを全部倒したとしても、大型のネウロイが4機残っている。

イメージ挿入歌

私は静かに闘志を燃やしてネウロイの軍勢を睨む。

私(・・・二度とは使いたくない物ですが、迷っている暇はないですね。)

両眼を閉じて精神を集中させる。

私「"滅界"!!」

私の身体から淡い紫色のオーラが溢れだし、オーラは六道輪廻と魔天楼閣の刀身に集まる。
二本の刀が合わさり一本の太刀が現れ、その光景は誰もが驚いた。

坂本「二本の刀が・・・一つに!?」

ミーナ「あれが・・・私さんのもう一つの・・・!?」

敵陣へと突っ込む私。太刀を横一閃に振りかざす。

私「ハアアアアアアアアアッ!!!!」

4機の中型ネウロイが一瞬に切り裂かれた。
次に迫りくる2機の中型機の間に入り横に回転しながら、二機の胴体を真っ二つに斬り裂く。
いずれも一撃で斬り伏せる。その技に501のウィッチ達は驚愕していた

宮藤「す、凄すぎます!!」

リーネ「あれだけのネウロイを一撃で・・・」

ハインリーケ「あれが、私大尉の"切り札"だ。」

バルクホルン「ハインリーケ、私の固有魔法を知っているのか?」

ハインリーケ「かつて、カールスラントに現れたネウロイの群れを一撃で斬り伏せたのだ。」

エーリカ「そんな事が出来たの!?」

シャーリー「以前、ドミニカが言っていたのはこの事だったのか。」

もう一度、私の姿を見る。
太刀を自由自在に振る舞い、次々と切り捨てる。
それはまさに羅刹あるいは修羅の如くの戦いだ。
あっという間に中型ネウロイを全部、叩き斬る。
残るは大型のネウロイ4機のみだ。私は急速に大型ネウロイの一つに迫り十字に斬る。

私「閃光十字斬」

パカンッと大型ネウロイは切り裂かれる。
大型ネウロイは仲間を切り裂かれた事によって怒り、ビームを発射する。
私は太刀を振りかざしビームは全て弾かれた。
太刀に回転を加えて投擲した。二機の大型ネウロイを切り裂いて太刀は私の手に戻る。

私「飛翔車輪斬」

二機の大型ネウロイはゆっくりと真ん中から割れて白い欠片となって散る。
そして、残るは大型ネウロイただ一つ。
私は大刀を弧を描き、構える。疾風(かぜ)の如く最後のネウロイの所まで突撃する。
ネウロイは最後の悪あがきなのかビームを撃つのだが、私は避ける。
敵の目の前に近づき、横へ勢いよく振りかざす
斬撃によって斬り口からは火花が散り、そして斬り伏せた。
ビュンと太刀を振るう。

私「剣戟・業牙」

斬り裂かれたネウロイはバァンと弾けてヒラヒラと白い欠片が空を舞う。
それは、一瞬の出来事でもあったが、あれほどのネウロイの軍勢を私大尉が全て斬り捨てたのだ。

ルッキーニ「凄い!!凄い!!すごーい!!」

シャーリー「ヒュー・・・スッゲー・・・。」

ペリーヌ「な、なんという威力なんですの・・・。」

バルクホルン「まさか、私に、あんな力を持っていたなんて・・・」

エーリカ「これは凄過ぎだよ。」

すると大刀は二つの刀に戻る。私はなんだかフラフラとしている。

坂本「大丈夫か。私?」

私「・・・お腹が・・・空きました・・・。」

二コリッと笑った後グゥーと腹の虫が鳴り響く。
戦闘ではあんなにカッコよかったのに決める所が決まらなかった。
周りのウィッチ達はしばらく呆けていたが笑いが響いた。

次回予告
ルッキーニだよ!!
私がこうズドドドドーッてギュギューンとネウロイを倒しちゃったの!!
ありがとう私!!
そうそう、庭でハインリーケと一緒にいるのを見たけど、
なにしてたんだろう?

次回桜樹の告白へ続く
最終更新:2013年02月02日 14:32