『謎のカッコいいポーズ』
翌・早朝
坂本「ハッハッハッ……」タッタッタッ
俺「フッフッフッ……」タッタッタッ
…
…
坂本「よし、ランニング終了だ。続いて素振りだ!」ブンブンブン
俺「はいっ」ブンッブンッ
…
…
坂本「昨日よりは様になっているじゃないか」
俺「そうでしょうか?」
坂本「ああ、昨日は木刀がひょろひょろ動いていたからな。それに比べると今日のはいくらかマシだ。だがまだダメだな」
俺「坂本少佐何を!?」
坂本「どうした?腕の振り方に問題があるから修正してやろうとな。腕はこう……」
俺「(急に後ろから抱き着くような形でこんなことされたら驚くよ……)」
俺「……」ブンッ ブンッ
坂本「そうだ、いやもう少しこう…」フニフニ
俺「こうでしょうか(背中や腕に坂本少佐の柔らかいものがががが……)」ブンッ
坂本「ああその感じだ。この動きを忘れるなよ」
俺「はいっ(動きよりあの柔らかさが忘れられそうにないや)」
…
…
坂本「よし、今日はこの位にしておくか」バサッ、ヌギヌギ
俺「ちょ、坂本少佐、急に服を脱がないでください!」クルッ
坂本「ああ、汗をかいたからな。あそこの滝で行水をな。俺も一緒にどうだ?」
俺「俺はいいですよ!基地に戻ってからシャワーを浴びます」
坂本「はっはっはっ。もしかして私の裸を見かけて照れているのか。そういえば俺は男だったな。私は気にしていないぞ?」
俺「俺が気にします!坂本少佐、俺は一足先に戻っています」
坂本「はっはっはっ。ああ、そうしてくれ」
俺「それではまた」タタタタタッ
…
…
俺「びっくりしたな。急に脱ぎだすんだもんな……でも坂本少佐の体柔らかかったな……裸もちょっと見えてちゃったし……」
俺「……」
俺「……誰も居ないよな」キョロキョロ
…
…
俺「坂本少佐の胸柔らかくて気持ちい……うっ……ハァ…ハァ……俺は最低だ、坂本少佐はちゃんと指導してくれたのに俺はそれをこんな事に……」
俺「ふぅ。……すみません坂本少佐……俺は……」
坂本「私がどうしたって?」
俺「!?」
坂本「先に基地に戻っているとおもったらお前の姿が見えたから来てみたんだ」
俺「どうせなら坂本少佐を待って一緒に基地に戻ろうかと思いまして」
坂本「別に待つ必要はなかったんだが、俺が一緒に戻りたいというならいいだろう」
俺「ありがとうございます」
坂本「よし、なら基地まで競争だ」
俺「はいっ」
…
…
リーネ「あっ、お帰りなさい。俺さん。坂本少佐も」
俺「ただいまリーネ」
坂本「ああ、今戻った」
リーネ「もうすぐ朝食ですから急いでくださいね」
俺「もうこんな時間だったのか」
坂本「はっはっはっ、俺が走るのが遅かったから仕方あるまい。私一人ならとっくにかえって来れていたぞ?」
俺「すみません、坂本少佐」
坂本「次はちゃんと付いてこれるようになるんだぞ?」
俺「はいっ」
リーネ「(あの二人、ずいぶんと楽しそう)」
壁|キィィィ。坂本少佐あんな男と楽しそうに……
…
…
朝食にて
ミーナ「美緒、今日はずいぶんとギリギリだったわね」
坂本「ああ、鍛錬のあと行水をしていてな」
ミーナ&ペリーヌ&リーネ「!?」
ミーナ「本当なの?俺中尉」
俺「えっ?は、はい。俺はしてませんけど、坂本少佐はしていたみたいです」
ミーナ「そ、そうなの(セーフ!セーーーーフ!セェェェェェェェェェェェッフ!)」
坂本「ああ、俺も誘ってみたんだが照れて逃げてしまったな、はっはっはっ」
リーネ「(よかった……坂本少佐に誑かされなかったんだ)」ジー
ペリーヌ「(野獣に坂本少佐が襲われなくてよかったですわ)」ジー
俺「リーネにペリーヌさん、俺の顔に何かついてる?」
リーネ「えっ、な、何でもありません」
ペリーヌ「何でもありませんわ!」
俺「?」
坂本「ああ、大分良くなってきたな」
俺「はい。大分良くなったみたいです」
坂本「だが、まだ実戦に出せるまでにはなっていないな。もうしばらくは訓練漬けだ」
俺「はいっ」
坂本「今日はこれから飛行訓練だから覚悟しておけよ?」
俺「はいっ!」
…
…
俺「死ぬ……覚悟はしていたけど墜落ギリギリまで飛ばされるとは思わなかった……」フラフラ
俺「風呂に入ってもう寝よう……」フラフラ……
…
…
風呂場
俺「ふー……生き返る。この露天風呂がなかったらもうブリタニアに逃げてたかもな……」
ちゃぽん
坂本「そうか、これがなかったら逃げていたか」
俺「!?」
坂本「どうした?」
俺「えーと……どうして坂本少佐がこの時間にここへ?」
坂本「ああ、所用で遅くなってな。入っていても俺だから大丈夫だろうと思ってな」
俺「俺が大丈夫じゃないんですが」
坂本「はっはっはっ、気にするな」
俺「いえ、無理です。俺だってお年頃の男の子なので……俺はもう出ます」
坂本「はっはっはっ、今日は犬に噛まれたとでも思って諦めろ」ガシッ
俺「」
坂本「なあ、俺。リーネとはどんな関係なんだ?こっちに来た時にリーネの事を知っていたようだが」
俺「あー。8年前だったかに一度あった事があるんですよ。リーネの父親と俺の父親が友人で」
坂本「ほう……それで?」
俺「それで、1日だけだったんですけどリーネと一緒に過ごして……帰り際に何か約束をしたんです」
坂本「どんな約束をしたんだ?」
俺「それが思い出せないんですよ……大切な約束のはずなんだけど……どうしても」
俺「親父は何か知っているみたいだけど教えてくれないし、リーネも俺が思い出すまで教えてくれそうにもないし……」
坂本「ふっ、私はリーネを見ていればなんとなく予想がつくがな」
俺「坂本少佐、何となくわかるんですか?出来ればヒントを……」
坂本「そうだな、今のリーネは恋する女の子といったところだろうか。これ以上は教えてしまってはつまらないし、これはお前が自分で思い出さないと意味がなさそうだしな」
俺「そうですか……」ザバッ
俺「本当に俺はどんな約束をしたんだろう……恋するって言ってもどうせブリタニアの女の子たちと同じなんだろうし……」ゴシゴシ
坂本「わかっていないな、俺は」
俺「はぁ……本当にどんな約束をしたんだろう」
坂本「はっはっはっ、そのうち思い出すんじゃないか?よし、背中を流してやろう」
俺「いえ、いいですって!一人でできますって」
坂本「ふっ、師匠のいう事が聞けないのか?」
俺「坂本少佐、ずるいですよ」
坂本「はっはっはっ」ゴシゴシ
俺「……」
坂本「ほぉ、体はしっかりとしているな」サワサワ
俺「写真撮影とかがありましたからね」
坂本「ほう……こっちもなかなか」ニギニギ
俺「あqwせdrftgyふじこlp;」
坂本「どうした悲鳴など上げて」
俺「坂本少佐、何処触ってるんですか!」
坂本「なぁに気にするな別に減るものでもなかろう?……いや、減るか!」
俺「」
俺「もう、坂本少佐おちょくらないでください!」
坂本「はっはっはっ、すまなかったな。どうだ?お詫びにいいことをしてやろうか?」
俺「いえっ、丁重にお断りします。今度こそ俺はもう上がります」
坂本「そうか。せっかく気持ちよくしてやろうと思ったのだがな、はっはっはっ」
俺「坂本少佐、酔っぱらってますね……?」
坂本「かもしれないな、はっはっはっ。私ももう上がるとしよう」
俺「せめてタオルで前をかくしてくださいっ」クルッ、タタタッ……
…
…
俺「はぁ……まったく」
坂本「はっはっはっ、気にするな気にするな」
俺「もう、今度からはおちょくらないでくださいよ?」
坂本「何?また一緒に風呂に入りたいとな?」
俺「違います!」
<キャッキャ
リーネ「(俺さんと坂本少佐が一緒にお風呂から出てきたけどどういうことなの……?)」
…
…
翌朝・早朝
俺「はっ、はっ、はっ……」
坂本「ふっ、ふっ、ふっ……」
坂本「どうだ?もうこの早朝訓練には慣れてきたか?」
俺「はい、もう慣れたと思います」
坂本「はっはっはっ。初日のお前を見ていたら翌日からもう来ないのではないかと思ったんだぞ?」
俺「ははは……」
坂本「仕方なかろう。あんなヘロヘロなお前を見たら誰でもそう思ってしまうさ」
俺「そうですね。普通ならそう思ってしまうかもしれませんね」
坂本「さて、着いたぞ」
俺「今日は滝の前じゃなくて海岸なんですね」
坂本「ああ。ふふ、俺はまた私の裸が見たかったのか?」
俺「ち、違いますよ!そんなことこれぽっちも考えてませんよ!」
坂本「冗談だ。しかしこうも全力で否定されると少々悲しいな」
俺「」
坂本「まぁいい。さあ俺素振りを始めろ」
俺「はいっ!」ブンブンッ
坂本「……」チャキッ
俺「坂本少佐は今日は木刀でなくその刀なんですね」ブンブンッ
坂本「ああ、海岸に来たのにもわけがあってな」
俺「……?」ブンブンッ
坂本「……」
俺「(なんだあの刀に集まってる魔力は……)」ブンブンッ
坂本「烈☆風☆斬!」ブンッ
海「(くぱぁ)」
俺「すごい。海が真っ二つだ……」
坂本「ふむ、まだまだだな……」
俺「坂本少佐冗談でしょう?海を真っ二つにしてまだまだだなんて……」
坂本「私が会得したいのは真烈風斬。こんなものではない」
俺「真烈風斬……」
坂本「手が止まっているぞ?」
俺「す、すみません。つい見入ってしまって……坂本少佐、俺にもあの烈風斬は使えるようになるでしょうか」
坂本「烈風斬をか?……お前の剣は魔法力の塊のようなものだったな」
俺「はい」
坂本「ならば、鍛錬を積めばお前も烈風斬を使えるようになるかもしれないな」
俺「本当ですか!」
坂本「鍛錬を積めば、な」
俺「はい!これからも頑張ります」
坂本「ああ、何か目標を持ってそれに向かって励むのも悪くない。しかし……」
俺「どうしました?」
坂本「お前は強くなりたいと言っていたな。何故だ?強くなりたいと言った奴がもう1人いてな、そいつは世界を守りたい為と言っていた」
俺「俺はそんな大層な目標の為なんかじゃありません」
坂本「ほう。なら何の為だ?」
俺「わかりません。ただ小さい頃、いつ位からかは思い出せないんですが、ある時からもっと強くなりたいと思い始めたんです」
坂本「ほう、それは何の為なんだ?理由くらいあるだろう」
俺「それが……理由は分からないんです」
坂本「ふむ、お前の立場だと前線に出るわけではないから強くなる必要はないはずだが」
俺「そうなんですよね……でも、俺は何かのために強くならないといけないんです。それが何の為かは分からなくても、今後俺も何かを。世界とは言わないけれど何かを守るために強く……」
坂本「そうか。まぁ強くなって困る事はないからな。それにいつかはその強さが役に立つこともあろう」
俺「はいっ」
坂本「さ、そろそろ戻るぞ」
俺「はい!」
…
…
基地
坂本「宮藤ぃ!今日の朝食はなんだ」
宮藤「お帰りなさい、坂本さん!今日の朝食は豆腐の納豆がけに納豆に納豆入り卵焼きです!」
リーネ「私は全力で止めたんです……」
坂本「はっはっはっ。納豆は体にいいからな!」
俺「でも、ナットーばかりはちょっと……」
リーネ「俺さんもお帰りなさい」
俺「ただいま。全部食べれるかな……食べられなくはないけど納豆ばかりはきつい」
リーネ「うん……私も納豆は……」
宮藤「納豆はとっても体にいいんですよ!」
坂本「そうだぞ、好き嫌いはいかんな。はっはっはっ」
…
…
10人「(はぁ……どうしよう)」
宮藤「どうしたんですか?みなさん朝ごはん食べないんですか?」
バルクホルン「いや!どれも美味しそうで何から食べようか迷ってただけだ!」ガツガツガツガツ
9人「(うわー……バルクホルン大尉凄い脂汗……)」
坂本「俺も食べないのか?早朝訓練で腹が減っているだろう?」
俺「は、はい!そうですね。俺もどれから食べようか迷ってただけなので」ガツガツガツガツ
俺「(きつい……)」
8人「(諦めて食べるしかなさそう……)」もぐ……
…
…
食後……
扶桑組以外「……」死屍累々
宮藤「みなさん大丈夫ですか!?」
バルクホルン「少し食べ過ぎただけだ。気にするな」
俺「そうだよ、ちょっと食べすぎで……」
坂本「はっはっはっ。お前達2人は他の奴らのおかずまでもらっていたからな。まったく食いしん坊め」
俺&バルクホルン「ははは……」ガクッ
8人「(ありがとう、バルクホルン大尉に俺中尉)」
坂本「バルクホルンはいいとして俺、ぐったりしている場合じゃないぞ?」
俺「?」
坂本「これから訓練だからな」
俺「は、はいっ……」
…
…
俺「モエツキタヨ……マッシロニ」
坂本「この程度で根をあげるとはな……早朝訓練について来れるようになって少しは期待していたのだがな」
俺「納豆さえ……納豆さえなければ」ガクッ
坂本「まぁしかし最後までやりきったのは褒めてやろう」
俺「ははは……ありがとうございます」バタッ
…
…
俺「うっ。こんなところで寝てたのか……坂本少佐も起こしていってくれればいいのに」ムクッ
俺「……14時半。どうみても昼食の時間は終わってるな。お腹すいた……」
俺「そうだ!宮藤軍曹に頼んで何か作ってもらえばいいのか」トコトコ
…
…
俺「いないな……」
リーネ「俺さーん!」
俺「リーネ、丁度いいところに!」
リーネ「どうしたんですか?私に用事でもあったんですか?」
俺「ああ、宮藤軍曹を見かけなかったかい?」
リーネ「……芳佳ちゃんをですか?どうして芳佳ちゃんを?」
俺「お腹がすいて、何か作って貰おうかなと思って……」
リーネ「芳佳ちゃんなら忙しそうだったから代わりに私が作ります!」
俺「ありがとう、じゃあリーネにお願いしようかな」
リーネ「はい、任せてください」
リーネ「(ここでちょっと点数を稼がなきゃ…!)」
リーネ「そういえば、お昼ご飯のときどうして居なかったんですか?」トントン
俺「……滑走路で寝てた」
リーネ「ええっ!?どうしてそんなところで……」トントン……ドンッ
俺「坂本少佐の訓練に疲れ果ててそのまま……気づいたらさっきだったわけ」
リーネ「そうだったんですか。みんな何処へいっちゃったか心配してたんですよ?」カチャカチャ
俺「それはすまない事をしたなぁ……」
リーネ「俺さん、できましたよ。今たくさん食べると夕食に響いてしまいそうだから軽いものですけど」
俺「美味しそうなサンドイッチだね、リーネも料理がうまいの?」
リーネ「そんな、私なんて芳佳ちゃんと比べたら全然で……」
俺「そうなんだ、そうは見えないけどな。それじゃあいただきます」モグッ
リーネ「……」ワクワク
俺「……」モグモグモグモグ
リーネ「……」ソワソワ
俺「……ふぅ、ごちそうさま」ペロリ
リーネ「あの、俺さん?」
俺「わざわざ俺のために作ってくれてありがとう。凄く美味しかったよ。マヨネーズの量とか挟んであるものも丁度俺好みだったし。またこんな時は作ってくれるかい?」
リーネ「こんな時じゃなくても、俺さんが望めばいつだって///」
俺「ははは、それじゃあお言葉に甘えてまた作ってもらうよ」
リーネ「はいっ、いつでも言ってくださいね」
…
…
リーネ「♪」
宮藤「リーネちゃん、何か良い事あったの?」
リーネ「うん。少しだけだけど」
ペリーヌ「俺さんのことでして?」
リーネ「はい、ペリーヌさん。俺さんが私の料理を美味しいって……///」
ペリーヌ「それだけ……?」
リーネ「はい、それだけですけど」
ペリーヌ「ちょっとリーネさん、こっちへ……」
リーネ「何ですか?ペリーヌさん」ヒソヒソ
ペリーヌ「何じゃありませんわ!こんな調子だと俺さんが坂本少佐に盗られますわよ?」
リーネ「ええっ!?大分俺さんに近付けたとおもったんですけど……」
ペリーヌ「俺さんと坂本少佐は一日何時間一緒に居ると思って?」
リーネ「ええっと……早朝訓練と、午前の特別訓練、今日はなかったみたいだけど午後の特別訓練と……」
ペリーヌ「そう、1日の大半を一緒にすごしているんですよわ?はっ!?もしかしたら深夜の特別訓練とかも……ああ、駄目ですわ少佐……」
リーネ「ペリーヌさん、流石にそれは…・・・あっ!?」
ペリーヌ「どうしましたの?」
リーネ「そういえば昨日遅くにお風呂から俺さんと坂本少佐が一緒に出てきて……」
ペリーヌ「……そんな、坂本少佐……あんな男とあんなことやこんな事をもう……」サァー……
リーネ「し、しっかりしてください。ペリーヌさん!」
ペリーヌ「そんな、私の少佐が……xxxしてxxxてなってxxxされて……」
リーネ「ペリーヌさんしっかりしてくださぁい!」
宮藤「ペリーヌさん、完全に自分の世界に引きこもっちゃってる……」
リーネ「どうしよう、芳佳ちゃん」
宮藤「ここに置いておこう?」
リーネ「そうだね、いこう芳佳ちゃん」
壁|<美緒が俺さんとxxxしてxxxってなってxxxされたですって!?
…
…
俺「ふんふんふーん。いやー美味しかったなー」
ミーナ「そう……美味しかったのね」
俺「あ、ミーナ中佐。お昼は心配をかけたようで」
ミーナ「お話があります、ちょっと私の部屋まで来ていただけるかしら?」
俺「えっ?はいわかりました」
ミーナ「俺中尉、ここでの生活はもう慣れましたか?」
俺「はい、おかげ様で。ただネウロイが出ても俺は出撃できないので少し居づらい時はありますけど」
ミーナ「そうですか」
俺「えっと……ミーナ中佐。昼間(現れなかった)の事怒ってますか……?」
ミーナ「いえ、全然怒ってないわよ(事がわかるまでは)?」
俺「いや、なんだか笑顔が引きつっていたから凄い怒ってるのかとばかり……」
ミーナ「それで、(美緒は)美味しかったのかしら?」
俺「あれ?ミーナ中佐、おやつ時の事知ってたんですか。ええ、凄く(サンドイッチ)美味しかったです……また食べたいですね」
ミーナ「そう……」
俺「ミーナ中佐……?」
ミーナ「……」ドンッ!
俺「!?」
俺「み、ミーナ中佐……どうしたんですか?俺何か不味い事言いましたか?」
ミーナ「……」カチャッ
俺「えーと……銃は人に向けちゃだm」
ミーナ「」パンッ!
俺「!?」
坂本「どうしたミーナ。さっきから机を叩く音や銃声がドンドン煩いぞ?」
ミーナ「美緒!」タッタッタッギュッ
坂本「ど、どうしたんだミーナ」
ミーナ「美緒のばかぁ!」ドンドン
坂本「いきなりわけがわからないぞ」
ミーナ「私というものがありながら俺さんとあんな事やこんな事をするなんて!」
坂本「ハァ?何を言い出すかと思ったら、なんで私が俺とあんな事やこんな事をしたことになっているんだ?」
ミーナ「だって、俺さんが美緒のこと美味しかったって、また食べたいって……」
俺「え?そんな事言った覚えないんですけど……」
ミーナ「えっ!?さっき美味しかったまた食べたいって……」
俺「リーネのサンドイッチが美味しかったからまた食べたいなぁと……」
ミーナ「えっ!?」
俺「えっ!?」
坂本「なんだミーナの勘違いか。言っておくが俺とは特に何もないぞ?」
ミーナ「でも、一緒にお風呂……」
坂本「昨日、ミーナの晩酌に付き合って遅くなっただろう?そうしたらばったり俺と風呂の中で鉢合わせしてしまってな、はっはっはっ」
ミーナ「そうだったの……後でペリーヌさんはお仕置きね」
俺「(よかった……)」
坂本「まったく……しかし俺はあんな事やこんな事を私としたいのか?」
ミーナ「」ニコニコ
俺「いえ、滅相もない。俺ごときが坂本少佐とだなんて(ミーナ中佐銃口こっち向けないで!)」フルフル
坂本「はっはっはっ。俺がもっと強くなったら考えなくもないぞ?」
ミーナ「」ニッコリ。ピキピキ
俺「」ブンブンブンブン
ミーナ「これより、対俺さん会議を開きます!」
リーネ・ペリーヌ・エイラ「はーい」
ペリーヌ「あら?エイラさんはなぜここにいらっしゃるのかしら?」
ミーナ「私が腐っていた所を見つけて連れてきました」
エイラ「サーニャが俺にお熱なんダヨー……サーニャァ……」ウルウル
リーネ「あははははは……」
ミーナ「まずは俺さんの周りに居る女性について今の状況を整理しましょう」
ミーナ「まずは、美緒ね……」
ペリーヌ「少佐ぁ……何故あのような男といつも……」
ミーナ「俺さんは美緒に弟子入り。二人で居る時間がぐっと増えたわね。朝は5時頃の早朝訓練から始まり、午前中も訓練、午後もあれば訓練ね」
ペリーヌ「ううっ……少佐……」メソメソ
ミーナ「昨日少し話たところ俺さんは美緒に対して特にやましい思いを抱いてはいなさそうだったわ」 ※もっさんで抜きました
ミーナ「そして美緒は俺さんに対して特別な感情を抱いて……抱いて……忘れていたわ」
ペリーヌ「どうしましたの?ミーナ中佐」
ミーナ「俺さんが強くなったら美緒はあんなことやこんなことをしてもいいって……」ギリッ
ペリーヌ「あんなことやこんなことを。そんな、少佐……」バタッ ブクブク……
ミーナ「これはまずいわね……美緒の貞操の危機だわ!」
リーネ「あのー、いきなり話しが飛びすぎな気が……」
ミーナ「いえ、これは一大事よ!」
ペリーヌ「そうですわ!何としても俺中尉と坂本少佐をくっつけるわけにはいきませんわ」
エイラ「サーニャもだよー。今の私達の部屋一面ポスターやグッズで埋まってるんダ。サインも一杯貰ってるみたいだし……それに……それに……」
リーネ「それに?」
エイラ「俺と握手なんて……なんであんな男と握手なんて……子供が出来たらどうするんだよー。サーニャァァァ……」
3人「流石にそれはない」
エイラ「けど、サーニャは私のモノナンダー……」
ペリーヌ「ヘタレなエイラさんじゃ無理じゃありませんこと?」
エイラ「へ、ヘタレってなんだよー」
ミーナ「ヘタレはこの際どうでもいいわ。俺さんがサーニャさんとくっ付いても美緒は無事だもの」
ペリーヌ「リーネさんがさっさと俺さんとくっ付けば何も問題はないのに一体何をしていますの?」
リーネ「ごめんなさい……」
エイラ「もう、既成事実でもつくっちゃえよー」
ミーナ「リーネさんという貴重な戦力を失うのは痛手ですが、この際仕方ありません。俺さんとあんなことやこんなことをすることを許可します」
リーネ「そんな、いきなりそんな事はしません!それにまだごにょごにょ……」
ミーナ「甘い恋。そんな生ぬるい事を言っている場合じゃありませんよ?リーネさんだって他の子に俺さんが盗られるのは嫌でしょう?」
エイラ「エー、キモーイ(棒)」
ペリーヌ「甘い甘い恋をしたいなんて考えが許されるのは小学生まででしてよ!」
エイラー「だよナー。きゃははー(棒)」
ミーナ「というわけで、リーネさん?俺さんと一気に距離を縮める事が出来るかもしれないイベントを準備しました」
リーネ「い、イベントですか?」
ミーナ「ええ、その名も名づけて、ロマーニャデート大作戦よ」
裏でこんな事をしている間に俺はというと
坂本「よし、見ていろ……烈☆風☆斬!」ブォン!
海「(くぱぁぁぁぁぁ)」
俺「何度見ても凄い……」
俺「魔法剣をですか?はい、わかりました」
俺はイメージする。1本のトゥーハンドソードを。
イメージした直後、俺の拳から白い光があふれ、魔力の塊である光の剣が形成されてゆく
俺「坂本少佐、準備できました」
坂本「おや?前に見たものと違うな」
俺「ええ、イメージ通りに色々作れるんですよ。前回はショートソードでしたけど、今回はトゥーハンドソードを作りました」
坂本「両手でしっかり持てる方が
初めてにしてはいいかもしれないな」
坂本「まず、刃に魔力を流して魔力を溜めるイメージだ」
俺「刃に魔力をためるイメージ……」ゴォォォォォ
坂本「ああ、そうだ。そしたら、烈風斬の掛け声と共に溜めた魔力を放出するイメージで剣を振り下ろすんだ」
俺「あの、掛け声は必要なんですか?あまり必要そうではないのですが……」
坂本「いや、絶対に必要だ」
俺「……わかりました」
坂本「なら一度、俺もやってみろ」
俺「はいっ!」
俺「イメージ……溜めた魔力を放出するイメージ」
俺「……れっぷぅざん(ボソッ」ブンッ!
海「(…………)」
坂本「ダメだダメだ!なっちゃいない」
俺「何処がダメだったんでしょうか……イメージはできていた筈なんです」
坂本「もう一度手本を見せる。どこがおかしかったか考えてみろ」
坂本「いくぞ?」ゴォォォォォォ
坂本「れぇぇぇっ☆ぷぅぅぅぅぅぅぅぅ☆ざぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」ブンッ!ゴォォォォォォォォ!!!
海「(くぱぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ)」
俺「さっきより威力が上がってる!?」
坂本「分かったか?掛け声がどれだけ大切かが」
俺「は、はいっ(そこなんだ……)」
坂本「お前は、軍人でありながら映画などにも出ている役者でもあるのだろう?これは映画のワンシーンだと思って羞恥心を捨ててやってみろ」
俺「はいっ!映画のワンシーン……これは映画のワンシーン……」ゴォォォォォ
坂本「そうだ、今からラスボスのネウロイを烈風斬で倒す。そのイメージだ」
俺「ネウロイ!これは志半ばで散って行った仲間の想いが籠った、最強最大最後の一撃だ!」ゴォォォォ
俺「くらえ!これが、俺の、俺達の全力全開!烈(謎のカッコいいポーズ)……風(ポーズ
その2)……ざぁぁぁぁぁん!」キリッ。ブンッ!ゴォォォォォォ!!!
海「(くぱぁぁぁ)」
坂本「ほう……2度目でもう成功させたか」
俺「やった、できた!」
坂本「ふふなかなか様になっていたぞ。流石というべきか」
俺「いえ、忘れてください」
坂本「はっはっはっ。しっかりと覚えておこう」
俺「勘弁してください……あれ」フラッ
坂本「大丈夫か!?」ダキッ
俺「すみません、坂本少佐。何だか体に力が入らなくて……」
坂本「まだ、放出する魔力の加減が出来ていなかったようだな。まぁ、イメージがラスボスを倒す。だったからしかたないか」
俺「こんなフラフラになっても坂本少佐の烈風斬の足元にも及ばないなんて」
坂本「私はどれだけ烈風斬の特訓をしたと思っているんだ」
俺「はは、そうですよね」
坂本「で、俺。何時までこうしていたい?」
俺「あっ、すみません。もう自分で立て…・・・」フラッ
坂本「おっと、危ない。まだダメなようだな」ナデナデ
俺「すみません、坂本少佐……」
坂本「ふふ、仕方のない弟子だ」
…
…
俺「すみませんでした坂本少佐」
坂本「はっはっはっ、あの演技を見た後だから実はお前を抱きとめた後少しくらっと来てしまったぞ?」
俺「やめてくださいよ。そんな事……」
坂本「はっはっはっ。そうだな。今日あった事をミーナに知られたらまたお前の命が危ないな」
俺「そうですよ、カールスラントの拳銃の引鉄の軽さは異常なんですから……」
坂本「はっはっはっ」
俺「……本当に誰もいませんよね?」
坂本「ふむ、念のために調べておくか」キィィィン
坂本「……大丈夫なようだな」
俺「よかった……」
坂本「今日の訓練はこの位にしておこう。俺もフラフラなようだしな」
俺「はい戻りましょう、坂本少佐」
…
…
ミーナ「お帰りなさい、美緒に俺さん。滑走路に姿が見えなかったけれど何処へいっていたのかしら」ニコニコ
坂本「ああ、訓練の一環で海岸にな」
ミーナ「そう、海岸に行っていたのね。特に何もなかったかしら?」
坂本「ああ、なかったぞ」
ミーナ「俺さん、何もなかったのかしら?」
俺「え、ええ。何もありませんでした」
ミーナ「特に変な事がなくて安心したわ。そうそう俺さん。ついに明日は俺さんのオフの日です」
最終更新:2013年02月04日 15:01