第1話 アラビアン・エドワード




470 :チャーチルの犬:2011/06/04(土) 01:35:00.75 ID:x7d/2p+30

『チャーチルの犬』第1話 アラビアン・エドワード

―1942年 北アフリカ

ダダダダダダダ

マイルズ「ロンメル将軍、弾薬残りわずかです!」

『よし、陽動はそれで充分だ。撤退しろ! シャーロット、前へ! マイルズ隊の撤退を援護するんだ!!』

シャーロット「はい!」ドンッ

加東「ロンメル閣下、大型ネウロイ4機陽動地点到着まであと30秒!」

『シャーロット、退け! マイルズ隊はもっと飛ばせ! 砲撃に巻き込まれるぞ!!』

加東「あと10秒……5、4、3、2、1…」

パットン「Fire.」

ドガガガガガガガガ

パトリシア「イーハァー!」

マリリン「ロックンロール!!」

アビゲイル「騎兵隊の参上っす!!!」



472 :チャーチルの犬:2011/06/04(土) 01:38:39.28 ID:x7d/2p+30

ネウロイキュィィィィィィィィィィ

マリリン「!? 全機無傷ってウソでしょう!?」

アビゲイル「パトリシア!?」

パトリシア「いけない! 囲まれた…!!」

『シャーロット、救出を…!』

シャーロット「は、はい!!」

ダダダダダダダダ

パトリシア「く…ビクともしない…!」

『マイルズ隊、早く合流してくれ…!』

マイルズ「待ってください! あと20秒…!」




473 :チャーチルの犬:2011/06/04(土) 01:41:15.69 ID:x7d/2p+30

ネウロイキュォォォォォォォォォォ

パトリシア「!!」

マリリン「パトリシアァァァァァ!」

パットン「クッ…………!」


ドンッ  ダァァァン


パトリシア「!?」

ネウロイパキィィィィィィィン

マリリン「何!?」

アビゲイル「ウチらリベリオンの砲撃でビクともしなかったコイツを、一撃…?」

加東「南西方向に人影を発見! おそらくウィッチだわ! 誰よ、アレ…。」

『こちら、俺ブリタニア王国陸軍准尉です。


  この戦場は、ブリタニア王国陸軍CPS部隊がもらい受けました。』




474 :チャーチルの犬:2011/06/04(土) 01:42:50.82 ID:x7d/2p+30

加東「はぁ!?」

真美「部隊って……一人しかいないんですけど…。」

マイルズ「CPS部隊ってたしか…。」

マリリン「こっちに来るわ!!」

俺ブロロロロロロ

アビゲイル「遅っ! というか、何、あのものすごく太いストライカー…? 見たことないんだけど…。」

俺ドンッ

ネウロイパリィィィィィィン

ライーサ「また一体倒した。」

マルセイユ「ヒュー、やるなぁ。」

シャーロット「シュミット大尉、あの武器、私の8.8cm砲とほとんど大きさが変わらないですよね…?」

シュミット「ああ、アレはブリタニアの17ポンド砲だね。アレを普通のストライカーで装備するなんて……こんなの初めて見たよ…。」




475 :チャーチルの犬:2011/06/04(土) 01:44:01.41 ID:x7d/2p+30

ネウロイダッダッダッダ

パトリシア「ネウロイがアイツの元に向かいだした!! ネウロイもアイツがヤバイって気付いたようね!」

マリリン「マズイって! いくらなんでも大型2体じゃ……!」

マイルズ「大丈夫よ。」

アビゲイル「へ?」

ネウロイキュォォォォォォォ

パトリシア「危ない!」

俺シュピィィィィィィン

真美「うわぁ…大きなシールドですねぇ…。」

加東「まぁ…あんなでっかいストライカーだしね…。それにしても、大型ネウロイの攻撃を正面から受けてビクともしないなんて…。」




476 :チャーチルの犬:2011/06/04(土) 01:45:22.61 ID:x7d/2p+30

俺ドンッ ドンッ

ネウロイパリィィィィィィン

ネウロイパリィィィィィィン

マルセイユ「あっというまに全滅させちゃったな。」

パットン「ガハハハハッ!! コイツァたまげたっ!!」

シャーロット「すごォい……。」

『マイルズ少佐、彼は一体何者なんだ…?』

マイルズ「おそらく彼は、チャーチル首相の私兵…通称『チャーチルの犬』、俺准尉です。」

パトリシア「……………。」




643 :チャーチルの犬:2011/06/04(土) 21:57:22.66 ID:x7d/2p+30

加東「おっそいわね~…。」

俺「……………。」ブロロロロロロ

加東「輸送車に乗れって言ったのに、それを断っておいて……この遅さっていう…。
   本人がイイって言ってるんだから、置いていけばいいのに……お人好しもいい加減にしてくださいよ?」ジロッ

ロンメル「い、いやっ……彼は我々の恩人なのだから、蔑ろにするわけにはいかないだろう?」オロオロ

シャーロット「……………。」ボーッ

加東「はぁ…みんな疲れてるんですよ……? シャーロット、さっきからボーッとしてるけど大丈夫? 私の水残ってるけど、飲む?」

シャーロット「……………!? だ、大丈夫です! ちょっと物思いに耽っていただけですから!!」アタフタ

加東「? ならいいけど…。

………………。」

俺「……………。」ブロロロロロ

加東「………………………ハァ…。マイルズ少佐、あんなに遅くてストライカーを履く意味あるの?」






645 :チャーチルの犬:2011/06/04(土) 21:59:12.80 ID:x7d/2p+30

マイルズ「そうねぇ…彼のストライカー、ブラックプリンス歩行脚は速度を犠牲にしてシールド強化と肉体強化性能に特化させたものだから、鈍足なのは仕方ないのよ。
     ブラックプリンスは、私の使っているマチルダⅡ歩行脚の後継機チャーチル歩行脚を、17ポンド砲を装備できるように改良した試作機なの。
     たしかに、凄まじい高火力とシールド強度なのだけど、この鈍足さと燃費の悪さで使い勝手が悪すぎて実用段階には至ってないはずだったのだけど……
     まさか使っている人がいるとは思わなかったわ…。」

加東「ふーん…。ていうか、彼…結局何者なの?」

マイルズ「私も話で聞いたことしかなかったのだけど……彼はウィンストン・チャーチルブリタニア首相の直轄部隊であるCPS部隊の隊長であり、唯一の隊員である俺ブリタニア王国陸軍准尉よ。」

フレデリカ「ああ、どこかで見たことあると思ったら、『チャーチルの犬』だったのね。」

加東「知ってるの?」

フレデリカ「ええ、東部戦線で一度だけ一緒に戦ったことがあるわ。正確に言うと、一方的に戦場を奪われたのだけどね。」

シュミット「ああ……あの時癇癪を起した君を宥めるの大変だったなぁ…。」

マイルズ「CPS部隊の…いや、彼の任務はチャーチル首相の命令に応じてブリタニアにとって重要な戦線に赴き、その圧倒的な戦力で戦場の主導権を握ること。
     私達ブリタニア軍にとっては頼もしいのだけど、他国のウィッチはどこの馬の骨とも分からない奴に、今まで自分達が必死で守ってきた戦場を有無を言わせず奪われたりしたらイイ思いはしないわよね…。」

フレデリカ「そうね、何度ルーデル隊長に急降下爆撃をしてもらおうと思ったか…。」

シュミット「思い止まってくれて本当に良かったよ……。」





647 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 22:01:04.89 ID:QbOXK71m0

支援

そりゃひとたまりもないな




648 :チャーチルの犬:2011/06/04(土) 22:01:13.81 ID:x7d/2p+30

加東「あらあら、ずいぶん評判悪いのね。」

マイルズ「彼の通称が『チャーチルの犬』だからね…。それはもう他国から嫌われまくってるわよ…。」

加東「身内はどう思っているの?」

マイルズ「身内での評判はイイわよ。強さを鼻にかけず、いつも紳士的で…」

フレデリカ「紳士的ィ…? ハッ!」

シュミット「こ、コラッ…フレデリカ…。」

マイルズ「彼はブリタニア軍の中では、『アラビアン・エドワード』と呼ばれているわ。あんまり知られた渾名じゃないけどね。」

加東「アラビアンねぇ…。」チラッ

俺「……………。」ブロロロロロ

加東「彼、ブリタニア人じゃないわよね…?」

マイルズ「……確認はされてないけど、おそらくそうよ。」

加東「あの褐色の肌と、真っ黒な髪は……アラブ人…?」

マイルズ「多分ね…。噂では、チャーチル首相の隠し子らしいけど…。」

加東「隠し子って…似てないにもほどがあるでしょう…。」

マイルズ「まあ、エジプト辺りで見つけて、連れ帰って私兵として育てたんだろうっていうのが大方の見解ね。」




649 :チャーチルの犬:2011/06/04(土) 22:02:51.34 ID:x7d/2p+30

加東「う~ん…あんまりイイ話じゃないわね…。」

マイルズ「……そうね…。自分で言うのもなんだけど、近年のブリタニアの歴史はあまり人に誇れるものじゃないのよね…。きっと、彼もその被害者の一人なのよ…。」

フレデリカ「そう考えるとちょっとかわいそうになってきたわ…。」



―トブルク基地

俺「…………。」

パトリシア「おかえり! 悪いけど先に帰らせてもらってたわ!! あの時は助けてくれてありがとう!!!」

マリリン「何あの武器!? 超クール!!」

アビゲイル「イーハァァァ!! あんなの<自主規制ィ!>にぶちこまれたら<検閲により削除ォ!>してしまうわ!」

パトリシア「気に入ったわ。ウチに来てパットン親父をFuckしていいわよ。」

マリリン「もしかしたら、パットン親父の<見せられないよ!>に匹敵するかも…」

パットン「何を言っている。ワシの<ピーッ>は列車砲だぞ。」

パトリシア・マリリン・アビゲイル・パットン「「「「HAHAHA!!」」」」



650 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 22:03:25.10 ID:L3a43Qvq0
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651 :チャーチルの犬:2011/06/04(土) 22:04:19.79 ID:x7d/2p+30

アビゲイル「何にせよ、ありがとね。」

パトリシア「あの時は、本当に危なかったわ。ありがとう。」

マリリン「あ、自己紹介がまだだったわね。私はパットンガールズのマリリン!」

アビゲイル「アビゲイルよ。よろしく!」

パトリシア「私はパトリシア。パットンガールズ最先任よ。よろしくね❤」

パットン「ワシはこのエンジェルちゃん達を統べるリベリオン第2軍団軍団長ジョージ・S・パットン将軍である。ワシのエンジェルちゃんが世話になったな。
     良かったら君もワシのエンジェルちゃんにならんか? ワシはどっちでもイケるからな!!」

パトリシア・マリリン・アビゲイル・パットン「「「「HAHAHA!!」」」」

俺「………俺ブリタニア王国陸軍准尉です。よろしくおねがいします。」ペコリ

スタスタスタ




652 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 22:05:07.16 ID:QbOXK71m0

品がねぇなパットンガールズwww

しえん




653 :チャーチルの犬>>650こんなAAがあったとは…:2011/06/04(土) 22:06:05.41 ID:x7d/2p+30

俺「モントゴメリー将軍、CPS部隊隊長、俺准尉であります。今日からよろしくおねがいします。」ビシッ

モンティ「あ、ああ……よろしく頼むぞ…!」

ロンメル「俺准尉、エルヴィン・ロンメルカールスラント陸軍中将だ。よろしく。」

俺「よろしくおねがいします、ロンメル将軍。さっそくですが、これからの方針についてお話したいと思います。」

モンティ「ん? 何だそれは? 聞いていないぞ?」

俺「これからは、この北アフリカ戦線はブリタニア軍が一任します。」

ロンメル「なっ…!」

モンティ「はぁ!?」

俺「出て行けとは言いません。ただ、私の邪魔立てをするようでしたら、容赦なく17ポンド砲の餌食になっていただきます。」




654 :チャーチルの犬:2011/06/04(土) 22:07:22.74 ID:x7d/2p+30


パトリシア「ロックンロール!!」

マリリン「私達はパットンガールズ!」

アビゲイル「パットン将軍の虎の子よ!」

パットン「みんなワシのエンジェルちゃんだ!!」

パトリシア「今日はパットン将軍の嫌な所を挙げていきましょう!」

マリリン「ダンディすぎる所!」

アビゲイル「頭が良すぎる所!」

パトリシア「器が大きすぎる所!」

パットン「おっと、君達…最も嫌な所を忘れてるではないか…。ワシはエンジェルちゃん達のことを愛しすぎているということをな!!」

パトリシア・マリリン・アビゲイル・パットン「「「「HAHAHAHAHAHA!!」」」」

次回『チャーチルの犬』第2話 私が見たブリタニア
最終更新:2013年02月06日 23:33